洗濯機の処分費用は？無料の引き取り業者はどこがある？

洗濯機を買い替える際、いらなくなった洗濯機はどうしたらいいのだろうか。なかなか洗濯機を処分することは少ないため、処分方法は分からないものだ。

粗大ごみを処分するようにすればいいと思っている人もいるだろうが、それは法に触れる可能性がある。洗濯機を処分する際は、いくつか注意点があるのでそれを把握したうえで処分しなければならないのだ。

そこで今回は、洗濯機の処分方法と知っておかなければならない注意点、買い取ってもらう方法などを紹介する。

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洗濯機の処分方法は法律で定められている

洗濯機の処分と聞くと、身近な方法だと粗大ごみとして出すことを想像する人が多いだろう。しかし、洗濯機は、法律で処分の仕方が定められているのだ。そのため、刑罰の対象とならないよう、処分方法についてきちんと確認してほしい。

家電リサイクル法に処分の方法が書かれている

洗濯機は、家電リサイクル法（特定家庭用機器再商品化法）という法律の中で処分の方法が書かれている。

洗濯機以外にもエアコン、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、衣類乾燥機などが主な対象物として挙げられる。これらの物をリサイクルして、廃棄物の量を減らすことを目的として制定された。

以下このコラムでは、家電リサイクルの費用などをまとめてあるので、事前に確認をした方がいいだろう。

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更新日 : 2021/10/11

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粗大ごみとして出すことができない

家電リサイクル法の存在により、粗大ごみとして出すことが困難となっているのが現状。そのため、ゴミ捨て場などにおいてしまうと、刑罰を科せられる可能性がある。

5年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金が科せられることもあるようなので、しっかりした処分方法で廃棄しよう。

主要都市の粗大ごみの費用

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認められている洗濯機の処分方法とは？

粗大ごみとして処分できない洗濯機だが、どのような処分方法であったら認められているのだろうか。下記では、一般的な4つの処分方法を紹介する。

買い替えなのか処分するだけなのかで方法は異なってくるため、自分はどちらなのか把握してから、処分方法を選ぶようにしよう。

買い替える場合は新しく購入する店で処分をお願いする

洗濯機を買い替える場合は、新しい洗濯機を買うお店に処分を依頼することができる。

家電リサイクル法により、新しいものを買ってもらう際は、そのお店が処分しなければいけないという義務が課せられている。そのため、処分を依頼すれば引き受けてくれる。

しかし、無料で引き受けてくれるわけではない。購入店に処分を依頼する際は、「リサイクル料金+運搬料」がかかる。この料金は、購入店ごとに違うが約2,520円～となっているようだ。事前に費用については、問い合わせておいた方がいいだろう。

処分だけなら購入店に回収を依頼する

処分だけの場合でも、購入した店に依頼すれば回収してもらえる。県外や市外に引っ越す際には特におすすめ。

これも家電リサイクル法で規定されているため、購入店は義務付けられているのだ。また、料金も同様に「リサイクル料金+運搬料」がかかってくる。

家電量販店ごとに料金はまちまちなので、買った量販店の値段を確認してもらいたい。特に運搬料は違うことが多いので、そこも忘れずに確認しよう。

指定引取場所へ自分で持って行く

少しでも費用を抑えたいのであれば、指定引取場所へ持って行く方法がおすすめだ。この処分方法を利用する場合は、市役所や郵便局で「リサイクル券」を購入しなければならない。

このリサイクル券を購入すれば、あとは指定引取場所まで持って行けば処分ができる。この方法では、運搬は自分でおこなうのでお金がかからない。つまり、リサイクル券の代金だけで処分が可能ということだ。

家電量販店に依頼するよりも安く済むが、大型の洗濯機である場合は自分一人では持って行けないので、友人などの力を借りるようにしよう。

以下のコラムでは、家電リサイクルで家電を持ち込む方法について、まとめてあるので参照してほしい。

• 家電リサイクル券はどこで買える？書き方も徹底解説
• 家電リサイクルで指定場所に持ち込む場合の手順・方法
• 家電リサイクルする時に神奈川で持ち込める場所
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市区町村に問い合わせる

市区町村ごとに洗濯機の処分方法が少しずつ違う。そのため、正しい処分方法を確認したいのであれば、一度問い合わせてみることをおすすめする。

問い合わせることで、洗濯機を引き取ってくれる業者なども紹介してもらえるので、何かと便利だろう。また、引っ越しにより購入した店から離れてしまった際にも相談に乗ってもらえる。

