遺品の洋服・古着を売るならどこの買取業者がおすすめ？

亡くなられた大切な家族が着用していた洋服・古着は、故人の生きている頃の姿を想い出す、思い出深いアイテムだ。しかし、もう袖を通す人がいないので、いつまでも自宅に残っていることがかえって哀しみをつのってしまうのではないだろうか。

ある程度気持ちの整理がついたら、家族や親しい人に形見分けをし、それ以外は買取業者に売る方法が遺品整理として良い方法だと言える。

すぐに忘れるのは難しいことでもあるし忘れることはないが、残された家族がこれからの人生を自分達で生きていくと力強く決心するきっかけにするためにも、洋服・古着を買い取り業者に査定して売ることが気持ちの整理をするきっかけになるかもしれない。

遺品の洋服・古着を売るなら、どこの買取業者がおすすめなのか。高く買い取りしてもらうポイントと合わせて、紹介していく。

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亡くなられた家族の遺品「洋服」を形見分けする

遺品として整理する物は様々な種類があるが、特に洋服は生きてきた人生の中で買い足してきたものなので、大量にある家庭もあるだろう。なので、整理する遺品の中でも特に大変なアイテムと言える。

最初にすることは、思い出として残す洋服と買取業者で売る洋服の2つに仕分けする作業。1着ずつ確認しながら仕分けをすれば、手放したくないと思っていた洋服を間違えて売ってしまい、後で後悔することは無いだろう。

整理するタイミングは？

故人の洋服を整理して形見分けをするおススメのタイミングは、親族で集まる四十九日などがスムーズに行えるのでおすすめだ。

基本的には亡くなられた故人の家族と親族で形見分けをするが、故人が親しくしていた友人などがいれば、仲が良かった人達にも形見分けをしてもいいかもしれない。

写真に残しておくのも◎

手元に現物として残しておくことにこだわらない場合は写真撮影して画像で残し、思い出としてアルバムなどに収めておこう。残された家族の洋服を整理するスペースとしてタンスなどを空けておきたい人は、写真で残す方法がいいだろう。

遺品の「洋服」を整理する際に気を付けるポイントは？

次に遺品の洋服を仕分けする際に気をつけておくべきポイントを紹介する。売却をスムーズに行うためにも欠かさず行おう。

ポケットを確認

万が一洋服のポケットなどに貴重品が残されているかもしれない。仕分けした洋服はポケットなどを確認して、何か入っている物などが無いかチェックをしておこう。

もしかしたらポケットなどから遺言書などが出てくることがあるかもしれない。大切なメッセージが書かれている紙などが入っていないかどうか、もう一度確認をしておこう。

ブランド物とそうでない物に分ける

また、仕分けをする際は、ブランドの洋服とノーブランドの洋服とに分けておく。ブランドの洋服は高価買取になる可能性があるので、分かりやすく区別するためだ。毛皮も査定額を高くしてもらえる分類なので、毛皮の洋服もまとめて分けておく。

ノーブランドの洋服はコートなどの上着、ズボンやスカート、Tシャツやシャツなどのトップスなど、おおまかに分類しておく。買取業者が査定の計算を早く行うことができるので、すばやく買い取りしてもらえるからだ。

さらに、購入して新品に近い商品・何年か着用した古着・そして着物に仕分けをする。古着なども古着買取専門業者に売れば、比較的高い値段で買取してもらえることが期待できる。

毛皮のコートは手入れを忘れずに

毛皮のコートなどの洋服は高額査定が期待できるので、買取業者に持っていく前に手入れをしておこう。

毛皮のコートは湿気を取り除く状態にしておくことがポイントになってきます。風通しを良くして、ハンガーなどにかけて乾燥させる。洋服用のブラシでブラッシングして、毛並みを綺麗にする。

汚れている部分がある場合は、水におしゃれ着用の洗濯洗剤を標準使用量の半分程度を溶かしてタオルに浸みこませて絞り、丁寧に毛並みにそって拭きとる。次に水だけで拭き、洗濯洗剤を落とす。拭いた後は自然乾燥させよう。この時に直射日光が当たらないよう、十分注意しよう。

