不要になった厨房機器は高く売れる可能性が高い。特に飲食店で使用している業務用ともなれば、一般的なものよりも性能や品質が優れていることが多く、買取価格としても予想以上の金額がつきやすくなっている。また、近年はビジネスはとして飲食店経営をはじめる人も多く、中古の厨房機器は需要が増しているともいえるだろう。
当コラムでは、業務用グリラーの中古買取相場からおすすめの買取業者まで詳しくまとめていく。グリラーの処分を考えているのであれば、ぜひ最後まで目を通していただきたい。
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業務用グリラーとは
業務用のグリラーとは、主に鉄板焼きなどで使用する厨房機器である。一般的なグリラーよりも業務用は火力が強く、あらゆる焼き方が可能となっている非常に便利な製品だ。ほとんどの飲食店では卓上のグリラーが使用されており、料理をおいしくつくるためには必須の機器となっている。
人気のグリラメーカーには、マルゼン、タニコー、フジマックなどがあり、それらのメーカーは業者でも強化買取されていることが多い。また、グリラーにはいくつか種類があり、ガスタイプのものや電気タイプのものがある。
買取価格としては電気タイプのほうが高くなる傾向があるようだが、ガスタイプでも人気のメーカーであれば十分高価買取が狙えるだろう。はじめにも述べたように、近年は飲食店をはじめる人も多いため、中古の業務用のグリラーは需要が高く売り時だといえる。
業務用グリラーの中古買取相場はどのくらい?
中古の業務用グリラーの需要が高まっていることは述べたが、実際にいくらぐらいの価格で買取されるのだろうか。あくまで目安としてだが、業務用グリラーの多くは大体20,000円~50,000円の間で買取されることが多いようだ。もちろん、メーカーや状態によって買取価格は大きく変わるが、まだ使えるグリラーであれば上記の価格帯が相場だといえるだろう。
また、グリラーの多くは使用してから大体5年以内に売却するのがいいと言われており、10年前後使用しているグリラーなどはほとんど値がつかないか、買取自体拒否される可能性もある。そのため、売却を考えている場合はできるだけ早く売るのがいいだろう。
以下に業務用グリラーの買取価格をいくつか記載しておくので、買取に出す際の参考にしていただきたい。ちなみに、買取価格は2020年11月現在のものであるため、今後価格が変動する可能性も頭に入れておこう。
- ・タニコー ガスタイプ TGG-45N 20,000円
- ・ニチワ 電気タイプ TEG-750 50,000円
- ・マルゼン 電気タイプ MEG-096 70,000円
- ・マルゼン 電気タイプ MGK-063UB 30,000円
業務用グリラーの買取におすすめの業者
業務用グリラーを売るときは、買取業者の選定が大事だ。業務用は一般的な製品とは異なるため、総合リサイクルショップなどでは買取されないことがある。仮に買取されてもあまり高い値がつかないことが多く、売却するのであれば適切な業者に出す必要がある。
そこで以下では、業務用グリラーの買取におすすめの業者をいくつか紹介していく。どこの業者を利用すればいいのか知りたい人は、ぜひ参考にしていただきたい。
テンポス買取ドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
テンポス買取ドットコムは、東京にある業務用厨房機器の買取・処分をおこなっている業者だ。飲食店を専門としたリサイクルショップとして人気が高く、店舗は日本全国に展開するなど知名度も高くなっている。
年間買取実績数も1万5千件を超えており、厨房機器の買取に関してはプロフェッショナルだ。買取品目も幅広く、ありとあらゆる厨房機器を買取してくれるため、店舗まるごとの買取も可能。リニューアルや移転の際にはぜひ利用しておきたい業者だ。
買取方法は出張買取での対応が基本。見積もりは日本全国で可能となっており、最短1営業日で無料査定してくれる。ただし、査定後の搬出料金は別途となっているため、手数料がかかる点に注意しておこう。また、査定額が20,000円以下の場合はその場で現金を受け取れるが、それ以上の場合は後日の振込みとなっている点にも注意。
良品企画
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
