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通話かけ放題の格安スマホは「Y!mobile」だけ?料金は高い?

読了目安:9分
更新日:2019/10/28
公開日:2017/06/05
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はじめに

近年急速に売り上げを伸ばしてきているのが、格安SIMである。SIMとは、Subscriber Identity Moduleの略で、スマートフォンや携帯電話の中に入れるICカードのことを指す。このSIMには、通信するのに必要な情報が記載されており、その情報をもとに、スマートフォンや携帯電話は、契約している通信事業者の通信網を通して通信を行うのである。

かつては、NTTドコモ、au、ソフトバンクのいわゆる3大キャリアが、無線データ通信網をほぼ独占していたが、総務省が、3大キャリアの通信網を他の通信事業者への開放を進めたことにより、自前の通信網を持たず、3大キャリアの通信網を利用して通信事業を行う仮想移動体通信事業者 (MVNO)が増えるようになった。そして、MVNOが、格安の利用料金を設定したことから、MVNOを利用するためのSIMを格安SIMと呼ぶようになった。

そんな格安SIMを展開する通信事業者の中から今回は、Y!mobileを紹介する。

引用:http://www.ymobile.jp/index.html

異色の通信事業者Y!mobile

Y!mobileは、格安SIMを展開する通信事業者であるが、格安SIMを展開する他の通信業者とは大きく異なる点がある。前述のように格安SIMを展開するほとんどの通信業者が、3大キャリアの通信網を利用して通信事業を行う仮想移動体通信事業者 (MVNO)であるのに対し、Y!mobileは、3大キャリアのように自前の通信網を持つ移動体通信事業者 (MNO)なのである(ただし、AXGPはソフトバンクの回線を使用)

Y!mobileは、ソフトバンクの傘下となる前は、イー・モバイルというブランドで、通信網を展開していたため、Y!mobileとしての通信網を持っているのである。そのため、Y!mobileは、格安SIMを展開する通信事業者ながら、自前の通信網を持つMNOという異色の通信事業者といえる。

Y!mobileが展開するサービスの特徴的な点

格安SIMを展開する通信事業者なかでも異色の通信事業者であるY!mobileだが、展開するサービスも他の格安SIMを展開する通信事業者にはない特徴的な点がある。

10分間通話料無料

Y!mobileが展開するサービスとしてもっとも特徴的なものは、通話料10分間無料が挙げられるだろう。これは、通話時間が10分以内であれば通話料無料となるものである。他のMVNOでも、アプリを介しての通話が無料と言う場合があるが、Y!mobileは、アプリなど介することなく、相手がY!mobileのスマートフォン、携帯電話だけでなく、他の通信事業者のスマートフォン、携帯電話、そして、固定電話、IP電話まで、すべてが10分間無料となるのである。

以前は、月300回までという制限があったが、現在は、回数無制限となっている。10分間限定であるが、相手がだれであろうと何回でも無料というのは、通話をよく使う人にとってもはかなり嬉しいサービスとなるだろう。

さらに、10分間という制限がなく、時間無制限で通話料無料となる「スーパーだれとでも定額」というオプションサービスもあるが、月1,000円(税別)が必要となるため、このオプションサービスを追加するかどうかは、よく検討したほうがいいだろう。

MVOであるため通信速度が安定している

格安SIMといえば、時間帯により通信速度にばらつきがあり、常に安定した通信速度を維持するのは難しい場合が多いが、Y!mobileの場合は、自前の通信網を持っているMNOであることから、3大キャリアから通信網を利用しているMVNOの業者とは違い、通信速度は常に安定している

特に、MVNOの通信業者の通信速度が落ちる傾向にある昼間も、Y!mobileは、通信速度がさほど落ちることはなく、高速での安定した通信が可能となっている。

このような通信速度の安定性もY!mobileの大きな特徴といえよう。

SMSが最初からセットになっている

SMS(ショートメッセージサービス)は、他のMVNOの場合は、オプションサービスとなっていることが多く、サービスを利用するためには追加料金が必要となる。しかし、Y!mobileの場合は、オプションではなく、最初からセットになっており、追加料金は必要ない

LINEなどが発達したことにより、SMSが使われる場面は少なくなったが、それでも使用する場合もあり、SMSを日常的に使用する人にとっては嬉しいサービスといえよう。

ソフトバンクWi-Fiスポットが無料で使用できる

コンビニや飲食店などにソフトバンクWi-Fiスポットが設置してある場合があるが、このソフトバンクWi-FiスポットにY!mobileの端末も接続することができる。ソフトバンク傘下のY!mobileならではと言うことが出来、ソフトバンクWi-Fiスポットは、コンビニ、飲食店から、地下鉄などの公共交通機関、ホテル、スポーツ施設など様々な場所にあり、それらの場所で、Y!mobileの端末は、接続できるのである。

格安SIMを使用している場合は、使用できるデータ通信量が少ないことから、無料でデータ通信をすることができるWi-Fiスポットは、大変重宝する“アイテム”であり、Wi-Fiスポットをうまく活用することが、格安SIMを使用していくうえで必要不可欠なテクニックといえる。

