遊戯王を引退する時にメルカリでまとめて売るといくら？

メルカリは簡単に出品、購入できる人気のアプリだ。なかでもトレカの引退品の売買は活発におこなわれている。特に遊戯王のカードの売買は盛んにおこなわれており、市場に出回っている数の少ないカードなどはプレミアがつき、1枚数万円という値段で取引されることもある。

遊戯王カードは日本で一番人気のトレーディングカードゲームだが、長年遊び、もうそろそろ引退したいが、カードを捨てるのも忍びないという人もいるのではないだろうか。

遊戯王を引退したいから、カードの売却を検討している人のために遊戯王を引退する時にメルカリでまとめて売るといくらくらいになるのかを調査してみた。遊戯王を今すぐに引退するわけではないが、いつかは引退の時期が来るだろうと思っている人も参考に最後まで読んでほしい。

メルカリで遊戯王引退品を探した結果

メルカリでは検索機能があり、遊戯王引退品と検索ワードを入力するとたくさんの出品が見ることができる。遊戯王引退品の相場を知るためには現在出品中のものではなくSOLDOUTシールが貼られているものを見ていく。

メルカリの買取価格TOP5

まずは最高額含め上位5位までの買取価格と状況や商品概要を掲載する。

最高額

最高額は300,000円（出品日時　およそ3か月前　2019年2月頃）大量のストレージカード、4冊のカードファイル、デッキパーツ、サプライ品全てまとめての販売ダンボール2、3個で収まる程度ではない量状態は全てプレイ用

2位

2位は285,000円（出品日時　およそ1か月前　2019年4月頃）開封品で価値の高いカードをコレクト　レジェンドコレクション シク コンプあり。20thシークレットブラマジガールとマハードVジャンプの付録や、ホログラフィック、レリーフのカードをファイリングブラマジ、真紅眼、青眼の初期も。枚数は不明だが、ファイル数は4，5冊といったところ。

3位

3位は177,777円（出品日時　およそ数日前　2019年5月）閃刀姫、サンダードラゴン、ウィッチクラフト、呪眼、サイバードラゴン、ネクロス、ヒーローデッキ、幻影彼岸デッキ、ドラグニティデッキ、デッキ全てプレイ用、夢幻泡影10枚、増殖するG18枚、はるうらら 8枚、墓穴の指名者17枚、強欲で金満な壺9枚など。他多数あるが枚数の記載はなし、画像を目視で確認したがおよそ100枚以上はあると考えられる。

4位

4位は150,000円（出品日時　およそ2週間前　2019年5月）ブルーアイズホワイトドラゴン等レリーフ約100枚、ブルーアイズホワイトドラゴン SM-51、ブラックマジシャン LN-53、レッドアイズブラックドラゴン 301-056、デーモンの召喚 SC-51、ヂュミナイエルフ BC-34、カオスソルジャー開闢の使者 306-025、人造人間サイコショッカー 308-057などレアカード以外にもカード多数あり、枚数確認できず。

5位

5位は130,000円（出品日時　およそ1週間前　2019年5月）こちらはカードの提示は1枚、何かの大会用で使われたレアカードのみと箱に入ったカード類が2つのみであったが、それでもこの価格で買取られている。

以上が高額取引の上位5つである。出品日時はあえて記載した。これは、数年前などの取引ではなく、現在も遊戯王のカードは高額で取引がおこなわれているということになることを示している。

またほかにもレア以上約2600枚（スーパーレア約540枚、ウルトラレア以上約800枚、字レア約1300枚、プレイマット、スリーブ、未開封付録、トライホーンドラゴン初期、青眼の白龍初期、おまけでスターターデッキ2019、ソウルバーナー何枚）で70,000円というものもあり、枚数が多く、レアカードが混じっていると高額取引ができると考えられる。

他にデッキ4つで22,222円などもある。まとめ売りに関してはデッキごとであったり、レアカード多数+ノーマルカードなどさまざまな形態で取引がおこなわれている。

最低価格帯を見ていくと3枚で550円というものが多数ある。まとめて売るとという設定でいくと3枚はまとめ売りには適さない枚数のため除外する。

1万円以上の価格設定と出品者数

以下、現在売り切れている遊戯王引退品の1万円以上の価格帯と出品者数である。

• ・285,000円：1名
• ・177,777円：1名
• ・150,000円：1名
• ・130,000円：1名
• ・120,000円：1名
• ・100,000円：1名
• ・90,000円台：1名
• ・80,000円台：4名
• ・70,000円台：8名
• ・60,000円台：6名
• ・50,000円台：6名
• ・40,000円台：16名
• ・30,000円台：13名
• ・20,000円台：30名
• ・10,000円台：100名

