本記事では黒龍 大吟醸の買取相場や査定情報について解説していく。実は日本酒に限らず、ウイスキーやワインなどといった人気のお酒はさまざまなところで売買がされている。限定モノや希少性が高いお酒には、販売価格を遥かに超える値段がつくことも稀ではない。
本記事ではまず前半部分で黒龍 大吟醸に関する基本的な情報をご紹介していく。販売元や歴史、黒龍 大吟醸の特徴などだ。そして後半部分では査定情報や買取相場を解説していく。
早く買取相場が知りたい方は前半部分をとばしてもらってもかまわない。しかし、黒龍 大吟醸の基本情報を知っておくとこの日本酒の価値が正確にわかるようになる。なるべく読んでおくことをおすすめする。
CONTENTS
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黒龍 大吟醸の基本情報
まずは黒龍 大吟醸の基本情報から書いていこう。販売元や歴史、お酒の特徴を知ることは商品を査定に出すときに役に立つ。しっかりと商品のことを把握して、市場の相場よりも低い価格で取引されてしまう可能性を減らしていこう。
黒龍 大吟醸の生産元は黒龍酒造
黒龍 大吟醸を生産する黒龍酒造が創業したのは1804年、元号でいうと文化元年だ。初代の蔵元である石田屋仁左衛門から今にいたるまで手作りの日本酒を追求してきた。
黒龍酒造が全国から人気を集めるようになったのは昭和50年あたりからだ。大吟醸龍を販売し、日本一高価な日本酒として一気に注目をされるようになる。
しかし、実はこの頃の制度の中には大吟醸という区分はなかった。黒龍酒造が全国に先駆けて大吟醸を世に送り出したのだ。いかに黒龍酒造が革新的な酒造メーカーだったことがわかるだろう。
大吟醸とは?
大吟醸とは精米歩合が50%以下のものをいう。ちなみに吟醸とは精米歩合が60%以下のものだ。この10%には大きな差があり、大吟醸を生産する方がよりハイスペックということが知られている。
日本酒のコンテストで選ばれるものも大吟醸であることが少なくない。手間暇かけて作られる大吟醸は価格が高くなってしまうことも多い。黒龍酒造が先陣をきって大吟醸を販売したことは賞賛に値する。大吟醸という区分のパイオニアなのだ。
黒龍 大吟醸の特徴
黒龍 大吟醸は通年を通して販売されている日本酒だ。容量は2種類で1800mlと720mlだ。アルコール度数は15度、日本酒度は+3.0、50%精米国産山田錦となっている。
黒龍 大吟醸の種類
黒龍 大吟醸には4種類ある。
- ・黒龍 大吟醸
- ・黒龍 大吟醸 龍
- ・黒龍 大吟醸 つるかめ
- ・黒龍 大吟醸 しずく
先程ご紹介したのは通常の黒龍 大吟醸だ。ここでは他の3種類の黒龍 大吟醸について解説していこう。
黒龍 大吟醸 龍
黒龍酒造を代表する日本酒である。黒龍酒造の極みの酒に分類され、非常に人気の高い商品だ。ワインの熟成方法を研究し、日本酒の製造に応用したのがこの黒龍 大吟醸 龍だ。
1975年に販売されて以来のロングセラーである。通年販売、容量は2種類(1800mlと720ml)だ。アルコール度数は15度、日本酒度は+4.5、40%精米兵庫県産山田錦となっている。
黒龍 大吟醸 つるかめ
受注品のため通年生産はしていない。容量は720ml×2本、40%精米兵庫県産山田錦となっている。
黒龍 大吟醸 しずく
こちらも極みの酒に分類されているものだ。通年販売はされておらず、6月と10月の2回のみ販売される。容量は720mlと1800mlの2種類でアルコール度数は15度、日本酒度は+3.0、35%精米兵庫県東条産山田錦となっている。
黒龍 大吟醸の査定情報
黒龍 大吟醸を売却する際にはお酒を買い取ってくれる業者に出すのがおすすめだ。なぜならプロの目がしっかりと日本酒の価値を判断してくれるからである。例えば、ネットオークションなどでは極端に低い価格で落札されるケースがある。売却する方法によってどの程度の金額がつくかが大きく変わってくるのだ。
適正価格をつけてくれるのは買取業者
