空気清浄機を安く買う方法とは？アウトレットと中古はどちらが良い？

これからの季節、風邪やインフルエンザ対策のためにも空気清浄機の需要は高まっていく。

今年こそ空気清浄機を購入したい、買い換えたいという方のために、どんな空気清浄機が人気なのか、またどういった基準で空気清浄機を選べばいいのか、さらに安く購入できる場所や時期についてご紹介する。

空気清浄機を正しく賢く購入して、風邪の季節を乗り切ろう。

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空気清浄機の選び方

空気清浄機はどれも同じという訳ではない。自宅に適したもの、使いやすいものを選び、より快適に利用し続けられるようにしていこう。

適用床面積

空気清浄機は、どれも適用床面積というものがある。どれくらいの広さの部屋まで空気を浄化してくれるのかという基準である。空気清浄機を選ぶ際は、この適用床面積が非常に重要となる。

適用床面積の判断基準は、タバコ5本分の煙に含まれる粒子、ガスなどを30分間で浄化できるかどうかというもの。適用床面積が大きいものを購入すればより早く空気を浄化させることが可能だ。

空気清浄機においては、より広い空間を浄化してくれるものを選ぶことをおすすめする。

しかし、適用床面積が大きくなればなるほど価格も高くなり、サイズも大きくなる。コンパクトなものがほしい、安価なものがほしいという方は、小さめで適用床面積が狭いものを購入するしかなくなってしまう。

しっかり室内に空気清浄機が置ける空間を確保しておくことが大切だ。

機能性

空気清浄機は、24時間365日使い続けることが推奨されている。

しかし、長時間稼働させておくには大量の水が必要である。

一度スイッチを押せば長時間そのままにしておいていいような空気清浄機は非常に便利だが、その分給水タンクが非常に重たくなる。女性や高齢者など、重たい給水タンクを持ち運ぶことができない方には不向きである。また、給水タンクが大きすぎてシンクに入らずスムーズに水を入れられないという落とし穴もある。給水タンクが着脱がしやすいのかも確認しておこう。

また、機能がたくさんついているものは一見便利に思えるが、実際使うとなると同じ機能しか使わないということはよくある。多機能で高い空気清浄機は本当に必要なのかどうか、自分がどんな風に空気清浄機を使うかを考えて選ぶようにしよう。

手入れ方法

空気清浄機は常に快適に使い続けるためにもお手入れは必須である。フィルターの掃除のしやすさについても必ずチェックしておこう。

また、長期間お手入れ不要で使える空気清浄機もおすすめである。空気清浄機はフィルター以外に、本体や給水タンクも定期的に掃除する必要がある。空気清浄機は凹凸が多く、掃除しにくいというデメリットがある。掃除しやすいか、どれくらいの頻度でおこなう必要があるかについて確認しておこう。

人気の空気清浄機

さまざまなメーカーから空気清浄機が登場しているが、どんなタイプのものが人気なのだろうか。空気清浄機の人気メーカーの特徴についてご紹介しよう。

シャープ

シャープの空気清浄機は高性能なフィルターが人気である。

静電HEPAフィルター、ガスもと～る脱臭フィルター、さらにほこりを防ぐプレフィルターの3枚構造になっている。プレフィルター、脱臭フィルター、集塵フィルターという順番で重なっているため、詰まりやすい集塵フィルターも長く快適に使えるようになっている。手入れする回数を減らすことができるので、快適に長く使うことができるだろう。

また、シャープと言えばプラズマクラスターのイメージが強いのではないだろうか。イオンの特性で静電気を除去し、ほこりなどを集めやすくしてくれる。

また、シャープの空気清浄機はお手入れがしやすいというのも人気の理由の一つだ。カバーなどを外すことなく、掃除機をパネルにかけるだけでごみを集めることができる。

本体にはキャスターやストッパーがついているので移動も簡単。給水タンクに水を入れたらすぐに本体にセットし、部屋まで運ぶことで負担を軽減できるだろう。

日立

日立の空気清浄機は脱臭機能が高いことで人気である。

1台で空気の浄化、脱臭、加湿、除湿など多機能な役割を果たしてくれるものから、コンパクトで持ち運びやすい、どんな部屋にもマッチするようなものなど、ラインアップも豊富である。

