イタリアのフェンディは、モデルやタレントも愛用している日本でも人気のブランドだ。レディース向けのバッグなどは、若い女性からも人気が高い。このような有名ブランドのバッグやレザー小物は、買取店でも強化買取をしていることがある。
今回は、買取店を利用するときにぜひ知っておきたい、フェンディの偽物と本物の見分け方をご紹介する。偽物にはいくつかの特徴があるので、チェックポイントを知っておけば、自分でもある程度判断ができる。
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バッグの本物と偽物を見分けるポイント
フェンディのバッグには、シンプルなデザインのものからカラフルな色づかいのものまで、いろいろなバリエーションがある。台形のピーカブーや巾着型のモントレゾールなどは、ファッション雑誌でも取り上げられている人気商品だ。
フェンディのバッグは人気が高いだけに、偽物も少なくない。このようなバッグの本物と偽物を見分けるには、ちょっとしたコツがある。
シリアルナンバー
本物と偽物を見分けるときに最初に見ておきたいのが、シリアルナンバーがあるかどうかだ。本物のフェンディのバッグには、シリアルナンバーがふられている。このようなナンバーは、裏地のラベルの部分などを見ると確認できることが多い。
どこを探してもシリアルナンバーが見つからないときには、偽物である可能性が高いので注意をしよう。
ファスナー部分のドライスタンプ
本物のフェンディのバッグは、ファスナーや留め具の部分にブランドのロゴをモチーフにしたドライスタンプがあると言われている。ドライスタンプは金属の部分などに施された刻印で、ブランドのバッグによく見られる。
偽物のフェンディのバッグはドライスタンプがない場合があるため、細かい部分までよく確認しておこう。
金属プレートのデザイン
フェンディのバッグの内側には、「FENDI」などの文字が刻印されていることが多い。精巧につくられた偽物の場合、このような刻印も本物と同じようについていることがあるが、刻印されている文字には違いが見られるケースもある。
例えば、「MADE IN ITALY」などの刻印が大きくデザインされていたら、少し用心をしたほうがいいかもしれない。本物のフェンディのバッグにも国名は刻印されているが、ブランドのロゴとのバランスを考えてデザインされている。国名だけがやたら目立つということはまずないので、そのほかの部分を確認して慎重に判断したほうがいいだろう。
財布などの本物と偽物を見分けるポイント
フェンディでは、品質の良いレザーを使用した財布やキーケースなども販売している。この手のアイテムは本物でも比較的リーズナブルな価格で手に入るため、愛用している人も多いかもしれない。
ただ、市場に出回る品には劣悪なコピー品もあるので、激安セールなどにつられて偽物を購入しないようにしよう。
ブランドのロゴ
本物のフェンディの製品は、レザーの部分に「FENDI」のロゴが型押しされている。ロゴがある位置は製品のデザインによってさまざまだが、たいていは余り目立たないところにさり気なくロゴがあることが多い。文字のデザインがすっきりと美しく整えられており、ロゴも読みやすい。
一方、偽物の型押しは、文字が曲がっていたり、一部分が切れていたりするので読みにくいことがある。
レザーの質
本物のフェンディと偽物との違いが表れやすいのが、素材になっているレザーの質だ。本物は高品質なレザーが用いられているので、手触りも良い。滑らかでシワが少なく、不快なニオイもほとんどないのが特徴だ。
偽物の場合は、表面にざらつきがあったり、シワがあったりするケースも多く、レザーのニオイも強いことがある。手触りも少しゴワゴワしており、手に持ったときの肌なじみが本物と少し違う場合も少なくない。
横から見たシルエット
本物のフェンディのレザーアイテムは、横から見たシルエットも美しいことが多い。全体的にすっきりとしたデザインになっており、イタリアブランドならではの洗練された雰囲気がある。
財布をはじめとするレザーアイテムは、折り曲げたり伸ばしたりすると概して素材の質が見えてくる。上質なレザーは動きにそってしなやかに動くことが多いので、型崩れもしにくい。
ステッチやベルトの穴
フェンディのレザーアイテムには、ステッチが施されたデザインも見られる。本物は、こういった部分の仕上げも丁寧なのが一般的だ。また、ベルトの穴も美しく整えられている。
偽物は、細かい部分の仕上げが雑な場合が多いことから、すぐにステッチがほつれたり、ベルトの穴が広がってしまったりするケースがあるので要注意だ。
洋服の本物と偽物を見分けるポイント
フェンディの洋服は、オシャレな男性や女性からも人気がある。フェンディのロゴである「F」の文字がデザインされたセーターや、「FENDI」の大きなロゴが入ったスウェットウェアなどは、こちらのブランドの定番商品の1つと言える。
女性からは、フェンディのファッショナブルなドレスやコートも評判が高い。各シーズンのコレクションをコンスタントにチェックしているファンも多いのが、フェンディの特徴だ。ただ、このような洋服も偽物には注意をする必要があるだろう。
コピー商品
