複雑な旭川市の粗大ごみ事情。分別が複雑で、捨てるまでには手間取る人も多いだろう。たとえば、パソコンは旭川市のかかげる粗大ごみの基準に該当するが、家電リサイクル法に抵触するため、捨てられないといったルールが存在する。こうした例外を一からみていくのは骨が折れる。
そこで当コラムでは、旭川市の粗大ごみに該当するものしないもの、また捨てる際の申込手順をまとめた。粗大ごみで得をするための方法も解説するので、最後まで読んでほしい。
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粗大ごみの品目と手数料
旭川市の粗大ごみの基準は、製品としての形状があり、1辺または直径がおおむね50センチメートル以上250センチメートル未満で重量が100キログラム未満のものをいう。それ以外のものは、燃やせないごみもしくは業者に個別に依頼をして処理する必要がある。
粗大ごみの回収には手数料シールが必要で、シールは300円から650円で購入。家電リサイクル法に該当するものは、粗大ごみとして処理できないため、2,800円のシールを購入しなければならない。シールは、スーパーやコンビニなどの販売店から購入が可能だ。
粗大ごみで回収できるもの
旭川市の粗大ごみの一例は次の通りだ。代表的なものを紹介していく。
- ・ガステーブル
- ・ベッド
- ・ゴルフ用品
- ・キーボード
- ・脚立
廃棄を考えている不用品が粗大ごみになるのかわからない場合は、旭川市のごみ分別辞典(1・2・3)を参考にするとよいだろう。なお、2020年4月現在、ごみ分別アプリはリリースされていないが、旭川市のLINE公式アカウントからごみの分別を確認できる。
粗大ごみで回収できないもの
旭川市で粗大ごみとして、収集されない一例は次の通りだ。代表的なものを紹介していく。
- ・処理困難物(タイヤ、ピアノ、オートバイなど)
- ・一時的多量ごみ
- ・家電リサイクル法に該当するごみ(パソコン、冷蔵庫など)
- ・事業活動に伴って出るごみ
処理困難物や事業活動に伴って出るごみは、しかるべき処分業者に回収を依頼しなければならない。一方で、引っ越しで発生する一時的多量ごみや家電リサイクル法に該当するごみは、集積場に持ち込むなどの処理が必要だ。
後者は、売却できる可能性が高い傾向にある。そのため、時間があるなら処分ではなく、売却を検討してもよいだろう。
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不用品を売るとしても、できれば高額で売却したいところだ。そのためには、一般的に相見積もりを3社以上からとる必要があると言われている。しかし、3社から見積もりをとるにはそれなりの手間と時間がかかるだろう。
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粗大ごみにかかる品目別手数料
旭川市の粗大ごみを処理する際にかかる手数料は、重さや大きさまた品目によって変わる。旭川市では品目別に手数料を設定しているため、こちらを参考に把握するとよい。
粗大ごみに該当しないものは、燃やせないごみもしくは業者に個別に依頼をして処理しなければならない。燃やせないごみは、5リットル容量の指定ごみ袋を1枚10円で購入、指定ごみ袋に入らないものであれば、市販のごみ袋に1枚80円の手数料シールを貼って、所定の集積場に出すとよいだろう。
申込み先と手順
粗大ごみを処理するための申込み先と手順は、回収と持込みによって分かれる。
回収の申込み先と手順
回収の手順と申込み先は、次の通りだ。
- ・申込み先へ連絡
- ・該当する値段のシールを購入
- ・回収当日に指定場所に午前9時までに粗大ごみを出す
- 申込み先
- 旭川市環境部クリーンセンター
- 電話番号
- 0166-36-2176
- 受付日時
- 平日:9:00から17:00(土日祝・年末年始は休み)
回収では、申込み先のクリーンセンターの指示に従おう。なお、申込みの際には、住所・氏名・電話番号・ごみの品目の情報が必要のため、あらかじめ準備しておくとよい。
持込みの申込み先と手順
持込みは一時的多量ごみが発生した場合、もしくは地域の収集日に合わせた排出が困難な場合に利用できる。業務用冷凍・冷蔵庫、業務用エアコンの持込みには事前連絡が必要だが、それ以外は事前連絡なしで直接持込みが可能だ。
- 申込み先
- 旭川市廃棄物処分場
- 住所
- 旭川市江丹別町芳野71番地
- 電話番号
- 0166-59-4646
- 受付日時
- 平日から土曜日:9:00から17:00
祝日:9:00から15:00 - 備考
- ごみを降ろす時間があるため、終了時間の30分前までの来場が必要
持込みにおける手数料は、埋立処分手数料と呼ばれ10kgまでごとに156円が必要となる。回収に比べて安いため、利用を検討したいところだが、特定の品目でなかったり回収が困難でなければ、利用は控えたほうがよい。
いつ収集されるか
粗大ごみの収集日は、旭川市の発行する月別収集カレンダーに記載されていない。回収日は都度旭川市環境部クリーンセンターによって決定されるため、電話して確認の必要がある。
まとめ
旭川市の粗大ごみを処理する場合、まずは品目や大きさや重さを確認し粗大ごみとして処理すべきものか確認をしよう。その後、回収か持込みかを選択し、手順を実行していくとよい。
費用は持込みが10kgまで156円と安いが、旭川市の推奨は回収のため、申込み先の旭川市環境部クリーンセンターの指示に従い、300円・650円の手数料シールを購入。指定場所に出すとよい。
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