中古車を売りたいと考えているが、コロナ(コロナウイルス)の影響で高くなるのか安くなるのかを知りたい人も多いようだ。もしも、買取額が低いのであればコロナが終わるまで我慢して乗り続けようと考える人も中にはいるかもしれない。
そこで今回は、コロナの影響を受けた中古車の相場や需要、買取をするなら今であることを詳しく紹介していく。中古車をさらに高く売るコツも解説しているので最後までしっかりと目を通してほしい。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
中古車の相場はコロナに影響はある?
コロナの影響によって中古車の買取は、得になるのか損になるのか気になるところではないだろうか。同じ車を売るのであれば少しでも高く売りたいが、コロナの影響は前例がないため近況の調査データをもとに買取を検討していくことが望ましい。
ここでは、中古車や新車の相場や需要がコロナの影響によってどう変化していくかを確認していこう。
コロナの影響は大きい
コロナの影響を受けて車の価値も大きく変わってきている。とくに、緊急事態宣言中は新車と中古車のいずれの相場も下落していることがネットやニュースなどで取り上げられている。
日本自動車販売協会連合会の調査(2020年4月10日)によると、中古車登録台数は6カ月連続のマイナスとなっており、前年同月比は2.4%減という結果だった。コロナで海外への販売経路が絶たれたことや、外出を自粛しなければならない状況となったため、車の相場が下がったことがわかる。
しかし、緊急事態宣言解除後は、車の需要にも大きな変化が起きているのだ。さらに新車と中古車への関心も変わってきているのも事実である。そのため、中古車の買取を検討している人は、中古車の需要がどのように変わってきているのかを知ることが大切だろう。
新車と中古車の需要
日本自動車販売協会連合会の調査(2020年7月10日)によると、6月の中古車販売台数は前同月比が6.1%増という結果となっている。つまり、中古車の需要が増加傾向にあるということだ。
中古車の需要が上がっている理由は、コロナへの対策と給付金が大きく関わっている。いままでは電車やバスなどの通勤手段をとっていた人は、密空間を避けるために中古車で通勤したいと考える人が増えているようだ。
また、給付金が入ることで中古車が購入しやすくなったことも需要増加を後押ししている。それだけではなく、中古車の販売相場が下がったことでコロナ前は購入できなかった人でも手が出せる価格帯になったことで需要が伸びてきているのだ。
一方、新車はコロナの影響での値崩れがほとんどないため、中古車に比べて需要が高まっていない。つまり、コロナの影響によって新車よりも中古車がほしいという人は増えていることが大きな違いといえる。
中古車買取とコロナの影響
中古車の購入者が増えていることで、中古車販売店は在庫の確保が必須となってくる。そのため、中古車の買取価格が高騰する可能性は十分に考えられのだ。海外への輸出もできるようになってきている状況なので、中古車を海外に売りたい業者への高額査定にも期待できるかもしれない。
さらに、コロナ前に比べて購入者の意識も変わり、デザインや機能よりも維持費や価格にフォーカスしている人が多いので、中古車買取業者は高く買い取って安く売ることで販売台数の確保に専念している傾向にある。
つまり、以前の買取で安く叩かれた車でも高く買い取ってもらえる確率が上がったのだ。さらに、維持コストの安価な軽自動車やコンパクトカー、低燃費の車種だと高額査定が狙えるので、車の買取を希望している人は今が売りどきだといえるだろう。
おすすめの買取業者
需要の高まっている中古車の買取業者を紹介していく。以前に中古車の査定を受けた人でもコロナの影響で相場が高まっていることもあるため、高額査定に期待しやすい業者を把握していこう。(2020年10月時点)
ガリバー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ガリバーは、中古車買取台数No.1の実績を持つ買取業者である。店舗は全国に約500店舗を展開しており、テレビCMでもよく見かけることから知名度が高い傾向にある。年間の取引台数も2016年3月から2017年2月の累計だけでも28万台と多くの利用者がいるようだ。
