使わなくなった不要メガネの処分法についてネット検索していると眼鏡市場という販売店や買取、下取りといったキーワードが多い実態に気付かされる。グループ全体で全国展開する眼鏡市場は、地方都市で暮らす皆さんでも利用のしやすい存在となっている。
またこうしたお店で下取りや買取などのサービスを受けられれば、要らなくなったメガネやサングラスなどの処分にただ捨てるだけでは得られないメリットや付加価値が生まれてくることだろう。今回は不要なメガネの扱いに悩む皆さんと一緒に眼鏡市場のメガネ買取相場は高いのか、下取りとどちらがおすすめかという謎を詳しく検証していきたい。
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古いメガネの買取と下取りは同じサービス?
自動車やバイクなどの中古市場でも多くおこなわれている買取と下取りは、全く異なる意味合いのサービスと捉えた方が良い。こうした実情を知らないまま買取と下取りを混同させたままでショップを訪れると相場よりも遥かに安い価格で手放してしまう状況が生まれることもある。
そこで、メガネの処分方法は買取と下取りだけなのか気になる方もいるだろう。不要になったメガネは、下取りや買取以外にも下記のような多彩な方法を使って現金化や処分、社会貢献などに役立てられる。
- ・回収
- ・寄付
- ・捨てる
- ・備蓄しておく
こうした形で最低でも6つ以上の選択肢が設けられているメガネの処分時には、ブランドやコンディションといった製品の特徴に合った方法を見出していくだけでなく、所有者自身がどうしたいのかを具体的に決めておく必要があると言えるだろう。
不要なメガネ買取のメリット・デメリット
業者に査定をしてもらったメガネを売却し現金化に繋げることを、買取と呼ぶ。
買取基準に該当すれば高値で売れる
不要なメガネを買取査定に出す最大のメリットは、ショップ側の基準に合った高価買取対象の商品であれば、数千円〜数万円もの高値で売れるということだ。当日〜数日以内に支払われた査定額は、もちろん次の新しいメガネの購入費用にもあてられる。
また古すぎるデザインや合わない度数などにより、自分にとってゴミでしかなかったメガネに数千円〜数万円もの査定が付くと考えれば、多少手間がかかっても取引をするメリットがあると捉えて良さそうだ。
相見積もりもしやすくなっている
買取業者の大半が自社サイトやWEBサービスなどをおこなう今の時代は、ネットを使った査定依頼や問い合わせがおこないやすい状況が生まれている。こうした方法を使って複数社から見積もりを集めると愛用のメガネに最も高い価値を付けてくれる業者も容易に見つけられる。
また各社の買取価格検索ツールなどの活用によって、自分が不用品と捉えていた愛用品に意外な価値があることもイメージしやすくなるだろう。
自宅に居ながらにして高額査定に繋げられる
多くの専門店が買取エリアを広げる近頃では、宅配買取や出張買取サービスを使って地方都市に暮らす人でも簡単にメガネなどの不用品を売れる時代が到来している。
宅配業者が自宅に集荷に来てくれたり、段ボールなどのキットをショップ側で用意するこうしたサービスを使えば、遠くの眼鏡店まで行く交通手段のない方々でも簡単に買取査定へのチャレンジができる。
捨てる処分法と比べると若干面倒
ネットの普及によりなにかと便利になりつつある買取サービスも、燃えないゴミとして捨てる、近所の眼鏡屋さんの回収BOXに入れるといったシンプルな処分法と比べると若干手間がかかる実態がある。
例えば、相見積もりをするには、ヒカカクのようなWEBサービスやメール、電話などを使って複数の業者に問い合わせをする必要が出てくる。そのため、買取という手段を選択する時には、なるべく時間的余裕を持って行動を起こすようにして欲しい。
買取不可となるメガネも多い
社会貢献事業ではないメガネ買取は、基本的に海外もしくは国内での再販売を目的におこなわれる実態がある。そのため、ブランドや素材の価値の価値すらない安価な中古メガネや修復不可能なレベルまで壊れてしまったフレームなどは、どんなに新しい商品であっても買取NGになることもある。
また売りどきを逃した場合も時代遅れのデザインによって売却できないこともあるため、早めに行動を起こす心掛けも買取には欠かせないと言えるだろう。
下取りのメリット・デメリット
続いて買取と混同、比較されることの多い下取りは、ショップに持ち込まれた不要なメガネを引き取る代わりに、新しいメガネの購入代金をいくらか割り引いてくれるサービスだ。
手続き方法がシンプル
メガネ業界における下取りは、このサービスをおこなうショップ側であらかじめ下取りによる割引額を定めているケースが多い実態がある。そのため、不要なメガネを下取りしてもらう際には、多くの持ち主が各社の価格比較などをおこなわない実態があるようだ。
また下取りによる割引では査定額の振込なども生じないことから、本人確認書類の提出や振込口座を教えるといった面倒な手続きがない点も下取りサービス利用をする人が多い理由に繋がっている。
使用できればOKな下取りサービス
プラスチックリサイクルや発展途上国への寄付などを目的とした下取りには、再販売を目的とした買取と違ってコンディションなどの厳しいチェックのない利点もある。
