買い替え時に売りたい！カー用品の査定情報・買取相場まとめ

カーライフの変化や買い替えによって生じた不要なカー用品は、専門業者に査定依頼をすることで現金化のできる商品だ。使わないカー用品を定期的に処分していると、ごちゃごちゃとしたガレージに広々空間を作ることも可能となる。また近頃では、カー用品買取に積極的な専門店も増えているため、従来のように下取りやスクラップ業者以外の処分法も選べる時代が到来したと考えて良いだろう。今回は、装着予定のないカー用品の処分に悩む皆さんと一緒に、この商品を高額査定に繋げる秘訣を確認していきたい。

カー用品の買取ができるショップとは？

まずは、カー用品買取のできる専門店と、それぞれのメリット・デメリットから「どの業者に持ち込むべきか？」を確認していこう。

ディーラーや中古車販売店の下取り

トヨタや日産などのディーラーや、中古車の売買を行う専門店でも、自社製品を購入するユーザ向けに「自動車本体と一緒にカー用品も買い取る」という下取りサービスを行なっている。この方法でカー用品を売却すると、自動車本体価格の割引額に査定費用が含まれてしまうため注意が必要だ。また車本体の売買を積極的に行うショップでは、オプション的な位置付けのカー用品には関心が低い傾向もあるため、高額査定を狙う人には最も避けるべき業者であると言えるだろう。

スクラップ業者の買取り

安全走行の難しいボロボロの自動車にも査定を付けてくれるスクラップ業者も、カー用品の高価買取は難しい存在だ。自動車本体とともにタイヤやホイールの無料引取りを行なってくれるという意味では、利用のメリットもあるだろう。しかしスクラップ業者では、どんなに高級なカー用品に対しても積極的に買値を付けることはないため、明らかに売れない物の処分に悩む時だけ、このようなショップに相談をするようにして欲しい。

カー用品専門店での買取り

タイヤ、ホイール、カーナビ、サスペンション、マフラーといった自動車パーツを積極的に買い取る業者は、購入から3年以内のカー用品を処分する際に最もおすすめ度の高い存在だ。近頃のカー用品専門店では、宅配キットと呼ばれる梱包材も送ってくれるため、ユーザが自分で商品を持ち込むディーラーや中古車販売店などと比べて簡単に利用できる存在になることだろう。

カー用品を高く売るために実践すべきこと

これからカー用品の売却を考えているなら、高価買取に成功したユーザが実践する下記5つのポイントを徹底して欲しい。

売り時を逃さない

カー用品買取の失敗で多く見受けられるのは、自動車から取り外したことで満足し、売り時を逃してしまうケースだ。特にタイヤについては、屋根付きガレージの中であっても高い気温によってゴムの劣化が激しくなるため、「走行していないから」といった楽観的な考えが買取の失敗を生むと捉えて良いだろう。

購入時に型番やメーカー名をメモしておく

専門店に買取相場の問い合わせをするためには、製造年、型番、メーカー名といった情報が必要不可欠となる。マイカーに装着するタイヤやアルミホイール、バルブ、マフラーなどは、長きに渡って使い続けることで型番などが見えにくくなるため、将来的に売却の可能性があるなら、製品情報をきちんとメモしておくべきだと言えるだろう。

付属品を忘れずに

車内で使うプラズマクラスター、カーオーディオ、ドライブレコーダーなどは、外箱、取扱説明書、コード類、保証書が一式揃った状態でなければ、上限額での買取は難しくなる。またカーナビゲーション等の場合は、専用のソフトウェアも初期付属品となるため、購入時についてきた物は全て丁寧に保管するようにして欲しい。

大きなカー用品は脱着費用も考慮しよう

カーナビゲーションやタイヤ、エアロパーツ、車高調などをカー用品専門店に売却する際には、ユーザが自ら脱着を行う必要がある。このような作業をディーラーなどにお願いすると、3,000円～10,000円ほどの脱着料がかかることもあるため、買取相場だけでなく「どの業者に依頼するのが最もコストを抑えられるか？」といったこともしっかり考えるようにして欲しい。

相場調査にヒカカク！の活用もおすすめ

初めてのカー用品処分で情報収集の手段がわからない場合は、自動車バイク用品カテゴリを有する当サイト・ヒカカク！を使ってみて欲しい。ヒカカク！で表示された業者に見積り依頼を行なえば、一般のリサイクルショップに売却するよりも遥かに高値でカー用品が売れる。またカー用品買取に積極的な業者であれば価格交渉も可能となるため、高額査定を狙う人こそヒカカク！のようなWEBサービスを活用すべきと言えるだろう。

