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香港にある写楽堂なら日本語の本を買い取ってもらえる?!

読了目安:8分
更新日:2021/05/11
公開日:2018/01/19
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海外に長期間滞在すると日本のものが恋しくなってくる。以前は食べなかったあんこのお菓子を食べたくなったり、読まなかったジャンルのものでも日本語だというだけで読んでみたり……。最近は電子書籍も充実してきていて、ペーパーレスでダウンロードして読むこともできるけれど、やはりページをめくって読む楽しみは別物だと思う人も多いのではないだろうか。子供に読み聞かせるのもやはりアナログ媒体の絵本の方が楽しい。

とはいえ、紙媒体の日本語の本は海外ではなかなか手に入らない。日本からせっせと運んでいる方もおられるかもしれないが、完全帰国となった時に今度はたまった本を処分するのが難しい。そんな悩みを解決してくれるのが、香港にある写楽堂だ。

写楽堂は香港で随一の日本語書籍の古書店

香港の銅鑼灣地区にある写楽堂は、日本語の書籍を扱う古書店である。古書の販売だけでなく買取も行っている。取り扱い書籍は単行本だけでなくコミックスや雑誌、子供用の絵本など多岐に渡る。取扱点数も多い。香港には、日本語の書籍を扱う旭屋書店などもあるが、新本扱いの旭屋書店と古書扱いの写楽堂は、お互いに補完し合う存在で棲み分けができている。日本のように、新本と古書両方を扱う書店が複数存在している点は、在外の他の街に住んでいるものにとってはうらやましい限りである。

銅鑼灣にある写楽堂への行き方

写楽堂は、香港の銅鑼灣にある。銅鑼灣には地下鉄で行くのが便利だ。写楽堂は、銅鑼灣駅から歩いて2〜3分の所にあるFortune Centre内にある。駅で下車すると最寄りの出口はF1。住所にあるYun Ping Road(恩平道)の方から行くと、Fortune Centreビルに入ってから階段を下りて地階に降りなくてはならない。ベビーカーやキャリーケースなど、階段があると不便な場合には、一本手前のJardine's Crescent(渣甸坊)から入って、露店の裏道のような少々狭めの道を通った方が便利だ。数十メートルほど露店の裏道を行くと、写楽堂がはいっているFortune Centreビルが見えてくる。こちら側から入ると、そのまま写楽堂がある地階に入れるため階段を下りる必要がない。地下鉄の駅からはすぐ近くの所にあるのだが、露店の裏道のようなところを通るので、少しわかりにくいかもしれない。

ただ、写楽堂が見えるポイントまでくれば、「写楽堂、古本買取、日本語書籍」といった表示があちらこちらに貼られているので迷うことはない。

写楽堂の基本情報

子供も大人も満足できる品揃え

写楽堂の店頭に立つと香港にいることを忘れそうだ。「Hanako」や「島へ」、「東京カレンダー」といった雑誌類、各国・各地のるるぶや「モーニング」といった漫画雑誌など、様々な雑誌が並ぶスタンドがあり、日本のコンビニにいるかのような気分にさせてくれる。

店内に入ると、日本語の文庫本、ハードカバーの単行本、コミックスなどがところ狭しと陳列されている。古書店のもつ特有の香りが感じられ、何とも懐かしい雰囲気の日本の古本屋さんなのだ。そうはいっても本の状態は良い。

種類豊富なコンテンツの扱いあり

写楽堂の扱い範囲は広い。日本語の文庫本やコミックス、単行本だけでなく、写真集やイラスト集なども扱っている。CDやDVD、ゲームなどの扱いもある。それぞれ取り寄せが可能なものもあるので、欲しいものがあれば気軽に問い合わせたい。日本語が通じるので、日本語で質問できるのも嬉しい。電話でも日本語が通じるので、迷ってしまった時や行く前にお目当ての本があるかどうか確認しておきたいといった場合にも便利だ。

充実した品ぞろえがきちんとカテゴライズされている

扱い範囲が広いだけでなく、扱っている品目も多岐に渡っている。きちんとカテゴリー別に分類されているのでお目当ての作家や本がある場合には探しやすくなっている。小学校低学年の子供でも、絵本のコーナーに連れていけば、自分で好みの絵本を探すことができそうだ。

小説であれば、佐伯泰英や隆慶一郎といった人気ジャンルの時代物、芥川賞を受賞した又吉直樹の「火花」、ドラマや映画の原作としても話題のベストセラー小説家東野圭吾など、充実している。軽く読めるライトノベルも取り揃えてある。

実用書も、海外進出している企業には欠かせない視点を扱った「リバース・イノベーション」など最新のものはもちろん、「超入門マンガデッサンの教科書」といったネットで見るだけでなく紙媒体で何度も確認したくなるものも品揃えされている。辞書類や語学書、香港だけでなく各国のガイドブックなどもあるので、旅行前には一度チェックしておきたい。

