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貴金属買取のお店を開業するときの方法・資金はどのくらい?

読了目安:12分
更新日:2018/07/21
公開日:2018/07/21
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貴金属やアクセサリー、バックなどが好きな人であれば、きらびやかな商品に囲まれながら働きたいという人は少なくない。貴金属買取のお店を開業したいという人は多くおられることだろう。

貴金属買取店は、今やどの地域においても見かけないことはないほどに増えている。ライバル店が増えているともいえるが、それだけ需要があるともいえるのだ。

ここでは貴金属買取店を開業するための準備と方法、必要な資金についてまとめてみたので参考にしてほしい。


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貴金属買取店を開業するメリット

自宅に眠っている貴金属は数兆円規模!?

多くの家庭において古くなってしまった貴金属がタンスの中に眠っていることは少なくない。高齢者宅に飛び込み営業を行い、法外な価格で貴金属を買い取る業者が社会問題となったことを覚えている人は多いだろう。

かなり強引な手口で、しかも後からキャンセルができないように連絡先なども教えていなかったのだからたたかれても仕方がないのだが、それほど自宅には多くの貴金属が眠っていると言い換えることもできるのだ。

今も昔も貴金属が好きな人は多く、庶民であってもセレブであっても気に入った貴金属は持っておきたいものだ。誕生日、入籍、結婚式など、特別な日にはプレゼントとして貴金属を購入することも少なくないだろう。

貴金属をタンスにしまい込んでいる人は少なくない。数十年前に購入した結婚指輪がタンスにしまってそのままになっている人も珍しくはないのだ。そのようなものをかき集めてみると、数兆円〜数十兆円にもなるのではないかといわれている。

傷が入っているものでも価値があるというのなら買取ってもらいたいと考える人が少なくないことは理解できるだろう。

プラチナや金の価格が上昇傾向

みなさんは貴金属の、しかも金やプラチナの価格をご存知だろうか。実は2000年ごろと現在の価格を比べると、かなり上昇していることが分かる

仮に20年以上も昔に指輪など貴金属を購入して、タンスに入ったままの商品であっても、割と満足できる価格がついてしまう。「それならばどうせいらないものだから」と販売している人がかなり多く存在するのだ。

いらないものを処分して、満足を得ることができるのだから利用する人は後を絶たない。繁華街や商店街、スーパーのテナントなどにおいて貴金属買取店が増えていることはご存知のことだろう。

そのため個人においても貴金属買取店を始める人が増えている。これだけの需要があるのならばと参入する人が殺到しているのだ。確かに店舗はどんどん増えているイメージがある。それでもまだ需要があるということなのだ。

貴金属買取のお店を開業するときの準備

貴金属買取のお店を開業したいと考えている人は、何かしら貴金属に興味がある人であるだろう。貴金属が好きで、常にかかわる仕事がしたいという人もいるはずだ。

しかし貴金属買取のお店を開業するためには、必ず必要になるものがいくつか存在する。「副業だからこっそり始めれば・・・」と考えていると、法律違反として検挙されてしまう可能性もあるから注意してもらいたい。あくまでコンプライアンスの遵守を大事にして、開業してほしい。

古物商許可証の取得

貴金属買取の仕事を始めるのであれば、まず最初に行ってほしいことは「古物商許可証」を取得することである。

貴金属買取業をこの許可証なしに営んでしまうことによって、3年以下の懲役または100万円以下の罰金という重い罪を背負ってしまうことになりかねないから注意しておいてほしい。

貴金属買取ではないが実際に逮捕された実例もあるから「ばれなければ・・・」という甘い考えは辞めていただきたい。そもそも貴金属買取を始め中古の売買には、盗品など犯罪がらみの商品も少なくない。貴金属買取業を始めるということであれば、犯罪抑止に対する意識が必要で、何かあった際には警察に協力していかねばならない立場である。

そのため中古売買については、すべて公安委員会の許可制になっている。都道府県公安委員会のホームページを拝見すると、古物商の情報を一覧することができるのだ。

実際の許可申請については後述するが、営業を行う市町村にある警察署に出向いて申請を行う必要がある。許可証を得るには申請から約40日ほど有するので、早めに取得しておくことをおすすめする。

開業届の提出

貴金属買取のお店を本格的にスタートするということであれば、営業を行う市町村に設置されている税務署に開業届を提出しなければならない。費用は無料だ。収入を得続けるのであれば、収入に応じた税金を納めることは私たち国民の義務なのだ。