いくつかある売却方法の中でもっとも適正な価格をつけてくれるのが買取業者に依頼する方法である。なぜなら、買取業者はお酒の価値をしっかりと判断してくれる鑑定士やプロの存在があるからだ。
ネットオークションやネットフリマでも売却をすることも可能だ。しかし、取引価格が安定していないことが多い。高くなる可能性もあるし、低くなる可能性もある。その点、買取業者はある程度一定の水準で買取を実施してくれる。
また、入金のトラブルが少ないのも魅力だ。個人間での取引ではないため、お金のやり取りはしっかりとおこなってくれる。ネットオークションでは時折、トラブルが発生することを考えるととても安心できる。
気軽に出品できるのが魅力のネットオークション
ネットオークションは自宅にいながら気軽に出品できる強みがある。誰とも話す必要はなく、買取業者を調べる必要もない。ネットオークションで有名なヤフーオークションなどのサイトにアクセスすれば、すぐに出品することができる。
また、ネットオークションは買取業者よりも高く取引ができる可能性がある。落札相場をみればわかると思うが、買取業者のサイトに明記されている価格よりも高く落札されているケースはよくある。限定品や希少性が高いお酒などはそのような傾向になりやすい。
しかし、極端に落札価格が低くなってしまうケースもある。入札する人があまりいないために安い値段で終わってしまうのだ。そのため、同じ商品を出品しても値段に大きな差がついてしまう。ハイリスク・ハイリターンの傾向にある。
化粧箱があると査定額アップの可能性もある!
化粧箱(購入するときについている箱)があると査定額がアップする可能性がある。なぜならコアなファンはボトルだけでなく、箱がついていた方が価値を感じるからだ。実際にヤフーオークションで確認すると、珍しいお酒ほど化粧箱がついていた方が落札価格は高いことがわかる。化粧箱はしっかりと保存しておいた方が良いだろう。
飲みかけの状態でも買い取ってくれることもある
実は飲みかけの状態でも買取をおこなっていることがある。しかし、飲みかけの液体の方に価値があるのではない。空になったボトルに価値があるのだ。実際にネットでお酒の買取業者を探してみると空ボトルを買取対象にしている業者を発見することができる。
また、ネットフリマで有名なメルカリにも空ボトルの取引履歴はかなり多く発見できる。そのため飲みかけの状態だとしても、処分せずに保管しておくことをおすすめする。
黒龍 大吟醸の買取金額相場
結論からいえば最も買取価格が高かったのはネットオークションだ。ネットオークションでの最高落札価格は80,000円となっている。買取業者よりも高い理由としては、その商品を欲しいユーザーが直接値段をつけられるからだ。買い取った後に誰かに販売するということはなく、利益を考える必要もない。
しかし、先ほども伝えたようにネットオークションには、極端に落札価格が低くなってしまう可能性もあるというデメリットもある。入札する方がほとんどおらず、値段が上がらずにオークションが終了してしまうことがあるのだ。この点に注意しながら買取相場をみていこう。
お酒買取業者の買取相場
- ・黒龍 大吟醸 しずく:9,000~15,000円
- ・黒龍 大吟醸:4,000~7,000円
- ・黒龍 大吟醸 龍:7,000円前後
- ・黒龍 大吟醸 つるかめ:不明
お酒買取業者の相場を調べてみたが、つるかめに関しては買取価格の記載が無く不明だった。
ネットオークションの買取相場
- ・黒龍 大吟醸 しずく:2,000~15,600円
- ・黒龍 大吟醸:4,000~7,000円
- ・黒龍 大吟醸 龍:3,600円~15,000円
- ・黒龍 大吟醸 龍 ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス:4,100~80,000円
- ・黒龍 大吟醸 つるかめ:9,250円
- ・黒龍 大吟醸:不明
最高落札相場はお酒買取業者よりも高いものとなった。しかし、ご覧いただけばわかるように買取価格の幅はとても大きい。入札する人数がタイミングによって違うため、落札価格に差がついてくるのだ。