以下のコラムでは、家電リサイクルに関することをまとめてあるので、家電リサイクルについて知りたい場合は、ぜひ参考にしてほしい。

• 【家電】洗濯機のメーカー別リサイクル料金表
• 【家電】冷蔵庫のメーカー別リサイクル料金表
• 【家電】エアコンのメーカー別リサイクル料金表
• 家電リサイクルの料金・方法とは？市区町村による？
• 家電リサイクルで引き取りに来て貰う場合の手順・方法

家電量販店で洗濯機を処分する場合の費用

洗濯機を処分する際、家電量販店に回収を依頼する人が多いだろうが、処分費用について大手家電量販店を調べてみた。リサイクル料金は別途定められているので各社料金は同じだが、収集運搬料などに差があるため、確認してほしい。

なお、店によっては、買取サービスや下取りキャンペーンをおこなっていることもあるので、活用すればお得に処分することも可能だ。

ヤマダ電機

ヤマダ電機における洗濯機の処分方法は、洗濯機を買い換えしたときに古い洗濯機を回収してもらう方法と、洗濯機の回収のみの方法の2つがある。

買い換え時に回収

買い換え時に回収してもらう方法であるが、費用はメーカーにより異なり、リサイクル料金と収集運搬料を合わせて4,180円～4,950円（税込）となる。

回収のみ

回収のみの場合、ヤマダ電機に直接持ち込む場合と佐川急便を利用する場合に分けられる。直接持ち込む場合の費用は、洗濯機を買い換えしたときと同額だが、佐川急便を利用する場合は、別に訪問料金 2,750 円（税込）が必要となる。

ケーズデンキ

ケーズデンキもヤマダ電機同様に、洗濯機を買い換えしたときに古い洗濯機を回収してもらう方法と、洗濯機の回収のみの方法の2つがある。

買い換え時に回収

買い換えしたときの場合であるが、リサイクル料金と収集運搬料を合わせて4,180円（税込）～の費用が必要となる。

回収のみ

回収のみの場合は、洗濯機を買い換えしたときと同額の費用に加え、出張費用3,300円（税込）～も必要となる。

ビックカメラ・コジマ

ビックカメラ・コジマも洗濯機を買い換えしたときに古い洗濯機を回収してもらう方法と、洗濯機の回収のみの方法の2つがある。

なお、搬出に3人以上必要な場合や、マンションなど3階以上の階段を利用して搬出する場合などは、別途追加料金が必要だ。

買い換え時に回収

買い換えしたときの場合は、リサイクル料金と収集運搬料を合わせて4,180円～4,950円（税込）の費用が必要となる。

回収のみ

回収のみの場合は、リサイクル料金に加え、収集運搬料が5,000円（税込）必要となるため、7,530円～8,300円（税込）となる。

不用品回収業者を活用する際には注意が必要

お金をかけずに洗濯機を処分する方法を探していると、無料回収を謳う不用品回収業者という選択肢も出てくるのではないだろうか。確かにその方法も活用できるが、リスクもあるため注意してほしい。

違法行為をしている可能性がある

不用品回収業者の中には、法律に背いた方法で処分しているところもある。いわゆる不法投棄などだ。無許可で不用品を回収しているところがよく違法行為をしている傾向にある。

環境汚染などの深刻な問題へ発展したため、家電リサイクル法が誕生したという背景もある。違法行為に肩入れしないためにも、どのような手順を踏んで処分されるのか確認しなければならない。

回収した後に高額な請求をされる場合も

「無料回収」が売りの不用品回収業者だが、洗濯機のトラックへの搬入が済むと、急に高額な請求書を出してくる悪質な業者も存在する。業者を選ぶ際は、一般廃棄物処理業許可や古物商許可証を持っているかどうか確認すると安心だ。

友人に譲ることで無料で処分が可能になる

洗濯機を処分する際には、どうしても費用が掛かってくることが分かったが、どうにかして無料で処分できないものだろうか。

無料で処分したいのであれば、「友人や知人に譲る」という方法も検討してみる価値があるだろう。譲るのであれば、リサイクル料金もかからない。運搬も自分たちでおこなえば費用が発生しないので、無料で処分できて手軽なのも利点だ。友人もほしかった洗濯機が手に入る。ギブ＆テイクなのでおすすめの方法だ。

