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故人の車は相続する?それとも廃車するべきか?

読了目安:13分
更新日:2024/03/04
公開日:2018/07/31
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故人が車を所有していた際、その処分をどうするか、誰が相続するのかという問題が出てくる。 もし自分が相続することになった場合、その車を相続して乗り続けられるならいいが、運転する人がいない、駐車場のスペースがない、古い車で使い心地が悪いなどの場合は廃車にすることも検討しなければならない。 今回は、故人の車を相続する際に必要な書類や廃車にする方法、さらに廃車にせずお金に換える方法などをご紹介しよう。


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故人の車は相続も廃車も可能

そもそも故人の車のその後についてどう対応すればいいかわからないという方も多いだろう。 故人が乗っていた車は、基本的に相続手続きさえ行えばその後は相続人が乗り続けることが可能だ。 しかし手続きを行っていない場合は車検の際に問題が起きたり、税金の面でトラブルになる可能性もある。

車の名義変更、とくに故人から相続人への名義変更は様々なステップを踏んでいく必要があり非常に面倒なことでもあるが、後々のトラブルを回避するためにも早めに行っておこう。 また、相続したもののその車が必要ないという場合は廃車にすることもできる。

名義変更さえしてしまえばその車をどうするかは相続人の自由になるので、やはりまずは名義変更が第一だろう。 故人から相続人への名義変更に必要な書類をチェックしていこう。

戸籍謄本を用意しよう

まずは役所などで故人の戸籍謄本を用意しよう。 この戸籍謄本には故人が亡くなったことを証明できる力があり、さらに相続人が誰なのかをハッキリさせることもできる。 相続人は基本的には家族のみであり、遺言などがない場合は妻、または夫、子供のみとなる。 孫、祖父、祖母、親戚、兄弟などは相続人にはならない。

遺言書がなく、また車の譲り先もハッキリしていない場合は、この戸籍謄本をもとに遺産の相続人や配分を考えていこう。 実際の金品などを相続する場合は山分けにすることもできるが、車の場合はそういうわけにもいかない。 さらに名義変更や売却の手続きは非常に複雑で面倒であるため、できるだけ近い存在の家族が車を相続するケースがほとんどだ。 結婚して戸籍謄本から家族の名前が除籍されている場合もあり、その場合は改正原戸籍という書類を取り寄せる必要があるので注意しよう。

遺産分割協議書を用意しよう

戸籍謄本の用意ができたら遺産分割協議書を用意しよう。 この遺産分割協議書とはその遺産を誰がどれだけ相続するかを相続人同士で話し合って決め、全員がそれを認めたということを証明するための書類。

これがなければトラブルが起きる可能性もあり、どんな遺産を相続するにも必要であるということを覚えておこう。 金品などは分割して遺産を相続することができるが、車は一人が相続することになる。 そのことがハッキリと分かるような書類を作成しよう。 また、遺産分割協議書には全員の実印、署名が必要になる。

実印を持っていない場合はこのために用意する必要があり、また家族が離れて暮らしている場合は郵送で実印、署名を行ってもらうように依頼し、さらにそれを郵送で返却してもわらなければならない。 この間に連絡が遅れたりして、なかなか相続の手続きができないというケースもあるだろう。

実際に名義変更の際に陸運局に提出する印鑑証明書原本は相続人のもののみなので、他の家族は認印でも実際には大丈夫という抜け道もある。 しかし本来は実印を押すべきところなので実印を持っているのなら必ず使うようにしよう。

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その他法定相続人が用意すべきもの

戸籍謄本、遺産分割協議書の他にも、故人の車の名義変更には様々な書類を揃えなければならない。

  • 印鑑証明書
  • 委任状
  • 自動車検査証
  • 申請書
  • 手数料納付書
  • 自動車税申告書
  • 車庫証明書

これらは市役所、区役所、陸運局で揃えることが可能だ。 書類を集めるのが大変という場合は行政書士、弁護士などに委任するという方法もあるが、数が多いわりには比較的簡単に入手できるものばかりなので時間を見つけて自分で取りに行ったほうが安く済ませることができるだろう。

陸運局で名義変更を行えば、やっと故人の車があなたの所有物となる。 相続した車はそのまま使ってもいいし、必要ないのであれば処分、売却も自由だ。 買取ってもらって車がお金になった場合も、その車を所有している人の自由なので相続人に買取金額を分割する必要はない。

軽自動車の場合の相続手続き

相続する車が軽自動車の場合は、その手続きは非常に簡単なものになる。 上記で紹介したような戸籍謄本などを揃えなくても、通常の書類のみで陸運局で簡単に名義変更ができる。 名義変更、廃車手続きと聞くと面倒そうでつい後回しにしてしまう方も多いと思うが、軽自動車ならすぐにできるので時間を見つけて処理しておくことをおすすめする。

