銀器の製造から始まり、100年以上続く歴史の中で進化し続けながら現在はジュエリー、ウォッチ、テーブルウェアなどを手掛けるデンマークのメーカーこそジョージジェンセンだ。この記事ではそんなジョージジェンセン製品の中からネックレスに焦点を当て、買取相場や高額買取のコツ、さらにはおすすめの買取業者まで解説している。
ジョージジェンセンジュエリーにも使用されることの多い色石は高額買取が難しいと言われているが、その理由にも触れている。ジョージジェンセンのみならず、他のブランドのジュエリーを売却する際も参考になる情報だから、ぜひ目を通してみてほしい。
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ジョージジェンセンの歴史
ジョージジェンセンは1904年にジョージジェンセン氏によって設立されたジュエリー、ウォッチ、テーブルウェアなどを製造・販売している会社だ。デンマークのコペンハーゲンに本社を置く。ジョージジェンセン氏は1886年に鍛冶屋の息子として生まれた。
14歳になると一家でコペンハーゲンへ引っ越し、そこで銀器製造職人の弟子となった。腕を磨いたジョージジェンセン氏は1904年に自分の名前をそのまま会社名にしてジョージジェンセンを設立した。ジェンセン氏がつくる銀器は瞬く間に名声を得るようになった。
1918年にはスウェーデン王室御用達に指定され、1920年には300人の工人を雇うまでに発展した。1935年にジェンセン氏が亡くなると会社は息子のソーレン・ジョージ・ジェンセンが引き継ぐこととなった。その後会社が大きく変わったのは2000年代に入ってからだ。
それまで銀器のみを手掛けていた同社は高級品市場へと進出を開始していったのだ。この方向転換はジョージジェンセンブランドの現代的なイメージにつながった。115年の歴史を誇るジョージジェンセンは、伝統と流行が融合した洗練されたデザインで、質の高いアイテムをつくり続けている。
ジョージジェンセン ネックレスの買取相場
ジョージジェンセンのネックレスの買取金額は、さまざまな買取業者のホームページに掲載されている。その一部を紹介しよう。また大手オークションサイトであるヤフオクでも複数の落札が記録されている。落札価格を合わせて紹介していくからジョージジェンセンネックレスの相場の参考にしてほしい。
なんぼや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
まず全国に店を構える大手買取業者であるなんぼやでの買取金額を見ていこう。
- ・ジョージ ジェンセン ネックレス…100,000円
- ・ジョージ ジェンセン ムーンストーン クラシカルネックレス…120,000円
- ・ジョージ ジェンセン Bent Gabrielsen ネックレス…150,000円
エコスタイル
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
続いてエコスタイルの買取金額はこちらだ。
- ・ジョージジェンセン SV925 ムーンライト 葡萄 グレープ ネックレス 付属有 美品…35,000円
- ・ジョージジェンセン SV925 ローズクォーツ 2003年 ヘリテージイヤーネックレス 箱有 美品…10,000円
グリーバー
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
グリーバーでの買取相場も紹介しよう。こちらは状態がAランクの場合の買取相場だ。
- ・ジョージジェンセン シルバー925 スズラン ネックレス…21,000円
- ・ジョージジェンセン ムーンストーン K18 ネックレス…30,000円
- ・ジョージジェンセン フュージョン ダイヤモンド スリーカラー K18 ネックレス…47,000円
- ・ジョージジェンセン 2000年 イヤージュエリー ムーンストーン ネックレス K18YG…55,000円
ネックレスの中でも商品や状態によって当然買取金額は異なるが、高いものは100,000円以上、安いものでも10,000円以上で買い取られている。
ヤフオク！
続いてヤフオクでの落札価格をご紹介しよう。
- ・ジョージジェンセン ネックレスNo.391…27,000円
- ・ジョージジェンセン 1994年イヤーコレクション ペンダント ネックレス シルバー…23,800円
