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音声通話付きSIMとデータ通信専用SIMの違いは?どちらがおすすめ?

読了目安:13分
更新日:2019/11/21
公開日:2017/07/10
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音声通話付きSIMとデータ通信専用SIMの違いは、格安SIMの契約をする上で最初に把握しておかなければならないポイントだ。

この両者の差異がわからなくても、機能が充実した音声通話付きSIMを選べば、使用上の不便は起こらない。しかし少しでも安くお得でコストパフォーマンスの高い格安SIMを使いたいと考えた場合は、複数社の比較検討を進める上でも、音声通話付きSIMとデータ通信専用SIMの違いをしっかり把握しておくべきだと言えるだろう。

今回は、これから格安SIMの契約手続きをしようと考える皆さんと一緒に、音声通話付きSIMとデータ通信専用SIMにおけるそれぞれの特徴とメリット、デメリットなどを詳しく確認していきたい。

音声通話付きSIMの特徴とメリット、デメリット

音声通話付きSIMとは、その名のとおり「電話のできる格安SIM」の総称だ。今現在スマートフォンをWEBサイト閲覧やSNS、アプリ使用よりも通話重視で使用していた人には、こちらの格安SIMを選んだ方が多くのメリットが得られる。

キャリア会社の電話番号を引き継げる

音声通話付きSIMを選択する最大の利点は、これまで使っていた090や080といった携帯電話番号をMNPで引き継げることだ。このサービスを利用すれば、大手キャリア会社から格安SIMに変える場合であっても、「電話番号を変更しました!」といった連絡を友人知人や取引先に行う必要がなくなる。

格安SIMを使っている事実が周囲にバレにくい

また電話番号変更がなければMVNO会社に乗り換えたこともわからないため、格安SIMの契約を前に「恥ずかしい」とか「周囲にバレたくない」といった想いを抱える皆さんにも、電話番号の変わらない音声通話付きを選ぶメリットは高いと言えるだろう。

通話品質が良い

080や090といった電話番号の引き継ぎのできる音声通話付きSIMには、通話中の途切れやタイムラグがほとんど起こらない利点もある。特にこれまで大手キャリア会社の携帯電話を使っていた人たちは、その多くが「ドコモやau、SoftBankと通話品質が変わらない」といった口コミを投稿しているため、大事な友人や恋人、家族との電話をストレスのない音声で行いたい方々は、音声通話付きSIMを選んだ方が良いかもしれない

緊急通報ができる

080や090の番号を引き継げる音声通話付きSIMには、110番や119番通報ができるメリットもある。例えば、ひとり暮らしをしている祖父母や子供に格安SIMの入ったスマートフォンを持たせるためには、万が一の時に備えて音声通話付きSIMを選択した方が良いと考えられている。

またマイカーで遠方まで出掛けることの多い人はいつどこで交通事故に巻き込まれるかわからないリスクを抱えているため、素早く緊急通報のできる音声通話付きSIMを選んだ方が安心感も高いと言えるだろう。

フリーダイヤルやサポートセンターにもかけられる

大手キャリア会社の電話番号を使える音声通話付きSIMは、0120から始まる企業のコールセンターやサポートセンターに架電をすることもできる。

また通話品質の高い音声通話付きSIMをスマートフォンに入れた方が、トラブル相談中に音声が途切れることもないため、電話を使って大事な要件を話す機会の多い方々にとっても、音声通話付きのおすすめ度は高いと言えるだろう。

携帯電話番号でアプリやSNS登録ができる

不正登録や不正利用の予防に摂取的なアプリやWEBサービスでは、090や080といった携帯電話番号やSMSを使った認証を行っている。大手キャリア会社の番号を引き継げる音声通話付きSIMを選択すれば、何の問題なくこれまで同様に認証や新規登録などの手続きができる。

月額料金と通話料がかかる

ここまで紹介した内容を見ていくと、多くの人が音声通話付きSIMに対して「メリットだらけなのでは?」といった印象を受けるかもしれない。

しかしこれだけの利点を備えた音声通話付きSIMには、月額料金と通話料が高いデメリットがあるため注意が必要だ。一般的なMVNO会社の料金表を見てみると、通話SIMプランとデータSIMプランの基本料には600円〜800円ほどの差異があることがわかる。

また携帯番号を使った架電を行なえば当然、通話料もかかるため、注意をして欲しい。

データ通信専用SIMの特徴とメリット、デメリット

次にご紹介するデータ通信専用SIMは、「音声通話付きSIMから電話機能を差し引いた商品」となる。

こちらのSIMの特徴については、その多くが音声通話付きSIMのメリットとは真逆の内容と考えられる。しかし使う人によっては「データ通信専用SIMの方が遥かに良い!」と感じる方々も多く見受けられるため、単純に特徴やメリット、デメリットだけを確認するのではなく、下記情報を参考にしながら「自分のスタイルに合ったものはどちらか?」を考えるようにして欲しい。

