【価格表有り】演歌レコードの買取価格・相場はどのぐらい？

演歌レコードを聴くことも少なくなってきたから売りたいと考えている人もいるだろう。そして、売るからにはできるだけ高値で売りたいと思う人も多いはずだ。

今回は、演歌レコードの買取価格や相場、実際に買取相場に近い金額で売るための方法などを紹介していこう。

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演歌レコードの買取相場

演歌レコードの買取相場は、平均して5,000～20,000円といわれている。勘違いしてほしくないのは、すべての演歌レコードが平均額で買い取ってもらえるとは限らないということだ。演歌レコードが、発売当時でも手に入りづらいプレミア商品であれば、平均相場以上で買い取ってもらえる可能性は高い。

しかし、現在発売されているCDやDVDでも、数ヶ月後には料金が購入時の半額以下となってしまうことも珍しくはない。つまり、普通に買取をおこなっているお店で演歌レコードを売ろうとしても、平均価格以上で買い取ってもらえる可能性は低いといえる。

実は、レコードのジャンルによって相場が変わることは珍しくない。例えば、有名な洋楽レコードだと、数十万で買取をしていた買取店があるほどである。レコードの相場は毎日著しく変動しているので、あまり買取相場はあてにせず、実際に見積もりをしてもらった方が相場の把握がしやすいのだ。

高額な買取実績を見て変に期待して落ち込むよりも、情報を過信せずに見積もりをしてもらった方が、実際の買取価格に対して気を落とさずに済むといえるだろう。

ディスクユニオンという大手の買取価格表

引用：ディスクユニオン公式ブログ

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買取額が高いのはオンライン査定？中古買取店？

では、演歌レコードの買取額が高いのは、オンライン査定と中古買取店のどちらなのだろうか。

オンライン査定の方が高値で買い取ってくれる可能性が高い

時間と労力から考えると、オンライン査定の方が高値で買い取ってもらえる可能性が高い。では、なぜオンライン査定だと買取をしてもらえる可能性が高くなるのだろうか。

オンライン査定では、演歌レコードをほしがっている買取業者も少なくない。つまり、中古買取店よりもオンライン査定を利用した方が需要があるといえるのだ。

中古買取店では買い取ってもらえないことがある

実は、演歌レコードは中古買取店では買い取ってもらえないことがある。なぜなら、演歌レコードを取り扱っている買取業者が少ないからだ。

現在は、ほとんどの音楽がYouTubeで聴ける時代である。昔の演歌レコードも例外ではなく、YouTubeで曲名を検索すればすぐに聴くことができる。中古買取店からすると、演歌レコードを買い取って販売しなおしても、売れるかどうかはわからない。

演歌レコードのコレクターが通うお店なら、高値で買取してくれるかもしれないが、レコードの買取専門ではない一般の中古買取店に買取してもらうのは難しいと考えられるだろう。

演歌レコードを高く売るための方法

では、演歌レコードを高く売るためには、どうすればいいのだろうか。このコラムでは、大きく分けて3つの方法を紹介していこう。

• ・お店に電話で買取相場を聞く
• ・インターネットで最高買取額を調べる
• ・ヤフオク！やメルカリで販売してみる

お店に電話で買取相場を聞く

オンライン査定に抵抗がある人は、最寄りの中古買取店に電話をして、演歌レコードの買取金額を聞いてみるのがいいだろう。

演歌レコードの買取額を聞くときに注意するのは、最高値を聞くことである。最高値を聞くことによって、あなたが持っている演歌レコードを中古買取店に売ったときの、最高値の相場を知ることができる。できる範囲内でいいので、なるべく多くの中古買取店に電話して聞いてみよう。

インターネットで最高買取額を調べる

査定に出す前に、インターネットで最高買取額を調べておくのもいいだろう。インターネットでも複数のサイトを調べて、買取価格と相場を調べておくことをおすすめする。先ほど紹介した、お店に電話で買取相場を聞く方法と、インターネットで最高買取額を調べる方法を使えば、現時点での演歌レコードの正確な買取相場を絞ることができる。

ヤフオク！やメルカリで販売してみる

買取相場を絞ることができたら、実際に高値で買取をしているお店で査定をしてもらったり、オンライン査定を利用したりして、買取相場と同じ金額で売れるかどうか試してみるといいだろう。