良品企画は、北海道札幌市に本社を構える、無店舗型のリサイクルショップだ。ありとあらゆる商品の買取をおこなっており、厨房機器の買取にも力を入れている魅力的な業者である。査定スタッフはそれぞれのジャンルの専門家が在籍しているため、安心だ。
買取実績も50万件を突破、創業12年の経験と実績はどんな品物でも丁寧に査定し、買取をおこなってくれるだろう。無店舗型でコストをカットしている分を買取金額へと還元しているので、他社よりもお得な価格での買取が可能となっているのだ。
買取は宅配・出張の2つの方法に対応している。グリラーの買取の場合は店舗まで出張査定に来てもらうのが一般的なので、都合のいい日に出張買取を依頼してみよう。店舗の引っ越しや大掃除、改装や移転といった際に出た不要品の買取も可能なため、いらない厨房機器と不要品をまとめて買取してもらうのがいいだろう。
厨房機器買取いちばんドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
厨房機器買取いちばんドットコムは、名古屋と大阪に拠点を構える、業務用厨房用品の買取専門業者だ。厨房機器をどこよりも高く買取することに力を入れており、数多くの実績と経験は安心と信頼の買取を約束してくれる。
査定スタッフは厨房機器のことを知り尽くしたベテランがおこない、どんなものでも相場に適正な価格を提示してくれるだろう。取り扱い品目も豊富で、グリラーだけでなく、厨房機器であればなんでも買取してもらえるのも魅力のひとつだ。
買取方法は店頭と出張に対応しているが、厨房機器を店頭に持ち込むのは大変なので、出張買取を利用するのがいいだろう。出張対応地域は、中部エリアは名古屋市16区と愛知県全域、さらには三重県や岐阜県に対応している。ほかにも関西エリアで大阪市24区に対応しており、幅広いエリアで出張依頼が可能になっている。
厨房機器買取.com
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
厨房機器買取.comは、業務用厨房機器の買取を専門にしている業者だ。グリラーやオーブン、冷蔵庫や食洗機といった厨房には欠かせないものを買取しており、専門的な知識を持ったスタッフが1点1点丁寧に査定し、買取をおこなってくれる。
買取を強化しているメーカーも豊富で、タニコーやマルゼンといった人気のメーカーであれば特に高価買取が狙えるだろう。業務用の買取店としては珍しく、1点からの買取にも対応しているので、不要になった厨房機器があれば気軽に査定依頼してみよう。
買取の方法は出張買取となっている。対応地域は東京23区と川崎市、横浜市となっているが、対応地域外でも相談すれば出張対応に応じてくれることもあるので、興味がある人はまず出張相談がおすすめだ。まとめ売りでは査定額がアップするので、できるだけ多く売るのもいいだろう。
厨房機器買取センター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
厨房機器買取センターは、大阪府にある業務用厨房機器の処分や買取をおこなっている業者だ。店内のリニューアルや移転の際に不要になった厨房機器の売却に適しており、多少古くなった厨房機器であっても買取してもらえる。
また、買取品目は厨房機器だけに限らず、店舗にあるほかの不要品も買取しているため、まとめて処分したいものがあれば一緒に売却するのがおすすめだ。取り扱いメーカーも豊富で、通常のリサイクルショップでは買取されないものまで対応が可能となっている。
買取方法は基本出張買取となっており、都合のいい日に出張依頼すればすぐに駆け付けて査定をおこなってくれる。出張対応エリアは北海道から九州まで幅広く、どこからでも査定依頼ができるのも魅力だ。豊富なネットワークを駆使しているため、高価買取が期待できるだろう。
業務用グリラーを高く売るコツ
上記では、業務用グリラーの買取におすすめの業者をいくつか紹介してきた。だが、おすすめの業者を知っているだけでは高く売れるとは限らない。せっかく売るのであれば、できるだけ高く売りたいと思っている人も多いはずだ。
以下では、業務用グリラーを高く売るコツについてまとめていく。グリラーをなるべく高く売りたいと思っているのであれば、以下のポイントをチェックしていただきたい。
できるだけ早く売る