基本料金が安い

データ通信専用SIMは、「安くお得にスマートフォンを持ちたい」と考える皆さんにおすすめ度の高い商品だ。

例えば、幅広いコースを設ける楽天モバイルでは、データSIMの中で最も安いベーシックプランを525円に設定している。また人気の高いUQmobileでは、毎月3GBまで使えるデータ高速プランを月額980円としているため、この容量内で月々の使用をすれば通信料を1,000円未満に抑えられると言えるだろう

キャリア会社の電話番号を引き継げない

データ通信専用SIMの最大の難点は、これまでdocomoやau、SoftBankで使っていた携帯電話番号の引き継ぎができないことだ。

もしこの方々がMVNO会社でデータ通信専用プランに申し込む場合は、今まで使っていた電話番号を捨てざるを得なくなる。この場合は、友人知人などに電話番号変更の連絡を友人知人に入れる必要が出てくるため、スマートフォンを受かった通話頻度の多い人は注意をして欲しい

050の電話番号をもらえる(IP電話)

データ通信専用SIMにおける電話ができない問題は、各社が050で始まるIP電話番号を与えることで緩和されている。

例えば多彩なコースを設ける楽天モバイルでは、120円ほど基本料が高い050データSIMプランと、IP電話すらできないシンプルなデータSIMプランの2種類を用意している。またMVNO会社によってはデータ通信専用プランの全てにIP電話を付けているところもあるため、このサービスに興味がある人は比較検討時に注意をして欲しい。

通話品質が良くない

ネット回線を使って通話をするIP電話には、音声通話SIMと比べて通話品質が劣る難点がある。特に多くのユーザがネットを使う通勤時間帯やランチタイムについては、IP電話を使った通話についてもタイムラグや音声の途切れなどが起こりやすい傾向があるようだ。

また通話品質が悪ければお客様などに失礼が生じることもあるため、ビジネスシーンに携帯電話で話す機会の多い人には、IP電話に対する不満や不安も生じやすくなると言えるだろう。

架電できない番号が多い

格安SIMを入れたスマートフォンを電話として使うなら、IP電話によってかけられない電話番号の多さについても知っておくべきだ。

先程ご紹介した110番や119番などの緊急通報については、IP電話からの架電はできない。また企業が設ける0120のコールセンターについては、「この番号ではかけられない」との理由で有料通話番号がアナウンスされることもあるのだ。

こうした問題の潜んだデータ通信専用SIMを入りスマホをお年寄りや子供にもたせる場合は、「緊急通報ができなくても問題はないのか?」といったことをきちんと確認しなければならない。また消防署や警察署には市外局番から始まる電話番号もあるため、そうしたナンバーを短縮登録することも対応策のひとつにはなるだろう。

登録できないアプリやサービスがある

データ通信専用SIMから与えられる050のIP電話番号では、多くのユーザが使用するLINEなどのアプリ登録ができない。

また同じく人気の高いTwitterでは携帯電話番号を使ったSMSで認証コードを送るサービスを設けているため、幅広いアプリやSNSの認証や登録を考えているなら、なるべく080や090から始まる番号の携帯電話を持つ必要があると言えるだろう

SMS付きデータ通信専用SIMもある

アプリ登録や認証における問題を知るMVNO会社では、SMS機能付きのデータ通信専用プランを設けている。このプラン契約を行なえば、安い基本料でLINEなどのアプリに登録することができる

しかし与えられる電話番号は050となるため、さまざまなサービスの認証に使うことを考えると、少し中途半端なプランになるかもしれない。

【まとめ】音声通話付きSIMとデータ通信専用SIMはどちらがおすすめ?

ここまで紹介したことをまとめると、下記2つのポイントから自分に合った格安SIMを選ぶのが理想と考えられる。

コスト重視なら「データ通信専用SIM」

大変シンプルな機能となるデータ通信専用SIMは、「安くお得にネットを楽しみたい」という皆さんにおすすめのプランだ。こちらを選択すれば、080や090から始まる携帯電話番号のMNPはできない。

しかし既に通話専用のフューチャーフォンを持っていたり、スマホ端末で電話をする機会の少ない人にとっては、データ通信専用SIMを選んでもストレスや大きな問題が生まれる可能性は低いと言えそうだ。

ネットよりも電話を重視するなら「音声通話付きSIM」

友人や家族とクリアな品質で通話をしたい」とか「キャリア会社の携帯電話番号を引き継ぎたい」といった電話機能を重視する皆さんには、音声通話付きSIMがおすすめだ。

こちらのプランを選べば、年間で10,000円前後の基本料増となる。しかしこれまで使ってきた番号で電話ができる上、音声が途切れる、聞こえにくいといったトラブルが起こらないことを考えると、音声通話付きSIMはお年寄りや子供でもストレスなく使えるプランと捉えて良いだろう。

自分に合った格安SIMを選べない場合は?