まとめ売りのため内容や正確な枚数を把握することはできなかったが、平均で10,000円～19,999円が相場であることがわかる。

遊戯王引退の際にメルカリで売るメリット

メルカリで遊戯王カードを売るメリットは以下のことが考えられる。

• ・自分で価格を変えられる
• ・自宅にいながら取引ができる
• ・高く売れる場合も多い

自宅にいながら、自分で価格を決め、購入検討している人と取引することができるのが大きなメリットである。メルカリの場合には1枚1枚を相場価格で売ることができ、自分で価格を設定できることも大きなメリットだ。100～300円程度のカードや古いカードでも1枚1枚価格をつけることができるため、買取店よりも高く売ることも可能だ。

さらに、買取店ではカードの状態もカードの買取価格に大きく影響し、相場価格が高いカードでも傷があると買取不可や減額されてしまうことがある。しかし、メルカリではプレイ用と記載してあっても、それを承知の上で購入する人が多いため傷や汚れのあるカードでも売れることもあるのも大きなメリットだろう。

引退品の場合にはプレイとして使っていたカードも多いため、傷ありでも高く売りたい場合にはおすすめの方法である。

遊戯王引退の際にメルカリで売るデメリット

メルカリでは売りやすいと紹介したが、デメリットもある。

• ・売買手数料がかかる
• ・トレカ専用アプリではないため、設定しにくい

メルカリの売買にかかる手数料

メルカリでは、出品するだけならば手数料は発生しない。しかし、商品が売れた時点で売れた金額に対して10％の販売手数料が発生する。そして、売上金を振り込んでもらいたい場合にも、申請した売上金が1万円未満の場合には210円の手数料がかかる。1万円以上であれば手数料は発生しない。

つまり遊戯王の引退品を出品する分には手数料はかからないが、価格を9,800円と設定し売れると販売手数料が980円かかり、さらに売上金の振込を申請すると210円の手数料がかかるため、9,800円で売れても手元に入る金額は8,610円になってしまうということである。

9,800円－10％980円－手数料－210円＝8,610円という計算だ。1万円近くで価格を設定したのに手元に残った金額が1,000円以上差し引かれてしまうということになるのは大きなデメリットと言えるだろう。

細かい絞り込み検索に向いていない

また、メルカリは幅広いジャンルに対応しているため、トレカ専門のフリマアプリではないため、カード名の検索などはできても、細かい検索まですることができず、購入者にとっても不便なため、遊戯王のレアカードなどを売却したくても絞り込むことができないのだ。

確かに、利用者が多いため、売れやすいという点は否めないが、不便というのもまたデメリットである。

遊戯王の引退品を売るならトレカ専用アプリmagiがおすすめ

このように、遊戯王の引退品を売却するためにメルカリを利用したことがあるという方や実際に引退するまでにメルカリで遊戯王カードを購入したという人も少なくないだろう。しかし、すでにデメリットで伝えたとおり、一般的なフリマアプリでは細かな設定までできず、売れる機会を逃してしまう可能性がある。

そこでおすすめしたいのが、2019年4月にサービスを開始したmagiだ。トレカ専門フリマアプリで遊戯王も多く取引されている。トレカ好きの人はぜひチェックしてほしい。

取り扱いトレカやサプライがわかりやすい

magiをインストールし、画面を見ると遊戯王、遊戯王初期、遊戯王海外版などのタブが既に作成されているため非常に見やすい。人気のトレカはこのようにタブで分かれているため、わざわざトレカ名を検索して探す必要がない。

さらに、検索機能では、キーワードだけではなくカテゴリー、タグ検索をすることができるようになっている。タグ検索では属性、種族や魔法カード、モンスターカードなどを絞り込み検索できるように設定されている。

メルカリでは種別や属性別に検索してもなかなかヒットしなかったが、magiはトレカ専門だけあった至れり尽くせりなシステムを採用しているのである。売却する際に便利なだけではなく、購入する際にも、デッキを強化したくて足りない属性や種族をタグで入れれば、出品されている属性カードや種族カードのみを閲覧できる非常に便利なタグ検索機能だ。

売却手数料は無料

メルカリは売れた際にかかる手数料は売上額に対して10％かかるが、magiは無料である。これは非常にうれしいサービスだ。なお、売上金を申請し、振込してもらう際には売上金額にかかわらず一律168円がかかる。が、これもメルカリに比べれば安いもので一律というのも好ましい。

9,800円で遊戯王引退品が売れたとして、magiならば9,632円受け取ることができるということになる。

ポイント機能がお得

商品を売った場合にも、購入した場合にも取引金額からポイントに1％還元のシステムがある。5,000円でトレカを購入したら50ポイントが付与されるということになる。このポイントはmagi内での購入に使用できるため、不要なトレカを売却してポイントをもらい、ポイントで欲しいトレカを購入することもできるというわけだ。

