楽天モバイルの下取り店舗はどこにある？まとめてみた

人気MVNOの楽天モバイルでは、同社で新規申し込みやMNP転入をするユーザ向けに古い端末の下取りができる端末買取サービスを行なっている。下取り条件に合うスマホをこのサービスで売却すれば、買い替え時のトータルコストや月々の通信量の削減といったメリットが得られる。

また東京、大阪、名古屋、神戸、福岡といった大都市に住む方々は、サービスの充実した店頭でスマートフォンの下取りをお願いしてみても良いだろう。

今回は、MVNOへの乗り替えをきっかけに不要なiPhoneの売却を考える方々と一緒に、端末買取サービスの下取り店舗がどこにあるかと、来店時の注意点などを詳しく整理していきたい。

iPhone lens and flash / smjbk

そもそも、楽天モバイルの下取りってどんなサービス？

楽天グループのMVNO会社の楽天モバイルで行なっている下取りサービスには、他社とは大きく異なる下記の特徴がある。

下取り対象はiPhoneのみ

このサービスで売却できるのは、iOS搭載のiPhoneだけとなる。そのため、XperiaやGalaxy、NexusといったAndroidスマホやタブレット端末は、買取対象外となっている。また新規申し込み社限定となるこのサービスでは、他社のMVNOも入れられるSIMフリーiPhoneも買取NGとされているようだ。

買取金額はポイント付与

このサービスによって付けられた買取金額は、楽天スーパーポイントによって付与される仕組みとなっている。振込手数料のかからない楽天ポイントは、1円でも高く愛用のスマホを売りたいと考える皆さんにもメリットの高い存在となっている。

幅広いシーンで使える楽天スーパーポイント

端末買取サービスによって付与されたポイントは、楽天市場での買い物や、楽天トラベルで予約した宿泊代金の支払い、楽天モバイルにおける月々の基本料や通話料の支払いに充当できる。またMVNOからもらったポイントを同サービス内で使用可能な楽天モバイルは、楽天グループの他サービス利用の予定がない皆さんでも効率良くポイント消費できるシステムになると考えて良いだろう。

楽天モバイルの下取りには2つの方法が用意されている

楽天モバイルの端末買取サービスには、同社のサイト内から行うWEBとショップ申込みの2方法が用意されている。この両者のうち自分に合ったものを選択できれば、早く効率良く不要なiPhoneを楽天スーパーポイントに替えられる。ここからは、端末買取サービスの2方法について、それぞれの特徴を詳しく見ていこう。

自宅に居ながらにして手続き完了するWEB申込み

楽天モバイルの新規契約と同時に申込みのできるWEBは、忙しくてショップに出向く余裕がない、自宅近くに買取業者がないなどの事情を抱えた皆さんにおすすめ度の高い選択肢だ。楽天モバイルのフォーム内でチェックを入れるだけで申し込めるこの方法を使えば、ユーザが自ら買取業者の問い合わせをする手間なども解消できる。また自宅から一歩もでずに不要なiPhoneを売れるこの仕組みは、お年寄りなどにも使い勝手の良い存在となるだろう。

商品とは別に届く買取キット

WEBより端末買取サービスの申込みを行うと、SIMカードや新しいスマホ端末とは別に買取キットが届く形となる。キットの中には、スマホを入れる緩衝材、着払いの宅配便伝票、買取依頼承諾書が入っている。ちなみに買取キットは本人限定受取郵便で送られてくるため、WEB申込みをする時にはキットの受け取りのできる時間的余裕も必要となるだろう。

発送方法は2種類

買取キットに入れたスマートフォンは、宅配業者の集荷依頼もしくはコンビニ発送をする形となる。24時間好きなタイミングで端末を送れるコンビニ発送は、多忙な毎日を過ごす方々に使い勝手の良いサービスとなっている。しかし端末買取サービスの規約では、買取キット送付から1ヶ月以内に返送のない場合はキャンセル扱いにすると書かれているため、楽天モバイルのポイント付与を狙うなら早めに手続きを済ませる必要があると言えるだろう。