例えば、明らかに日本では流行遅れとも言えるデザインの古いメガネであっても細かな買取基準のない下取りでは簡単に引き取ってもらえる実態がある。また使えればOKという考え方の下取りの場合、遺品整理の際に出てきた故人の古いメガネなども持ち込みやすいと言えるかもしれない。
高級品は下取りに適さない
フレーム1本につき1,000円、新しいメガネの購入代金10,000円につき1,000円などというわかりやすい割引システムとなる下取りは、ブランド買取店に持ち込めば数万円の査定額がつく高級品には適さないサービスであると考えられる。
例えば、発展途上国への支援目的で下取りをする販売店では、ファストブランドのメガネと高級品に対して同額の割引クーポンを発行する。そのため、市場価値が非常に高い商品については、下取りをすることで落胆するケースも出てくることだろう。
下取りのメリットがない場合も
新しい購入商品の割引という形をとる下取りの場合、その店でメガネの買い替えをする人だけがメリットを得られる形となる。そのため、下取り当日だけでなく将来的にもメガネの購入予定がない人にとっては、下取り目的でショップに古いメガネを持ち込む利点はないと捉えた方が良いだろう。
また下取りのシステムは販売店によって大きく異なる実態があるため、新しいメガネの買い替え時期と下取りのタイミングを考えることも、このサービスのメリットを得るには欠かせない心掛けになりそうだ。
眼鏡市場での買取や下取りは?
メガネ処分情報で多く見受けられる全国チェーンの眼鏡市場では、残念ながら前述の買取や下取りといったサービスをおこなっていない。
買取や下取り検索での眼鏡市場とは
ネット内にこの専門店名がたくさん並んでいる理由は、店名であるメガネイチバではなく、メガネシジョウに関する情報検索をおこなうユーザが多い実態があるからだ。
そのためメガネ処分や買取、下取り情報を探すときには、そこに書かれた眼鏡市場というキーワードがメガネイチバとメガネシジョウのどちらを意味しているのかをしっかり確認した上で内容に目を通す必要があると言えるだろう。
回収に力を入れる眼鏡市場(メガネイチバ)
眼鏡市場(メガネイチバ)では平成29年10月1日〜平成30年9月30日まで、使わなくなったメガネの回収をおこなうBRING PLA-PLUS(プラプラ)プロジェクトに参加している。下取りでも買取でもないこのサービスでは、不要メガネの回収しかできない。
しかし素材や種類問わず店内の回収BOXに入れられる点や要らないメガネがプラスチックのリサイクルという形で社会貢献できることを考えると、幅広い人が利用しやすいシステムと捉えて良いだろう。
おすすめの業者
ここでは、おすすめの買取業者やメガネ専門業者を紹介していこう。掲載した買取価格は2019年9月時点での買取価格例で、価格は日々変動する可能性があるので注意してほしい。
ネットオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
宅配買取専門のネットオフでは、Ray-Ban(レイバン)やアランミクリ、オリバーピープルといった幅広いブランドのメガネを高価買取対象としている。良心的なサービスで定評のあるこのショップは、保存状態の良いメガネであれば、つるやレンズの外れてしまったものも受け入れてくれる。
しかし5年以上使っていなかったり、定価1万円を下回るファストブランドの商品については、基本的に買取不可の対応をとっているようだ。ネットオフにおけるメガネの買取相場も見ていこう。このショップでは実際に買取をおこなった実績の中で下記ブランドの価格を公開している。
細かなコンディションなどの記載はないようだが、人気ブランドであれば10,000円以上の査定が期待できるネットオフは、下取りか買取かを悩んでいる方々にとってより良い選択肢になると言えそうだ。また購入時の状態に近いものは高価買取対象と明言してるため、比較的新しい人気ブランドのメガネ売却にもおすすめ度の高い存在となるだろう。
- ・アランミクリ→12,000円
- ・999.9(フォーナインズ)→12,000円
- ・ic!berlin(アイシーベルリン)→12,000円
- ・オリバーピープル →10,000円
ブランディア
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
人気店のブランディアでも、宅配買取サービスでメガネやサングラスの買取査定をおこなっている。インターネットより買取の申し込みをおこなうと数日後に段ボール箱、着払い伝票、査定申込書の入った発送キットが届く。
査定結果についてはマイページより確認できる仕組みとなっているため、ブランディアは仕事などで買取業者からの電話などを取れない方々でも自分のペースで不要なメガネの売却ができるシステムと捉えて良いだろう。ブランド専門店のブランディアで公開されている買取価格は、下記のようにハイブランドの買取実績が中心だ。
そのため、メガネ専門メーカーの商品を売るときには宅配キットでメガネを送ってしまう前に買取可能かどうかの確認をした方が良いかもしれない。またコンディションがあまり良くないなどの理由で高額査定が難しいメガネやサングラスについては、ハイブランドのバッグや時計などの高級品と一緒にセット売りをしてみても良いだろう。