ただし、magiポイントには有効期限があるため、つねに把握しておこう。ちなみにポイントで購入した場合にはポイントは付与されない。あくまでも現金で購入したらその分だけポイントが還元されるということである。

トレカの種類が非常に豊富

トレーディングカードゲームは世界中で愛されるゲームであり、その分種類も多い。遊戯王カードやデュエルマスターズ、マジック・ザ・ギャザリングやポケモンなどはトレーディングカードゲームをやらない人でも名前は聞いたことがあるだろう。

magiは非常にたくさんのトレカをしっかりとカテゴリー分けされているため、欲しいカードを見つけたり、売りたいカードの相場をすぐに調べることができる。

具体的にはカテゴリーは以下のとおりである。（2019年6月3日時点）

• ・遊戯王、遊戯王初期、遊戯王海外版、
• ・デュエマ、デュエマクラシック、デュエマ海外版
• ・ポケモンカード、ポケモンカード旧裏、ポケモンカード海外版
• ・ドラゴンボールヒーローズ
• ・MTG
• ・バトルスピリッツ
• ・ヴァイスシュヴァルツ
• ・WIXOSS
• ・WCCF
• ・Z/X
• ・スポーツ
• ・ヴァンガード
• ・ムシキング
• ・ガンバライジング
• ・バディファイト
• ・その他
• ・サプライ

このように、非常に分かりやすくカテゴリー別に分けられているため、売買する際に見つけやすい。

magiの今後の展開

現在、iOS版のみがリリースされているため、Android版はリリースされていないが、夏ごろにリリースされる予定が発表されており、さらにユーザーの増加が見込めるだろう。また、スマホ以外にパソコンからでもmagiは利用することができる。

さらに、アプリ内で掲示板のような機能を追加することも発表されており、トレカ好きなユーザー同士のコミュニティの活性化を図っている。リアルな友人にトレカをする人がいないという人のためにオフ会や大会の募集などをmagiの掲示板でできるようになるかもしれないのだ。まさにトレカ好きの人達のためのC2Cアプリなのである。

magiで遊戯王カードを見てみる

遊戯王引退時に、高額買取を目指すための分類方法

遊戯王を引退する際にメルカリで売ると相場はいくらぐらいになるのか、引退品の相場をメルカリで確認してきたが実際に引退する時にカードを分類するのは非常に手間となる。枚数が多くなればなるほど、大変な作業となるため普段からカードの分類はしっかりとしておこう。遊戯王カードの分類方法を紹介しよう。

レアリティ別に分類する

遊戯王カードはレアカードの種類があることは遊戯王カードユーザーならご存知だろう。ざっくりとではあるが、まとめていくので持っているカードと見比べていこう。

• ・レアカード
• ・スーパーレアカード
• ・ウルトラレアカード
• ・ウルトラシークレットレアカード
• ・シークレットレアカード
• ・パラレルレアカード
• ・アルティメットレアカード
• ・ゴールドレアカード
• ・ホログラフィックレアカード

これらを持っていたらしっかりスリーブに入れ、きれいな状態で分類しておこう。レアリティ別に分類しておくと買取相場を確認する際にも見つけやすく便利である。ノーマルカードとレアカードと分けておくと引退する際に、買取に出すにしても便利である。

パックシリーズ別に分類をする

遊戯王カードのカードナンバーはイラストの右下に記載されている。そのカードナンバーごとに分類しておくという方法がある。歴代のパックシリーズごとに分けていくことで持っているカードがどの時期に販売されたのか、わかりやすくなる。

シリーズごとにカードナンバーが異なるため、参考までに以下のようにまとめた。

• ・第一期：ナンバーなし
• ・第二期：××-××
• ・第三期：×××-×××
• ・第四期：×××-JP×××
• ・第五期～：××××-JP×××

まとめ

今回は、遊戯王を引退する時にメルカリでまとめて売るといくらになるのか、相場価格帯と上位5位の金額をまとめ、さらに引退時のカードの分類方法もまとめた。メルカリでは遊戯王の引退品も多く出品されているが、今後はトレカ専門アプリのmagiでの遊戯王カード含め、トレカの売買は増加すると予想される。

手数料などで損をしてしまうよりもmagiを上手に利用して、売却するほうがかなり得になることもわかった。トレカ専門であることから得られるメリットは売却額だけではなく、ポイント機能も注目したい。取り扱いカードの種類も多く遊戯王ユーザーだけではなく、すべてのトレカユーザーに愛されるアプリになっていくのではないだろうか。