ごちゃごちゃした部屋に住んでいると、精神面や衛生面で良くないうえ、住む人の運気も下がってしまう。なんとなく理解はできると思うが、風水に照らして考えてみると、しっかりとした理由があるのだ。
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風水はれっきとした科学?
風水というと、どのようなイメージを持たれるだろうか。どこどこの方角に何々を置くと〇〇運が上がると、まるで朝のニュースの占いコーナーばりに言ってしまえば、どこかきな臭く感じてしまうかもしれないが、風水は古代、それこそ科学が世界に浸透する前から、人々の間で継がれてきた経験から導かれた法則だ。現代科学風にいえば、統計学の範疇にくくられるといっても、決して間違いではないだろう。
風水の基本的な考え方は、「陰陽五行説」という言葉に集約することができる。
陰陽とは性質のことで、あらゆる事物は「陰」か「陽」のどちらかに性質に分かれ、それぞれが有機的に存在するのにはバランスがとりわけ大切だということを示している。例えば、男と女、どちらか一方が偏っても人間というものは成り立たない。晴れの日と雨の日は、それぞれ必要で、雨の日ばかりでは洪水などの水害が起こるし、晴れの日ばかりでは旱魃などの旱害にみまわれてしまう。つまり、対のバランスが大切ということを示しているのが、風水でいう陰陽だ。
そして、五行とは、あらゆる事物は「木、火、土、金、水」のいずれかの気を帯びていることを示すものであり、これらに基づいて事物間の相性の良し悪しを図ることができる。風水では、「木、火、土、金、水、(木)」の順番で、並びあっているものは基本的に相性が良く、それ以外のものは相性が悪いと考える。例えば、木の気を帯びているものは、火や水の気を帯びているものと「一緒にある」ことがそれぞれにとって望ましいものであり、土や金の気を帯びているものと一緒にあっては、それぞれを損なうものと考える。
風水的にNGな部屋?
では、ざっくりとではあるが、このような風水の考え方を部屋に当てはめてみよう。
上述のような性質のバランスと気の相性が望ましい状態にある部屋にすると、経験的に良いことが起こる、つまり運気があがると言われているわけだ。
しかし、細かく言うと、人それぞれがどの五行に属するかも変わり、方角自体によってもどの五行の気を帯びているか変わる。そして、どの事物がどの陰陽、何の五行に該当するかも、人によって見解も異なる。また、風水と一言で言っても、さまざまな考え方があるため、「風水的にパーフェクトな部屋」というのは、まずないと考えるのが妥当だろう。
ただ、それでも、風水的に望ましくない、NG部屋というのはある。ここでは、風水的にNGな部屋にならないコツを紹介しよう。
1.ゴチャゴチャな部屋は運気を下げる
風水でいう望ましい状態とは、先ほども述べた通り、性質のバランスが取れていて、相性のよいものが一緒にあること、つまり部屋という一つの空間内の事物の調和が取れている状態を指す。最も基本的であり、かつ最も大切なことは、部屋が片づいた状態を維持することといえる。
ゴチャゴチャした部屋は、風水的な考え方からすると、完全にNGだ。というのも、あらゆる物が整頓されずに、入り乱れていると、陰陽のバランスも何もなく、また五行でいうところの相性の悪い物どうしが一緒になってしまっている可能性が極めて高いからだ。混沌とした状態では、気の流れが滞ってしまい、さまざまな方面で悪影響が出てしまうかもしれない。
そこで、運気を上げるためにも、部屋がゴチャゴチャしているようなら、十分な時間をとって、部屋をおおもとから片づけよう。
風水にかんがみて望ましい部屋にするためには、まずは不要な物を徹底的に処分するのが望ましい。部屋を片づけるにあたって、モノが多すぎると、一時的に片付いても、すぐにまたゴチャゴチャしてしまいやすい。
また、さまざまなジャンル(五行)のモノが、たとえば一つのクローゼットなどに集中して収納されているのも、風水的には良くない。例えば、洋服ダンスの中に、書類やお金、食品など、まったく洋服とは関連性のないものをしまっておくような行為だ。収納にいろいろなモノを詰め込んでいたり、収納量がいっぱいの状態であったりするのなら、しまっているものを全て一旦取り出し、不要なものを意欲的に処分してから、適切なモノだけを、または適切に分類して再収納すると良いだろう。
