シュコダ(Skoda auto a.s.)は、チェコのシェアNo.1自動車メーカーである。現在はドイツ・フォルクスワーゲン社の子会社になっており、小型車、ハイグレードセダンなどいろいろな車種を製造している。創業120年以上という老舗自動車メーカーだ。
今回は、そんなシュコダの自動車を買い替えたい、手放したいと考えている人へ、シュコダの買取相場やおすすめの買取業者などを紹介するので、ぜひ参考にしてもらいたい。
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シュコダとは?
ヴァーツラフ・クレメント氏とヴァーツラフ・ラウリン氏が、自転車メーカーとして、シュコダの前身であるラウリン&クレメント(Laurin&Klement)という会社を創業したのが1895年である。その後、オートバイ製造もおこない、1901年に最初の自動車を製造した。
工場火災後にシュコダ工業に買収
自動車メーカーとして順調に成長していたラウリン&クレメントだったが、1924年に工場火災に見舞われ、再建困難になる。
翌年、鉄道や軍用兵器などの製造メーカーであるシュコダ工業株式会社に買収され、以降ラウリン&クレメントはシュコダブランドで販売されるようになった。当時、シュコダ工業は国内有数の大企業であった。
フォルクスワーゲン傘下に
第二次大戦後、チェコスロバキアが社会主義国となったことにともない、国有化されたシュコダブランドは、同じくチェコの大手自動車ブランドであるタトラなどとともに、AZNPという会社が製造することになった。民主化後、AZNP社はドイツのフォルクスワーゲングループに入り、シュコダは民営化された。
国内で知名度の高いシュコダがフォルクスワーゲンのデザイン力と先端技術を取り入れたことにより、人気が急上昇した。自社の販売台数の記録を次々と塗り替えていった。
現在は、チェコ国内はもとより、ヨーロッパ各国で広く知られている大手自動車ブランドになっている。
人気車種の買取価格相場
日本には販売代理店がないため、シュコダの車は並行輸入の形で日本に入ってきている。
どの車種も外装・内装デザインのセンスが良く、性能面での評価も高い。縦ラインのデザインされたフロントグリルが特徴だ。
ファビア(Fabia)
シュコダの主力車両である5ドアハッチバック車。フォルクスワーゲン・ポロやアウディ・A1と同じプラットフォームを使用している姉妹車という位置付けであるが、価格がポロやアウディよりも手頃な点も、人気の理由の1つだ。
ファビアの特徴
現行のファビアは3代目である。エンジンは1.0MPI/3気筒、1.2TSI/4気筒ターボ、1.4TDI/3気筒の3種類があり、燃費はリッター20km以上、ミッションは5速、6速または7速DSGから選択可能と、機能的には申し分ないと言えるだろう。
オートライトやオートワイパー、スマートフォンとリンクしているなども標準装備されており、非常にコストパフォーマンスの高い車である。
ラリーでも好成績
シュコダは、1960年代からラリーに参戦し、好成績をおさめてきたブランドである。
近年はファビアをベースにした専用車で出場し、さまざまなラリーで優勝、上位入賞などの成績を残していることでも、その性能の良さが証明されているのである。
ファビアの買取価格相場
並行輸入または個人輸入で購入する場合、モデルにより新車価格で1,300,000円~2,200,000円が目安になる。
日本にほとんどない車のため、中古車の買取価格はそのときにより大きく変わる可能性が高いが、700,000円以内程度と予想される。
イエティ(Yeti)
近年、ヨーロッパではコンパクトSUVがシェアを拡大してきている。日本の日産デュアリス(現地ではキャシュカイ)がヨーロッパに進出して大成功したのを機に、各社が続々と発売している状態だ。
イエティもその1つで、日本ではあまり知られていないが、ヨーロッパ各国でメジャーな、大ヒットコンパクトSUVなのである。
イエティの特徴
フロント・グリルにはシュコダの縦線タイプが採用されているが、ほかの車種とはまた違った、強い雰囲気を持っている。
大きなタイヤを持ち、オフロードにも強い。さらに、小回りがきくので街中も走りやすく、多彩なシートアレンジが可能になっているため、ファミリーユースにも向いているという、使い勝手の良い車なのである。
イエティの買取価格相場
ファビア同様、購入するには並行輸入か個人輸入になるが、新車価格は1,900,000円~4,000,000円程度と予想される。中古車の買取価格は1,000,000円台以下となるだろう。
希少な車の売却方法
日本では知る人ぞ知る自動車ブランドであるシュコダは、中古車市場でもなかなか見かけないめずらしい車である。
査定額相場も決まっておらず、業者のその時々の状況によって大きく差が出ることが予想される。
イエティの並行輸入をおこなっている専門業者
イエティの並行輸入をおこなっている業者であれば、イエティに詳しく、海外での相場などもわかるため、売却時に適正価格で査定してもらえる可能性がある。一度問い合わせてみると良いだろう。
査定は複数業者に依頼しよう
希少な車を売るときには、一社だけの査定では安く買い取られてしまう可能性も高いので、いろいろな業者で査定してもらいたい。
大手買取業者、近隣の買取業者、輸入車専門店など、さまざまな業者に出すのが理想だ。複数業者の見積もりを集めておくと、他社の価格をもとに交渉することもできる。価格比較をして、最高額の業者に売却すると良いだろう。
一括査定サイトも活用しよう
複数の業者からの査定を依頼する際、まとめて査定を依頼することができるヒカカク!の一括査定サイトの利用もおすすめだ。
中古車買取の一括査定サイトも、検索すればいくつも見つけることができる。どの業者から査定を依頼すればいいかわからない、という場合にはひとまず利用してみることをおすすめする。
