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ルイ・ヴィトンの資産価値はどのくらい?ブランドの中で何番目なのか

読了目安:9分
更新日:2022/08/25
公開日:2018/12/13
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高級ブランドといえば資産家と切っても切れない関係を有するマストアイテムであるが、世界には数えきれないほどのブランドが存在しており、その中でどれが本当に資産価値が高いのかを把握するのは困難である。

そこで、以下では高級ブランドの代名詞ともいえるルイ・ヴィトンについて、その沿革や商品について見たうえで、どれほどの資産価値を有するのかを考えてみることとしよう。また、併せてブランドとしてのランキングについても検証することとする。

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ルイ・ヴィトンの歴史

ブランドのステータスを決める重要な要素に、これまでに辿ってきた歴史がある。そこで、まず最初にルイ・ヴィトンがいかなる歴史を有するかについて見ていくこととしよう。

誕生

ルイ・ヴィトンは、その名の通りフランス人であるルイ・ヴィトンによって1854年に創業された会社である。当時営んでいたのはトランク向上であり、その軽さと当時としては珍しいグレーのキャンパス地によって評判が広がったようである。

好調な需要に恵まれてヴィトン社はたちまち業容を拡大し、1867年に開催されたパリ万国博覧会では銅メダルを獲得するに至る。これによって世界的な名声を得た同社は、エジプトやロシアといった海外のセレブからの注文も受けるようになり、創業の地であるフランスだけでなく国外でも商品が流通することとなる。

1885年に海外進出の一歩としてロンドンに出店するが、この頃にはルイ・ヴィトンのトランクの模造品が世の中に出回ることとなり、その対策が喫緊の課題となっていたようである。

そのために開発されたデザインが、現在でも同社の代名詞となっている「ダミエ・ライン」であり、当時から非常に高く評価されて1889年のパリ万国博覧会では、見事に金賞を獲得している。もっとも、以降もコピー品に悩まされることとなり、同社の歴史は模造との戦いであると言っても過言ではない。

1892年には、トランクに加えて新たにハンドバッグを手掛けるようになるが、同年に創業者であるルイはこの世を去り、その息子であるジョルジュ・ヴィトンが2代目を継ぐこととなる。

世界的なブランドへの道

2代目となったジョルジュは、積極的にビジネスの拡大を図り、1893年にはシカゴ万国博覧会に出展するなど、新大陸であったアメリカにも進出を果たしている。1896年にはダミエに加えて、新たに「モノグラム・ライン」と呼ばれるデザインを公開し、これもまた現在では同社を代表する模様となっている。

その後、ジョルジュは自らもセールスマンとなってアメリカ各地を訪ね歩き、ヴィトンの商品の普及に尽力している。その成果として1904年に開催されたセントルイス万国博覧会では、彼が議長を務めるという栄誉を得ている。

また、母国であるフランスを忘れたわけではなく、1914年にはパリを代表するシャンゼリゼ通りに新たに旅行アイテムの専門店を開業させている。これらの展開によって、ルイ・ヴィトンの名はグローバルに知れ渡ることとなり、その品質の高さと相まって同社の製品は高級品として人々の間で認知されていくこととなるのである。

日本進出と更なる発展

このように世界的なブランドとなったルイ・ヴィトンであるが、日本に進出したのは意外と遅く、1978年のことである。それまでも同社の商品は流通していたが、この年になって正式に国内に店舗がオープンすることとなった。

この時開業したのは、東京の3店舗と大阪の2店舗となっている。折から日本では高度成長期であり、この後も同社の店舗は日本中に広がっていくこととなる。また、並行してアジア進出も進められ、香港や北京など多くの主要都市に店舗が開設されることとなった。

さらにルイ・ヴィトンにとってエポックメイキングな年となったのが1987年である。この年、同社はシャンパンの高級ブランドとして知られるモエ・ヘネシーと合併し、LVMHとなっている。

その後、LVMHはフェンディやクリスチャン・ディオールなどといった名だたる高級ブランドを買収することとなり、現在では世界に有する巨大ブランド企業となっている。2000年代に入ってからも日本人のデザイナーを起用するなど、日本との深い関係を築いているのも同社の特徴であると言えよう。

また、2001年には、新たに時計の販売に乗り出すなど、引き続き新たな挑戦を続けており、現在に至るまでブランドとしての高いステータスを維持し続けている。

ルイ・ヴィトンの資産価値

このように長い歴史を経て世界的な高級ブランドとなったルイ・ヴィトンであるが、その取り扱う商品は最初に手掛けたトランクに加え、バッグやアパレル、時計まで幅広くラインナップされている。そこで、ここからはそれらの商品のうち、どのカテゴリーに属するものが高い資産価値を有するのかについて、検証してみることにしよう。

資産価値を決定する要素とは

まず最初に、ブランド品の資産価値を決定する要素について見ておくこととする。なお、ジュエリーブランドであれば宝石の価値が重要な要素となるが、ルイ・ヴィトンの主力商品は宝石ではないため、ここではその点については割愛することとする。

