お酒というと何を思い浮かべるだろうか。大人のお酒のたしなみの1つとしてウイスキーを飲むということが挙げられる。そんなウイスキーというお酒1つをとっても多くの愛好家が世界中に存在する。
その愛好家たちの間で高い価値で取引されているのがあるのを知っているだろうか。さまざまな理由で入手が困難になったものが定価の何倍もの値段で取引されるのである。海外のものも多く扱われるのだが、国産のウイスキーでも高く評価されているものがある。
その中の1つに軽井沢という銘柄がある。この軽井沢はジャパニーズウイスキーとして世界中に知られている。本記事では軽井沢の中でも非常に人気のある軽井沢17年の買取相場・査定情報について紹介していく。
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軽井沢
まずは軽井沢という銘柄について知るところから始めよう。買取に出す前にやるべきことの1つとしてその品物の価値をある程度理解しておくということがある。その品物のルーツをたどることはそれに大いに役立つ。
よって本項では軽井沢という銘柄のついての紹介をしていく。ここで簡単な歴史や種類などをいくつか挙げていくのでじっくり見ていってほしい。そしてお酒好きがいたら、ぜひ教えてあげてほしい。
軽井沢とは
本項では軽井沢という銘柄の歴史について紹介していく。より貴重なお酒となっているため歴史を知っていくことで、なぜこのお酒がそれほどまでに高い価値を持っているのか理解できることだろう。
長野県で作られていたウイスキー
軽井沢は長野県の軽井沢蒸留所にて作られたウイスキーのことを指す。1967年に初めて軽井沢という名前でウイスキーが販売された。軽井沢がなぜここまでにも人気で価値が高いのかという理由は今から述べることにある。
このウイスキーは日本で初めて作られた100%のモルトウイスキーであるからである。そんな記念すべき1つめのものが軽井沢となっている。これを聞けば少しは価値が高い理由が分かってもらえたのではないかと思う。
この段階でも軽井沢の定価は15,000円と非常に高価なものとして認知されていた。これが今ではさらに高値で取引されるとは当時の人は考えもしなかっただろう。時の流れとは予測できないものである。
度重なる買収・合併
軽井沢蒸留所は場所を移すことなくずっと長野県で操業をし続けたのだが、この蒸留所が閉鎖されるまでの間には何度か買収がおこなわれることとなった。それまでの間もウイスキーは販売され続けた。
まず1962年にワインなどでおなじみのメルシャンによって会社が買収される。このときの社名はオーシャンであった。そしてメルシャンがこの軽井沢の権限を握ることになるのであるが、2007年にふたたび買収がおこなわれる。
買収をおこなった会社はあの有名なキリンビールで、メルシャンがその傘下に入ったことによってそのまま軽井沢もキリンビールの元に渡ったのである。そして蒸留所が2012年に閉鎖され軽井沢の価値が高騰していくこととなる。
蒸留所閉鎖後の軽井沢
軽井沢という名前の通り軽井沢蒸留所で製造されたもの以外は軽井沢と名乗ることはできない。これはつまりどういうことか。新品の軽井沢を入手する難易度が格段に上がったのである。高級品として知られていたといっても1万円代で入手出来ていたものが、今となっては10万円を超える価格で取引されることは珍しいことではない。
蒸留所の閉鎖はこのウイスキーの希少性を上げる大きな要因となった。また先述したように国産初の100%モルトウイスキーであるため歴史的にも価値は高まる一方であろう。このような流れによって軽井沢はジャパニーズウイスキーの歴史に名を刻んだのである。
軽井沢のラインアップ
ここまで簡単にではあるが軽井沢というウイスキーについての歴史を紹介してきた。本項ではそれらに加えてさらにこの銘柄についての知識を深めてもらうため、軽井沢のラインアップについていくつか紹介していく。
貯蔵年代物
軽井沢のウイスキーは年代によって大きく分けられ、その数字が大きければ大きいほど希少性が増していく。それらを総称して本記事では貯蔵年代物とまとめて呼ぶことにしよう。ほとんどがこのカテゴリーに属することになる。