査定額相場が決まっていない分、できる限りたくさんの見積もりを比較することで、高額買取につながるだろう。
シュコダ中古車を売るのにおすすめ買取業者
ここでは、シュコダ中古車を売るのに適したおすすめの買取業者を選んで紹介する。より自分に合った買取業者を選ぶためにも、複数の業者間で検討してみよう。
おすすめ中古車買取業者:ガリバー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「ガリバー」は、株式会社IDOM(イドム)が運営している中古車買取の大手業者だ。1994年の創業以来、中古自動車の買取と販売を手がけ、直営店・フランチャイズ店を含め全国に約500店舗を展開。国内の大手自動車買取業者を対象にした日本能率協会総合研究所の調査によると、ガリバーの中古車買取台数が国内トップクラスを記録したという結果も出ている。
徹底した在庫管理コストの削減、また販売ネットワークが広く中間マージンなしで販売ができることから、そのコストカットできた分を買取価格に還元している。オプション付きのシュコダ中古車なら、査定額にプラスされる可能性も高いだろう。仮査定価格がすぐに出る無料査定も受け付けているので、気軽に試してほしい。
おすすめ中古車買取業者:外車王
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「外車王」はその名の通り、輸入車の買取に特化した中古車買取業者だ。輸入車販売店として20年以上もの間培ってきた経験とノウハウを生かし、独自の販売網でシュコダの買取を強化。自社修理工場でメンテナンスと点検ができるため、中古輸入車の高額査定を可能にしている。
中古車買取業界では、二重査定と呼ばれる契約後の買取価格減額がおこなわれていたり、不当なキャンセル料を請求されるケースが見られることもあるという。
しかし、日本自動車購入協会(JPUC)加盟店である外車王では、そのような悪質な対応をされる心配はないと考えていい。安心して無料査定の依頼をしてみよう。出張買取は、日本全国を対象にしている。エリアによっては即日対応も可能だ。この場合も出張費・査定料は無料である。
おすすめ中古車買取業者:ビッグモーター
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「ビッグモーター」は、中古自動車の買取から販売まで一括でおこなっている大手買取業者である。人気俳優を起用したテレビCMでもおなじみだろう。日本全国に300店舗を超える事業を展開しており、店舗間ネットワークの強さも圧倒的だ。
買取方法は、店頭買取と出張買取に対応している。どちらもプロのバイヤーが査定をおこなうので、買取方法によって査定額が変わることはない。また、いずれの買取方法も査定にかかる時間は平均して30分~1時間程度だ。ローンの残っている車の無料査定も受け付けているため、手続きなどに不安がある場合も、まずは相談してみることをおすすめする。
おすすめ中古車買取業者:カーチス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「カーチス」は、中古自動車の査定・買取・販売を手がける、創業30年になる買取業者だ。全国各地に店舗を構えており、東北エリアは仙台、関東エリアは千葉中央、近畿エリアは枚方と南港に大型販売センターもある。
カーチスの査定基準は、メーカーや車種に加え、走行距離・経過年数・ボディや内装のキズ・汚れ、エンジンの調子、そしてどのように使用してきたかなどで判断される。社外品やパーツを付け替えた場合は買取価格にプラスされることも多いが、純正品は査定前にそろえておこう。キズやへこみがあっても無理に修理せず、そのまま査定に出したほうがよい。
出張査定・買取にも対応しているので、まずは概算査定額を教えてもらえる無料査定を申し込んでみよう。
おすすめ中古車買取業者:ラビット
買取価格
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手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
「ラビット」は、全国規模で中古車買取・販売・オークション出品をおこなっている買取業者である。人気芸人が登場するCMで見たことがある人もいるだろう。日本最大級の中古車オークションUSSオークションとの提携により、最新の市場相場でシュコダの高価買取を可能にしている。ラビットではローン返済中のシュコダ中古車も買取可能なので、車検証で車の所有者が本人名義になっているかどうかを確認しよう。
また査定は減点方式でなく、加点方式なので、査定前に修理をおこなう必要はない。アピールポイントがあるなら紙に書き出しておくなど、事前に準備をしておくことをおすすめする。好きな方法で無料査定してもらえるため、気軽に問い合わせてほしい。
まとめ
少しでも高く買い取ってもらうために、気を付けておきたいポイントがいくつかある。日頃からこまめにおこなっておけることなので、ぜひ参考にしてほしい。
まめな洗車、定期的にワックスがけをおこなおう
日頃から丁寧に手入れをされている車は劣化しづらく、高評価につながる場合が多い。
また、洗車のみでなくワックスをかけておくと表面に傷がつきにくくなり、汚れも落としやすくなるので、その後のケアも簡単になる。少しの手間ではあるが、定期的にワックスがけも忘れずにおこなおう。
内装の清掃は念入りに
車内は掃除機などを使って、きれいに掃除しておこう。細かいチリやホコリもしっかりと取っておくべきである。細かい部分まで清掃するのが難しければ、ガソリンスタンドの清掃サービスを利用するのも一つの手だ。
また、ペットやタバコの臭いは、どんな車の買取においてもマイナス査定になる。普段から使用している車内の臭いは気づきにくいため、査定前には特に入念に消臭をおこなった方がいいだろう。