人々の生活を常に照らしている照明。現代社会において、照明器具の恩恵を受けていない人は、ほとんどいないと言っていいだろう。今日、これまでの照明器具業界に革命が起きている。
Light / TESFox
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LED照明の急激な普及
LED(発光ダイオード)の技術がさまざまな分野で実用化され、今まで蛍光灯が担っていた役割すらLED照明に切り替わってきているのだ。LED照明に切り替えることで、一般的には省エネ・長持ちになると考えられており、皆さんの中にもLED照明を購入した方がいるのではないだろうか。
照明器具の買取
一方で、その背景に、大量の照明器具が処分されている状況がある。では、このような要らなくなった照明について、処分の決断を早々に下してよいのだろうか。少しでもリサイクル業者で買い取ってもらえる可能性があるのなら、廃棄ではなく「売却」も選択肢に入れたいところだ。
そこで、照明器具の買取査定基準や、買取金額を少しでもアップさせる方法について紹介していくので、参考にしてほしい。
照明器具には種類がいっぱい!
照明器具と一言にいっても、実にさまざまな種類があるので、代表的なところを紹介したいと思う。
ペンダントライト
まず、「ペンダントライト」だ。天井からぶら下がったタイプの照明で、一昔前の主流ではあるが、メインの照明としてはもちろん、アクセント照明として、現在でも人気がある。大きさやデザインが豊富で、さまざまなタイプのペンダントライトが使われている。
シーリングライト
次に、今日、最も身近な照明器具であるだろう「シーリングライト」だ。とてもシンプルな、天井にそのままくっつけるように設置するタイプの照明器具で、部屋が広く感じられるため人気がある。最近の住宅照明の多くはこのシーリングライトになっている。
ブランケットライト、シャンデリア
壁面や柱、一軒家などの塀に取り付けられているのが、「ブランケットライト」で、インテリアや店舗でも用いられることが多く、装いを演出する重要な照明である。
その他にも、バブル期に一世を風靡した「間接照明」や、高級住宅内で見られる「シャンデリア」など、照明について例を挙げれば切りがない。このため、照明は、素人では簡単に買取り金額の予測がつきにくい側面がある。
LEDシーリングライトは中古でも大人気!
LEDシーリングライトは、現在も安定した需要があるのは間違いないようだ。
シーリングライトのメリット
まず、LEDライトは長寿命なため、極端に古くない限り、中古であっても長く使えるという面がある。
そして、LEDシーリングライトは、ペンダントライトやシャンデリアと違って、形状がシンプルなので汚れが目立ちにくく、センスの新旧もあまりないので、中古に対して抵抗を持つ人も少ない。また、そのシンプルさから、どのようなインテリアにもあうという大きな利点もあり、購入を検討する人が多い。
取り換え、交換が簡単
また、最近のシーリングライトは取り替えが楽で、一人で簡単に交換できるということも、人気を呼ぶ大きな理由の一つだろう。
その他、家の中のシーリングライトをLED照明に切り替える際、通常の照明とは微妙に電気の仕様が異なることが多いので、新品のLED照明を買うのをやめ、取りあえず中古のLED照明に替えて様子を見てみたいという人もいるのだ。
照明の査定ポイントは?
では、このようなシーリングライトを中心とした照明器具の買取りの場合、業者はどのような部分をもって査定しているのだろうか。
照明器具の機種・製造年月日
照明器具の機種・製造年月日は当然ながら大きなポイントとなるだろう。通常のシーリングライトだと、表面のラベル、あるいはカバーを開けた内部のラベルに型番と年式が記載されている。
業者によっては古くても買取可能
一般的に総合リサイクル業者など多くの業者では製造からおよそ5年以内でないと買取りが難しい状況だ。しかし、専門業者の中には製造から10年前後でも買い取ってくれる業者が存在するため、古くなった照明を買い取ってもらいたい場合は、根気よく業者探しをすることが重要だ。
高級証明は製造年は関係ないことも
一方で、ヴィンテージ照明やデザイナーズ照明、ブランド照明と呼ばれる高級照明は、製造年月日にとらわれることが少ない。むしろ、古い方が価値が出る場合もあるので、こういった高級照明器具を買い取ってもらいたい場合は、特に専門業者に査定を依頼しよう。
状態
また、査定に出す前に、照明器具の状態を確認しておこう。傷や汚れがあるか、明かりがつかないなどの故障があるか、一度しっかりと確認しておくべきである。これらは査定に大きな影響を与えるので、必ず査定に出す前にキレイにできるところはキレイに、直せるところは直しておこう。
こうすることで、業者の再販の手間が省けるので、その分査定に上乗せされることが期待できる。
付属品の有無
付属品が揃っているかどうかも重要な査定項目だ。特に最近のシーリングライトには、必ずと言っていいほどリモコンが付いているので、無くしたり、壊したりしないように注意したい。リモコン置きも忘れてはいけない。
その他、使ったり使わなかったりする付属品は結構あるので、無くさないように袋に入れてまとめるなどして保管しておこう。
購入当時の状態に戻せれば完璧
もし、商品購入時のケースやダンボール、そして梱包されていたときの緩衝材などもあれば、パーフェクトだ。こうした細かい部分も意外と査定に響くので、まだ捨てていなければ元の通り梱包し、業者に持って行きたいところだ。
ユニークなブランド照明は高額買取対象
中古照明業界は今、シーリングライトやペンダントライトはもちろん、デザイン性があふれるユニークなブランド照明の買取も強化している。
FLOSやLouis Poulsen、JAKOBSSON LAMP、Artemide、YAMAGIWA、Isamu Noguchiなどのブランド照明は、状態にもよるが、往々にして高額で買い取られている。お気に入りのブランド照明がある場合は、ぜひこのような価値のわかる専門業者に査定を依頼してみよう。
買取金額のさらなるアップを目指そう!
その他、更に買取り金額を上げるためには、なるべくまとめて売るという方法もある。とりわけ、引越しなどでは、部屋の広さが変わったりもするので、不要な照明器具がまとめて発生しやすい。こんな時は、全てまとめて査定に出してしまおう。
他の家財と合わせて売る
また、さまざまなアイテムを取り扱うリサイクル業者に持っていくのなら、他の家財と合わせれば、査定額もアップする可能性が高くなる。手持ちの中で不要な家財品などがあれば、この機会に買取に合わせて出すといいだろう。
直接持ち込みがおすすめ
また、査定に出す際は、なるべく業者へ直接持って行くことをおすすめする。業者に余分な出張費が掛からないため、買取金額に上乗せしてもらえる可能性があるうえ、宅配査定と比べて、業者と直接価格交渉ができるメリットもあるためだ。 高額な査定につなげるコツは、どれもちょっとしたことなので、一つ一つ積み重ねて満足のいく取引につなげてほしい。