ジモティーで洗濯機を処分する場合の費用

洗濯機を処分する方法として、ジモティーを利用する方法もある。ジモティーは、地域密着型のクラシファイドサービスで、いらなくなったものを譲渡したり、イベントの参加者を募ったりできる。洗濯機の引取り先を募集するには、どの程度費用がかかるだろうか。

ジモティーの利用で発生する料金

ジモティーは、登録料、手数料、掲載料はすべて無料で利用できる。さらに、商品価格を付けることも可能なので、洗濯機を有料で譲ることも可能だ。

ただし、ネット決済機能である「あんしん決済機能」を利用する場合、決済時の合計金額（商品価格+配送料）の5%が販売手数料として発生する。また、売上金を振り込んでもらう際には、別途手数料として250円かかるので、注意しよう。

個人間取引のためトラブルに注意

ジモティーは、基本無料で取引できるのが魅力だが、投稿から問い合わせ対応、受け渡しまで、すべて自分でおこなう必要があるため、洗濯機を処分するまで手間がかかるのが難点だ。

また、知らない人同士のやり取りとなるため、言葉の行き違いや勘違いからトラブルに発展することもある。特に、手渡しで取引する場合は、人通りの多い場所でおこなったり、家族に同席してもらったりなど、慎重におこなってほしい。

メルカリで洗濯機を処分する場合の費用

さまざまなアイテムが出品されているフリマアプリなら、洗濯機を売って処分することも可能だ。その際、どれくらいの費用がかかるのだろうか。フリマアプリ大手のメルカリを見てみよう。

メルカリの利用で発生する料金

メルカリでは、会員登録や月会費、出品する場合の出品費用、クレジットカード手数料などは、無料となっている。つまり、出品するだけなら費用はかからないことになる。

ただし、出品した商品が売れた際は、売上金の10％が販売手数料として発生する。また、貯まった売上金を銀行口座に振り込んでもらう際には、振込手数料200円が差し引かれるので、注意してほしい。

なお、送料は、出品者か購入者のどちらが負担するかを選択できる。購入者負担にする場合は、出品するときに商品説明欄にも明記しておくと、トラブル防止になるだろう。

洗濯機の送料はいくらかかる？

メルカリでは、洗濯機などの大型製品を発送する場合に、梱包から発送まで運送会社に依頼できる「たのメル便」を利用することができる。たのメル便の料金は商品の大きさや重量によって異なるが、一例として250サイズ（250cmまで）で8,600円となっている。

ヤフオク!で洗濯機を処分する場合の費用

ネットオークション大手であるヤフオク!でも、洗濯機の出品が可能だ。その際の費用はどの程度だろうか。

ヤフオク!の利用で発生する料金

ヤフオク!もオークションに出品するだけであれば、費用は発生しない。ただし、商品が落札された場合は、落札システム利用料が生じる。Yahoo!プレミアム会員であれば落札金額の8.8%（税込）、会員登録していない場合は10%（税込）となる。

なお、Yahoo!プレミアム会員になる場合、会員費が月額508円（税込）発生するので、利用頻度などを考えて登録しよう。

オプション利用料に注意しよう

そのほか、配送サービスや出品取消システム利用料、オプション利用料など、各種サービスの利用に応じて料金が発生する。注意したいのが、入札があったオークションの出品を取り消す場合だ。1出品あたり550円（税込）かかるので、出品時には充分注意してほしい。

ちなみに、出品してもなかなか入札されない場合は、「注目のオークション」としてページ上部に掲載するオプションを付けるのも、1つの手だ。1出品・1日あたり22円（税込）以上が発生するが、早く売りたいときには活用するのも良いだろう。

買取業者やリサイクルショップで買い取ってもらう

ジモティーやメルカリ、ヤフオク!などの利用も良いが、手間がかかるのが難点だ。気軽に処分したいなら、買取業者やリサイクルショップを利用しよう。査定を依頼する際は、事前に準備しておくべきポイントがあるので、チェックしておこう。

