買取サービスを展開するショップは多数あるが、それらの中でも特に高い人気を得ているのが 駿河屋だろう。
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他店では売れにくい物でも買取対象にしており、一点一点をしっかりと査定してくれるため、ユーザーも安心感を持って依頼できる。
ただ、そんな駿河屋だろうと何でも引き取ってくれるわけではない。買取不可に至ることもあるが、そのような場合、処分するためにはどの程度の費用が掛かるのだろうか。売れない品物の取り扱い方について、ここで確認をしてみよう。
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このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
駿河屋で売れる物・売れない物
普段から駿河屋を利用するユーザーからすればお馴染みのショップかと思われるが、一方ではあまり詳しくないユーザーもいるかもしれない。そこで、どのような品々の買取をしてくれるショップなのか、そしてどんな物だと売れないのか解説をする。
買取対象となる物
売れるジャンルに関して見ていくと、買取対象となる物の内容としては主に娯楽品だ。本やCD、ゲームなどをメインの商材として取り扱っている。
それに加え、他のショップでは買取対象外にしていることも多いキャラクターのグッズ関係や、中古でのニーズも多いスマホやAV機器などの買取にも力を入れている。「こんな物も売れるのか」というような品物にも対応しているため、家庭の不要品を一挙に売却処分することが可能だ。
買取不可となる物
娯楽に関するジャンルを主に扱う駿河屋だが、買取をしてもらうためには、基本的な商品価値を備えていることが原則なのは言うまでもない。例えばコミックにしても、著しく状態が悪かったり、市場価値があまりにも低かったりする作品などは価値が付かないことが殆どだ。これは駿河屋に限らずどこのショップでも同じ扱いだろう。
しかしそんな中でも駿河屋は、極力価値を付けてくれる姿勢を持っているため、多くのユーザーから支持されている。
その他、駿河屋では売れない物の例を挙げると、教科書やサンプル版のCD、ノーブランド雑貨などがそうだ。買取対象外に設定されている物もいくつかあり、そこに該当する物は一律で拒否されてしまうだろう。公式ホームページでも売れない物の説明がされているため、事前に目を通して理解しておく必要がある。
売れない物を処分するときに掛かる費用
駿河屋では、残念ながら売れなかった物がある場合、自宅でまた保管をしておくのもひとつの手だ。しかし不要な物を溜め込んでも仕方ないこともあるだろう。その場合は処分を視野に入れることになると思われるが、どのような処分方法があり、どの程度の費用が掛かるのか確認をしてみよう。
買取不可品の場合は0円で処分できる
査定の結果、価値が0円という可能性もある。そういったときには、駿河屋にて廃棄をしてもらうことも可能だ。廃棄になったときは費用も掛からないため、実質無料で不要品を処分できたことになる。
ただし、処分をしてくれるからといって、意図的に廃棄したい物を査定に出すことはできない。悪意のある利用方法だと、処分費用を請求されるなどする可能性がある。あくまでも不可抗力的に売れない物が出てしまったときに、仕方なく処分をお願いするくらいのスタンスでいた方が良いだろう。
通常のごみとして処分をする
自分で処分をするとなった場合の方法として、最も簡単なのは普段のごみと一緒に捨ててしまうことだろう。本やCDをはじめ一部のAV機器などは、専用のごみ袋に入れて回収をしてもらうことができるため、手軽にすっきりと整理できるはずだ。
捨ててしまう場合でも大した費用が掛かることはないだろう。別途費用が掛かる粗大ごみならまだしも、専用袋を使う場合でも一枚あたりがせいぜい数十円である。大抵の場合は高額の処分費用が掛かる心配はないはずだ。
古本・古雑誌回収に持って行ってもらう
自治体によって内容に多少の違いはあるかもしれないが、無料で古本・古雑誌の回収を行っているところも多い。これは要らなくなった本などをリサイクル目的で引き取ってくれるというものだが、利用するためには特に費用も掛からない。
ごみ捨て場にまとめて置いておくだけで持って行ってもらうことができ、特別な手配をする必要もない。処分をできる物が紙類に限定されてしまうものの、こういった取り組みを活用するのも一案だ。
必要とする人にあげる
自分が不要に感じている物でも、一方ではそれをほしがる人もいるだろう。捨ててしまうくらいなら必要とする人にあげてしまうのもおすすめと言える。
とは言え、都合良く周りにもらってくれる人がいるとも限らない。そんなときに役立つのが、いわゆる「あげますサイト」というサービス。これはリユースやリサイクルを目的に、不要品を処分したい人とほしい人とを繋げるサービスのことだが、幅広い情報網で不要品のもらい手を見付け出すことができるのだ。
捨てるよりも断然有意義な処分の仕方と言えるため、ごみに出す前にこういったサービスを視野に入れて考えてみるのも良いかもしれない。
諦めずに売却処分を目指す