その点、Y!mobileは、あちこちにあるソフトバンクWi-Fiスポットと接続することができ、大変便利であるといえよう。

人気のスマートフォンをセットで購入できる

格安SIMを展開する通信事業者の中には、スマートフォンと格安SIMをセットで提供する業者があるが、Y!mobileもその業者の1つである。

通常、セットで提供するスマートフォンは、やや性能が低い安い価格のスマートフォンであることが多いが、Y!mobileの場合は、人気の高いスマートフォンがセットで購入することができる

例えば、iPhone。iPhoneといえば、3大キャリアがこぞって積極的に販売している超人気端末であるが、Y!mobileでもiPhoneSEiPhone5Sが格安SIMとセットで購入することができる。iPhoneSE、iPhone5Sともに、最新型のiPhone7などに比べれば、小型でやや性能は落ちるが、iPhoneならではの機能も使用することができ、安くiPhoneを購入したい人にはうってつけの端末といえる。

また、現状日本ではY!mobile だけが取扱う、Googleが展開する常に最新のアップデートが提供されるAndroid搭載スマートフォンである「Android One」もセットで購入することができる。しかも、Y!mobileが販売するAndroid Oneは、SHARP京セラなど、人気国内メーカーが手掛けており、完成度が高い端末といえる。

さらに、Googleが世界的に展開しているAndroid搭載端末であるNexusは、Y!mobileが日本で展開する数少ない通信事業者の1つであり、こちらも人気となっている。

このように、人気のスマートフォンを格安SIMとセットで購入できるのもY!mobileの特徴といえよう。

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Y!mobileの料金体系

Y!mobileの格安SIMの料金プランは、他のMVNOのように、データ通信だけというプランはなく、通話+データ通信が基本となっている。

料金プランは、スマホプランS、スマホプランM、スマホプランLがあるが、データ通信容量が、それぞれ、1GB、3GB、7GBとなっているほかは、同じセット内容となっている。

月額利用料金は、それぞれ2,980円3,980円5,980円(税別)で、オプションサービスを付けた場合、この料金に上乗せされることになる。

ただ、使用料金が安くなるキャンペーン実施中は上記より安くなる場合もある。例えば、スマホプラン割引期間限定キャンペーン(キャンペーン期間:2017年3月1日~2018年5月31日)中は、月額利用料金が1,000円割引のうえ、データ容量が倍になるなど、大変お得となっている。

契約時は、Y!mobileのホームページなどで実施しているキャンペーンなどをよく確認したほうがいいだろう。

Y!mobileを利用するうえでの注意点について

上記のように魅力多いY!mobileであるが、利用するうえでいくつか注意する点もある。

月額使用料金がやや高め

Y!mobileの月額使用料金は、3大キャリアに比べれば安いが、格安SIMを展開する同様の通信業者に比べれば、やや高めといえる。

例えば、契約者が多いと言われるデータ通信容量3GBで通話ありのプランで比較すると、他の格安SIMを展開する通信事業者の使用料金が、だいたい2,000円以内なのに対し、Y!mobileは、スマホプランM で3,980円とやや高い料金となっている。

前述のようにキャンペーン中などは使用料金が安くなる場合もあるが(スマホプラン割引期間限定キャンペーン中のスマホプランMの月額使用料金は2,980円でデータ容量が倍の6GB)、キャンペーンが終われば元の使用料金となる場合もあり、Y!mobileの動向などに注意しなければならない。

10分間通話料回数無制限無料や安定した通信速度など、魅力的なサービスもあるのだが、格安SIMということで安さを期待して契約すると、ややがっかりするかもしれない。

最低使用期間の期間が長い

通信回線を契約する時は、通話料を下げる代わりに最低使用期間が設定されることが一般的である。3大キャリアは、2年の最低使用期間があるプランが多いが、格安SIMを展開する通信事業者の場合は、通話+データ通信プランでは、6か月~12か月が最低使用期間である事が多い

Y!mobileの場合は、格安SIMを展開する通信事業者であるのだが、最低使用期間は、3大キャリアと同じく2年となっている。もし、2年以内に解約する場合は、9,500円(税別)の契約解除料が必要となってくる。

契約後サービス内容に不満がある場合、他の格安SIMを展開する通信事業者であれば、最長でも1年待てば契約解除料なしで解約できるが、Y!mobileの場合は、2年待たなければならず、やや長いと言える。

まとめ

格安SIMを展開する通信事業者でありながら、自前の回線を持つMNOという異色の通信事業者であるY!mobileは、MNOという強みを生かして、10分間通話料回数無制限無料、安定した通信速度というサービスを展開、さらに人気のスマートフォンを格安で入手できるなど、魅力の多い通信会社である一方、月額使用料金や最低使用期間など注意しなければならない点もある。

Y!mobileがお勧めなパターンとしては、スマートフォンでよく通話をする場合、昼間でも安定した通信回線を必要とする場合、初めてのスマートフォンを持つ人で長期に渡って安心して使用したい場合、人気のスマートフォンを安く入手したい場合、などが挙げられる。

自分の使用環境などが上記のパターンに当てはまる場合は、Y!mobileとの契約を検討してみるのもいいだろう。

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今野杏南さん

運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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