これに属するものには年代が8年から50年まであることが確認された。50年物にいたっては目にすることすら難しいのではないかといったレベルになっている。ほぼ蒸留所の操業開始から貯蔵されているものであるからだ。
買取価格も100万円を超えているものばかりとなっている。他の物はどうかというと決して価値が低いわけではない。それぞれが非常に希少であるため普通の感覚が良く分からなくなってくる。
特別仕様物
これは貯蔵年代物と少しかぶってくるのであるが、年代物の中には特殊な名前がついているものがある。それらを本項では特別仕様物と呼ばせてもらう。これらに属するものは同じ年代の軽井沢よりも高い価格で取引される。
箱やラベルに能面がプリントされた能シリーズを例に上げてみよう。能シリーズの同じ年代のもので価格を比べたところ、3倍近くの価格差がついていることが確認された。それほどまで価値があがってしまうのである。
やはりお酒だけの価値に加えてコレクターズアイテムとしての価値も加わるため非常に高価となっていくのだろう。もしも手元に少し特殊な軽井沢があれば査定に出してみることをオススメする。
SMWS物
これは極めて特殊なものとなっている。SWMSとはウイスキーを愛する世界各地の人々が、その各地のウイスキーを共有し楽しむために設立された組織である。より厳選された世界に認められたウイスキーがそこに集まることになる。
その世界に認められているウイスキーの1つに軽井沢も含まれる。同じ年代の軽井沢であったとしてもSMWSのものは希少価値が非常に高くなる。世界の舌が肥えたウイスキーマニアに出すのだから品質としても担保されているものがある。
ラベルもSMWSにて作られた特別なものが貼られるためコレクターズアイテムとしても価値は高い物となっている。手元に未開封のものがあれば軽く10万円台の価格で取引できる可能性が高い。ぜひ査定に出してみてほしい。
軽井沢17年の買取相場
ここからは本題である軽井沢17年について紹介していく。軽井沢17年と一言でいえど、さまざまなシリーズの中で展開されたものが存在する。そのためそれらについても触れながら買取相場や査定情報を見ていこう。
軽井沢17年 長期貯蔵原酒使用 31年~17年
このウイスキーは軽井沢蒸留所で作られたウイスキーの原酒が使用されたウイスキーである。貯蔵された年数が17~31年の間のものがブレンドされ製品化されている。これは17年のものの割合が大きいものとされる。
このウイスキーの買取価格を調査したところ、60,000~85,000円と非常に高額な値段で取引されていることが分かった。(2019年8月19日現在)おそらく査定に出せば7万円前後の査定額を想定しておくとよいだろう。
軽井沢 貯蔵17年 モルトウイスキー
先ほど紹介した長期貯蔵原酒使用シリーズはブレンドしたものであったのに対し、貯蔵17年は軽井沢蒸留所で作られたウイスキーだけを使用してボトル詰めされているものである。
買取価格は56,000~114,000円と少々価格にバラツキがあった。(2019年8月19日現在)買取に出す業者によって評価が変わることはよくあることである。よって複数の業者の査定を利用して買取を進めてほしい。
SMWS 132.4 軽井沢17年
そして最後はSMWSでしか手に入れることができない軽井沢17年である。こちらはこの組織に属していなけれ手に入らなかったものであるため、コレクターズアイテムとしての価値も加味されると考えてよい。
買取価格も100,000円前後であった。(2019年8月19日現在)これらの軽井沢は常に希少価値を上げているものであるため、これからも価格が上昇する可能性は高い。よって自身で楽しむ予定がなければ買取の時期を見計らって査定に出してほしい。
高額買取のコツ
ここからは買取に出す際に査定額を上げるためのポイントを紹介していく。これらをおこなうことによって簡単に買取金額が上がる。よって本項を参考にして査定をおこなえばより高額買取を狙えることだろう。
付属品をそろえる
ウイスキーを買った際についている付属品を一緒にそろえておくことは非常に重要である。これらは商品を開けたらすぐ箱を捨ててしまう人も少なくないため注意が必要である。もしないものが何かしらの手段で手に入るのであれば活用したい。
