自分でこれまでコレクションしているものであったり、知人に譲ってもらったもらったりした不要品を処分するにあたり、どのように処分していいかわからない場合もあるだろう。ただ、現在の買取市場はネットの普及率に伴って、変わりつつある。ネットの普及率が上がってきたことによって、買取サービスがネットで簡単に行えることで、売れるものの数や買取金額が上がった。そのことで今の時代売れないものはないくらいに増えている。そこで、本コラムでは売れるかどうかの判断が難しい「隕石の買取」について紹介していこう。
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隕石の買取について
まず、隕石の買取事情として、本当にここで隕石が売れるのかということを述べていく。不要品となったものを売るときに、その不要品が売れるかどうかを調べておくのは、買取サービスを利用する上で基本である。はたして、本当にこの買取市場において、隕石は売ることができるモノなのだろうか。
隕石は売れるモノ
まず、ここで取り上げる隕石だが、この隕石は、モノによっては非常に高値で取引されているモノであるということを押さえておこう。つまり、この隕石は買取市場で売れるモノだということだ。この隕石は、宇宙からの飛来物ということで、魅力に魅せられて、国内だけでなく、世界中に多くのコレクターが存在しているのである。コレクションのなかで、隕石はコレクターズアイテムとして広く知られている。買取業者での売買だけでなく、オークションで競売されている。また、それだけでなく、隕石の展示を行い、そこで即売会なども度々行われているのである。このような売買は世界中で盛んに行われている。
記念コインなどに封入したものも流通
実はこれまで、地球上に落ちてきた隕石はたくさんある。そのなかでも、一番大きい隕石として有名なのが、ナミビアで発見されたホバ隕石。このホバ隕石の重さは60トンほどとかなりの大きさ。このように、世界中で発見される隕石だが、日本では国内に落下した事例はとても少ない。ただし、日本は隕石保有国としては世界トップクラスなのである。隕石は石の形をしているものが、一般的に知られているだろう。ただし、そのほかにも記念コインなどに封入したものも流通している。
過去にオリンピックの金メダルで使用されたことも有名
2014年に開催されたソチオリンピックでは、隕石入りの金メダルが登場した事が話題になった。この隕石は多くのメディアでも報道された、2013年ロシアのチェリャビンスク州へ落下した隕石が使われている。この隕石入り金メダルは金メダルを獲得した選手のみに贈られている。隕石だけでなく、このような隕石が使われたメダルなども売ることができる。
隕石が売れるところとは
上記では、隕石が売れるかどうかを紹介してきたので、隕石が売れるモノであることは把握できただろう。次は、その隕石がどのようなところで買い取ってもらえるのかを紹介していく。
專門の買取業者で売れる
隕石がどこで売れるのかということだが、この隕石を專門で買い取っている專門業者で売ることができるだろう。調べてみると隕石を專門で買い取っている業者は多いようだ。とくに骨董品や美術品を買い取っている業者で買い取っているケースは多い。実はこの隕石は美術品のような価値が付く場合もあるようだ。このような專門業者は販売ルートもしっかりと確保しているので、高い金額で隕石を買い取ってくれる場合も多いので、隕石を売るのであれば、まず隕石を專門で買い取っているような業者での買取サービスを利用するといいだろう。
ネットオークションやフリマアプリでは頻繁に売られている
また、隕石はネットオークションで頻繁に売買されている。ネットオークションのサービスで隕石の出品を検索してみると、すぐにわかるだろう。それだけ、隕石の出品数は非常に多いということだ。ここで取り上げている隕石だが、どこにコレクターがいるのか掴みづらいため、個人個人でやり取りができる、ネットオークションでの売買が主流になっているようだ。なので、不要な隕石を売って処分したいと考えているのであれば、このようなネットオークションへ隕石を出品して売るという方法も良い手段だと言える。
隕石の買取査定ポイント
次に紹介するのが、隕石の買取査定ポイントに関して。隕石を売りたいと考えたとき、どのような点が査定ポイントになるのかを押さえておくことは重要だろう。ということで、隕石の買取査定ポイントにリサーチしてみたので、参考にするといいだろう。
隕石の価値は希少価値で決まる
隕石の買取査定に関してだが、まずこの隕石の買取が高額になると思われがちだが、実は隕石はすべての隕石が高額ということではない。というのも、隕石はそこまで珍しいモノでもないからだ。どちらかというと比較的安価なモノである。なので、希少価値のある隕石というのが、高価な買取金額になる隕石なのである。
隕石の鑑定書も買取金額に大きく影響する
そして、隕石の買取では鑑定書の有無も買取額に大きく影響してくる。本物の隕石のなかでも希少価値の高いモノなど、必ずと言っていいほど、隕石を証明する鑑定書が付いてくる。專門の目利きのいい鑑定士であれば、そのような希少価値が付くモノの見分けができるが、やはり一般の売りモノとなると鑑定書は重要になってくるのである。このような鑑定書をいい状態で大切に保管しておくことで買取額アップに繋がるだろう。
隕石の買取相場は
ここまで、隕石の買取に関して重要になってくるポイントを紹介してきた。どこのポイントも隕石の買取を考えるのであれば、大事なポイントで買取金額にも影響してくるところである。ここまでのポイントはしっかりと押さえておくといいだろう。次は最後になるが、隕石の買取金額の相場を紹介していくので、参考にするといいだろう。
100ｇあたり1万～10万円程度
隕石を買取に出して、どれくらいの金額で売れるのかについてだが、サイズの大きさやどの星から落ちた隕石なのかなど、様々な要素が関係してくるようだ。なので、明確な金額というのはないが、広い意味での隕石の買取を考えれば、一般的な隕石の買取相場は100gあたり1万～10万円程度と言われている。そのほか、あまり珍しくない隕石であれば価値が付かないもしくは数百円～数千円のものもあるので、そこは注意が必要だろう。
過去の相場では、数百万円の隕石というのも…
ただし、過去に隕石の買取で高額な買取が行われていることも事実としてあるようだ。その隕石は一時期話題になった、隕石が落ちたロシアのウラル地方で、隕石の破片らしきものが落ちた際に、その隕石がインターネットオークション上に出品されたときには、その隕石は、1個50万ルーブル、日本円で約150万円という価値が付けられたこともあったようだ。さらに、ほかにも希少価値が付く隕石では、1グラムで数百万の査定がされたものもあり、この隕石の買取は一攫千金を狙えるモノでもあるようだ。
まとめ
本コラムでは、隕石の買取に関してここまで紹介してきたが、この隕石は高額で売れる可能性のあるモノだ。そのため、もしもそのような隕石や友人や知人から譲ってもらった隕石、また拾った隕石などがあれば、捨てる処分ではなく、まずは買取を考えてみるほうがいいだろう。ここでも、紹介したように希少価値が付く、隕石であれば数百万円という非常に高額な金額で売れるものもあるので、一旦は買取サービスを利用したり、またネットオークションなどで隕石を出品したりして、売るほうがいいだろう。ただし、その際には隕石の鑑定書などがあれば、その鑑定書も買取金額に影響してくるものなので、忘れず持参また保管をしておくべきだ。
