日本のロボット技術というのはどんどん進化しており、今はさまざまなタイプのロボットが生活の中で活躍している。ロボットといえば、AIBOの登場の際にかなり大きな衝撃を受けたという方も多いのではないだろうか。さまざまなメディアで取り上げられ、まさに一世を風靡したといっても過言ではない。
もし使っていないAIBOを持っているのであれば、買い取ってもらうというのもひとつの方法である。
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AIBOとは
初代AIBOの発売
そもそもAIBOとは、1999年6月に世界初の家庭用エンターテインメントロボットとして発売された。AIBOという名前はAI（Artificial Intelligence = 人工知能）をもつロボット、EYE(目）をもつロボット、そして、人のよきパートナー”相棒”の呼称から名づけられたものだ。最初に発売されたERS-110のデザインはイラストレータの空山基氏によるもので、シルバーメタリックの未来的なデザインが強烈なインパクトを持っていた。
子犬のようなデザインのERS-310とシャープなERS-220
その後、2001年に発売されたERS-310シリーズでは外観が大きく変更され、犬と子熊をあわせたような丸いデザインが採用されている。そして、2001〜2002年には可愛いデザインから再びソリッドで未来的なメタリック・デザインに戻したERS-220が誕生した。有機的な曲線デザイン、機能美を追及したシャープな輪郭が特徴となっており、ERS-110とは対照的なデザインになっている。
それまでは犬、仔ライオン、小熊のような形状や動作で、ペットの代替としての存在が強調されていたが、ERS-220はAIBOはロボットであるとしたAIBO-wareAIBOエクスプローラーが発売された。探査ロボットとして部屋中を探索したり、約75の単語を認識して音声によるコミュニケーションを忠実に実行したり、耳にした言葉や音にエフェクトをかけておうむ返ししたり、音程を真似したり等が可能になっている。
最終型となるERS-7
その後、2003年の10月に最終型となったERS-7が発売された。初代ERS-110シリーズのように垂れた長い耳が特徴的な小型犬らしいデザインに回帰している。そしてAIBOは、2006年に一度生産終了し、サポートも2014年を持って終了することとなる。
12年ぶりのaibo復活
しかし、2018年1月11日、後継機となるaiboが発売され、ソニーは12年ぶりに再びロボット事業に参入することとなった。今回、復活した新しいaiboは、さまざまな面で進化している。鼻と背中には２台のカメラ。画像認識や地図作成の技術を組み合わせ、部屋の間取りや人や物の位置を把握することができる。さらに、からだ中に装着された２０のセンサーで、ぶつからないように室内を動きまわり、額やあごをなでられると、愛くるしく体を動かし、有機ＥＬパネルの瞳で喜怒哀楽の感情をきめ細かに表現する。
そして、最大の特徴はソニーが開発したＡＩで“飼い主”とのやり取りを学習し、１体ごとに個性的に成長していくことだ。また、インターネットに常時接続し、飼い主とのやり取りのデータを、インターネット上のクラウドに蓄積。このデータを分析することで、aiboを進化させていく機能も搭載されているのだ。また、月額２９８０円で機能をアップデートするサービスも用意されている。
そもそもとして、AIBOは現在でも需要はあるのだろうか
答えとして、AIBOは今でも需要はある。しかし発売当初の1999年と現在では、購入する層が少し変わってきているようだ。かつては子どもや、事情があってペットを持てない年配層などを中心に人気があった。それに対して、現在AIBOを求めているのは、主にプログラミングを得意とする方やロボット好きの層である。
その理由の一つに、追加プログラムという機能が挙げられる。これは、インターネットから新しいプログラムをダウンロードしたり、自分でプログラムを作ることができるという機能だ。AIBOを自分好みにカスタマイズすることができるので、エンジニアやプログラマーを中心とするロボット好きの心をくすぐるのかもしれない。
余談ではあるが、AIBOのファンの間では合同葬式と言われるものが開催されている地域もあったり、別の壊れたAIBOのためにパーツを再利用するという臓器提供のようなことが行われていたりもするなど、熱狂的なファンが居ることもAIBOの特質すべきところだ。
AIBOはまだまだ需要があるということが分かったが、せっかく売るならできるだけ高い値段で売りたいと思うのが心情であろう。買取店とネットオークションを比較してみる。
ネットオークションの場合
ヤフオクを例に、ネットオークションでAIBOを売った際の落札価格を見ていきたい。機種や状態にもよるが、美品で動作に問題のないERS-7M3という型番では最高で279,000円という高値で落札されているものがある。その時の入札件数は57件であり、開始時の価格より100,000円近く高い価格で落札されている。このことから見ると、高くても良いから長く愛せるAIBOが欲しいと考える層は一定数存在することは容易に推測される。
買取店の場合
同じERS-7M3の買取業者の買取価格を調べてみたところ、65,000円を上限価格として提示しているショップがあった。2017/07/16時点ネットオークションに比べると値段はかなり下がる。もちろん、タイミングや買取価格を公表していないショップには、もっと高く買取をしているところもあるかもしれない。
美品であればネットオークションがオススメ
