ゲオの買取に必要なものは？身分証明は年金手帳で大丈夫？

ゲオの買取サービスを利用する際には、幾つか用意しておきたいものがある。ゲオでは店頭買取の他に宅配でも買取を行っており、依頼をする時はそれぞれのスタイルに合わせた準備が必要だ。

特に押さえておきたいのが、買取の際に提示を求められる身分証明書の種類。こういった身分証明書がないと買取を断られる可能性があるため、しっかりと揃えておこう。

ここでは、ゲオの買取で必要な身分証明書の種類について、例を挙げて解説していく。

ゲオの店頭買取で必要なもの

ゲオの店舗で直接買取を申し込む場合、お店のカウンターに品物を持参することになる。こういった時に準備しておきたいのが、身分証明書だ。買取の取引をするに当たっては、何らかの身分証明書の提示が求められる。買取に際しての身分証明書の提示は、古物営業法で定められているため、ゲオでも証明書類をスタッフがチェックする本人確認のプロセスが必要になるというわけだ。

店頭買取では、運転免許証やパスポートといった幅広い証明書類が有効だ。年金手帳でも本人が持参する場合は、買取を受け付けてもらえることが多い。ただ、少し注意をしたいのが、健康保険証や学生証の類だ。健康保険証は公的機関が発行しているため、信頼性が高い。

しかしながら、買取を依頼する時点の現住所が、保険証に記載されている住所と変わっている時には要注意。このような場合、健康保険証だけでは本人確認が難しくなり、電気料金や水道料金などの公共料金の領収書を合わせて提示することが必要だ。3か月以内に発行された領収書をつければ、健康保険証でも買取の依頼は出来るだろう。

また、学生証は顔写真がついているかどうかがポイントになる。ゲオでは顔写真がついていない学生証を身分証明書として受け付けていないため、写真がついていない時には運転免許証などの他の証明書を利用した方が良いだろう。社員証の場合も、顔写真がないとやはり身分証明書として使うのは難しい。従って、健康保険証や公共料金の領収書を利用するなど、他の方法を考えよう。

来店したのが確実に本人であるかどうかを確認するのが、身分証明書での本人確認のプロセスだ。持ち込みでの買取を希望する時には、利用する店舗に予め問い合わせて、スタッフに必要書類について聞いておくと確かだろう。スムーズに買取をしてもらうためには、事前準備も滞りなく済ませておきたい。

店頭買取の場合は、その場で査定が行われ、お金が支払われるのが一般的だ。そのため、預金通帳やキャッシュカードのコピーなどは特に必要ない。

ゲオの宅配買取を利用する時に準備しておきたいもの

ゲオの宅配買取は、ゲオのサイトから申し込みが出来る。宅配買取の場合は、店頭買取の時とは少し違った準備が求められてくる。

例えば、品物を送るための箱などを用意しておく必要があるだろう。CDやDVDなどのデリケートな品は、送る時にも軽く梱包しておいたほうが安心だ。梱包材や新聞紙を丸めたものなどを用意しておき、安全に品物を送り届けられるようにしよう。ケースのひび割れなどは、減額の対象になるだけでなく、買取不可の原因にもなりかねない。CDやDVDを査定に出す時には、中身のディスクだけでなくパッケージの状態にも気を配るのが査定額を上げるためのコツだ。

宅配買取を利用する時には、品物に買取申込書や本人確認書類を添付する。ゲオの買取申込書はサイトに用意されているため、プリントアウトをすればそのまま内容を書き込むだけで済む。プリンタがない場合は、自分で用意した紙に同じ内容を書いて買取申込書として使用することが可能。買取申込書には、住所や電話番号などの基本的な個人情報、現金の振り込み口座についての情報を記載する欄がある。すべての項目を書き込めば、買取申込書の準備は終了だ。

宅配買取の本人確認は、身分証明書のコピーで行われる。使用する身分証明書が決まったら、同封用のコピーを取っておこう。

ゲームの買取を希望する場合、保証書などがあると査定額のアップが期待出来るかもしれない。買取査定では、この手の書類があるかどうかで金額が変わる場合もある。

本やCD、DVDなどに何らかの特典や付録がついていた時には、それも一緒に同封しよう。付属品が揃っていることが、買取の条件になるケースは少なくない。CDやDVD付きの本などは、付属品がないと売れない可能性が高いため、品物を送る前にはしっかりと中身を確かめておきたいところだ。

ゲオの宅配買取では、自宅からはもちろんだが、コンビニエンスストアなどからも品物を発送することが出来る。送料も無料で、買取時のコストを抑えられるのがこういった宅配買取の良さだ。

ゲオの宅配買取で有効な本人確認書類

ゲオでは、幾つかの身分証明書で宅配買取の本人確認を行っている。例えば、運転免許証やパスポートなどは、1点だけで本人確認が出来る身分証明書だ。

ただ、運転免許証の場合にも、買取の時点で有効なもの、現住所が記載されているものといった条件がある。パスポートの場合も、条件は運転免許証とほぼ同じだ。申し込みの時点で有効であり、現住所の記載があれば本人確認書類として受け付けてもらえる。小型船舶免許証なども、有効な身分証明書の1つ。運転免許証やパスポートを持っていなくても、この手の免許証があればゲオの買取サービスを利用することは出来る。