もし両方試してみて、買取相場に近い金額で売れなかったら、ネットオークションやフリマアプリを検討してみてもいいかもしれない。代表格は、ヤフオク！とメルカリである。

ヤフオク！

ヤフオク!は、フリーマーケットというよりはオークションなのだが、落札方式を選ぶことができる。即決落札と自動延長の2種類だ。

即決落札は、あらかじめ金額を決めておき、決められた金額で入札されたら、その入札者が落札者となる落札方式である。自動延長は、落札価格の上限が設けられていない。

特徴的なのは、オークション終了5分前に誰かが入札すると、入札時間が5分前に戻るという方式である。つまり、入札してから5分以内は目が離せないのだ。例えるなら、元旦におこなわれるマグロの初競りが、オンラインでおこなわれていると思ってくれればいい。

メルカリ

メルカリは、携帯から出品できる個人間同士の売買サービスだ。出品者は携帯で出品する商品の写真を撮り、商品説明を記載し公開するだけである。ハッシュタグもつけられるので、効率よく商品を売ることができる。

ただ、メルカリの場合はコメント欄で会話をすることができ、値下げ交渉が多く見受けられるので、価格設定で注意が必要だ。公式サイトで買うよりも、格安でいろいろな商品が売られているということも、1つの特徴である。

ヤフオク！とメルカリだったらどちらが高く売れる？

演歌レコードを売るなら、メルカリよりもヤフオク！の方が高く売れる可能性が高い。メルカリは、主に高い商品を安く買いたいユーザーが大半を占めている。例えば、定価70,000円する服が30,000円以下で売られて、ようやく売れるといった状態である。

つまり、高額買取には期待できないといっていいだろう。実際に検索をすれば分かるのだが、演歌レコードは高くても7,000円程度でやり取りされているような世界である。

しかし、ヤフオク！であれば入札期限はあるが自動延長システムがあるので、メルカリよりも高く売れる可能性が高い。ヤフオク！では、すでに売値が200,000円近く付いているレコードもある。つまり、演歌レコードを個人で売るなら、メルカリよりもヤフオク！の方が高く売れやすいといえる。

演歌レコードのおすすめ買取店

これまで、演歌レコードを高く買取する方法について解説してきた。演歌レコードの買取にはさまざまな方法があることがわかっていただけただろう。

ここではおすすめの買取店について解説する。

ピースマーケット

ピースマーケットは1点からでも気軽に買取依頼できるのが特徴。取り扱いジャンルが豊富なため、レコードのほかにも不要になったものをまとめて売却できる。

出張買取専門店のため、買取方法は出張のみ。レコードの枚数が多く、持ち込みが難しい人におすすめである。

モノス

岡山エリアで買取をするならモノスがおすすめ。さまざまなジャンルのレコードをはじめとして、家電・家具などの買取もおこなっている。

モノスでは見積もり無料のため、まずはいくらで買取ができるのか見積もってもらうといいだろう。

レコー堂

レコー堂は、中古レコードを中心に買取している。取り扱っているジャンルもさまざまで、和ポップスや和ジャズ、クラシックやロックが高価買取の対象である。

演歌だけに限らず、さまざまなジャンルのレコードを売却したい人は、ぜひレコー堂に買取を依頼するのがおすすめだ。

ディスクユニオン

レコードショップとして知られているディスクユニオンだが、中古レコードの買取もおこなっている。

特に注目したいのは、ディスクユニオンの買取額保証だ。リリース1ヶ月以内の国内盤レコードであれば税抜定価の60%で買取ができるため、お得に売却ができるのである。

リリースされたばかりの演歌レコードを売却したい人は、ぜひ参考にしてほしい。

演歌レコードを売るときの注意点

演歌レコードを売るときに注意しておきたいことがある。デリケートな商品なので、ぜひとも次の3つには注意しておきたい。

• ・演歌レコードに傷が付いていないか
• ・演歌レコードのケースに傷が付いていないか
• ・新品で買ったときと同じ状態が保たれているか

演歌レコードに傷が付いていないか

演歌レコードに傷が付いていないか、注意しておこう。演歌レコードの裏表どちらか片方に傷が付いているだけで、レコードの価値は大きく下がってしまう。下手をすれば、10,000円で買取してもらえるレコードがあったとして、傷が付いていたらレコードの価値は半額以下になってしまうことも珍しくはない。

大切に扱っていれば、レコードの傷を最小限に抑えるだけでなく傷をつけないことも可能なので、なるべく丁重に扱うように心がけてみてはどうだろうか。

演歌レコードのケースに傷が付いていないか

演歌レコードのケースに傷が付いていないかも、注意しておく必要がある。レコードケースは薄いので、なにかの拍子に落としてしまい傷が付いてしまったら、商品価値が著しく下がってしまうのだ。