買取査定・ポイント付与までに少し時間のかかるWEB申込み

WEB申込みによって楽天モバイルに送付したiPhoneの査定結果は、商品到着から14日以内にメールで届く仕組みとなっている。多くのユーザが待ちわびる楽天スーパーポイントの付与については、買取完了月の翌月末までに専用口座に入ってくるシステムだ。そのため、WEB申込みから宅配キットの到着、返送、査定結果連絡といった一連の流れで考えると、ポイント付与までに2ヶ月近くかかることもあると言えそうだ。

早くポイントが欲しい人におすすめの店舗下取り

少しでも早く楽天スーパーポイントがほしい人におすすめとなるのが、全国の7ショップで行われている店舗下取りだ。この方法でiPhoneを売却すると、その場で査定結果の提示に対して同意ができる。また宅配キットの送付や返送といったやり取りも必要のないこの手段を使えば、トータルで2～3週間近いポイント付与までの期間短縮ができると言えそうだ。

そもそも、店舗下取りとはどんなサービスなの？

店舗下取りとは、新規契約のために訪れた楽天モバイルの店頭でSIMカードや新端末の受け取りとともに、不要なiPhoneの売却もできる大変便利なサービスだ。この方法で手続きを進めた場合も、やはり楽天スーパーポイントの付与は買取査定完了月の翌月末となる。しかし宅配キットの取扱いを含めた楽天側とのやり取りがたった1日で終わることを考えると、多忙な皆さんにもストレスのかからない方法と言えそうだ。

初めてMVNO契約やスマホ売却をする人にもおすすめの店頭下取り

ショップスタッフの前で各種申し込みを行う店舗下取りは、初めてのスマホ売買に不安を感じる皆さんとっても安心できる要素の高いサービスだ。店頭で担当者と話をしながら申込みを行えば、楽天モバイルならではとも言える注意点もわかりやすく説明してもらえる。また「こんなスマホでも売れるのだろうか？」といった疑問を抱えた方々にも、その場で査定のできる店舗下取りは不安の解消につながりやすい選択肢となるだろう。

楽天モバイルの下取り店舗はどこにある？

2018年6月現在、楽天モバイルによるiPhoneの下取りは全国7つのショップで行われている。

楽天カフェ 渋谷公園通り店

住所

東京都渋谷区神南1-20-6　マ・メゾンしぶや公園通りビル1階・2階・3階

店舗公式サイト

https://cafe.rakuten.co.jp/

楽天モバイルの渋谷公園通り店には、楽天市場で販売中の美味しさを楽しめる楽天カフェが併設されている。無料Wi-Fiや電源なども設置されているこのショップは、下取り予約までの待ち時間を過ごすにも快適な空間と考えられる。また1年を通してさまざまなキャンペーンやイベントが開催される楽天カフェの店舗なら、楽天モバイルの契約意外にも立ち寄る楽しみが見いだしやすいと言えそうだ。

楽天カフェ 二子玉川ライズ S.C.店

住所

東京都世田谷区玉川1-14-1　二子玉川ライズ・ショッピング　センター・テラスマーケット 2F

1フロアのみとなる二子玉川ライズ S.C.店は、渋谷公園通り店と比べて少しコンパクトな店舗となっている。全180店舗からなるショッピングセンター内にあるこのショップについても、楽天モバイルの予約までの時間調整などは比較的行いやすい環境となるだろう。また二子玉川駅からすぐの高立地にある二子玉川ライズ S.C.は、仕事帰りの方々も多く訪れる傾向がある。

楽天モバイル 銀座店

住所

東京都中央区銀座5丁目1 銀座ファイブ 1F

駅チカ店舗を代表する銀座店でも、端末買取サービスでiPhone下取りを行なっている。一般のSIMフリースマホだけでなく海外SIMやプリペイドSIMなども販売されているこの店舗には、出張や旅行などで外国に行く予定の楽天ユーザなども多く訪れる実態がある。

楽天モバイル 心斎橋店

住所

大阪府大阪市中央区南船場4丁目 長堀地下街 6号

楽天モバイル心斎橋店も、銀座店とほとんど変わらない充実サービスを行うショップだ。駐車場も用意されているこの店舗は、マイカーで利用できるショップを求める方々にも使い勝手の良い存在となっている。また地下鉄心斎橋駅の動く歩道近くにあるこの楽天モバイルは、悪天候でも濡れずに来店できることだろう。

