買取査定はさまざまなものに対応している業者もあり、自分の家のいらないものを引き取ってくれる可能性が高い。しかし一方で、商品の状態がしっかりした状態でなければとても安い結果となってしまい、思ったような値段で取引することができない。そのため、商品の管理もしっかりする必要がある。
また、商品を買取業者に持っていく際にも手間がかかってしまい商品が傷ついてしまう恐れもある。そこで商品を梱包するということも重要な作業の1つだ。今回は商品を業者に出す過程で傷つかないためにも、本やCDの梱包の仕方について紹介する。これから本やCDを出す予定の人はぜひとも参考にしてほしい。
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本やCDの買取をおこなう際の注意点
本やCDを買取査定に出す際にはいくつか気をつけなければいけないポイントもある。あくまで買い取ってもらう側なのでしっかりと準備をしよう。
持っていくための準備は自分でする
基本的に買取業者がおこなってくれるのは買取査定のみだ。本の運搬などは自分でおこなうことになるので、本をまとめておくのは自分がやらなければいけない。基本的に段ボールに入れておけば業者が持っていってくれることが多いので段ボールに詰めるのは自分でおこなうようにしよう。
中には買い取ってもらえないこともある
買取業者といえども全てを買い取ってもらえるわけではない。例えばあまりにも古いCD本だと買取査定をの対象外となってしまい買取してもらえないものもある。そういったものは買い取ってもらえる買取業者を見つけるか自分で処分するしかない。本やCDの処分の仕方も地方自治体によって変わってくるので注意しよう。
ISBNコードで査定前に価格がわかる
ISBNコードとは、書店が本を管理するための管理番号だ。多くの本の裏についているバーコードで見逃しがちだが、このISBNコードを使って買取価格も分かる。ISBNコードを読み込めば簡単に本の特定も可能だ。
ISBNコードを読み取って買取金額も簡単に検索できるアプリがある。もし、これから古本の買取査定を検討しているのであれば先にこれを使って買取金額を調べてから買取査定に踏み切っても良いだろう。
特にURIDOKIが出しているアプリはどこで買取査定に出すのが1番高額で買い取ってもらえるのかなどもわかる便利なアプリだまた、TSUTAYAでもアプリではないが、同様のサービスをおこなっている。買取査定に出す前に一度使ってみてほしい。
高額で買い取ってもらうコツ
本やCDを買い取ってもらうとなったときにできるだけ高額で買取査定を受けたいと言う人も多いだろう。しかし、高額査定を受けるにはいくつかコツがある。コツさえおさえれば高額買取をしてくれる業者もあるので、参考にしてほしい。
買取を予想して綺麗に使う
まず、購入した本やCDはできるだけ新品に近い状態で買取に出せるようにしよう。そのため、傷や汚れは厳禁だ。もし傷や汚れがついているものがあれば、手入れをして綺麗な状態にしてから査定に出そう。
本は帯が付いているかどうかなども買取査定の判断材料になることがある。CDなら歌詞カードなども判断材料となるので、汚れたり傷をつけたりしないように丁寧に扱うと良い。
買ってから早めに出す
もし、可能であるのならば購入してからできるだけ早く買取査定に出すと良いだろう。市場の流通量によって買取査定の金額も変わってくる。購入してからできるだけ早く買取査定に出せば流通量も少ないため、高額で買取してもらえる確率も上がる。文庫本や雑誌などは読み終わった場合すぐに買取査定に出すとそれなりの金額で返ってくるだろう。
まとめて買取査定に出す
買取業者にもよるが、まとめて買取査定に出すことで増額になることもある。高額で買い取ってもらいたいのであれば、一度尋ねてみると良い。
まとめ売りに関しての詳細はそれぞれの業者サイトや電話で聞いてみると答えてくれる。買取査定に出す本やCDの種類が多いのであればまとめ売りを採用している業者に売ることをおすすめする。
おすすめの本やCDの買取方法
実際に買取査定に出す場合どのような方法が最も良いのだろうか。買取査定といってもいくつか方法がある。あまり時間がない人でも簡単におこなえる方法や、専門的な買取業者に依頼しておこなう方法などさまざまな方法がある。自分に合った方法や1番買取査定結果が良い方法などを見つけよう。
買取業者に持っていく
今までのオーソドックスな方法としてはこの方法が1番イメージしやすいだろう。実際に店舗などに持っていきその場で買取査定をしてもらうという方法だ。自分で本やCDを段ボールに詰めて持って行くということから手間がかかってしまう方法ではある。
ブックオフやTSUTAYAなどが良い例だ。簡単な方法なので自分の家の近くに店舗がある人は持って行って買取をしてもらうのも良いだろう。
宅配買取
宅配買取とはその名前の通り、自宅で簡単に売却ができる方法だ。自宅に本を溜め込んでいる人は所持している本やCDの量によって、業者に持って行くことが不可能な人もいる。
店舗までわざわざ何往復もして本やCDを売却しに行くという手間が省けるのは大きなメリットだ。品物を段ボールに詰めるだけなので自分にかかる労力は少ないと言えるだろう。
気になるのはそこまでのサービスなので買取査定の基準が低いのではないかと考える人が多いが、最近では事前に査定額をある程度見積もってくれる買取業者も多い。買取価格が高いということを売りにしている宅配買取業者もいるので、買取価格に関してもそこまで不安に思う必要はないだろう。