レコードケースが傷付くことで、実はレコードそのものに傷が付いてしまうことも珍しくはない。つまり、レコードケースを落とすことは、買取価格を下げてしまうリスクが高くなってしまうことを覚えておいてほしい。

新品で買ったときと同じ状態が保たれているか

新品で買ったときと同じ状態が保たれているかも重要である。新品と同じ状態というのは、レコード本体やレコードケースに傷が付いていないかどうかではない。レコードカバーがきれいかどうかも含まれている。

中古商品販売点では、商品によってランク付けがされている。例えば、商品が新品同様で付属品がすべてそろっていればAランク、箱に傷があればBランク、箱と商品に傷があればCランク、本体だけであればジャンク商品といった感じである。簡単なランク付けではないだろうか。

言い換えれば、店頭に並んでいた新品の演歌レコードと同じ状態を保っていれば、高値で買い取ってもらえる可能性が高いのである。

傷付いた演歌レコードを高く買い取ってもらう方法

最後に、傷付いてしまった演歌レコードを1円でも高く買い取ってもらう方法を2つ紹介しよう。先ほどの話でいうと、ランク付けでBランク以下の判定をされた商品を、1円でも高く買い取ってもらう方法である。

• ・傷付いてしまった状態以上に汚さない
• ・柔らかい素材で優しく拭きとる

傷付いてしまった状態以上に汚さない

あたり前の話なのだが、重要なことだから紹介しておく。現在傷付いている状態からさらに傷付けない、汚さないことである。

仮に現在のランクがBランクの演歌レコードを持っていたとしよう。Bランクの商品だと、買取価格はAランクの商品よりも買値が元値の半額近く差し引かれる。つまり、高値で売るためのボーダーラインといってもいいだろう。

ボーダーラインを切ってしまったら、高値で売るという考えから、1円でも売れたら儲けものという考えにシフトした方がいい。なぜなら、現在傷付いてしまっている商品をさらに汚したり傷付けたりしてしまうと、購入した当時は数万円した演歌レコードだとしても、買い取ってもらえない可能性すら出てくるからである。

買い取ってもらいたい演歌レコードがあるなら、売るときまで傷付かないように、ケースの中に入れておくのも1つの手だろう。買い取ってもらうときだけ、もし落としても大丈夫なように演歌レコードがすっぽり入るくらいのトートバックに入れて、買取店まで持っていくのがいい。

もし買取店まで持っていくのが不安であれば、オンライン査定を利用して買取業者に来てもらい、自宅で査定をしてもらった方がレコードを傷付けることなく買い取ってもらえるので安心できるのではないだろうか。

柔らかい素材で優しく拭きとる

演歌レコードを傷付けない方法だけではなく、演歌レコードをきれいにしておくという選択肢もある。演歌レコードをきれいにしておくことで、現状ランクを保つか、現状ランクの中でもよりいい状態だと判断してもらえやすいのだ。

レコードを拭きとるときに使うものは、メガネ拭きやパソコンの画面を拭くような布で大丈夫だろう。きめ細やかなで柔らかい素材を使うことで、レコード盤を拭いたときのダメージを抑えることができる。

レコード盤をティッシュなどの荒い素材で拭くと、ほこりや汚れは落とせるが傷つきやすい。つまり、柔らかい素材で優しく拭きとることで、リスクを減らしてレコード盤の状態を保つことができるのである。

もし持っている演歌レコードが傷付いているけど、少しでも高値で買い取ってもらいたいと考えている人には、ぜひ参考にしてみてほしい。また、拭きとるときはレコードだけではなくレコードケースも拭いておくと、よりきれいに見せることができる。

まとめ

今回は、演歌レコードの買取価格や相場、実際に買取相場に近い金額で売るための方法を紹介してきた。演歌レコードは、単体ではなくセット売りをすることで、オンラインでも高値で取引されやすい。オンラインよりもオフラインの方がいいなら、まずは近場にあるレコード買取店に問い合わせをして、演歌レコードの買取金額と相場を知ることから始めよう。

次に、個人販売だ。ヤフオク！とメルカリ、使うのはあなたの自由だが、傾向を調べた限りでは、ヤフオク！の方が演歌レコードの高額買取に向いているといえるだろう。

よく考えれば分かることだが、ヤフオク！はオークション形式で、メルカリは金額を自由に決められるからである。ヤフオク！だと金額は上がっていきやすいが、メルカリは値切られやすい特徴がある。

ヤフオク！に出してみて、あなたの満足する金額にたどり着けそうになければ、オンライン査定を利用してみるといいだろう。このコラムで紹介した方法をすべて試してみて付いた最高値が、いまあなたが持っている演歌レコードの価値なのである。

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