高く売れるカー用品の種類、メーカー、参考買取相場 まとめ

最後に、多くのショップで高価買取対象とするカー用品と、人気メーカーの参考買取相場を紹介していこう。

タイヤ

安全走行に欠かせないタイヤは、YOKOHAMA、ブリジストン、ミシュランといった人気メーカーであれば、多くの業者が興味を示してくれる。ブリジストンの低燃費タイヤNEXTRYの買取上限額は、新品未使用の4本セットで7,000円～7,800円前後となっている。また人気の高いGOODYEARのEAGLEであれば、1本2,000円以上の査定が付くこともあるため、車の買い替えなどで使用予定のないタイヤがある場合は、売り時を逃さないようにして欲しい。

エンジンスターター

寒冷地のマイカーライフにおけるストレスを減らしてくれるエンジンスターターも、高値をつけるショップの多い品目だ。人気メーカーユピテルのVE-BS1は、スマートフォンと連動できる最新機能により、8,000円～8,450円の買取上限額となっている。そんなエンジンスターター市場ではアンサーバック機能を搭載したTE-W7300などのカーメイト製品も需要が高いため、トレンドに合った買い物をすることも高額査定に欠かせないことだと言えるだろう。

アルミホイール

縁石の乗り上げによって歪むことの多いアルミホイールは、純正・社外品どちらでも高い需要のある商品だ。少し特殊な規格で作られている輸入車用のアルミホイールは、希少性の高さによって1本10,000円以上の高額査定が付くことも多い。これに対して国産アルファードなどのホイールは、タイヤと一緒に売却することで1本5,000円前後となるため、売り方を工夫することで次の購入費用も得られる品目と捉えて良いだろう。

カーナビゲーション

多くの車種で標準装備となったカーナビゲーションも、カロッツェリア、KENWOOD、Panasonic、パイオニアの人気製品であれば確実に高く売れる。カロッツェリアを代表するサイバーナビであれば、110,000円～140,000円の査定が付く。これに対してトヨタなどの純正ナビの場合は、流通量の多さによって最新モデルNSZT-W64でも64,000円前後の買取額となるため、カーナビ買取で高額査定を狙うなら社外品の最新トレンドに注目すべきと言えるだろう。

ドライブレコーダー

交通事故トラブル時に記録を撮ってくれるドライブレコーダーには、衝撃認知や任意録画といった「イベント記録タイプ」と「常時録画タイプ」の2種類が存在する。ユピテルDRY-FH96WGには、機能性の高さにより10,000円もの高価買取実績がある。またドライブレコーダー市場では、GARMINなどの海外企業の製品も高く買い取られる傾向があるため、国産にこだわらず機能性や話題性から商品選定を行うことが、納得のリセールバリューに繋がると考えて良いだろう。

車載用空気清浄機

イオンによって車内消臭を行う車載用空気清浄機は、近年少しずつ需要が高まりつつある製品だ。このカテゴリの定番・シャープのプラズマクラスターは、フィルタータイプIG-HCF15-Bが6,500円、カップホルダータイプIG-GC15-Bで2,500円～4,800円前後の買取相場となっている。またデンソーやLendoo、Panasonic製の場合は、1,500円～3,300円ほどの査定が期待できそうだ。

バルブ

ファッション性と機能性を兼ね備えたバルブは、新品未使用のみ高価買取対象となる。人気メーカーPHILIPSのLEDフォグバルブの中には、3年保証付きという付加価値により1本4,800円～5,300円で買い取られる商品もあるようだ。そんなLEDバルブの中には、Kurtosisやサンピエといった1,000円～2,000円ほどにしかならないメーカーも存在するため、高いリセールバリューを期待するなら保証年数の長いモデルを選ぶべきだと言えるだろう。

まとめ

紫外線や高い外気温にさらされることの多いカー用品は、一般の商品と比べて遥かに経年劣化が進みやすいと考えた方が良い。しかしそんな近頃では、海外輸出向けに多少コンディションの悪いカー用品でも積極的に買い取る専門店が増えているため、「売り時を逃してしまった！」と諦めずに査定依頼にチャレンジする気持ちも大事なことだと言えるだろう。自宅近くにカー用品買取店がない場合は、地域に絞った業者一覧が表示できる当サイト・ヒカカク！も使ってみて欲しい。