売れない品物があるときには、大人しく捨ててしまうのもひとつの選択肢と言える。ただ、駿河屋で売れなかったからといって簡単に諦める必要もない。まだ売れるチャンスが残されていることも多く、無事に現金化ができることもあるのだ。売るために取るべき選択肢には次のようなものがある。
別のショップに買取を依頼する
ひとつは、駿河屋以外のショップから査定をしてもらうことだ。駿河屋は比較的、買取価格を付けてくれやすいショップではあるものの、査定基準やそのときの在庫状況などが理由で価値が付かないこともある。だからといってその他のところでも同じ結果になるわけではないのだ。
あるショップでは売れなかった物が、別のショップでは無事に売れたというケースもままある。無論、他では買取不可にされた物が駿河屋で売れることもあるだろう。各ショップで買取の可否の判断が異なる以上、様々なところに査定に出してみるのが売り切るための秘訣だ。
個人売買で処分をする
駿河屋をはじめとした買取業者では、売れないこともあるかもしれない。そういったときには、個人売買を視野に入れてみるのも良いのではないだろうか。有名どころで言えば、ネットオークションのヤフオクや、フリマアプリのメルカリ、トレカであればmagiなどが挙げられる。
個人売買の場合は、売れるまでに時間を要してしまうこともあるのが短所だが、様々な物が売れるチャンスがあるのが大きな魅力。買取業者の場合はどうしてもマージンの問題があるために買取基準が厳しくなってしまう傾向がある一方、個人売買なら純粋な価値だけで取引をすることができる。
また、自分の希望価格で出品をすることができるため、納得の気持ちで手放しやすいはずだ。
高値で売り捌きやすくするためのコツ
査定を受けるにあたり、売り主が講じることができるコツもある。工夫を凝らした売り方を心掛けることで売れやすくなると共に、売却価格がアップすることにも期待できるだろう。
コミックは全巻売りを心掛ける
漫画本は何冊かのセットでひとつの作品となっているが、査定に出す場合は全巻での売却を心掛けた方が良いだろう。抜けがある状態よりも全巻セットの方が人気はあり、プラスαの価格で売れやすくなるのだ。
さすがに何冊もの抜けをわざわざ買い揃えて売りに出すのは考えものだが、数冊程度の抜けなら安い古本を探すなどして買い足してみるのも良いかもしれない。その上で査定に出すと違った評価を受けられることもある。
ケースを交換しておく
CDやDVDなどを売却する際、ケースに傷や汚れなどがないか確認をしてみてほしい。もしもコンディションが良くない場合は、別の物に入れ換えて査定に出すのもおすすめだ。ダメージがある物は減額対象となりやすく、ケースを理由に売れなくなってしまうこともある。
しかし、綺麗な物へと交換をしておくことで査定価格がアップすることもあるのだ。例えば 価値の低いCDのケースを、価値の高いCDに転用することで有利な売却にしやすくなる。
鮮度の高い内に売りに出す
査定価格は基本的に時間の経過と共に下がっていく。全ての物がそうというわけでもないが、殆どの場合は右肩下がりに価値は落ちていくだろう。特にCDや書籍などの流行りの影響を受けやすい物は、一気に価値が落ちてしまう傾向が強い。
そして鮮度が落ちた物だと高額査定はおろか、売ることも難しくなってしまうため、要らなくなったらなるべく早い内に売却を行うことが大切だ。
付属品の有無が価値を左右する
購入時の付属品が万全に揃っているのも、高額査定の実現及び売れやすくするためのコツだ。基本的に欠品があると減額となってしまいやすい。
特にスマホやAV機器などの場合、箱や説明書、アクセサリーなどが不足していると、それだけで数千円も買取額が落ちてしまうこともある。本体のみでも売ること自体はできることが多いものの、高値売却を目指すのなら価値が高い状態で売りに出すのがセオリーだろう。
基本の掃除も欠かさずに
買取に出すにあたって掃除をしっかりと行っておくことも望ましい。掃除をして綺麗にしたところで金額が上がることは殆どないのだが、印象面では綺麗な方が有利なのは間違いないだろう。印象が悪くなり減額をされてしまうよりも、業者の買取意欲を高められるような良い状態で査定に出した方が売りやすさはアップするはずだ。査定をするのが人間である以上、見た目を良くしておいて損はないのだ。
なお、査定に出す際にはダンボールなどに入れていくこともあると思われるが、そこへの入れ方からも印象は違ってくる。まるで、ごみをまとめているかのような雑多な状態よりも、ひとつひとつの品物を大切にする姿勢が見えるような、丁寧な入れ方の方が、気持ち良く査定をしてもらえることだろう。
まとめ
幅広いアイテムの買取を行ってくれる駿河屋だろうとも、売れない物が出てしまうこともある。そうしたときには処分をしてしまうのも良いかもしれない。一般のごみとして捨てる場合でもさほど費用が掛かることも少なく、また、古本などの紙類に関しては無料で引き取ってもらえることもある。
捨ててしまうのが勿体なく感じる場合は、ジモティーやTwitterなどを利用してもらい手を探してみるのもおすすめだ。
なお、駿河屋ではダメだった場合だろうと、売れる可能性が残されていることを無視できない。別のショップに査定をしてもらったり、あるいは個人売買で売りに出したりすることで、現金化できることもある。コツを押さえた売り方を心掛ければ、高値売却ができるチャンスもあるはずだ。