開業した当初はバタバタとしてあっというまに月日が流れていくが、この開業届は開業してから1か月以内に提出しなければならない。提出する際には、確定申告を青色申告による提出にすることができ、65万円の所得控除を受けることができるようになるためにぜひ活用してもらいたい。

この開業届は「個人事業の開業届出・廃業届出等手続き」と呼ばれるもので、税務署の受付時間内であればいつでも受け付けてもらえるものである。ものの10分ほどの届出で難しいものではないので、早めに行っておくといいだろう。書類送付でも行うことができ、パソコンソフトからインターネット経由で行うこともできるから、国税庁のホームページなどで調べてみるといいだろう。

貴金属買取のお店を開業するときの方法

貴金属買取店を開業するための準備が整ったら、次は実際に店舗を運営する方法について考えていかねばならない。場合によっては無店舗という方法もできるので、自分に合った開業方法を探していただきたい。

店舗の立地、テナントの契約

最近出店したと思われる貴金属買取店をみてみると、百貨店やスーパーの一角に小さなスペースで営業しているものも多い。女性の店員が1人だけで営業しているスタイルのものが多く、かしこまったイメージはなく手軽に買取を申し込める雰囲気が感じられる。

あまり固い雰囲気にしてしまうと質屋のようになってしまい、敷居が高くなり一般の人々から警戒されてしまうことになるので注意が必要だ。また「騙されてしまうのでは」と警戒してしまうこともあるので、風通しのよい店舗とすることが第一条件になる

店舗で運営するのであれば、人が集まる繁華街や商店街などにおいて開業することがいいだろう。気軽に売却相談ができるように配慮しているだけではなく、プライバシーにも注意しておくことが大事だ。ただし広さは2〜3坪ほどあれば十分だ。そのためリサイクルショップを営みながら貴金属の買取を行っているというタイプも非常に多い。

テナントで契約するのであれば、少しの空きスペースだけでも営業できなくはないだろう。そのテナントに貴金属買取が入っていないのであれば、交渉してみることもできるかもしれない。

サイト作成、宣伝広告による集客

店舗やテナントで開業するにしても、周知されるまでにはかなり時間を要するものになる。集客につながるような営業活動を行わねばならない。

営業といっても飛び込み営業のようなものではなく、広告やインターネットサイト、SNSなど方法はさまざまだ。

最初のうちは費用もそれほどかけられないだろうから、インターネットオークションであるヤフオクやフリマアプリであるメルカリなども並行して活用するといいだろう。「おいくら」などの買取サイトに登録しておくことも一つの手段だ。

また店舗独自のサイトを運営することもおすすめする。良質な記事をどんどん投入して検索順位が上がってくるとインターネット経由での依頼も期待できるのだ。

また営業地域においては、フリーペーパーや新聞広告などが利用できる。予算に応じてどれくらい配布するか決めることができ、知名度をあげるためには必要な手段であるだろう。

フランチャイズか個人事業か選択する

フランチャイズか個人事業で運営するかについては悩んでいる人も多いのではないだろうか。

個人事業で行う際においては、今まで経験を積んできた人であれば問題ないといえるが、これから始めようという人であれば、貴金属の鑑定技術や知識をどのように高めていくのか考えておかねばならないのだ。中には偽物を持ち込むようなこともあるかもしれないので、騙されないようにするには知識や技術が大事なのだ。

どうしても運営面で不安だという人であれば、フランチャイズ契約を行えば、その本部から運営に必要な情報を得ることができる。ただしフランチャイズでの開業資金や手数料はかなり高額になることもあるため、しっかりと吟味しておかねばならないだろう。

宝石鑑定士の資格は必要か

貴金属関連の資格として「宝石鑑定士」と呼ばれる資格が存在する。これは国家資格や公的資格ではなく、民間の団体が発行している資格であるが、宝石や貴金属を扱う仕事に携わる人においては取得率が高い。貴金属買取の店員では取得している人はそれほど多くないが、持っていると知識や技術を高めることができ、信頼や安心をアピールすることができる。

宝石鑑定士といっても、GIA(米国宝石学会)FGA(英国宝石学会)が認めている資格などが存在する。専門のスクールで学んで取得しなければならないが、学費に100万円程度有することになる。ISGと呼ばれるオンラインスクールであれば、しっかりとした内容をインターネットで学ぶことができ、安価で資格取得できるので人気が高い。