ちなみに黒龍 大吟醸 龍 ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアスとは2019年に数量限定で販売されたものだ。ファイナルファンタジーとコラボしており、希少な商品となっている。
ネットフリマの買取相場
- ・黒龍 大吟醸 しずく:5,000~47,000円
- ・黒龍 大吟醸 龍 ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス:5,980~26,900円
- ・黒龍 大吟醸 龍:3,240~5,200円
- ・黒龍 大吟醸 つるかめ:6,500~8,000円
- ・黒龍 大吟醸:不明
ネットフリマもネットオークション同様、落札価格に大きな差があることがわかった。こちらもやはり出品のタイミングによってニーズの差が激しいためこのような状況になってしまうと考えられる。
利用しやすい買取業者の紹介
多くある買取業者の中で利用しやすい業者を実際に解説していこう。査定方法が充実しており忙しい方にもおすすめできる。
ファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ファイブニーズは複数の査定方法があるため非常に便利な買取業者だ。電話査定、ファックス査定、オンライン査定、店舗査定などを用意している。例えば仕事が忙しく時間があまり取れないようならオンライン査定がおすすめだ。自宅にいながら査定をおこうことができる。
素早く査定額を知りたい場合は電話査定が良いだろう。その場で査定額を知ることができる。ファイブニーズのサイトでもこの方法が最も早く査定額を知れる方法として紹介されている。
ジョイラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ジョイラボも同じくおすすめの買取業者だ。査定も便利におこなうことができ、プロの目でしっかりと鑑定してくれる。また、他店との違いは買取保障制度があることでこれによって他店よりも安い価格での買取の可能性が非常に少なくなり、満足できる取引がおこなえるだろう。
黒龍 大吟醸を高く売るポイント
黒龍 大吟醸の査定額を高くできる方法は2つある。商品の清掃と早期売却だ。詳しく解説していこう。
商品を売る前に清掃は忘れずに
黒龍 大吟醸を売却する前にしっかりとボトルや化粧箱を清掃しておこう。これによって査定額が高くなる場合がある。なぜなら印象が良くなるだけでなく、業者がおこなうはずのクリーニングの手間も省けるからだ。
例えば商品が汚れていると、業者買い取ったあとに清掃をおこなう必要がある。そこにかかる人件費が少なくなるために、査定額をアップしてくれる可能性があるのだ。
早めに商品を売却すると査定額アップの可能性もある
黒龍 大吟醸を早めに売却しても査定額がアップする可能性がある。その理由としては、品質が保たれている状態で売れるからだ。自宅で日本酒を保管してある場合、品質が落ちてしまうことがある。お酒の買取にはもちろん品質も考慮されるのだ。
そのため、自宅でうまく保管ができない場合は早めの売却をおこなうのも良い方法だ。それによって査定額が下がる前に取引を完了することができる。
まとめ
黒龍 大吟醸は比較的高い価格で売却することができる。最も高かったのは80,000円だ。黒龍 大吟醸は取引する媒体よって価格が異なってくるため慎重に検討するようにしよう。
買取を検討しているならおすすめなのは買取業者に査定依頼を出すことだ。プロの目でしっかりと価値を判断してくれる。そのため買取価格が比較的安定している。ネットオークションなどでは、落札価格のばらつきが大きいためリスクも大きい。
そして買取業者に査定を依頼する際には一括無料見積もりなどのサービスを利用しよう。それをおこなうことによって時間が大きく節約できる。例えば、一社一社見積もりを取るとかなり時間がかかってしまう。一括無料見積もりなら、複数の業者に同時に連絡ができるため便利である。