「開運 大吟醸」は、静岡県掛川市にある株式会社土井酒造場が販売している日本酒である<。米の旨み・味わいと、ほのかな酸味の調和のとれた、辛口にも甘口にも感じるバランスの良いお酒と言われている。「開運」という、地元の発展を願ってつけられた縁起の良い名前も人気の理由の1つだ。
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土井酒造場の「開運」とは
明治5年に土井酒造場を創業した土井家は、地元の名家であった。同社のつくる「開運」は、静岡を代表する日本酒として有名だ。早くから積極的に吟醸酒の研究を行い、技術力を培ってきた同社は、評価の高い吟醸酒をつくっている蔵元だ。
また、日本酒の研究のみならず、機械化を進めるのも業界のなかでは早かったことでも知られており、ソーラー発電を導入したり、浄化装置でお米のとぎ汁をまとめて処理できるようにしたりといった設備が整っている。
名杜氏、波瀬正吉
開運を造っている土井酒造では、波瀬正吉が長く杜氏をつとめていた。テレビドラマに登場する杜氏のモデルにもなったといわれる有名人物である。
石川県の生まれであり、能登で酒造りをしていた波瀬正吉は、
「開運」を金賞に導く杜氏、棒葉農
波瀬正吉から杜氏職を引き継いだ棒葉農もまた、能登流の酒造りを行う杜氏である。長く波瀬正吉のもとで学び、土井酒造場の伝統を受け継いでいる。全国新酒鑑評会では、2011年から毎年連続で金賞受賞に導いているという実力の持ち主だ。
お米と水のこだわり
「開運 大吟醸」は、兵庫県特A地区でとれた山田錦を精米し、国の史跡に指定されている高天神城跡(静岡県掛川市)の湧き水と静岡酵母をつかってじっくり発酵させて造られている。軟水を使うと柔らかさが出て良いお酒が造れるが、発酵に時間がかかるため、日本酒造りには通常硬水が使われる。しかしこの軟水は発酵状態が非常に良いうえに軟水のやわらかさも持っているという、日本酒造りにぴったりの水なのである。
「開運 大吟醸」の種類
開運の大吟醸は、現在4種類存在している。
「純米大吟醸」「大吟醸」
開運といえば大吟醸。土井酒造場の代表的な日本酒である。山田錦を40パーセントまで磨き上げて造られる、味のバランスの整った、万人受けするタイプの上品なお酒だ。大吟醸とは、精米歩合50パーセント以下の米と米麹と醸造アルコールを使って造られたお酒である。さらに、醸造アルコールを加えず米と米麹のみを使っているお酒を純米大吟醸とよんでいる。
「大吟醸 伝 波瀬正吉」
杜氏である波瀬正吉の名前を冠した最高級大吟醸。山田錦を35パーセントまで磨き上げ、時間をかけてゆっくり低温発酵させた逸品である。毎年、数量限定で販売されている。
「大吟醸 秘蔵古酒」
1983年から1991年の間に造られた「開運 大吟醸」を瓶につめた状態で熟成させたお酒である。熟成させたことにより適度なコクが出て、とても柔らかくなり、飲みやすい日本酒だ。
「開運 大吟醸」を高く売る方法
日本酒の査定ポイントを紹介しよう。
お酒の銘柄
日本酒は長くもつお酒ではないこともあり、買取に出しても必ずしも買い取ってもらえるとは限らないので注意が必要である。買取店が積極的に買い取っているのは、高級酒や、限定販売品、なかなか手に入らないめずらしい銘柄などだ。
製造日
日本酒の場合、買取店が取り扱っているのは製造年月日から半年以内のものである。日本酒は賞味期間が1年間というものが多いため、半年以上たっているものを買い取っても再販できず売れ残ってしまう可能性が高いことから、半年以上たったものは買い取ってもらえないことが多いのである。
ただし、古酒のような熟成させているお酒など例外もあるので、少し時間がたってしまっているお酒であっても買取店に問い合わせてみよう。
ラベルが汚れている場合
お酒の瓶についているラベルは重要ポイントというイメージがあり、もしも汚れてしまった場合、買取価格に影響するのかどうか気になるところだろう。結論、日本酒のラベルが少し汚れている程度であれば、それほど査定額がマイナスされない店が多いのでそこまで心配する必要はないだろう。ただし、買取店によってラベルを重視している場合もあり、また綺麗に越したことはないので、できる限り汚さないよう注意しよう。
ひどく汚れている場合や、汚れを落とそうとして剥がれかけてしまったりすると評価が下がってしまうので、無理に落とさずそのまま査定に持って行くことをおすすめする。また、ほこりをかぶっていると保管状態がよくないとみなされ減額されてしまう可能性もあるため、事前にほこりを落としておくようにしたい。
付属品を一緒に買取に出そう