フェンディのような人気ブランドの場合、比較的高品質な偽物も見られる。例えば、あるショップで販売されている品は、フェンディのコピーであることをあらかじめ明示しており、顧客は偽物と承知で購入することになる。
このような製品は、ある程度値が張ることが多いが、本物を購入する場合に比べて、はるかに少ない出費でフェンディのデザインを楽しめるのが特徴だ。この手の製品は、一見本物と酷似しているので、本人以外は偽物であると気付かないこともある。
細かい部分のデザイン
誤って偽物を購入してしまうのを避けるには、細かい部分のデザインに注目するのが1つの方法になる。例えば、ドレスの場合、カッティングの仕方が同じでも、ポイントになっているデザインに違いがでる場合がある。
胸元の刺繍やビジューのあしらい方などは、完全に真似をするのが難しい部分であるため、とくに入念にチェックしておこう。
本物と偽物は異なる布地
本物よりもはるかに安い価格で販売されている偽物は、布地のクオリティが本物に比べて落ちるのが一般的だ。
布地が違うと、遠目で見たときの光沢やハリが明らかに異なるケースが多い。スカートのシルエットは布地によって現れ方が変わるので、女性向けのドレスなどは比較的本物と偽物を見分けやすいだろう。
時計の本物と偽物を見分けるポイント
フェンディの時計はスタイリッシュなデザインが多く、メンズ、レディースを問わずファンが多い。カジュアルなデザインのモデルが多いので、年齢を問わず愛用している人も多いが、時計の場合も偽物は多く出回っている。フェンディの時計はデザインのバリエーションが豊富であるため、比較的コピーがしやすいと言える。
フェイスの作り
偽物の場合も、ムーブメントなどはある程度品質が良いものを使用している場合もある。ただ、表側のフェイスの部分は、本物よりも稚拙な作りになっていることが多い。
スチール部分の光沢がやたら目立っていたり、リューズのデザインが本物と違っていたりするケースもある。文字盤の色やロゴ、秒針なども、チェックポイントの1つだ。
レザーの品質
レザーベルトがついているタイプは、レザーの品質もチェックしておこう。財布などと同様に、レザーが用いられている時計は素材の品質によって、細かい部分に違いが現れてくる。
例えば、ベルトの小穴や遊革にほつれがないかどうかは、念のために確認しておいたほうがいいだろう。
美錠のデザイン
偽物のフェンディの時計は、美錠のデザインなどが本物と少し異なる可能性もある。本物は、このような美錠もフェイスのデザインと完全にマッチしているが、偽物は何となくちぐはぐな印象がある場合も少なくない。
色調が合っていなかったり、美錠の部分だけ目立ってしまったりするときには偽物の可能性がでてくる。
本物か偽物かわからないとき
フェンディの製品を買取店やヤフオクなどで売るときには、あらかじめ本物か偽物かをはっきりと確かめておいたほうがいい。実際、偽物を査定にだすと、査定を行った担当者に余計な疑いを持たれてしまうケースもあるため注意をしよう。
また、ヤフオクの場合は落札された後に問題になる可能性がある。本物か偽物かがどうしてもわからないときには、次のような方法を試してみるといいかもしれない。
- ・フェンディの直営店で修理の相談をしてみる
- ・ブランド品に詳しい骨董品店や質店で実物を見てもらう
直営店
フェンディの直営店では、バッグや時計といった品々の修理を行っている場合がある。修理を受け付ける際には、本当に自社の製品であるかどうかをスタッフがチェックすることが多いので、比較的簡単に本物か偽物かを教えてもらうことができるだろう。
この時点で、万が一修理ができないと言われたら、コピーである可能性が大きい。
骨董品店・質店
また、ブランド品に詳しい骨董品店や質店で、事前に実物を見てもらっておくのも1つの方法になるだろう。こういったお店では、リスクの高い偽物は通常は取り扱っていない。
自分のお店で販売を行う場合には、とくに買取をする品物の真贋にこだわるお店が多い。偽物を売ると法的な罰則を受けるだけでなく、評判にも傷がつくため、お店側でも慎重にチェックをしている。
おすすめの買取業者「コメ兵」
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ハイブランドを専門的に取扱っているコメ兵は宅配買取と店頭買取に対応している。宅配買取は、HPや電話を申し込むと宅配キットが届くので、梱包後に発送する。査定後に買取価格がメールで届くので、買取価格に納得できれば取引成立だ。
まず、だいたいの買取価格だけ知りたい方や初めての利用で不安がある方は無料でできるLINE査定もあるので、ぜひ活用してほしい。
まとめ
フェンディのバッグ、財布、洋服、時計について、それぞれ偽物と本物の見分け方を紹介してきた。買取店の査定に出す前に偽物であることがわかれば、大きなトラブルを避けられる。品物を売るときには、お店と信頼関係を築いて価格交渉をすることも1つのアプローチになる。取引をする前に、自分の信用を落としてしまうのは避けよう。
売ることが念頭にあるのであれば、日頃の手入れも丁寧にしておこう。保管状態も良い方が高値で売ることができる。また、付属品などもすべて一緒に買取にだすと、高価買取も期待できる。
買取店で購入する場合は、今回紹介したようなさまざまなポイントを確認し、正真正銘の本物を手に入れてほしい。