「洋服」を高く買取してもらうためにお手入れしよう！

たとえ古着であっても、新品に近い古着や綺麗にすればまだまだ着用可能な、いい状態にできる洋服もある。なるべく高く買い取りしてもらうには、洋服を新品に近づけるためのお手入れをしておくことがポイントだ。

汚れ・ニオイに要注意

シミなどで汚れている箇所があれば、部分用洗剤で汚れを落として綺麗にしよう。

また、匂いなどの目に見えない汚れにも注意が必要だ。無臭の洋服に整えるためには、香水・カビ臭・タバコの匂いがしない状態にしておこう。洗濯をしたらよく乾かし、洋服の匂いがしないかどうか確認してから買い取り業者に持っていくことを徹底して欲しい。

どうしても匂いが取れない場合は、売らない方がいい場合もある。洋服にアイロンをかけてシワを伸ばし、綺麗に畳んで見た目も整えておこう。

洋服のシーズンに合わせる

また、洋服は季節性があるので半袖なら夏になる少し前に、冬物なら冬になる少し前など、着用シーズンのタイミングで売りに行くのが高価買取を狙うおススメ。

夏物の洋服は夏物だけでまとめて、冬物の洋服は冬物だけでまとめておくと、買取業者もスムーズに買取をすることができるので、時短にも繋がる。

ブランドの洋服を高く買取りしてもらうポイント

故人の洋服の遺品整理をする際、ブランドの洋服であれば高値で買取してもらえると素人でも判断がつく。その中でどういった状態の洋服であれば高額査定になるのだろうか。

人気ブランドは高価買取の期待大

ブランドの古着でも欲しいと思える顧客のニーズの高い洋服は、人気があるブランドの商品だ。ファッションは流行があるため、流行遅れになるとどうしても買取り金額が低くなってしまう。

しかし人気ブランドであれば熱烈なファンやコレクターがいるので、高額査定になる可能性が充分ある。

服の傷み・付属品に注意

傷みが少ない商品の方が買取価格は高い。ほつれている部分などが無いか、売る前にチェックをしてみよう。少し傷んでいる箇所が洋服の内側であれば、買取業者に相談してみよう。場合によっては買取してもらえるかもしれない。

また、購入時に付いていた予備ボタンや洋服が入っていたパッケージなどがあれば一緒にして持っていくと、買取価格がアップするかもしれない。

おススメの古着買取専門業者のご紹介

最後に古着の買取をしているおすすめの買取ショップを3社紹介する。いくつか見積もりをして高価買取を狙おう。

RAGTAG

RAGTAGは古着の買取専門業者で、幅広いブランドやアイテムを買取りしている。こちらは洋服の古着買取専門業者の中では買取してもらえるブランド数が多く、5000ブランド以上に対応している。カジュアルブランドやデザイナーズブランドなど、どんなタイプのブランドでも取り扱いをしているようだ。どんなアイテムでも買い取りしているが、特に定番ライダースのレザーブルゾンなどを高価買取をしている。

また、シーズンものでない服でも買い取りしてくれるので、他社で断られた方もこちらなら買取に対応してくれるかもしれない。インターネットでの対応と、全国に15店舗を展開している。

宅配買取がおすすめ

査定方法はとても簡単で、売りたい古着を宅配セットに入れてお店に送るだけ。送料と手数料が無料になので、気軽に査定を依頼できる。

お店に売るための古着が到着して2日以内に査定結果がくるのでWEBで確認しよう。査定料金は指定口座に入金される。

宅配セットは3タイプあるので、自分がいいと思う方法を選ぶことができる。「お買い取りバッグ」で査定をお願いしたい人は、宅配セットがポストに届くので非常に便利だ。

洋服の大きさによって異なるが、基本的にこちらの宅配セットには古着が約10着～20着入る。査定に出す古着と申し込み書を同封して、RAGTAGに送ろう。

「ダンボール」で送りたい方は、古着を送るための段ボールがいくつ必要かをサイト内の申し込みフォームに入力すると、自宅に段ボールが送られてくる。

その後、買い取りしてもらう古着を詰めて、申し込み書と一緒にお店に送り返す。宅配セットが待てない方は、ホームページ画面のお申し込みページで「宅配セット不要」を選択しよう。

