毎年年末になると大掃除をしなくてはと考え出す人も多いだろう。一軒家に住んでいると部屋数も多く分担しなければ今年中に綺麗にして年を越せそうにないということもしばしば耳にする。一人暮らしでも中々大掃除のために年末時間を割くことも難しい。毎年やらないといけないと感じつつも、疎かになってしまっている、あるいは中途半端に終わっているという方も少なくないようだ。そこで今回は、そんな年末の大掃除についてどう進めていくのが効率的であるか紹介していく。
clean room / woodleywonderworks
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年末大掃除とは何か?
そもそも年末大掃除とはどういったことを指すのか、疑問な方も多いのではないだろうか。ほとんどの人が年末に部屋の隅々まで綺麗にして新年を迎えようということだとお思いなのかもしれない。しかし、本来年末大掃除というのは綺麗な環境を自分たちのためにするというよりも、家の煤払いをして神様を迎え入れる環境を整えるという意味がある。
年末大掃除はいつからいつまでにやるものか
正月に神様を迎え入れるというスタンスであれば12月の13日を目処に始めるようだ。けれど年末になると仕事納めに向かって多忙な時期にもなるうえ、なにかと行事が立て込んでいる場合、中々手がつけられない。
12月28日までに大掃除が完了できればいいが、そうでない場合は基本的に1年間を通して部分ごとに取り掛かることをおすすめする。普段の掃除では床に掃除機をかけたり、雑巾で棚や高い場所を拭いたりとする程度だろう。大雑把にできるところは短時間で済むので、今回の大掃除でも最後に回していい。しかし、ほかの細かい汚れについては、計画的に進めていく必要がある。
手順を追って焦らずにやろう
計画倒れしてしまわないためには、年末の数日の間に一気に片付けてしまおうと思うのではなく、大掃除をしないといけないと意識した時に、どこまでしたいか決めておくのが理想的だ。このどこまでしたいかという部分だが、完璧主義でやりすぎると終わりが見えなくなってしまう危険がある。なので、年末までに終わらせることのできる無理のない目標設定も重要だ。
そのために、やるべきことをリストアップしておく必要がある。
やるべきことリスト
着地点を決めることがポイントとなる。やるべきことはたくさんあるので、まずはリストアップしておこう。
普段したかったけど中々できていないところがあるのであれば、年末の大掃除の項目に追加としておくこと。また、埃を取って、風呂場のカビを落として、台所の油汚れや窓も拭いて…など考え出すと本当にキリがないので、まずは、今まで持っていたけれどこれはいらないなと思うものを、断捨離するように心がけてみてほしい。もったいないなと、いつまでも持っていると新しい運気が来にくくなるとも言われているからだ。
年末大掃除の掃除場所リスト
以下に大掃除すべき場所をリストアップしてみたので参考にしてみよう。ポイントは着地点と断捨離である。
・風呂場
・洗面所
・トイレ
・台所
・居間
・寝室
・玄関
・ベランダ
・廊下
・(ある場合)庭、車、ガレージ
・押し入れ
・納屋
事前準備とスケジュール管理も大切
水回りは場所としては狭いものの時間を取られるので、なるべく掃除用の洗剤も揃えている状態で始めていきたい。
台所周りでは換気扇などに油汚れが付いているだろう。油汚れ自体は酸性の汚れなのでアルカリ性洗剤を使用するといい。また、逆に水垢はアルカリ性の汚れとなるので酸性の洗剤を使っていくといい。わからない場合はその箇所に応じた洗剤がホームセンターや薬局・スーパーで売っているので購入しておくといい。汚れを落とすのに時間がかかる場合は先に洗剤に浸けてしまって、その間に別の箇所を掃除しておくといい。
そういったスケジュール管理もリストアップの一つとして、大まかな場所の項目の横にでも樹形図にして段取りを把握しておくのも効果的である。片付けまでしたけれどゴミ収集日を忘れていた、ということにならないようにゴミ収集日も確認しておこう。
居間や寝室で使用しているカーペットや布団や枕は晴れた日に干しておくこと。また、埃やダニの死骸がそのまま残っているので必ず掃除機で何周かは全体を吸っておくことをおすすめする。余力があればできれば押し入れとなっている場所も片付けをしておくといい。また、新年にものが増えてもしまう場所が確保できるようにしたい。
簡単に大掃除を終えるコツ
大掃除は先ほども紹介したようにどこまでするかがポイントとなる。
プロに任せるのもアリ
簡単に終えたいが、完璧に細部も掃除をしたい、または一人でするには非常に時間がかかりすぎる場所(例えばエアコンのフィルターなど)は大掃除の代行業者も利用検討してもいいだろう。
ダスキンやサニクリーンのようにプロの掃除屋さんに任せれば、徹底的に汚れを落としてもらえる。エアコンや台所の水回り、風呂場の水垢やカビなど普段気にはなっているけど時間がない。という場合はぜひ検討してみよう。
捨てるかどうかの判断は第三者にお願いしよう
掃除をスムーズに終わらすためにも、必要なものとそうでないもの、要するにゴミとなるものの分別であればすぐに実践できるだろう。捨てる決断力のないのであれば、他の人に判断してもらおう。不必要なものが多いとどうしても部屋の汚れが隠れてしまってわからない場合が多いのでこのやり方が効果的だ。
役割を分担してスムーズに
家族で大掃除をする場合には場所で分担せずに、役割で分担をした方がいい。なぜなら、特に子供の場合だが場所で分担してしまうとどれくらいやればいいかわからない、またはサボる可能性も大いにあり得るからだ。
掃除をする場合はここまでしたいという主婦(主夫)の考えと他の家族の考えが一致しているなんてことはほとんどないので、掃除に関わる必要なことを揃えられるように分担しておく方が効果的なのだ。
まとめ
年末の大掃除は中々一人では進みにくいという人もいる。けれども、掃除をすることでそれまでとは一転して気分がよくなるということはないだろうか。掃除をすることは気持ちのリフレッシュや運を呼び込むことにも繫がるので、新年に幸せを迎え入れるという気持ちで進めてみてほしい。
今回はあまり触れていないが、洋服やタオルの収納の仕方一つに、みせる収納という方法もある。普段適当に畳んで置かれているものでも、使いやすく・見栄えの良い置き方というのを意識するだけで全く違って見える。気分を変えたい時にはおすすめの方法だ。
スママの出品代行サービス
大掃除をする上で一緒に使っていない家電や家具などの大きいものを処分したくなることもある。とはいえ粗大ゴミに出すのは面倒でお金もかかるし、まだ使えないわけではないため、価値があるかもしれないと考えると捨てるというのも踏み切れないのが難しいところ。
そこでオススメなのが、出品代行サービスで売るという選択肢。例えばスママの出品代行サービスを使えば、売れるかわからないものでも、送りつけるだけで商品の検品、査定を無料でしてもらうことができ、そのままフリマで公式出品として売ってもらうことが可能だ。これでお金になれば、新しい家電を購入することができる。ぜひ年末年始のこの機会に家電やガジェット類の入れ替えも検討されてはいかがだろうか。