楽天モバイル 神戸三宮店

住所

兵庫県神戸市中央区三宮町2丁目10-7 グレースコウベビル 1F

神戸三宮店は、全国3番目に開設された楽天モバイルの専門ショップだ。他店と比べて若干駅から離れた場所にあるものの、三宮センター街二丁目という商店街の中に開設されたことにより、多くのユーザが訪れる人気店となっている。

楽天モバイル 名古屋栄店

住所

愛知県名古屋市中区栄3丁目5-12先 地下鉄栄森の地下街中央一番街 26・27番

地下街に面した名古屋栄店は、オープンな印象のある入りやすい駅チカ店舗だ。定期的にショップ限定キャンペーンなどが開催されている名古屋栄店は、安くお得に格安スマホを使いたいと考える皆さんにもおすすめ度の高い存在となっている。

楽天モバイル 福岡天神地下街店

住所

福岡県福岡市中央区天神2丁目地下1号019

楽天モバイル 福岡天神地下街店は、全国9番目の専門店だ。九州初出店となるこの店舗は、このエリアの楽天モバイルの拠点として非常に人気の高い存在となっている。楽天モバイルのサイトに目を通すと、この店舗でも楽天スーパーポイント祭りと称するキャンペーンが行われることもあるようだ。

楽天モバイルの下取り店舗の利用時に注意点はある？

楽天モバイルのサイト内には、WEBもしくはショップで端末を売却する方々に下記の注意点を公開している。

楽天モバイル=iPhone買取専門店ではない

新規契約者限定で端末買取サービスを行う楽天モバイルは、新ユーザの申込時のオプションとしてiPhone買取を行なっているだけである。そのため、MNP転入を含めた新規契約予定がないのに古いiPhoneを持ち込んでも、買取専門店ではない楽天モバイルでは当然、買取対応ができない。また買取台数は1契約につき1台となっているため、断捨離などで出てきた古いスマホの一括売却を狙う人は買取業者も併用する必要があると言えるだろう。

付属品買取は行わない

楽天モバイルの端末買取サービスは、iPhone本体のみで査定を行うシステムだ。そのため、紛失などの理由で付属品のない端末を売るユーザにとっては、お得度の高い取引につながりやすい特徴がある。これに対して新品未使用同然のヘッドホンや外箱、取扱説明書などでプラス査定を狙いたいと考える人は、付属品にもきちんと査定をしてくれる買取業者を利用した方が良いかも知れない。

最終手続き開始時間が決まっている

端末買取サービスの最終手続き開始時間は、全店舗19時までとなっている。受付開始時間とは異なるこうした時間が設定されている上記の店舗を利用する時には、当日中に査定をしてもらうためにも事前予約や問い合わせなどをしておいた方が良いかもしれない。また20時すぎまで営業している店舗を利用する時には、端末買取サービスの終了時間と営業時間が同じではないことも頭に入れておく必要があるだろう。

端末はその場で回収されると思った方が良い

端末の回収を条件にポイント進呈を行うこのサービス利用時には、店頭でiPhoneが回収されてしまうことを前提に各種準備をしていく必要がある。また査定結果に同意した時点で端末は返却できないシステムとなっているため、データバックアップなどについてはきちんと自宅で行なっておく必要あると言えるだろう。

不正入手端末であることが発覚した場合の対応が非常に厳しい

楽天モバイルでの取引完了後に、iPhoneの不正入手や不正契約が発覚した場合は、損害賠償請求されるルールとなっている。そのため、道端で拾ったなどの事情で自分が契約していたわけではないiPhoneについては、盗難品や紛失品である可能性により楽天モバイルでの売却には不向きと捉えた方が良いだろう。また入手ルートが不明確なスマホへの対応は、買取市場全体でも厳しくなりつつあるため、現金化などを考えている人は注意をして欲しい。

まとめ

WEBだけでなく店頭でも下取り査定のできる楽天モバイルは、初めてのスマホ売却に多大な不安や疑問を抱える皆さんでも利用のしやすいサービスとなりそうだ。

しかし2018年6月19日時点ではまだ全国7店舗のみの対応となっているため、iPhone売却に無駄なコストをかけないためには、出張や旅行などでこれらの都市を訪れる機会にサービス利用するのがおすすめとなるだろう。また自宅近くに7店舗がない時には、楽天モバイルのサポートに問い合わせをしながらWEB申込みで手続きを行うのも、コスト削減には適した選択肢となる。