ほかにも真珠の知識や鑑定技術を高めるための「パールインストラクター」と呼ばれる資格も存在する。講習は4万円程度であるから、必要に応じて取得するといいだろう。

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貴金属買取のお店を開業するときの資金

貴金属買取のお店を開業する方法についても理解することができればいよいよスタートだ。気になるのは開業資金だろう。

開業するだけであれば、古物商許可証だけあればスタートすることはできる。副業からスタートするのであれば、インターネットなどを活用して手軽に始めることも可能だ。

古物商許可証を取得費用

古物商許可証を取得するためには、営業を行う市町村にある警察署に出向いて許可申請を行わねばならない。警視庁のホームページを確認すると、各警察署の受付時間内に必要書類を揃えて申請する必要がある。

申請費用には19000円を要する。都道府県によっては収入証紙によって提出する必要がある場合もあるから必ず事前に警察署に確認しておくことをおすすめする。

必要書類は「住民票」「身分証明書(市区町村の戸籍課など)」「登記されていないことの証明書(法務局)」「略歴書」「誓約書」などが必要になる。都道府県によって書類内容が違う場合もあるので、事前に必ず警察署のホームページを確認しておこう。

店舗やテナント料

実店舗で運営するということであれば、賃貸料やテナント料が必要となる。ただし2〜3坪程度で出店が可能になるので、場所にかかる費用はそれほど多くはならないだろう。

雑居ビルの1室などで行う場合においても、1階ではなく2階以上で開業するのであれば10坪以下で月額数万円という物件も存在する。うまく集客ができるのであれば、そのような物件をうまく活用するといいだろう。

テナント料においてもそれほど大きな敷地を必要としないので、大きな費用にはならない。月額10万円までで出店することも可能で、場所によっては交渉も可能だ。

また自宅に一室で開業することももちろんありだ。立地が悪いとしてもそこは営業をどのように行うかによっては成功させることもできるだろう。

サイト作成や広告費用

貴金属買取を手っ取り早く行うにはオークションサイトであるヤフオクやフリマアプリであるメルカリに登録することをおすすめする。幅広い商品を見つけることができるので、店舗が軌道にのるまでは活用するといいだろう。登録は無料で、ヤフオクにおいて機能制限なく利用するヤフープレミアムに加入しても月額462円(税抜)だけだ。

サイト作成も行いSNSなどで誘導すれば集客することができる。サイト作成も最初のうちは無料ブログを活用することもできるが、独自ドメインでサーバーをレンタルするにしても年間で1万円も必要にならない。サイト作成費用もランディングページを簡単に作成してもらうだけなら、5万円程度で請け負ってくれる業者もすぐに見つかるはずだ。

店舗を運営し集客していくのであれば、フリーペーパーや広告が必要である。フリーペーパーの小さな広告であれば10万円までで可能だろう。

新聞折り込みチラシにおいては部数にもよるが、自分自身で作成するのであれば印刷代と新聞折り込み費用だけで済む。インターネットでチラシ印刷を依頼できる業者には、チラシ作成が無料でできるサイトを運営されていることがあるので探してみるといいだろう。そのまま印刷に出し、新聞折り込みまでセットで依頼することができ、10万円程度でも依頼することが可能だ。

買取資金やフランチャイズ契約

貴金属買取はまず買取を行って、リペアして再販売したり、そのまま専門の業者などに販売していくことになる。

つまり買取資金をプールしておかねばならないが、地域に住む方からのタンスに眠っている指輪やアクセサリーなどに特化していくならば、それほど大きな資金を持っておく必要もない。最初は小さいものからスタートし、事業拡大していくなかで買取資金も増やしていくといいだろう。

運営に不安があるのであればフランチャイズ契約がおすすめだ。今まで独自で買取を行ってきたが、フランチャイズでの知識を吸収する中で効率のよい経営ができるようになり、収入アップにつながったという例も少なくない

ただし開業資金として100万円程度、ロイヤリティとして毎月の売り上げから数%程度必要になるところもあり、どのように活用していくかは吟味する必要があるだろう。

まとめ

貴金属買取のお店を開業するときの方法や資金についてお伝えした。

貴金属買取店の開業はそれほどハードルが高いものではなく、開業自体は古物商許可証さえあればできるものである。開業そのものよりも貴金属を買取ための知識や技術の高さを要するものであるのは間違いない。失敗すると偽物をつかまされるということにもなるため、注意が必要である。

心配であれば費用負担は発生するもののフランチャイズにおいて始めてみることも一つだ。自分に合った開業方法で行えばいいだろう

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会社名
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設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
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E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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