実績の多さと正確な査定により、高額査定を受けたという人の口コミを多数見受けられるため、高額査定を狙いたい人におすすめである。サポートも手厚く車の名義変更などの面倒な手続きもおこなってくれるので安心して任せられる業者だろう。
買取方法は店頭買取と出張買取の2つ。店舗数が多いため多くの人が足を運ぶことも可能で、エリアに入っていれば指定した場所まで査定に来てくれるので便利である。買取での入金も最短2営業日と短いため、現金を早く受け取りたい人は要チェックだ。
ラビット
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ラビットは、全国に店舗をもつ中古車専門の買取業者だ。買取だけでなくオークション販売や店頭販売まで幅広く展開している。大きな特徴は、上記でも挙げたようにUSSオークションのグループに属していることで独自の査定システムを採用している点だ。
販売にオークションを加えることで仲介業者の手数料や在庫リスクをおさえられ、その利益を買取額に還元できる仕組みをとっている。また、全国からの市場相場から情報を得るだけでなく、相場の変動に合わせた基準を設けることで査定額を決定している。
そのため、コロナの影響で中古車の市場価値が高まれば高額査定につなげやすい業者なのだ。実際の買取依頼は店頭買取のみだが、全国に店舗があるため利用できる人も多い。車のローンが残っている人でも買取は可能なので気軽に利用してみよう。
カーセブン
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
カーセブンは、中古車の買取と販売をおこなっている業者である。買取業者の中でもシンプルな流通経路をもっており、高く買取し安く売ることをうたってることが特徴だ。一般の中古車買取店では、オークションに流すことはできるが手数料を支払っていることが多い。
一方、自社の店舗で直接売る仕組みを採用していることでオークションの経費分を買取額に反映させているのだ。経費を最小限におさえている分、高額査定をしても利益を残せる仕組みがポイントである。
買取方法は、店頭買取と出張買取。対象エリアであれば自宅まで来てくれる出張買取がおすすめ。さらに、買取では契約後の減額はしないだけでなく7日間までならキャンセルすることが可能である。
もしも、早くお金がほしい場合は当日中に契約金額の10%(最大5万円)までなら支払ってくれるのも魅力といえる。
カートレ
カートレは世界20カ国もの販売経路をもつ買取業者で、累計販売台数は10万台以上の実績をもっている。販売経路の数は世界に約300以上であり、海外で販売するため日本ではなく海外基準での査定をしている点が最大の特徴だ。
実は日本の中古車は海外から見ると状態がよく、注目度も高いとされている。そのため、日本車は世界中から需要が高い傾向にあり、たとえ10万kmをこえた車や修復歴がある車であっても「日本製」というブランドだけで高額査定となるケースも多いのだ。
つまり、海外を対象に車を売ることで、他社では値段のつかない場合でも高額査定になることも可能ということである。さらに、日本では高値がつきにくい輸入車にも需要があるので外車を高く売りたい人にもおすすめ。
ビッグモーター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ビッグモーターは、全国に300店以上も店舗を展開している中古車買取・販売業者である。中古車買取価格の満足No.1や買取台数4年連続日本1位の実績があるため、買取での信頼度も高め。
販売経路は自社でおこなう仕組で、オークションや仲介業者を通さないことで低コストを実現している。さらに、店舗によっては整備工場を設けているので自社で修理でき専門業者への経費がかからないことも特徴だ。上記の特徴により高額査定となりやすく、顧客満足度を維持していることがわかる。