写真集やイラスト集といった図解本も充実している。「日本海軍艦艇集」、「世界王族肖像選」、「101匹カワイイ怪獣大集合!!」、「図説・戦国武将」などジャンルも様々なものが並んでいる。「戦え!全日本アニメロボ大全集シリーズ」は、70〜80年代、90年代と年代別のものが入っている。古書店だけに、最新のものだけでなく懐かしい本を見つけることができるのも魅力だ。雑誌や写真集も同様で、バックナンバーがかなり揃っている雑誌類もある。写真集はちょっと懐かしいアイドルの写真集なども見つけられるかもしれない。

豊富な品ぞろえを支えるのは買取と本店からの仕入れ

この豊富な品ぞろえは、買取だけでなく日本にある本店から定期的に仕入れができることにも拠る。新たに入荷したものに関しては、フェイスブックやツイッターでお知らせしてくれているので、基本情報に掲げてあるアドレスを時々チェックしてみると楽しいかもしれない。

買取にも対応し出張買取も可能

古書店の利用者から見ると、安く買えてうれしいという以上に、買取してもらえるというのも古書店の魅力となるのではないだろうか。紙媒体の本はどんどんたまっていくと置き場所にも困ってします。特に海外在住の場合、日本に完全帰国となった時に本の処理に非常に困ることがある。もう手に入れられない本であれば、どうしても持って帰りたいと思うが、日本でなら図書館にも置いてあり簡単に読める本となると、持って帰るかどうか悩むことになる。持ち帰り荷物のキャパが限られているため、すべては持ち帰れないというのが本音かもしれない。とはいえ大好きな本だけに捨てるには忍びない。そんな場合に強い味方となってくれるのが、買取をしてくれる古書店である。

写楽堂では、持ち込みの買取はもちろん、ある程度の冊数があれば出張買取にも対応している。本の種類と状態によって買取価格は異なっているようだが、日本に比べると比較的高値で買取されているらしい。水に濡れたことがあるもの、ページが破れたり切り取られたりして破損しているもの、カビや染みがあって汚れているもの、本が日焼けしてかなり変色しているもの、表紙やカバーがないもの、中に書き込みがされているもの等は買取対象外になるので注意したい。

出版後3か月以内の新刊の小説などは、買取価格を増額してもらえるとか。逆に経済・ビジネス情報誌は出版後3か月、ファッション誌などは出版後4か月以降のものは買取してもらえないこともあるようなので、読んでしまって不要になった書籍類はこまめに処分する方がお得だ。

情報誌の場合、車・バイク関連であれば2年以上前のものは買取不可だが、旅行雑誌やムック、料理雑誌は4年以上前のものが買取不可など、ジャンルによっても買取状況は異なってくる。やはり、一度査定してみてもらうのが一番確実だといえる。

本店は愛媛県の松山市

実は写楽堂の香港店は、四国愛媛県の松山市にある写楽堂古書店の支店だ。松山市にある写楽堂本店は1981年に設立され、古書店業界の盛衰を生きてきた見てきたお店だ。店内にスロットマシーンが置かれているなど、お店自体も面白い。さらに、松山市コミュニティセンターでは定期的に「おもしろ古本市」を開催している。書籍だけでなく、日本映画のポスター展や幕末から昭和にかけての観光地図展など、興味深い展示なども行っている。

古書店として本を買う人と売る人の仲立ちをしながら、様々な試みを行っている。本に接する喜びを多くの人に分かち合うべく、ネットと店舗の双方の良さを活かした活動を行っている。アマゾンを通してインターネット販売を行っているが、インターネット上の取引に出すための在庫書籍はなんと8万冊に及ぶという。

社長のあいさつの中に、「本がある限り読書を続ける、本を手にした時の興奮や期待、読んだ後の充実感で生命がよみがえってくるように感じる」という趣旨のフレーズがある。社長自ら本が好きで、本と触れ合うことを喜びとして働いておられるのが感じられる。香港店には、この松山市にある本店から定期的に新古書が入荷する。そのため、海外にあるとは思えない品揃えが可能になっている。松山市にある本店では、小説、実用書、郷土史書籍や文庫本といった書籍、コミックや同人誌、雑誌などに加えて、CDやDVD、ゲーム類と多岐に渡る。

愛媛県にある写楽堂本店の公式サイト:https://www.sharakudou.com/

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まとめ

香港の銅鑼灣地区にある写楽堂は、海外ではなかなか手に入りにくい日本語書籍を安価に手に入れられる古書店である。地下鉄の銅鑼灣駅から徒歩2〜3分の距離にあり行きやすい。ツイッターやフェイスブックで発信されている情報をチェックすると品ぞろえもわかりやすい。日本の愛媛県松山市にある本店からの仕入れもあり、充実した品ぞろえが魅力である。

海外ではなかなか引き取ってもらいにくい現地語と異なる日本語書籍の買取も行っている。店舗内には、古書とはいえかなり状態の良い本が陳列されている。買取においても本の状態が重要になるので、なるべく出版年から時間があまりたっていないきれいな本の方が高値で取引されやすい。

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今野杏南さん

運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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