申込書はサイト内からダウンロードできるので、自宅などにあるダンボールか、ショッピングバッグ、封筒などに古着を一緒に入れてお店に送る。

キングファミリー

仕分けするのが大変なほど大量に古着がある方は、古着買取専門店の、キングファミリーがおすすめ。古着と服飾雑貨のリサイクルショップで、分かりやすい買取システムが特徴だ。

ノーブランドの古着でも買い取りに対応しており、さらにシーズンものも問わない。メンズ及びレディースのあらゆるアイテムの古着を買い取ってくれる。

まとめ売りしたい方におすすめ

こちらは処分しようと思っていた洋服を、1キロ150円で買い取りしている。ダンボールや紙袋などに洋服をどっさり入れて、お店に持って行こう。他のショップでは買い取り不可な洋服でも、キングファミリーなら買い取りしてくれるだろう。

お手入れすれば販売できる洋服は古着として販売され、販売できないような古着は海外へ輸出されたり、資源としてリサイクルに利用しているので、どんな状態の衣類でも受け付けてもらえる。

お店は全国に展開しており、ホームページで店舗検索ができるので近くにあるお店に持ち込んでみよう。

ストックラボ

ストックラボは、毛皮買取専門業者だ。ミンク・セーブル・ウィーゼル・チンチラ・フォックス・ラムなど、毛皮製品の買い取りをしている。査定をお願いしたい人は、メール査定とLINE査定があるので、いつでも気軽に査定できる。

買取方法は3つ

買い取り方法は、宅配・出張・店頭の3通り。宅配買取は電話かホームページから問い合わせをして、宅配セットのダンボールを自宅に送ってもらおう。査定金額の連絡があった後、指定口座に入金がされる。

出張買取は、売りたい毛皮と住所を連絡すると、予約日にスタッフが自宅に訪問して査定を行ってくれる。査定金額に納得したら、その場で買取額を手渡ししてくれるのでスピーディだ。

店頭買取は、売りたい毛皮を直接お店に持っていき査定をする。来店日を予約する必要はないので、いつ来店しても対応してくれる。査定額に納得したら現金手渡しとなる。

ジャンクビンテージ

ジャンクビンテージは、大阪・南堀江にある、ジーンズをはじめアメカジ系ブランドの、古着買取り専門店だ。専門店になっているので、高額な査定が期待できるお店である。

リーバイス・Lee・ラングラー・リアルマッコイズ・ジョーマッコイ・ウエアハウス・フルカウント・エヴィス・フラットヘッド・シュガーケーン・サムライジーンズなどが買い取りしてもらえる。

買取査定の方法は、メールと電話による査定の後、宅配買取か店頭お持込のいずれかの方法で買い取りを実施している。おおよその査定金額を知りたい人や相談したい人には、メールと電話による査定がおススメだ。

査定する商品の数が多いや種類が多い人は、査定の相談が大変なので売りたいジーンズを箱に入れて送る、宅配キットが便利がおすすめ。

お店に連絡を入れると自宅に宅配キットが送られてくるので、必要書類と売りたいジーンズを箱に入れて、着払いでお店に送り返そう。送料はお店が負担してくれるので、手軽に送ることができる。

店頭買取は、「ジャンクビンテージ大阪南堀江店」で受け付けている。売りたいジーンズを持っていき、その場で査定となる。査定料に納得できたら、査定金額を現金で手渡ししてもらえる。

まとめ

大切な家族が亡くなって心の整理ができたら、遺品である洋服も整理してみよう。残された家族や親戚が着用しても、買取業者に出すにしても、洋服が次の人に活かされるのはいいこと。家族旅行でこの服を着ていたなとか、ジーパンが好きだったなとか、思い出を振り返りながら洋服を整理していくことは、けじめあるお別れとも言える。

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