買取では、店頭買取と出張買取が利用でき多くの県に店舗が存在する。店舗数も多いため出張買取エリアに含まれる可能性が高いことから利用しやすくて便利と評判は高いようだ。また、高額査定となった人の意見も多数確認できたのでお得に車を売りたい人にもおすすめ。
中古車を高く売るコツ
少しでも中古車を高く売りたいのであれば、高く売れるポイントを理解し実践することが大切だ。おさえておくポイントも簡単な内容ばかりなので、買取で失敗しないためにも理解を深めておいてほしい。
できるだけすぐに売る
一番簡単に査定額を上げるポイントは、すぐに売ってしまうことである。中古車の価値は1日単位で下がっていく傾向にあり、数週間もすれば数十万円単位で変化してしまうからだ。もちろん、決算時期の前に売れば他の時期よりも高く売れやすいということも事実。
しかし、時期を伸ばせば伸ばすほどに価値は下がっていくため、買取後に残るお金は大きく変化しない可能性が高い。長期間のリサーチをして買取をすると途中で面倒になり、安易に売ってしまう原因にもなるだろう。そのため、簡単に高く売りたいのであれば、売りたいときに手放してしまおう。
付属品をそろえておく
車だけでなく買取をする商品のほとんどに共通するポイントが完品は査定額が優遇されるということだ。たとえば、説明書や整備記録などの資料があれば査定アップにつながる。また、オプションパーツにつけ替えている場合ならば、純正パーツを保管しておくことも大切。
基本的に購入した状態に需要が集まるため、純正パーツを持っているだけで大幅なプラス査定につながりやすい。ただし、上記の付属品をなくしてしまったからといって新たに購入して査定にだすほどでもないので、あれば用意しておくことが望ましいといえる。
必要以上の補修はしない
買取前にワックスがけや洗車をおこない汚れを落としておくことも査定アップにつながる。しかし、傷に関しては程度によって処置方法が異なるので注意が必要だ。小さな傷で簡単に消えるものであれば自分でおこなっても問題はない。
しかし、大きな傷やへこみを自分で直すと費用も多くかかってしまうだけでなく、修復後の状態が悪ければマイナス査定の対象となってしまうのだ。自分で直す技術に自信がない人は、傷やへこみを無理に直すのではなくそのまま査定に出してしまおう。
ただし、傷やへこみが原因で減額査定となるケースも多いため、日々のメンテナンスやコーティングなどおこない大切に使用することが大切だ。
愛車をアピールする
あまり知られていないポイントだが、査定員に愛車への思いを伝えることも査定アップにつながりやすい。たとえば「5年間使った車には愛着があり大切に使ってきました。」ということでも十分である。
大切に乗っていた車と伝えることで、査定員は運転の荒さや掃除の頻度を知る要素となる。話が苦手の人でも気持ちを伝えれば、掃除の頻度やワックスがけの有無などの質問を査定員がしてくれるきっかけにもなるだろう。
また、メンテナンスの頻度やパーツ交換などの履歴があればプラス査定となる可能性は高いので、しっかりと自分の思いを伝えてみよう。
下取りよりも買取を活用
車を売る方法はさまざまだが、買取と下取りでは買取の方が高く売れる傾向にある。買取と下取りの大きな違いは価格の算出方法にあり、買取は自動車オークションの相場、下取りは価格表から算出されるのだ。
価格表から算出される下取りでは市場相場からの影響がほとんどないため、コロナなどで中古車の価値が上がっても売却額に反映されにくい傾向にある。一方、買取では市場価値がダイレクトに買取額に反映されるため、時期によっては高値で売れる期待は高い。
そのため、コロナの影響を加味して高く売りたいと考えている人は買取を活用した方がおすすめだといえる。
まとめ
中古車の需要はコロナの影響によって高騰傾向にあり、中古車の買取額も高まる可能性が高い。そのため、中古車の買取を検討している人は積極的に依頼した方がお得だろう。
買取業者も全国展開している店舗が数多く存在し、買取額やサービスなど魅力が高い業者も多い。もしも、買取業者の選定で迷っている人は今回紹介した買取業者を参考にしてほしい。
コロナの影響で経済的に厳しくなっている人も多いので、少しでも高く中古車を買取してもらえるようにしっかりと知識をつけておこう。