結論としては、動作に問題のない美品を持っているのであれば、ネットオークションで売りに出すほうがお得だと言えるだろう。買取店に売りに出すより手数料や手間はかかってしまうが、これだけ買取価格に差があればネットオークションを利用しない手はないだろう。しかし、中には動作に問題がある、美品ではない、故障して動かない、という状態のAIBOをお持ちの方もいるだろう。
故障している場合は専門買取業者に依頼する
その場合には専門の買取業者がオススメ。AIBOにはAIBO専門の買取業者があり、そこでは故障しているAIBOについても買取してもらうことができる。なぜなら、破損している部品があったとしても、他の部品が使えるケースがあるためだ。
AIBOの修理サポートサービスは終わってしまっているため、もう修理ができないと考える人は多いと思うが、AIBO専門の買取業者では修理サービスも行われている。豊富な知識を持つ技術者が集まり、今でもなお修理が行われているのだ。そのため、故障しているAIBOであっても、使用できる部品が残っているため需要重要があり、大きく破損していない限り買取してもらえることが多いというわけだ。
AIBOの買取相場は
中古市場に多く流通しているが、買取り価格にはかなり幅があり、平均すると5,000円から50,000円といったところだろう。ここまで幅があるのは、いろいろなシリーズのものがあるためである。顔が可愛らしいものから、いかにもロボットといった顔つきのもの、さらにカラーバリエーションもある。さらに細かな条件によっても、買取価格は変わってくる。
なお、状態によっては値がつかないものも出てくるだろうし、逆に60,000円70,000円など高額買取をされる場合もあるだろう。売りに出すときには、より高価査定されるよう工夫したい。
査定基準は
まずは、商品の状態が重要なポイントである。ロボットの場合は、動き回っている最中に傷などがつくことが多いため、どの程度擦り傷ができてしまっているのか、また動作に問題はないのかといったところが見られる。
また、見た目を新品に近づけるためにも掃除をしっかり行うことも大事である。清掃ができる箇所は満遍なく清掃することで、買取価格アップにつながる。電気機器であるため、内部のほこりにも気をつけよう。腕や足の付根は特にほこりが溜まっていることが多いので忘れずに掃除することが重要だ。
また、アクセサリー類がどの程度付属しているのか、箱、ソフトウェア、キャリーバッグなどの状態も、高値査定のためには重要である。付属品は多ければ多いほど買取には良い。取扱説明書や保証書は無くさないようにしっかり保管しておこう。
付属品の中でも重要なのが、AIBO専用のメモリースティックAIBOマインドである。AIBO専用の特殊なメモリースティックであるため、市販のメモリースティックではAIBOマインドとしては使用することができない。そのため、このメモリースティックが無ければ、買取価格にかなりの影響がでてしまう。
その他にも、充電するためのACアダプター、アイボーン、ピンクボール、AIBOカード、ユーザーガイドなどが付属品としてある。標準装備のオプションはもちろん、標準装備以外のオプションなどもあれば査定額に上乗せしてもらえる可能性が高い。査定の際には関連するものをすべて持ち込もう。
高く売る方法は
きちんと調べてから売りに出し、より査定額が上がるよう工夫したい。ポイントを紹介する。
売り時はいつ
基本的に、特に売り時というものはない。ブームが過ぎてしまったため、特に需要が高まる時期というものはないのだ。もちろん、何かしらの形でメディアがAIBOを取り上げるようになったら需要も高まるかもしれないが、それについては予測するのが難しい。そのため、急がず、買取業者をじっくり探すことができるのである。
買取業者の探し方は
まずは、ロボットを専門的に買取している業者を見つけよう。かなり高額な商品なため、一般的なリサイクルショップなどでは正しく見極めてもらうことは難しい場合がある。価値をきちんと理解している専門店に査定に出す方が、高値査定を期待できる。
また、パソコンなどの精密機器を買い取っている業者でも良いかもしれない。インターネットで検索すると調べられるので、そういった情報を見ながら、実際に査定に出すと良いだろう。
また、各店舗ごとの査定額はインターネットの買取価格比較サイトなどで調べる方法もある。その中でより高い業者に持ち込めば、最高額で売りに出すことができるだろう。
おすすめの買取業者
最後におすすめの宅配買取専門業者を2件紹介しよう。買取店の下調べをする時間がない方、面倒な方にとって便利な業者のはずだ。
AIBO買取専門のAIBOファクトリー
AIBOファクトリーはその名の通り、AIBOの買い取り専門サイトである。
まず、その公式サイトのホームにアクセスするとモデルと型番の選択肢があるので、それを選択する。すると簡単に参考買取価格を調べることができる。またその保存状態などから価格が変動することは大いにあるので、さらに細かく査定したい場合もあるだろう。その場合もすべて無料でオンライン査定を行うことができる。
また実際に買取を行う際も宅配買取で実際にドライバーがあなたの自宅まで引き取ってくれる。自宅に集荷にきてもらうご自宅コースと郵便局やコンビニから送る持ち込みコースを選択することができる。また、それらの場合でも料金は無料であることも大きな魅力であろう。
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宅配買取専門のBuyKing
BuyKingは面倒な書類等は全てオンライン上で完結するので、自宅から一歩も出ずに買取サービスを利用することができる。査定料やキャンセル料などの手数料も全て無料、そして、
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