宅配買取業者のインターネットサイトにアクセスすると、今までの実績なども出てくることが多く相場も分かるため、一度のぞいてみることをおすすめする。また、業者によってはまとめ売りでのボーナスや振り込み手数料や配送料を無料にしてくれる業者などもある。こういったサービスもあることから実際に買取業者に持って行って買取査定を受けるよりもお得に買い取ってもらえる可能性は高い。
オークションサイトを利用する
現在はネットを使ったオークションなどもたくさんおこなわれている。Yahooオークションやメルカリなどで自分が持っている本やCDを売買しても良いだろう。
オークションのメリットはこちらで値段をつけられることだ。買取査定に出してあまりにも低かった本やCDもオークションならば高い金額で売れることがある。そのため、一度買取査定を出してから査定結果が気に入らない場合はこちらで出品してみるという方法とっても良いだろう。
本やCDの買取の相場
それでは本やCDを実際に買取査定に出した場合どれくらいの相場になるのだろうか。なかなか想像がつかない世界であり、相場がどうなっているか知っている人は少ない。相場次第では買取査定を考えなおす人がいると思うのでしっかりとチェックしよう。
本の買取相場
基本的に本の買取価格は発売されてからの年数によって変わってくる。年数が経過して商品の流通量が多くなればなるほど買取価格は下がっていく。爆発的に売れた本も流通量が多くなるため、安くなってしまうことが多い。
また、本のジャンルによっても買取価格は変動する。専門書や新書などは価格が下がりにくいため、高い値段で買い取ってもらえることも多い。
基本的に高額な本の買取相場は、100円前後で取引されることが多い。高いものだと200円近くにまで跳ね上がることもある。しかし、これ以外のジャンルであるコミック本や文庫本などは基本的に100円以下での取引が多い。最低で10円などもあるため、売却する際はしっかりと考えた方が良いだろう。
相場が変動して買取価格が上昇するとなれば、その本が有名になることがきっかけだ。例えば、小説がアニメ化されたりドラマ化されたりすれば注目度が上がり、高額での買取をされていることもある。
さらに、限定品なども同様な形で値崩れしにくい。初回限定版や地方での販売のみの本などは元値を上回る可能性もある。買取査定に出してみると思わぬ値段がつく可能性もあるのだ。
CDの買取相場
CDは1枚1,000円ちょっとで購入することができ、買取査定に出した場合もそれなりの収益が見込める。しかし、あまりにも古いものになってしまうとそこまで価値を生み出さないものが多く、とても安くなってしまう。
そもそもCDの販売数が世の中で減ってきていることも買取相場に関わってきている。店舗でCDを購入するという人が減ってきているので、中古CDを買取査定に出すという人が少なくなってきているのも事実である。
基本的にレア度が高くない一般的なCDであれば、800円前後で取引されることが多い。そのため、1,000円を超えることがあれば高値で取引されていると言えるだろう
本やCDの梱包方法
本やCDは傷などが目立つこともあり丁寧に扱わなければいけない。これは普段からでもあるが、実際に買取に出す際も同じことが言える。ダンボールに詰める際にも傷つけずに効率的な詰め方がある。ここでは傷をつけないで梱包する方法を順を追って紹介する。
梱包前にすること
実際に本やCDの梱包を始める前におこなうことがある。まず使用する段ボールはそこまで大きなものではなく、小さい段ボールを使おう。大きい段ボールを使うとたくさんの量の本やCDを運ぶことができるが、中に入る量が多くなり全体的に重さも増すので底が抜ける可能性がある。
段ボールの底が抜けない重さを維持するためにも段ボールのサイズはそこまで大きくないサイズにしよう。また、段ボールが大きいと1人で運ぶのにも苦労する。自分で持ち上げられるサイズの段ボールが良いだろう。
段ボールを選んだら段ボールの底はガムテープなどで補強しておこう。せっかく梱包しても底が抜けてしまい、全部落ちてしまうと今までの作業が水の泡となってしまう。段ボールの底に十字に固定してダンボールの底の補強を忘れないようにしよう。
本やCDを入れる際のポイント
ダンボールの補強が終わったら、次は本やCDを入れていく作業だ。ダンボールに本やCDを入れていく際には痛まないようにして段ボールに入れていく必要がある。
本は立てて保管する人が多いが、段ボールに入れる場合は寝かせて入れるようにしよう。段ボールの中に入れている際に揺れたりすることが多いため、本に負担がかかってしまうことが多くなる。できるだけ本を寝かせて梱包することをおすすめする。
そして、本を寝かせて入れる際に意識してほしいことはピラミッドを作っていくということだ。できるだけ大きめの本を下に置いていき、その上に小さいサイズの本を重ねていくようにしよう。本を寝かせておいていくと隙間ができることなどもあるだろう。もし、隙間がある場合は文庫本なども入れて調節するのも1つの手段だ。
緩衝材を入れてから査定に出す
本をある程度入れ終わったら最後に緩衝材を入れるようにしよう。これはできるだけ本やCDが痛まないようにする対策の1つで、タオルを入れたりする人もいれば、新聞紙やティッシュを入れる人もいる。そうすることで本が痛みにくくなるので大切な作業だ。
まとめ
今回は本やCDを買取査定に出す際のダンボールの梱包の仕方について紹介した。普段ああまり意識しないことも多いが、しっかりした梱包をしないと中に入っている本やCDは傷んでしまうことが多い。ちょっとした傷でも買取査定に響いてくるので、この記事を参考にしながら丁寧に扱って高額買取してもらえるようにしよう。