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ヤフオクで中古車を売買する場合のトラブル事例は?名義変更は大変?

読了目安:10分
更新日:2021/07/26
公開日:2019/01/12
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「Yahoo!オークション」に代表されるインターネットオークションは、間に業者を通さない個人売買であることが最大の特徴である。そのため、中間マージンが発生せず、「高く売る」・「安く買う」ことが可能であるというメリットがある。

しかし、自動車の個人売買ではさまざまなトラブルが発生することがあるため、十分に注意しておく必要がある。ここではヤフオクで中古車を売買する際に起こるトラブル事例を紹介していくので、参考にしてほしい。

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「落札価格」をめぐるトラブル

ヤフオクは単なる個人売買ではなく、あくまで「オークション」という形式を取っている。そのため、納得できる価格で入札するのが大前提であるが、なかには「交渉権の獲得」と解釈してオークションに臨む人もいる。落札後に条件を確認し、値下げなどの価格交渉を行ってくるのだ。

こういった人がいると、オークション自体の意味がなくなってしまう。ヤフオクではこういったマナー違反を行う人は少ない。なぜなら、即刻「悪い」の評価をつけられてしまうからだ。

しかし、自動車の売買ではこういった落札者が一定の確率で出現する。「高額商品だから、値引きの余地もあるのではないか」という考えによるもので、本人も悪いことを行っている自覚がないことがほとんどである。

オークション成立後の価格交渉

そのため、「オークション成立後の価格交渉は不可」である旨を商品説明欄に明記しておくことが有効な防衛策である。もちろん、高めのスタート価格を提示したうえで価格交渉を楽しむという方法もある。そういったケースには「値下げ交渉」のボタンが用意されているため、こちらをきちんと活用することが大切だ。

どちらの場合にせよ、出品者のスタンスをわかりやすく示しておくことが重要である。オークションに不慣れな人の場合、自動車ディーラーのような感覚で質問欄から悪気なく値下げの依頼をしてくることもある。毅然とした対応をしないと、かえって相手に誤解を与えてしまうことがあるので注意が必要だ。

ヤフオクは個人売買

これからヤフオクを使って自動車を買いたいという人も、こういったオークションにかかわる価格トラブルについて注意しておく必要がある。あくまで個人売買であるため、どちらが上でどちらが下ということもない。

つまり、高い買い物だからといって「サービス」を要求するのはマナー違反ということである。もちろん、落札者側から「価格の端数はまけておく」「ガソリンは満タンにしておいた」というちょっとしたオマケをもらえることもあるが、それはあくまで善意によるものであることを知っておくことが大切である。

なお、最近では個人ではなく一般の中古車販売業者が出品しているケースも多い。ヤフオクは非常にアクセスが多いため、広告を打ったり中古車検索サイトに出すよりも反響が見込めることが少なくないためである。また、過走行車など店頭に並べにくい中古車を格安で出品していることもある。

こういった場合は、中古車販売店で購入するのとほとんど変わらないので、ある程度安心して取引をすることができる。しかし、通常の個人売買では取引では発生しない「手数料」などを上乗せしてくることがあるため注意したい。入札前に質問欄から「諸経費」について確認しておくことが必要である。

「名義変更」をめぐるトラブル

自動車の売買は、実車と現金を交換して完了するというわけではない。法律に基づいて「名義変更」の手続きを自分で行う必要があるため、事前にしっかりと確認しておく必要がある。出品者は必要書類を用意して、落札者が名義変更の手続きを実行するという流れだ。

当然、出品者が用意すべき書類に不備があった場合は名義変更ができないため、書類の確認をおろそかにすることはできない。必要なのは「車検証」と「自動車損害賠償保険証明書」、「自動車税納税証明書」と「自動車リサイクル券」である。

これらはもともと車のダッシュボードなどに入っているはずであるが、紛失した書類がある場合は早急に再発行の手続きを行う必要がある。例えば「自動車損害賠償保険証明書」は再発行までに1週間以上かかるため、オークションに出品する前に確認しておくことが大切だ。

名義変更手続きのための書類

出品者は、これらの書類に加えて名義変更手続きのための書類も準備しておく必要がある。「譲渡証明書(要押印)」と「委任状(要押印)」、「印鑑証明書」の3点セットである。

初めての人は難しいと感じるかもしれないが、譲渡証明書や委任状のテンプレートは、インターネット上で簡単に入手することができる。もちろん、「印鑑証明書」は大事な個人情報であるため、取引相手が怪しいと感じる場合には警戒しておく必要がある。取引相手の素性はヤフオクの「評価」をしっかり調べて判断したい。

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名義変更してくれない場合は

落札者がいつまでたっても名義変更をしてくれない場合は、しつこく催促する必要がある。やむを得ない事情にせよ、悪意を持った相手である場合にせよ、自分名義の車で事故などが起こった場合は深刻なトラブルに発展する恐れがある。

自分も被害者であるにもかかわらず、車の管理責任を問われる可能性があるからだ。また、相手が事件や事件を起こして逃走してしまったような場合、車体の処理などは持ち主である出品者が行わなくてはおけない場合もある。

もちろん、事件や事故などはそう頻繁に起こるものではないかもしれない。しかし、「駐車禁止場所違反」などの違反は非常に多いため注意が必要である。

道路交通法の改正以降、駐禁を取られた運転者が出頭しなかったり反則金を納めなかった場合、「車検証の使用者・所有者」が反則金を納めなくてはいけないことになっている。「売却したので、もう自分の車ではない」と主張しても全く通じないので注意が必要である。