このほかにも買った当初に付属されていた特典物は確実にそろえたい。グラスなどがついていることがあるが、あるのとないのでは買う段に値段が変わってしまう。付属品の管理には注意を払っておきたいものである。
商品をきれいにする
査定に前におこないたいことが、商品をきれいにすることである。簡単にボトルや箱のホコリを落とすだけでも有効である。これは査定をおこなうのが人間であるためである。鑑定士が見た時の印象が悪いポイントを減らすことは重要である。
特に大きな汚れなどが目立つ形で残ったまま査定に出すことは避けたい。もし落ちる汚れなのであれば、手間ではあるが可能な限り落として買取の準備を始めることをオススメする。
複数業者を利用する
ここは上記2つをおこなった後の話になるのだが、査定は複数の業者を利用してほしい。これは査定額が業者によって大きく変わる場合があるからである。査定基準が異なれば査定額も変わってくる。
無料で査定をおこなっている業者を積極的に利用するとよいだろう。できるだけ多くの業者に査定をお願いするとさまざまな結果が戻ってくるため、満足いく買取により近づくだろう。
買取業者紹介
軽井沢17年の買取相場について紹介してきたが、実際に買取に出す業者を紹介していく。非常に使いやすい業者を厳選したため初心者でも利用しやすいだろう。ぜひ利用してもらいたい。
さすがや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
まず紹介するのは幅広いジャンルを取り扱っている業者さすがや。お酒についてもさまざまな品種を買取している業者である。買取額としても相場としては高めで設定されている点も安心できる。
買取の方法についても3種類用意されている。まずは店頭買取である。関東や東北・北海道などに展開されている店舗で直接買取をおこなうことができる。近所に店舗がある人は利用してみるとよい。
2つ目は宅配買取で、品物を郵送することによって査定をおこなうことができる。送ってしまえば家にいながら査定結果を知ることができる。出張買取についても、家まで業者が査定に来るため大変便利なサービスである。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
続いては日本全国を見てもトップクラスの買取実績を誇る大黒屋。さまざまな品物を買取してくれる業者であるが、大手であることの安心感は初心者にとって心強いことであろう。
査定に関しても宅配買取や出張買取はもちろんのこと、LINEを使用した査定やメールでの査定も可能となっている。大変使いやすさに気を配られたサービスが行き届いている。実店舗も多く店頭買取もおこないやすい。
査定は大手ならではのデータベースや研修で培った知識に基づいておこなわれる。よってより相場を理解した価格での取引になるため、納得のいく金額での取引となる可能性が高い。
キングラム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
キングラムは自社でおこなわれるオークションを利用することによって高価買取を実現している。海外のバイヤーをターゲットとしているためより高額な価格での販売が可能であるためとされている。
全国に100近い実店舗があり、利用者数も年間で50万人以上と大変人気の業者である。査定は無料でおこなうことができるため、査定を複数出す際の候補としても考えておくとよいだろう。
買取に関しても知識に裏打ちされた確実な査定がおこなわれるため、安心して利用できる。出張買取や宅配買取も無料でおこなっている。まずは画像だけで査定をしてもらえるLINE査定を利用してみてほしい。
まとめ
ここまで軽井沢17年の買取相場・査定情報について紹介してきたがどうだろうか。軽井沢というウイスキーの歴史からして大変貴重なものであることが分かったと思う。ウイスキーがいかに愛されているかを知ることも重要である。
このお酒の価値が分かった人であれば、品物をきれいにすることなど抵抗なくおこなえるはずである。その行動が高価買取につながるため、怠らずにやってもらえれば幸いである。
もし手持ちに軽井沢17年がある人はぜひ簡単な査定にでも出してみるとよい。LINE査定など非常に利用しやすいものもあるため積極的に使っていくことをオススメする。本記事が買取の参考となれば嬉しい。