廃車手続き 1.永久抹消登録

実際に名義変更が完了したら、いよいよ廃車手続きとなる。 廃車手続きには3つの方法があり、目的がそれぞれに違うのでしっかり自分の車をどうしたいか考えてから行うようにしよう。 廃車手続きの一つがこの永久抹消登録だ。

永久抹消登録はすでに解体されている車、災害、事故などで使用できなくなった車について行う処理である。 印鑑証明書、委任状、車検証、ナンバープレート、手数料納付書、永久抹消登録申請書、自動車税・自動車取得税申告書を用意しなければならない。

しかし手数料納付書、永久抹消等特申請書、自動車税・自動車取得税申告書は当日陸運局で手配できるので、その他の書類に不備がないようにだけしておこう。

当日は陸運局で書類を手配し、必要事項を記入していく。 ナンバープレートを返却し、運輸支局窓口に書類を提出する。 最後に税事務所に自動車税・自動車取得税申告書を提出すれば、自動車税が月割で返却されるようになる。 これで永久抹消登録は完了だ。

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廃車手続き 2.解体届出

解体届出を自分で行う場合は、所有者の委任状、登録識別情報等通知書、移動報告番号、手数料納付書、永久抹消登録申請書、及び解体届出書が必要となる。

手数料納付書を永久抹消登録申請書、及び解体届出書は当日に陸運局で用意することが可能が。 登録識別情報等通知書が用意できない、紛失してしまったなどの場合は理由書が必要となるので注意しよう。 移動報告番号のメモなどは解体を行った証明となる。災害などで自然に車が解体されてしまったという場合は、かわりに罹災証明書を用意しなければならない。

廃車手続きを業者に代行してもらう場合

廃車手続きはこのように名義変更から行う必要があり、完全に廃車の手続きを完了させるまでには膨大な時間と手間がかかってしまう。

自分でそう何度も行うことでもないので、不明な点、トラブルも多く、ストレスの溜まる日々が続くだろう。 そんな場合は、廃車手続きを代行してくれる業者に頼んでみるのも一つの方法だ。 廃車手続きを行ってくれる業者の一つのディーラー、車両販売店がある。

車を購入した店舗にいけば下取りしてそれにまつわる費用、手続きなどもすべて行ってくれる。 また、相続した車から新しい車に乗り換えるという際も、車両販売店に廃車の手続きを行ってもらうことができる。 この方法だと何度も店舗に通う必要もないため、よりスムーズに廃車手続きを済ますことができるだろう。 さらに行政書士に依頼するという方法もある。

行政書士は契約書、遺言書など行政に提出する必要のある書類の作成、手続きの代行などを行ってくれる人のことで、廃車手続きを任せることも可能だ。 実際には自分でやらなければならないことも多く、代行手数料も高くなってしまうため、できれば他の方法で手続きを行うことをおすすめする。

そして最後に廃車買取業者に依頼する方法。 廃車になった車はその後解体され、部品などを再利用していくことになる。 この部品や資源を販売しているのが廃車買取業者だ。

廃車買取業者に依頼すれば、廃車の手続き、解体まですべて任せることができるので、時間がないという方にはおすすめの方法と言えるだろう。

その車は本当に廃車すべきか?

車の廃車手続きをする前に、その車は本当に廃車にすべきか考えてみよう。 まだ動かすことができる車は、状態が悪くても買取可能なケースが多い。 一方で廃車にしてしまうとその手続きに費用がかかり、出費になってしまう。

せっかく相続した車なら、少しでも高い金額で買取ってもらえるように買取業者を探したほうがいいかもしれない。 相続した車は、きちんと名義変更を行えばその後は所有者の自由である。 車の買取には廃車買取業者を利用する方法、車買取業者を利用する方法、車販売店を利用する方法がある。 それぞれのメリット、デメリットについてまずはチェックしていこう。

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廃車買取業者に査定してもらおう

廃車買取業者はさきほどご紹介したように、車を解体してその部品や金属部分などを販売している業者のことである。 廃車買取業者に買取を依頼してほしいのは、事故や災害などで使い物にならなくなってしまった車だ。 もう動かすことができない、買取店などでも買取を断られてしまったというような場合は、廃車買取業者に買取を依頼しよう。

廃車買取業者に買取を依頼すれば廃車における手続きを任せることができるというメリットもある。 本来ならお金にならなかったはずの廃車にも、安くはあるがある程度の金額に変換することが可能だ。

車買取業者に査定してもらおう

車がまだ動く状態であれば、廃車買取業者よりも通常の車買取業者を利用することをおすすめする。 車買取業者に車を買取に出す場合、故人のものであってもきちんと名義変更を行っていればその旨を報告する必要はなく、通常の車買取と同じように査定を依頼するだけで良い。