また、「自動車税」についても同様のトラブルが発生する恐れがある。「4月1日」時点で車検証に記載された所有者に1年分の自動車税が請求されるため、3月に売買するような場合は早急に名義変更手続きが必要である。

名義変更遅れの防止策

名義変更遅れを防ぐために、「預かり金」「保証金」などを契約時に受け取り、名義変更確認後に返還するという方法がある。しかし、最初から名義変更をするつもりがないなど、悪意を持った人に対しては無力である。

もっとも効果的な方法は、「猶予期間の告知」「抹消登録の予告」である。危険回避策やペナルティとしては「一時抹消登録」で十分であるが、犯罪に関係していたり行方不明である場合には「永久抹消登録」を行い、二度と公道を走ることができないようにするという措置を行う必要がある。

「故障」をめぐるトラブル

ヤフオクでの自動車売買は個人間の取引である以上、「保証」がないことを覚悟して取引することが必要となる。しかしながら、出品者が誠意をもって情報を開示しなかった場合は引渡し後にトラブルになることが多い。

逆に、落札者側に自己責任という自覚が不足している場合も、やはりトラブルが発生してしまう。どちらの場合にせよ、ネットオークションで自動車の取引をする際は、「故障」に関するコンセンサスを交わしておくことが非常に大切なのである。

契約時の現状確認を行う

タイヤやブレーキパッド、オイルなどは消耗品として認識されているため、トラブルの原因にはなりにくい。状態が確認しやすいうえ、自己責任のうえで管理しなくてはいけないことは誰でも理解できるからだ。しかし、エアコンの故障など、修理に高額の費用がかかる場合はトラブルの原因となる。

もちろん、エアコンなどに不調を抱えている場合は大きく車の評価が下がるため、出品者にとっては痛手となる事態だ。しかし、故障を隠して売買をした場合は、後からでも落札者は損害を請求することが可能だ。ただし、冬場などはエアコンが壊れていることに出品者も気付いていないことが多い。

いずれにせよ、引渡しから数ヶ月経過してから不具合がわかったとしても、誰の責任かはわからず、結局水掛け論に終わってしまうことが多い。出品者・落札者の双方にとって、契約時の現況確認をしっかり行うことが気持ちの良い取引を行うための必須事項といえるだろう。

主要部分の程度

自動車の売買でもっとも気になるのが、エンジンやミッションなど主要部分の程度である。特殊な価値のある車種を除けば、エンジンが壊れている車の価値はほとんどゼロに近くなってしまう。そのため、出品者には主要部分の程度をしっかりと把握するだけの知識が求められていることに注意が必要だ。

突然走行不能になってしまったような場合、大きな事故につながる恐れもある。ヤフオクで売られている車のなかには走行距離が10万kmを超える車も少なくないため、落札者側も主要部分の状態については細かく確認しておくことが大切だ。

落札者の認識

こういった故障のトラブルは、「自己責任」に対する誤解から生じることが多い。落札者は一般の中古車店のような保証は一切ないことを十分に理解しておく必要がある。つまり、10万円の車に100万円の修理代がかかることもあるという前提で購入する必要があるということだ。

特に、激安の低年式車や過走行車をヤフオクで楽しむ人は「車検まで乗れればよい」くらいの感覚で楽しんでいることが多い。あるいは、「壊れたら自分で直すから問題ない」という、肝の据わった人たちだ。

万全の調子の車を安心して長く乗りたいという人は、そもそもネットオークションの自動車売買には向いていないという可能性が高い。はじめから自動車ディーラーで新車を買う方が向いているといえる。

もちろん、「自己責任」は出品者にも求められるの注意が必要だ。法律に「隠レタル瑕疵」という用語があり、出品者が説明していなかった不具合部分が発覚した場合、出品者が修理費用を負担しなくてはいけないということになっている。ヤフオクでは「ノークレーム・ノーリターン」を契約時に取り交わすことが通例となっている。

これは「瑕疵担保責任の免除」を約束するということなのであるが、「契約時に説明しなかった不具合」については損害賠償請求が認められることを知っておきたい。こういったトラブルを回避するためには、「部品取り車」「ベース車」といったような説明で出品することが必要だ。

「まだまだ調子よく走る」という説明を加えた途端に責任が発生するので注意したい。どうしても心配な場合は、やはりプロの業者に依頼することがおすすめである。「ガリバー」などの大手買取業者であれば、どのような車種でも高く買い取りをしてくれる可能性が高い。まずは気軽に相談してみてはいかがだろうか。

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買取形式
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取扱商品
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まとめ

メルカリで自動車の個人売買をする際は様々なトラブルが発生することがある。特に「落札価格」「名義変更」「故障」をめぐるトラブルが多いといえる。

ヤフオクを使用して自動車を買いたいという人は「サービス」を要求することはマナー違反であるということを理解して取引してもらいたい。

名義変更では落札者が名義変更してもらえない場合は、自分名義で事故や違反した場合、深刻なトラブルに発展する恐れがある。名義遅れの防止策として「猶予期間の告知」「抹消登録の予告」が効果的である。今回の記事を参考に、ヤフオクで中古車を売買する際にトラブルに巻き込まれないようにしてもらいたい。

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E-mail
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代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
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事業内容
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従業員数
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東京都公安委員会 第303311606477号
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