「開運 大吟醸」のような高級酒は、購入時に化粧箱に入ってくるケースが多い。購入時にこの箱を必ず取っておいて、買取の際には一緒に持っていったほうが買取価格は高くなるだろう。それ以外の付属品ももしある場合には、一緒に持参するようにしよう。
複数の買取店に査定を依頼しよう
買取に出す際は、複数の買取店に査定を依頼したほうが良い。買取店によって鑑定士のお酒に関する知識の差があったり、その時に買い取りたいお酒の銘柄が異なったりする。同時に複数社査定を依頼することで、適正価格が分かると同時に、自分の納得のいく価格で買い取ってもらえる可能性が高まるのだ。
「強化買取」キャンペーンを狙おう
買取店で頻繁に実施される「強化買取」キャンペーン。在庫がなくなったタイミングや、需要が高まったタイミングなどで買取店はそのようなキャンペーンを実施することが多い。各店舗のWEB上で強化買取リストが公開されているので、自分が売りたいお酒の銘柄がリストに入っていないかどうかチェックするようにしよう。キャンペーンをしているかしていないかでは、数万円〜数十万円の価格差が生まれることもあるのだ。
「まとめ売り」も検討しよう
もし、同時に売りたいお酒が複数ある場合、「まとめ売り」を検討してみても良いだろう。「まとめ売り」とは一本だけ売るのではなく、複数のお酒を同時に売ることである。買取店からすると、鑑定士が鑑定する手間が省けるのに加えて、一気に複数のお酒を手に入れることができるので、その分を買取価格に還元することができる。買取店からしても、売る側からしても嬉しい売り方である。
買取価格比較をしてから売りに出そう
日本酒は、特に買取店によって評価が変わる場合がある品物である。賞味期間の考え方の違いなどにより、同じお酒でも買取可能な店と買取不可の店があることもある。売却する前に複数の店で査定をしてもらい、どこ買取店の買取価格が高いか比較してみると良いだろう。日本酒を売る場合のおすすめの買取店をいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
ファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒に特化している買取店「ファイブニーズ」は、高額で買い取ってもらえると評判の良い店である。豊富な売却ルートを持っているため中間買取業者にマージンを支払う必要がないことや、売却先が確保されていることによる高額査定が実現しているのである。
メール査定やオンライン査定、宅配買取や出張買取など、自分の都合に合わせて買取方法を選択できるユーザー寄りの買取店であるという店も、評判の良い理由の1つだ。実店舗は東京・錦糸町をはじめ、仙台、新宿、横浜、名古屋、大阪、博多にあり、店頭持込み買取も対応している。査定スピードが速く、即査定してその場で買取価格を支払ってもらえるので、近隣であれば持込み査定もおすすめだ。
レッドバッカス
レッドバッカスも、評判の良いお酒の買取店の一つだ。豊富な販売ルートを有していて、無店舗経営ということもあり、買取金額にその分を還元してくれる。また、査定料、キャンセル料などの各種手数料もすべて無料なのが嬉しい。オンラインと電話での査定だけではなく、LINEでの査定も行っており人気が高いという。スピードも速く、査定結果は24時間以内に連絡をしてくれ、16時までに宅配キットの申し込みをすると当日に配達してくれる。また、査定額に納得いただけた場合は、24時間以内に指定の口座に振り込んでくれるのだ。ラベルが古くても積極的に査定してもらえるので、ぜひ一度査定を依頼してみることをおすすめする。
ジョイラボ
ジョイラボも、お酒買取専門店である。ジョイラボの最も大きい特徴は、全国に店舗を有しており、東京だけではなく、神奈川、名古屋、大阪、福岡に店舗を持っている。直接店舗にお酒を持ち込んで査定してもらいたい人には、非常におすすめと言える。また、店頭買取以外にも出張買取、宅配買取も実施しているので、自分に合った方法が選べるのも魅力。査定料や振込手数料なども無料である。LINEでの査定も実施しているので、気軽に査定をお願いしてみると良いだろう。
ネオスタ
総合買取店のネオスタ。総合買取店ではあるものの、お酒の買取も評判が良い。過去の買取実績は150万点以上でリピーターが多いのが特徴だ。宅配買取、出張買取、店頭買取の3つの買取方法を採用している。1都5県60店舗を構えているので、自分の家の近くの店舗を探して査定を依頼してみると良いだろう。オンライン、電話に加えてLINE査定も実施している。
まとめ
ここまで、「開運 大吟醸」の買取相場と査定情報をまとめてきた。開運 大吟醸は評価が高く人気の高いお酒であるので、より高く売れる方法を参考にして積極的に査定を依頼してみてほしい。まずは、複数の買取店に一気に査定を依頼してみると良いだろう。