外国人の方は、外国人登録証明書在留カードや特別永住者証明書などで、宅配買取の本人確認が行われる。現住所が記されており、有効期間が切れていなければ、コピーを添付してゲオの宅配買取が利用出来るだろう。

また、自治体から発行されている住民基本台帳カードや身体障害者手帳も本人確認に用いられている。こういった書類も、有効期間内であることなどの条件がある点は、他の証明書と変わらない。

このような書類に関しては、写真がついているか否かが重要になってくる。写真がついていない住民基本台帳カードや身体障害者手帳は、本人確認書類としては認められないため注意をしよう。学生の方が利用することが多い、学生証も同様だ。店頭買取と同じく、ゲオでは宅配買取の場合でも写真つきの学生証の提示を求めている。直前になって慌てないように、証明書類の条件は早めに確認しておきたい。

宅配買取でも、健康保険証を本人確認書類として使うことは不可能ではない。保険証の様式にかかわらず有効となるが、現住所が異なる場合は、やはり公共料金の領収書も合わせてコピーして送る必要が出てくる。有効期限などもチェックされるため、保険を切り替えた場合などは、送付する時点で有効かどうかを確認しよう。

身分証明書をコピーする時に気を付けたいポイント

宅配買取の際に身分証明書をコピーする時は、肝心な部分がはっきりと分かるような取り方をしよう。

例えば運転免許証であれば、顔写真がついている表面が鮮明に見えるようにコピーを取る。住所が裏面に記載されている場合は、裏面も合わせてコピーをしておく必要があるだろう。

本籍地が記されている運転免許証の場合は、本籍地の部分を白紙などで隠してからコピーをする。あるいはそのままコピーをして、マジックなどで本籍地の部分を塗りつぶすという方法も可能だ。本籍地の情報は特に必要がないため、プライバシーを守るためにもこういった一工夫をしておくと安心だ。

パスポートや小型船舶免許証、外国人登録証明書在留カード、特別永住者証明書などは、氏名や現住所、生年月日が記載されている部分を中心にしてプリントする。住民基本台帳カード、身体障害者手帳、学生証も、同じ要領で氏名や現住所、生年月日が確認出来るように範囲を設定しよう。

健康保険証も、氏名や現住所、生年月日が分かるようにコピーをするのが基本だが、扶養されている家族の場合は、自身の情報が記載されている部分も一緒に印刷しておこう。健康保険証の様式は保険の種類によって変わることがあるため、判断に迷った時にはゲオに問い合わせをして確認しておくのがベストだ。

こういった身分証明書のコピーに不備があると、再提出を求められる場合もある。

ゲオの場合、申し込み後14日以内に書類が提出出来ない時には、申し込みが自動的にキャンセルされる。従って、既に品物を送っている時には送り主に返送されることになる。この場合の送料は、申し込み者の負担になるため、コストがかかることは言うまでもない。買取サービスを利用する時には、スムーズに手続きが出来るように心がけよう。

必要なものやルールは買取店によって変わることがある

買取の際に必要なものは、そのお店の方針によっても異なる場合がある。従って、ゲオを利用する時にはゲオのサイトなどにアクセスをして、改めて情報を得るのが良い方法になるだろう。有効な身分証明書なども、実のところ他店の買取サービスと同じとは限らない。事実、ゲオでも店頭買取と宅配買取とでは、本人確認書類の種類などに若干違いがある。

ゲオでは、時期を限定して買取金額アップのキャンペーンなども随時開催している。このような時期を狙って、買取を希望する方も少なくないだろう。しかしながら、何らかの不都合でキャンペーン期間に取引が成立しないと、特典が受けられない可能性が出てくる。折角の売り時を逃さないためにも、申し込みをする前にサービスの流れを一通り把握しておこう。

買取申込書も、出来れば早めに用意しておきたい。いざ印刷しようという段階になってプリンタが故障してしまうと、一から内容を手書きで書かなければならなくなる。集荷の依頼を既に済ませている場合は、スケジュールの変更手続きなどが必要になる可能性がある。こういったハプニングを避けるためにも、宅配買取ではスケジュールに余裕を持つことを意識しよう。

ゲオが買取の対象にしているCDやDVD、古本等は、ネットオフなどでも買取をしている。このような他の買取店と査定額を比べてみたいという方もいるかもしれない。

買取では、他のお店と査定額を比べるのが高く売るためのアプローチになるが、ゲオを利用する時には品物を送る前の時点で価格の比較をしておく方が良いだろう。ゲオの場合、取引が成立しない品物の返送料は利用者の負担だ。こういった返送料の扱いは買取店によって変わるため、品物を発送する前にチェックしておこう。