- ・クロエ →2,000円
- ・グッチ →3,900円
- ・プラダ →4,500円
- ・ルイヴィトン →15,000円
セカンドストリート
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ハイブランドからファストファッションまで幅広い商品の買取ができるセカンドストリート(ジャンブルストア)では、アイウェアカテゴリーの中でメガネやサングラスを取り扱っている。全国に多くの店舗を展開するセカンドストリートの場合、直接ショップで査定士と話をしながらメガネ売却ができる。
またオンラインストアにJINSやZoffなども並ぶこの店は、ファストブランドなどにも柔軟な姿勢を見せる存在としても注目度を高めているようだ。ファッションブランドからメガネブランドまで取り扱うこのショップでは、下記のように非常に多くの買取実績を公開している。
2016年のWEB買取分からデータ検索をおこなえるセカンドストリートのサイトは、メガネの買取相場の調査にも活用しやすい内容となっている。またハイブランド以外にも歓迎できる商品が多いことを考えると、高級品以外のメガネの処分に頭を悩ませる方々にもセカンドストリートのおすすめ度は非常に高いと言えるだろう。
- ・マークバイマークジェイコブス(サングラス)→3,800円
- ・モスコット →10,000円
- ・エーディーエスアール →6,000円
- ・トムフォード →11,000円
- ・オークリー →7,000円
- ・アヤメ →7,000円
- ・レイバン(サングラス) →4,000円
- ・トムブラウンニューヨーク →13,000円
メガネスーパー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
続いてご紹介する下取りできる専門店の中で最も有名なのは、メガネ下取り割という独自のキャンペーンをおこなう全国チェーン・メガネスーパーだ。
メガネ下取り割のシステムとは?
この会社のメガネ下取りは、不要になったメガネをショップに持ち込むことで購入商品10,000円につき1,000円オフできる仕組みとなっている。買取金額に応じて割引額がアップするメガネスーパーの下取りは、高額なメガネを買う方々にとってメリットの高いシステムとなる。
- ・10,000円以上のメガネ購入 →1,000円OFF
- ・20,000円以上のメガネ購入 →2,000円OFF
- ・30,000円以上のメガネ購入 →3,000円OFF
- ・40,000円以上のメガネ購入 →4,000円OFF
また割引額に上限のないメガネ下取り割は、買取相場の安い商品を持ち込んで高額なメガネを買うという方法を実践することで、最もこのサービスのメリットが大きくなると言えるだろう。
その場でメガネを買わなくても良い
良心的な対応で知られるメガネスーパーでは、その場でメガネ購入できない人向けに後日使用可能なクーポン券の配布もおこなっている。例えば、メガネスーパーに2本のフレームを持ち込んだとき、1本分の割引特典で新しいメガネを1個購入し、もう1フレームの割引分はクーポン券を発行してもらうといったこともできることだろう。
有効期限が2年間の割引クーポンは、ボーナス時期にメガネを買うといったゆっくりペースでも十分に消費可能と言えそうだ。
JINS
プラスチックリサイクルに関する社会貢献活動としてPLA-PLUS(プラプラ)プロジェクトに参加するJINSでは、通年でおこなう回収だけでなく期間限定キャンペーンとして下取りをおこなっている。
JINSでは花粉症の酷くなる冬〜春にかけて、花粉対策メガネの下取りによりJINS花粉CUTという商品が10%オフで購入できる一部店舗限定キャンペーンをおこなっていた。最大98%の花粉をカットできるこのメガネは1,900円〜5,000円ほどで購入できる人気商品だ。下取り対象については花粉対策メガネのみとなっているため、花粉症の本格的なシーズン前にメガネの買い替えを検討中の方々にJINSはお得度の高いキャンペーンだったと捉えて良いだろう。
このほかにもJINSでは、KIDSメガネの下取りキャンペーンなど、期間限定の下取りキャンペーンが、たびたびおこなわれているので買い替えを考えている人は公式サイトの確認を忘れずにおこなってほしい。
まとめ
眼鏡ユーザにとって金銭的なメリットの高い買取と下取りは、下記のようにその商品の特徴によって利用のメリットが異なるサービスと捉えた方が良い。
買取に適したメガネの特徴
- ・購入から5年以内で、ブランド・素材・希少性のいずれかが高いメガネ
- ・メガネ買取相場が3,000円以上の商品
下取りの適したメガネの特徴
- ・古くてデザイン的にダサいメガネ
- ・買取査定のつかないメガネ
- ・定価が5,000円を下回るメガネ
上記のポイントをチェックしても買取か下取りかの判断が難しいときには、多くのメガネ買取店の参加する当サイト・ヒカカクを使って買取相場の調査からメガネ処分に向けた行動を起こしてみても良いかもしれない。
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