なお、以下コラムでは、家電をリサイクルショップに売却する場合について紹介しているので、参考にしてほしい。

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更新日 : 2020/12/01

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買取依頼前に確認しておくこと

買い取ってもらうときは、自分が使用している洗濯機が、どのようなものなのか概要を把握しておかなければならない。主に5つのポイントは確認しておく必要がある。

これらの情報は、洗濯機のどこかに貼られているシールを見ることで確認が取れる。

高く売るポイントとは？

洗濯機を買い取ってもらう際は、1円でも高く売りたいことだろう。高く売りたいのであれば、高く売るコツを知っておかなければならない。

上記の項目に該当している数が多い分だけ、高く売れるといわれている。また、1階だと業者の負担も少なく済むので、若干高く売ることができるだろう。

洗濯機を売るならヒカカク！で賢く一括査定申込み

オークションサイトやフリマアプリなどを使うのは面倒、取引の際のトラブルも不安。 「ヒカカク！」は楽に高く売りたいとき、さまざまな買取業者の買取価格を比較できる相場情報サイトだ。

洗濯機は適切な買取業者に出すことで高く売れる商品だ。しかし、多くの人は適切な業者を探す段階でめんどくさくなり、結局はそのまま処分してしまう人が多い。また、フリマアプリやオークションなどで洗濯機を売ろうとする人もいるが、大きくて梱包しづらく、発送にも手間がかかってしまう。

でも、ヒカカク！ならそんな問題も解決できる。無料で査定依頼が可能なので、洗濯機の買取を考えている人はぜひ利用してみてほしい。

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おすすめの買取業者をチェック！

洗濯機を売って処分するなら、やはり出張対応しているところが手軽でおすすめだ。そこで最後に、出張対応している買取業者の中からぜひ検討してほしい業者を紹介しよう。

横浜のリユースショップO.G.i.Now!

横浜市にあるリユースショップO.G.i.Now!は、家電、家具、ブランド品、おもちゃ、スポーツ用品など家庭の不用品を幅広く買い取ってくれる。洗濯機のような大型家電の買取に積極的で、横浜、川崎、東京23区近郊に実施している出張買取は、査定や運搬に手慣れた専門スタッフが迅速に対応してくれる。

他店では断られた品物でも買い取ってもらえるとのクチコミもあり、査定価格についてもしっかりと説明してくれるので親切な印象を受ける。家電の買取は製造年が5年以上だと値がつかないことが一般的だが、同社では6年以内であれば買取可能で、状態やメーカーによっては製造年が不明の古い品物でも買い取れる場合もあるので、一度無料見積もりを試してみよう。

埼玉のアイスタ

埼玉にあるリサイクルショップのアイスタは、家電はもちろん家具、ブランド品、スマホ、貴金属、オートバイなど、幅広い分野に対応。専門のスタッフが丁寧に査定をしてくれるので、高額買取が期待できる。特に洗濯機は得意なアイテムなので、ぜひ査定を依頼してみてほしい。

買取方法は、店頭・宅配・出張の3種類。どの方法でも依頼から支払いまでスムーズに対応してもらえるが、おすすめしたいのが出張買取だ。東京・埼玉エリアなら、なんと365日24時間いつでも無料で駆けつけてくれる。早朝や深夜にしか時間を空けられない人や、急ぎで買い取ってほしい人にとって、ありがたいサービスと言えるだろう。

茅ケ崎の出張買取専門店 3Rcompany

3Rcompanyは神奈川県内で家電などの出張買取をおこなっている買取店。家電全般の買取に積極的で、洗濯機に関しては、6年以内に製造された製品は高価買取が期待できる。特にドラム式洗濯機の買取に力を入れている。6年以上の古い型のものでも、動作に問題がないようであれば相談してみよう。

宇都宮の出張リサイクル BECKS

関東を中心に出張買取をおこなっている出張リサイクル BECKS。店舗を持たない経営方法により、コストを抑えて高く買取してもらえる。

対象エリア内であれば無料で出張をしてもらえるため、該当地域に住んでいる人は一度相談してみるとよいだろう。洗濯機などの家電全般はもちろん、楽器やゲーム、ブランド品など幅広いアイテムの買取に対応している。

まとめ

洗濯機は、家電リサイクル法で処分方法が定められているので、それに則って処分しなければならない。粗大ごみという出し方がなじみ深いが適用外なので、購入店に依頼したりしよう。

無料では処分できないケースが多いので、いくらくらい費用が掛かるのかはしっかり確認しておくことをオススメする。

また、買い取ってもらうことで処分も可能だ。高く売るコツなどもあるので、確認しつついくつかの業者に査定に出し、高い値のところに依頼するといいだろう。

買取比較サービス「ヒカカク！」で最大20社一括見積もり

以下のコラムは洗濯機のリサイクル料金などをまとめたものなので、処分の際に参考にしてほしい。

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• ヤマダ電機
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