そのうえで、評価を高める大きな要素となるものの一つが、その商品の持つ人気である。いかに優れた商品であろうとも、需要がなければ高値で取引されることはないため、なるべく多くの人々から好まれるアイテムであるということがポイントとなる。

次に、人気とも関連するが、商品の希少性も高い評価を得るためには大切なポイントであろう。限定品にプレミアムが付くというのは高級ブランドに限らず起こる現象である。選ばれた人だけが所有できるという優越感から、本来の価値を越えて高い値段が付くこととなるのである。

さらに、ブランドの持つステータスも資産価値にとっては不可欠な要素である。生まれたばかりのブランドと長い歴史に裏付けされたブランドとでは、必然的に後者の商品の方が高い評価を得られるということは自明であろう。

ルイ・ヴィトンの商品で高い価値を有するものとは

では、以上の点を踏まえてルイ・ヴィトンの商品のうちどのカテゴリーに属するものが高い資産価値を有するのかを消去法的に見ていくこととしよう。

まず、衣類や靴などのアパレル品であるが、これらは製品としては間違いなく高品質であり価格に見合うものである。しかしながら、アパレル品の傾向として中古になったとたんに価値が大きく減価するということが言える。

これは、人の着た物への抵抗感から来る現象であり、特にルイ・ヴィトンのような高級品を好む人は中古ではなく新品で購入する傾向にあることから、必然的に需要が少なくなるという訳である。従って、アパレル品については資産価値という観点からはルイ・ヴィトンの商品の中では低めという評価となる。

次に、時計であるが、これについてはリセール価格としてはそれほど悪くない評価がなされている。もっとも、上述の通り、ルイ・ヴィトンが時計を手掛けるようになったのは21世紀に入ってからであり、その歴史はさほど長くなく商品の評価も定まっていないのが現状である。

そのため、歴史という観点からは同社の時計は現段階ではそこまでの評価を得るには至っていないと言えるのではないだろうか。

そのうえで、ルイ・ヴィトンの商品で高い資産価値を有するものとしてはやはり同社を代表するトランクバッグであると言えよう。

いずれも長い歴史に裏付けされた高いステータスを有する商品であり、世界的にも多くの愛好家が存在するためリセール品へのニーズも非常に高いものがある。加えて、特に昔に販売された商品や限定品については希少性についても間違いないということができる。

これらを踏まえると、ルイ・ヴィトンの中でもっとも資産価値の高いのは、トランクまたはバッグであって戦前に販売されたものか、限定品として数量が限られているもののいずれかということができるであろう。実際、同社のヴィンテージトランクの中には100万円を超える高額で取引されているものが珍しくない。

ブランド界における位置

ここまで述べてきたように、ルイ・ヴィトンは世界的に有名な高級ブランドであるが、同社以外にも世界には数々のブランドが存在するため、それらの中で同社がどの程度のランクに位置づけられるかは興味深いところである。そこで、最後にいくつかの観点からブランド界における同社の位置づけを見てみることとしよう。

フォーブズの選ぶランキング

アメリカの著名な経済紙として知られているフォーブズが「世界の最も価値のあるブランドランキング」を発表しており、2018年のランキングではルイ・ヴィトンは15位に位置づけられている。

これだけ見ると、それほど高い評価ではないかのようにも思われるが、このランキングは業種に関係なく選ばれており、実際、1位はアップル、2位はGoogle、3位はマイクロソフトとなっている。

いわゆる高級ブランドという観点からは、トップ50には他に35位にエルメス、36位にグッチが入っているくらいであり、実質的にはルイ・ヴィトンはトップであるといっても過言ではない。

ミルウォード・ブラウン・オプティモーのランキング

次に、ミルウォード・ブラウン・オプティモーが出している世界ブランド価値ランキングを見てみることにしよう。このランキングは世界のラグジュアリーブランドの金額に換算して公表しているものであり、2014年のデータによるとルイ・ヴィトンの価値は258億7300万ドルであるとされており、これは堂々の第1位である。

ちなみに、第2位のエルメスは218億4400万ドル、第3位のグッチは161億3100万ドルとなっており、ルイ・ヴィトンは下位に大差をつけていることが見て取れる。

以上の2つの指標を見てもルイ・ヴィトンのブランド価値がいかに高く評価されているかが分かるであろう。これらは必ずしも資産価値を決定づけるものではないが、ルイ・ヴィトンの商品が世界でもトップクラスの資産価値を有するということはまず間違いないであろう。

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まとめ

ルイ・ヴィトンは1854年に創業された会社である。歴史が長く、「ダミエ・ライン」や「モノグラム・ライン」といわれるデザインが同社を代表する模様となっている。また、ルイ・ヴィトンは名だたる高級ブランドを買収することで現在では世界に有する巨大ブランド企業になった。

ルイ・ヴィトンの中でも特に資産価値の高いものはトランクとバッグである。トランクとバッグの中でも、限定品として数量限定で発売されたものや、戦前に発売されたものは特に資産価値が高い。もし、使用しないのであれば買取に出すこともオススメである。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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