ここまで紹介したポイントを見ても「どちらが自分に合うプランなのだろう?」といった疑問や不安を抱えている人は、MVNO会社で用意するメールや電話、チャット機能を活用して積極的に質問をしてみよう。

またこうした疑問に対するアドバイスは格安SIMを取扱う中古スマホ専門店でも行っているため、MVNO契約と併せて端末購入を検討中の人は店頭で相談をしてみても良さそうだ。

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おすすめの格安SIM

最後に、おすすめの格安SIMを紹介したいと思う。

BIC SIM

ビックカメラのオリジナルSIMカードのBIC SIM。お客様満足度三年連続一位を誇るサービスの質の良い格安SIMだ。

人気のポイントとして3つが挙げられる。

一つ目は、Wi2 300という空港、駅、カフェなどで高速インターネットを利用できるサービスが無料であること。

二つ目は、カウンターでの即時発行が可能ということ。ビックカメラという大きな母体があるので、色々な場所で即時発行がしてもらえるのだ。

三つ目は、BIC SIMとビック光をセットで利用すると月額料金が安くなる「光セット割」があること。

これらの大きな要因によって、BIC SIMの人気は非常に高まっている。

ウェブで申し込むと、最短で翌日から利用できる。

料金形態は以下の通りだ。

  • 通話+データSIM(3GB) 月額1600円
  • SMS+データSIM(3GB) 月額1040円
  • データ専用SIM(3GB)  月額900円

他にもプリペイドデータSIM、海外渡航者向けSIMなどがあるので、自分のニーズに合ったSIMカードを探すことができるだろう。

 

イオンモバイル

イオンが運営する格安SIMのイオンモバイル。全国にあるイオン、約200店舗での販売・サポートを行っている、格安SIMの中でもサポートに定評のあるサービスだ。

申込はウェブまたは店舗で行える。29種類の料金プランと、選べる音声通話があり、ニーズに合ったものを見つけやすいだろう。

契約期間の縛り、契約解除料がないため、新しい機種への変更や、プランの解約もスムーズに行うことができる。

docomoの回線を利用しているため、つながりやすさも兼ね備えている。

ホームページでは最適なデータプランを診断してもらえる。一日のメールのやり取りの件数、スマートフォンでの一日のインターネット使用時間、一日の動画視聴時間、月の使用量が7GBを超えたことがあるか、という質問に答えると最適なプランを表示してくれる。

また、料金プランのシミュレーションもできる。現在の利用料と、セット購入かカード購入かを選択し、利用するSIMの種類、タイプ、サイズ、希望する通信プランを選択すると、どれだけ安くなるのかを出してくれる

比較検討に非常に利用しやすいサービスなので、ぜひ一度シミュレーションしてみてほしい。

料金プランは大きく3つに分類される。音声プラン、データプラン、シェア音声プランだ。

音声プラン音声通話、データ通信、SMSが利用できる。価格は1130円~10800円まで、通信量で変わってくる。一番人気のプランは4GB のプランで月額1580円となっている。

データプランは、インターネットのデータ通信が利用できるプラン。140円プラスするとSMSも利用できる。こちらは480円か~10300円までとなっている。

シェア音声プランは、最大で5枚のSIMを使うことができる。音声通話のSIM、データSIMを両方利用できる。4枚目以降は一枚につき月額200円が必要になる。家族で利用するのにおすすめのプランとなっている。

LINEモバイル

LINEが運営する格安SIM。まだ一年の若い格安SIMだが、評判は上々だ。

料金プランは3種類になっている。

カウントフリーのサービスでLINEフリープラン、コミュニケーションフリープラン、MUSIC+プランだ。

LINEフリープランは、月額500円、1GBでラインが使い放題となっている。

コミュニケーションフリープランは、月額1100円から、3~10GBで、LINE、Twitter、Facebook、インスタグラムが使い放題となっている。

MUSIC+プランは、月額1810円からで、3~10GBの通信量に上記のSNSに加えてLINE MUSICが使い放題だ。

SNSであるLINEならではのサービスといえるだろう。SNSの利用頻度が高いが、それ以外にはあまり利用しないという人におすすめだ。

LINEモバイル

まとめ

音声通話付きSIMとデータ通信専用SIMの違いについて、紹介した。どちらを選ぶかは、電話を使うか使わないかが大きなポイントとなってくる。また、業者それぞれの特有サービスもあるので、自身のライフスタイルなどに合わせて検討すると良いだろう。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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