- ・ジョージジェンセン 2002 ネックレス 925刻印 シルバー×レッド EB050…20,500円
この他1万円台で落札されているアイテムも複数見つかった。1～3万円を落札相場と考えておくとよいだろう。
色石の査定が難しい理由
ジョージジェンセンのネックレスには、琥珀、ガーネット、ムーンストーンなどのいわゆる色石が使われているアイテムも多い。こういった色石は査定が難しいと言われている。期待していたほどの査定額が提示されなかったといったことも起こり得る。ここで色石の査定が難しい理由を解説しておく。
見極めが難しい
買取業者に持ち込まれる色石は、天然石だけでなく合成石や人造石が混ざっていることも多い。実は天然石かどうかを見極めるのは、プロの宝石鑑定士でも難しいことなのだ。
ダイヤモンドであれば機械を使うことで本物かどうかの見極めが簡単だが、色石の場合はそうはいかない。それほど本物かどうかの査定が困難なため、偽物に対して高額買取してしまわないよう、買取業者も提示額を慎重に判断しなければいけないのが現状だ。
相場がはっきりしていない
地金やダイヤモンドは国際的な相場があり、その価値は毎日変動している。一方で色石にはそういった相場があるにはあるが、一般的に出回っていない。相場がはっきりしないというのも、高額査定が実現しにくい理由の1つだ。
査定規準が曖昧
ダイヤモンドも場合は、4C（キャラット・カット・クラリティ・カラー）という4つ評価基準が設けられている。一方色石にはそういった明確な基準が存在しない。そのため、高額なものと安価なものの見極めが難しいのである。
需要が低い
実は宝石は買取後一部の再販できるアイテムを除いて、ジュエリーから外されてから業者に販売される。しかしダイヤモンドと比べて色石の需要は低いのだ。その理由の1つが再度製品化するまでにかかるコストにある。コスパの面でもダイヤモンドに劣る、査定額が抑えられてしまう傾向にあるのだ。
ジョージジェンセン ネックレス高額買取のコツ
買取に出すなら誰しもが少しでも高額で買い取ってもらうことを希望することだろう。続いてジョージジェンセンのネックレスの高額買取のコツを紹介していこう。
そのコツとは、複数業者を利用すること、鑑定書・識別書を持参すること、付属品をそろえること、手入れをしておくこと、専門業者に依頼すること、まとめ買取を依頼することの6つだ。それぞれについて詳しく解説しよう。
複数の買取業者を利用する
査定額は買取業者によって変動する。先述の通り特に色石が使われているネックレスであればなおさらだ。店ごとに査定の方針が違う場合もあるし、鑑定士の技量によっても付けられる価格は変わる。したがって、複数の買取業者に査定依頼をして提示額を比較することをおすすめしたい。
鑑定書・識別書を持参する
鑑定書と識別書の違いをご存知だろうか。鑑定書は宝石の質を証明するもので、鑑定書は宝石の種類を証明するものである。これらを持っている場合には、買取依頼時に一緒に出すようにしよう。そういったお墨付きがあれば、色石のネックレスも公平に査定してもらいやすくなる。
付属品をそろえる
ジョージジェンセンのネックレスを購入した際に付いてきた外箱や袋などの付属品も一緒に買取に出せることが望ましい。なぜなら、購入時の状態に近づけるほど、査定額はアップしやすいからだ。値段の証明にもなるため、購入時のレシートも持っている場合には持参するようにしよう。
お手入れをしておく
ジョージジェンセンのネックレスが高額買取してもらえるかの重要な要素の1つが、アイテムの見た目だ。もちろん外見がきれいなほうが査定額は上がりやすい。したがって、買取に出す前にはお手入れをしておきたい。
使われている宝石によってもお手入れの仕方は異なるが、どの宝石でも水に付けたり洗浄したりしても基本的には問題ない。小さなブラシなどでチェーンの表面や宝石を軽く磨くだけでも見た目が変わってくる。一方で、高温のお湯や超音波洗浄機などは使用しないように気を付けよう。
こういったお手入れは日頃からおこなっておくといい。なぜならネックレス使用後は汗や化粧が付着してしまうからだ。使用後に柔らかな布で拭いてあげるだけでも、いい状態を保つ十分な対策となる。
ジュエリー専門の買取業者に依頼する
ダイヤモンドなどの査定規準が明確な宝石は比較的査定も簡単だが、そうじゃない宝石は鑑定士の腕が試される。十分な知識を持ち合わせていない鑑定士に査定をお願いしてしまうと、価値を理解してもらえない恐れがある。