2.古いモノが多いと運気が下がる
捨てることが苦手な人の家には、とりわけ不要な古いモノがたまっている傾向にあるように思う。古いモノは、一般的には、運気を滞らせてしまうと言われている。そのため、もはや使わなくなった古いモノが家にあるようなら、それはあなたの周りに負の気をため込んでいるので、捨ててしまおう。
不要な古いモノの代表格は、おそらく衣服だろう。服は、古くなっても、基本的には着られないことはない。しかし、この「着られないことはない」というのが厄介で、使えるだけあって、なかなか捨てる決心がつかない人も少なくないと思う。それだけではなく、服は知らず知らずのうちに結構な量となっていることが多く、タンスやクローゼット、収納ケースなど、いろいろなところにしまわれ、場合によっては奥深く眠っており、気づかないまま、ただただ収納スペースを占領してしまっていることも珍しくない。古い服は、デザインやセンスも相応に古く、また変色や虫食い、ほつれ、よごれ、焼けなど、実際には着ないケースが多い。このような服は思い切って処分し、収納スペースに余裕を与えるとともに、運気も向上させよう。
その他、本や書類も捨てるのに決心がつかず、古いモノがそのままとっておかれているケースがよく目につくので、溜まらないように普段から定期的に処分するようにしよう。
3.思い出の品を必要以上にとっておくと運気が下がる
人の念をまとうと考えられる思い出の品があるようなら、あまり必要以上にとっておかないほうが無難だ。
例えば、昔付き合っていた(別れた)恋人との写真や、付き合っていたときに一緒に使っていたモノ、買ってもらったモノなどだ。このような過去にとらわれるようなモノには、負の気が帯びると一般的に考えられている。NG②の古いモノにも該当するので、負の気を断つためにも、なるべく処分してしまうのが賢明だろう。
なお、最近ではモノだけに限らず、メールやチャット履歴などの電子データ上にも思い出のモノが残っているので、こちらも同様に削除することをおすすめしたい。
4.適当な配置・収納は運気を下げる
さて、いろいろとあふれていたモノが処分できたのなら、部屋の運気はだいぶ改善されていることだろう。しかし、だからといって、油断してはならない。要らないモノを徹底的に処分した後は、適切な場所に配置・収納するように心がけよう。
しつこいようだが、風水的に望ましい状態とは、調和がとれている状態のことだ。つまり、あるべきところに、あるべきものがある状態にするのがもっとも望ましい。食料や調理器具はキッチンスペースに、寝具は寝室に、本や書類は書斎に留めるといった具合だ。もし部屋が分かれていないようなら(ワンルームなど)、それぞれのモノを別個にまとめて収納するようにしよう。当然、同じようなものがいたるところに点在しているのは望ましいとは言えないので、然るべきところ一か所に置くようにしよう。
5.見えないところに問題がある部屋は運気を下げる
片づけにおいて意外と多いのが、目の届くところの問題を解決しただけで、満足してしまうケースだ。例えば、壊れた家具や家電がそのまま置いてあったり、排水管が詰まっていたりすると、やはり運気は滞ってしまう。
壊れたモノは早々に処分し、粗大ゴミとなるようなら、すぐにでも申し込むようにしよう。
排水管のような本来通るべきものが通らない状態は、やはり好ましくない。パイプ洗浄剤などを使って、風呂・トイレ・洗面所・キッチンなど全ての排水管の詰まりを取り、水も気も流れるようにしておこう。なお、同様の理由から、換気扇の汚れも取るようにしておきたいところだ。片づけと掃除は、基本的にセットとして行うと、風水的にも良い結果につながりやすいと覚えておこう。
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まとめ
部屋を片づけるのは、運気を上げるもっとも簡単な方法とも言える。部屋は、その住人が素の状態で長く身を置くところだ。仮に部屋の運気が滞っていれば、やはりその住人への影響は大きいものとなる。なんとなく物事がうまくいかない、ついていないと感じたり、気分が晴れなかったりするようなら、まずは部屋を片づけて、運気を呼び込んでみてはいかがだろうか。