廃車買取業者はあくまでも廃車寸前の車を最低限の金額で買取ってくれるというだけで高い買取金額を見込むことはできない。 一方で車買取業者なら、多少年代の古い車であってもいい価格で買取ってもらうことが可能になる。 車買取業者はその数も多く、自分の所有している車種や買取金額、キャンペーン、サービスなどから自由に取引したい会社を選ぶことができるというメリットもある。

車販売店に査定してもらおう

車を買い換える際に、新しい車を購入する車販売店で相続した車を買取ってもらうという方法もある。 これは下取りと呼ばれることもあり、その下取りした金額分を新しい車の購入代金から差し引いてくれるというものだ。 車を買い換える際には非常に便利なサービスで、個別に車買取業者を探す必要もなくスムーズに手続きができるというメリットがある。

一方で、下取りの金額はさほど高くはならない。 値上げの交渉もしにくく、一度提示された金額をそのまま了承しなければならないケースがほとんどだ。 よほど時間がない、車買取業者を探すのだ面倒という場合は車販売店の下取りサービスを利用するべきだが、少しでも高く買取ってほしいのなら車買取業者を個別に探すことをおすすめする。

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廃車寸前の車でも買取ってもらうことは可能

とはいっても廃車寸前の車や古い車を買取ってもらうことなど可能なのか?持ち込むことでバカにされたりはしないだろうか?と不安に感じている方も多いだろう。

買い取られた車は日本国内で中古車として販売されるだけでなく、海外に輸出、販売されるというケースも多々ある。 日本では見かけなくなった古い車でも、発展途上国の人々にとっては高い需要があるのだ。

そのため、まったく動かせないという状態でなければ、ある程度古くても、動作に支障があっても車の買取は可能である。 諦めて廃車にしたり解体してしまう前に、一度買取可能か業者に確認してみるのもいいだろう。

1.車を購入した店舗で買取ってもらう

ここからは車買取のためにどこへ車を持っていくべきかをご紹介しよう。 最も自分にあっている、高く買取ってくれる業者を見つけてみてほしい。 一つめは車を購入した店舗に持ち込んで買取ってもらう方法だ。

その車販売店が車の買取を行っている場合も多いので、実際に問い合わせてから買取を依頼するようにしよう。 しかし車を購入した店舗ではあまり高価買取は期待できない。 販売をメインにしているため、買取価格も高くならず交渉も難しいと言えるだろう。

2.街の車買取店に持ち込む

車買取を謳っている店舗は街中にもたくさんある。 そのような店舗に持ち込んで車を買取してもらうという方法だ。 多数の買取の実績があるような店舗なら、その車を適正な価格で買取してくれる。

また、価格の交渉もしやすく、比較的高価買取にもつながりやすいと言えるだろう。 しかし車買取店が駅から遠い場所にある場合などは帰りが大変だったり、タクシー代がかかってしまうこともある。 その点も考えて、自分が利用しやすい店舗を選ばなければならない。

3.ネットの車買取サイトを利用する

ネットの車買取サイトを利用する方法もおすすめだ。 自宅にいながら車の車種、状態を入力するだけである程度の買取金額を把握することができる。

運転出来る人がおらず車買取店に車を持ち込むことができない、近くに車買取店がない、車買取店が営業している時間は仕事や家事などで時間を取ることができないという方にはおすすめの方法である。

出張買取などに対応している業者もたくさんあるので、ぜひ利用してみよう。 査定のみなら無料のサイトも多い。 自分が売りたいと思っている車の相場を把握するのにも役立てることができる。

4.車買取サイト一括比較サイトを利用する

車を高価買取してもらうためには、一社だけで即決せずにいくつかの買取業者を比較し、交渉するい必要がある。 しかし1日に何度も車買取店をハシゴしたり、休日の度に車を走らせるようではなかなか時間の都合もつきにくく、高価買取を叶える前に力尽きてしまう可能性も。

そんなときにおすすめなのが車買取サイトを一気に比較できる比較サイトを利用するという方法だ。 買取サイトごとに何度も個人情報や車の状態を入力する必要もなく、一度の入力だけで数件の車買取サイトの査定額をチェックすることができるのだ。

査定結果が出たら一番高いところに査定をお願いするか、サービスはいいものの買取金額が低い買取業者に値上げの交渉を行うなどの使い方もできる。 時間がない、少しでも高く車を買取ってほしいという方は、このような比較サイトを利用する方法をぜひ取り入れてみよう。

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廃車にする前に使い道がないか考えよう

個人の車は相続人を決めて名義変更を行えば、その後の処分は相続人の自由になる。 相続した車をそのまま乗り続けるのもいいが、都合によっては廃車にせざるを得ないというケースもあるだろう。

そんなときも単純に廃車にしてしまうのではなく、買取業者を利用することでお金に換えることができる。 車の買取には様々な方法があるが、より高く買取ってもらうためには車買取業者を一括で比較できるサイトの利用がおすすめだ。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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