ジョージジェンセンのネックレスにはさまざまな種類の宝石が使われているため、専門買取業者を頼ることが特に重要だ。理想的には、ネックレスの土台部分と石それぞれの査定額、つまり内訳を明確にしてくれる業者と取引をしたい。
複数アイテムをまとめて買取に出す
買取業者によっては、複数アイテムをまとめて買取る場合には、買取金額をアップしてくれる。そのためジョージジェンセンのネックレス以外にも売りたいアイテムがある場合には、一緒に買取に出すようにしよう。その際気を付けたいのが一緒に買取に出すアイテムのカテゴリーだ。
同じくジュエリーであればその専門買取業者に依頼するのが1番だが、ブランドバッグ・家電・楽器など、他カテゴリーアイテムを売却したい人もいるはずだ。その場合はジュエリーとそのカテゴリー両方の買取実績の多い業者を選ぶようにしよう。どちらかの知識や買取経験が乏しい業者だと十分に価値を反映した査定額にならない恐れがあるからだ。
ジョージジェンセン ネックレスのおすすめ買取業者
最後にジョージジェンセン ネックレスの売却先にふさわしい買取業者をご紹介しよう。これまでジョージジェンセンのジュエリーの豊富な買取実績があるところを中心に選んでいる。
ECOSTYLE（エコスタイル）
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
エコスタイルはジョージジェンセンの買取を強化している買取業者だ。同ブランドのネックレスだけでなく、ペンダントやピアスなどの多数のアイテムの買取実績がある。エコスタイルには店舗買取・宅配買取・出張買取・手ぶら買取の4つの買取方法がある。
手ぶら買取とは、査定をお願いしたいアイテムを事前に店舗に送付し、後日査定金額を聞きに行くという買取方法だ。査定金額は直接聞きたいが、売りたいアイテムが大きかったり、複数あって店舗に運びづらかったりするときに便利な買取方法だ。
この場合の送料や見積の費用はエコスタイルが負担してくれるため利用者にはお金はかからない。万が一買取が成立しなくても、返送料の負担なく返却してもらうことができる。エコスタイルの査定に定評があるのは下記のような資格所有者が鑑定をおこなってくれるからだ、
- ・リユース営業士
- ・遺品整理士
- ・生前整理アドバイザー
- ・整理収納アドバイザー
- ・終活カウンセラー
これらの 有資格者が1人1人の顧客に専属アドバイザーとしてついてくれる。そのため安心して査定に臨むことができる。切れてしまっていたり、付属品がなかったり、イニシャルや名前が入っていたりするネックレスでも査定可能となっている。どうせ値はつかないだろうと思っているジョージジェンセンのネックレスでも諦めずに依頼してみてはどうだろうか。
なんぼや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
全国に店舗展開するなんぼやもジョージジャンセン ネックレスの買取におすすめできる買取業者だ。店舗買取、宅配買取、出張買取の3つの買取方法がある。査定だけであれば、LINEでも対応している。
LINE査定の場合は、売却したいアイテムの写真を撮って送るだけで査定をしてもらうことができる。現在LINE査定から買取が成立した場合、買取金額が10％アップするキャンペーンがおこなわれている（2019年6月28日時点）。
なんぼやにもこれまでたくさんのジョージジャンセンアクセサリーの買取実績がある。古いものでも保証書や鑑定書がなくても査定してくれるから、なんぼやを頼るのもおすすめだ。
まとめ
現代に銀器で日常的に食事をする人はほぼいない。そんな遠い昔を思わせる銀器の有名製造業だったジョージジェンセンが115年もの間存在し続けられたのはなぜだろうか。それは変わりゆく時代の流れに沿って、製造製品を柔軟に変えてきたからに他ならない。
そうして生まれた1つがジュエリーであるし、ネックレスでもあるのだ。ジョージジェンセンのネックレスの中には10万円以上で買取られるものもある。一方で査定の難しい色石が使われている場合は、正しく評価してもらえないリスクがあるのも事実だ。
この記事では高額買取のコツをいくつか紹介したが、そうしたリスク対策をするために、複数買取業者に依頼することを優先的に考えてみよう。品物の価値を十分に理解してくれる買取業者を探し当て、高額買取を実現させてほしい。