業務用グリラーを売るときは、できるだけ早く売ることが大切だ。というのも、グリラーの買取年数の目安は大体5年以内だと言われているため、5年以上使用しているグリラーはあまり高く売れなくなっていく。飲食店で使用していれば10年前後使用しているグリラーもたくさんあるだろうが、そうしたものはほとんど値がつかないと考えておこう。
とはいっても、グリラーは飲食店にとって必須の製品であり、使っているグリラーをいきなり売却するわけにもいかないだろう。そのため、店舗の移転や引超し、リニューアルなどで厨房機器を買い替えようと思っているときに、できるだけ早く売るように意識しておくようにしよう。
専門店で売る
業務用グリラーは一般的なグリラーと違い、専門性が高い製品だ。専門性が高い製品は専門店で売るのが基本で、リサイクルショップなどで売却してもあまり高く売れない可能性が高い。高く売ることを狙っているのであれば、厨房機器の買取専門店で売るのがベストだ。
また、厨房機器専門店でなくても、リサイクルショップの中にはグリラーやオーブンなどの機器を強化買取している業者もあるため、そうした業者を利用するのも高価買取のコツである。買取が強化されていれば専門店で売るのと同じぐらい高く買取されることもあるので、業務用グリラーの買取は専門店か買取強化店で売るようにしよう。
ほかの厨房機器とまとめて売る
高価買取を狙っているときは、ひとつの製品だけでなく、まとめ売りをするのが効果的だ。たとえば、グリラーだけでなくオーブンや食洗器といった、飲食店の厨房に欠かせない製品と一緒に売れば買取価格を高くすることができる。これはどんな商品を売るときにも効果的な戦略だ。
飲食店の厨房には使っていない不要な製品がいくつかあるだろう。多少古い厨房機器であっても、業者によっては買取してもらえる可能性もあるので、売るときはできるだけ多くの製品をまとめて売るのがおすすめだ。まとめ売りサービスは、もっとも手軽に買取金額を高める方法だといえるだろう。
業者を選ぶ上での注意点
最後に、買取業者を選ぶ上での注意点についていくつかまとめておこう。買取業者はおすすめを知るだけでなく、自分に合った業者を選ぶことが大切だ。そして、自分に合った業者を選ぶには、どういった点に注意しておけばいいのかを知る必要がある。
業者選びに迷っている人や、チェックしておくべきポイントについて知りたい人は、ぜひチェックしていただきたい。
買取方法
業者を選ぶときは、まずは買取方法についてチェックだ。業務用グリラーを売却するのであれば、店頭まで持ち運んだり宅配買取で出すのは無理がある。そのため、業者を選ぶときには出張買取に対応しているかが何よりも大事だ。業者によっては店舗ごとまるごと査定して買取してくれる業者もあるため、そうした業者を選ぶのもいいだろう。
そして、出張買取に対応している場合でも、対応地域が限られている場合もあるので、該当地域かどうかもしっかりと確認しておこう。該当地域以外でも相談することで対応してもらえることもあるので、気に入った業者であればまずは出張相談してみよう。
手数料の有無
業務用グリラーの業者選びでは、買取方法も大事だが手数料の有無も同じぐらい重要なポイントである。出張買取の場合は主に出張費や査定料、搬出するときの費用などがかかる場合があり、それらは大きな金額になることも少なくない。
たとえば、遠方から全国対応の出張買取を依頼した場合、出張費で数千円、さらに搬出料で数千円~数万円かかってしまうケースもある。また、キャンセルした場合にキャンセル費用が発生する業者もあるため、業者を選ぶ前には手数料は必ずチェックしておくようにしよう。
買取サービスの内容
買取業者はそれぞれ買取サービスの内容が異なっており、独自の買取サービスを実施している業者も少なくない。そうした買取サービスは高価買取を狙う上で重要であり、サービスを利用するだけで数千円金額が変わることもある。
期間によって買取キャンペーンなどをおこなっている業者も多いため、業者を選ぶときはそうしたサービスに合わせるのもおすすめだ。
まとめ
当コラムでは、業務用グリラーの中古買取相場からおすすめの買取業者、高く売るコツなどについて詳しくまとめてきた。業務用の製品は適切な買取業者に売却することで、予想以上の金額で買取されることがある。しかし、そのためにはしっかりと業者選定と高く売る方法について理解しておかなければならない。
グリラーの買い替えを検討している人は、ここでの買取情報を活用し、少しでも高い価格での売却を狙ってみてほしい。