また、空気清浄機の最大のデメリットであるフィルターの掃除、交換は、日立の空気清浄機なら非常に簡単である。

最新のものはプレフィルターを自動で掃除する機能がついている。プレフィルターにエチケットブラシのようなブラシがついており、汚れが溜まると自動的に掃除をおこなう。そのため、年に1度ダストボックスの中に溜まったごみを捨てればいいだけなのだ。冬の間など使用期間が終わったら最後にお手入れをするだけでいいので、面倒なメンテナンスの手間をかなり削減してくれる。

日立の空気清浄機は3つのフィルターからなっており、各パーツの除菌もしっかり行われている。金属イオンが菌を無力化し、本当にクリーンな空気を吐き出してくれるのだ。加湿フィルターも水洗いすることができ、清潔に使い続けることができる。

パナソニック

パナソニックの空気清浄機は、10年間交換不要な高性能のフィルターを採用している。

さらに気流制御にもこだわっており、臭いを察知すると上部に気流を送り、ほこり、花粉など下部に溜まりやすい汚れを察知すると下部に向かって気流が流れるようになる。

センサーの性能が高く、すぐに空気中の汚れを察知し正確に作動してくれる。効率的に空気清浄をおこなうことができ、いつでも快適な空間の中で過ごすことができるだろう。集塵効率も高く、広い室内でも作動させればすぐにその効果を実感できるようになっている。

また、花粉撃退モードを搭載しており、花粉に効果的な気流を発生させる。花粉の季節までしっかり使い続けることができるだろう。

パナソニックの空気清浄機のお手入れは、集塵フィルターの前面パネルを取り外して掃除機で吸うといった方法。シャープの空気清浄機はそのまま掃除機で吸うだけなので、それよりかは少し手間である。しかし、他のメーカーのように水洗いなどをする必要はないので、いつもの掃除のついでにさっとお手入れをおこなうことができるだろう。

ダイキン

ダイキンの空気清浄機は、電気集塵方法を採用しているという特徴がある。

ほこり、排出ガスなどが多い工場で使用するような空気清浄機にも採用されているもので、本体入口で吸い込んだほこりをプラスに帯電させ、マイナスに帯電したフィルターに接触させてより強力に集塵していくという方法である。帯電効果によって、通常の空気清浄機よりもアレル物質などより多くの粒子を集めることが可能になっている。

また、ダイキンの空気清浄機の中には加湿機能付きのものも多い。

加湿機能つきの空気清浄機はお手入れが大変というイメージがあるが、ダイキンのものはその中でも比較的簡単にお手入れができるようになっている。つけ置き洗いなどは必要になるが、フィルターの枠をわざわざ取り外したりする必要もない。

長期間お手入れしなくても快適に使い続けることができるので、ワンシーズンごとに掃除するといった頻度で十分だろう。加湿部分の除菌も自動的に行ってくれて、さらに花粉やウイルスを分解する機能も優れている。

空気清浄機を安く買う方法

人気の空気清浄機メーカーを比較してみた。空気清浄機にはさまざまなモデルがあり、同じメーカーのものでも価格は大きく違う。どうせなら、高性能のものを低価格で購入したいという方が多いだろう。

空気清浄機はいつ、どこで購入するのが一番お得なのか、その時期や購入場所についてご紹介していこう。

安い時期に買う

空気清浄機は、常に同じ価格で販売されているというわけではなく、時期によって価格に差がある。安い時期を狙って購入することで、よりお得な買い物ができるのだ。

空気清浄機が安くなるのは、まず発売後3ヶ月程度経過してから。 発売されたばかりのモデルは価格が高いので、狙っている空気清浄機がある場合は数ヶ月待ってから購入するようにするといいだろう。

また、9月から11月にかけても新商品の入れ替わりの時期になるので、前のモデルのものは値下げされる傾向にある。地域や店舗にもよるが、この時期にはセールの広告などがよく出ているのでチェックしておくようにしよう。

さらに、セールの時期も見逃せない。

家電量販店では年末年始にセールが行われるケースが多い。また、7月、12月はボーナスの時期なので、この時期にセールを行っている家電量販店も多くある。3月や9月は決算セールが行われることが多い。 決算の時期は家電量販店によって微妙に違うので、近くの家電量販店の決算時期を事前にチェックしておくようにしよう。

通販サイトなどでは、定期的に独自のセールが行われている。お気に入りの通販サイトがある場合は、メルマガなどでよく確認しておこう。

家電量販店で買う

空気清浄機を安く購入したいのなら家電量販店は非常におすすめである。

上記で紹介したようにセールを頻繁に行っており、また他メーカーとしっかり比較しながら自分に合った空気清浄機を選ぶことが可能になる。販売員にその空気清浄機の魅力を教えてもらうこともでき、丁寧なサポートもついている。値下げ交渉も可能、さらに店舗によっては送料無料で後日届けてくれるというケースも多い。

楽天やAmazonで買う

楽天、Amazonといった通販サイトは家電量販店よりも空気清浄機を安く販売しているショップが多い。

店舗の運営にかかる費用が不要な分安く販売できるのだ。しかし、中には悪質なショップもあるので、レビューをよく確認してから購入するようにしよう。送料などを含めると家電量販店よりも高くなってしまうこともあるので注意が必要だ。

楽天、Amazonなどではポイントを貯めたり利用することもできる。溜まっていたポイントを利用すれば、よりお得に空気清浄機を購入できるだろう。

空気清浄機のアウトレットは安心？

空気清浄機をアウトレットで購入するという方法もある。アウトレットでは、外箱が汚れていたり、少し前のモデルが安く売られているというケースがほとんど。本体には問題ないので、安心して利用できる。

各メーカーの公式サイトのアウトレットページや、楽天、Amazonなどのアウトレット商品、さらにアウトレットモールなどに出品されている店舗をチェックしてみよう。

アウトレットの注意点

アウトレットに出品される商品は少なく、場合によっては公式からは出品されていないということもある。個人出品、海外からの出品のものを購入すると不良品が届けられたり正規の保証が受けられないこともあるので購入先はよく考えるようにしよう。

空気清浄機の中古品は安心？

空気清浄機をより安く購入したいなら中古品がおすすめだ。

リサイクルショップ、楽天、Amazonなどの通販サイトでも中古品は多数出品されているので、一度チェックしてみるといいだろう。さらにメルカリやヤフオクなどで購入する方法もある。あまりに安いものは状態が心配だが、出品ページの説明をよく読み、不明点があれば出品者に質問することで、故障品、不良品が届くというトラブルを防ぐことができる。比較的新しいものを購入すれば、中古品でも安心して利用できるだろう。

中古品の注意点

中古品はあくまで一度誰かが利用したものなので、新品のような快適な使い心地は期待できない。

古いものなら、フィルターの交換が必要だったり利用前にしっかり掃除をする必要もある。

また、正規の保証が受けられない、万が一故障したものが届いても販売元は責任を負ってくれないというデメリットもある。安物買いの銭失いにならないよう、しっかり事前の確認が必要となる。

空気清浄機を安くお得に購入しよう

空気清浄機を安く、お得に購入する方法をご紹介した。

空気清浄機はさまざまなメーカーから登場しているが、今回ご紹介したメーカーから登場している空気清浄機はどれも高性能で人気なものばかりとなっている。あまりマイナーなメーカー、海外のメーカーのものを選ぶと、低価格ではあってもお手入れが大変だったりすぐに故障してしまうというデメリットがある。

多少高くても、長期間快適に利用し続けることができる空気清浄機を選ぶようにしよう。アウトレット、中古品など、安く購入する方法はたくさんあるのでよく比較して選んでみて欲しい。