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コンバースの偽物と本物の見分け方を徹底解説

読了目安:9分
更新日:2022/09/14
公開日:2019/02/01
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言わずと知れたスニーカーの名門ブランド「コンバース」は、世界中で支持を得ている程に人気が高い。各国のスニーカーショップはもちろん、昨今では通信販売やオークションなどでも売買が行われている。

そして、人気ブランドの宿命とも言うべき問題が「偽物」である。コンバースも例に漏れず偽物をつかまされたという事例が報告されており、特に小規模な個人商店やオークションでの取り引きには注意しておきたいところだ。今回は世界的人気スニーカーであるコンバースについて、偽者が出回っているシリーズや本物との見分け方をご紹介する。

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コンバースのシリーズは2つに大別出来る

コンバースからはさまざまな種類の商品がリリースされているが、それらは大きく2種類に分類する事が出来る。

オールスターシリーズ

オールスターは現在でも多くのシューズショップで取り扱いのあるシリーズであり、目にした事のある人や愛用している人も多いだろう。

チャックテイラーシリーズ(CT70)

対するCT70は本場米国のコンバース社が1960年〜1970年代にかけて製造していた当時のチャックテイラーシリーズを復刻したものだ。CT70は国内で市販されていないので、海外のシューズショップや通信販売で購入するのが基本となる。中古品であれば国内で見かける事もあるだろう。

国内の流通量が少なく希少性や人気が高い為、中古市場やオークションにおいて高値で取り引きされる事が多い。そしてコンバースの偽物とは、このCT70に多く見られるのだ。

オールスターの特徴

コンバースのスニーカーには、ヒール部分にパッチが施されている。オールスターのヒール部分には「ALL STAR」の文字と共に大きな星型マークが入っており、パッチ全体の色は白く文字の色が黒い。星型マークの数が真ん中に1つだけなのもオールスターの特徴だ。

また、オールスターはチャックテイラーよりも一回りサイズが小さいデザインとなっている。アウトソール部分をはじめ、全体的にスリムなシルエットに仕上げられているのだ。

チャックテイラーの特徴

チャックテイラー(CT70を含む)のヒール部分にもオールスターシリーズ同様に、パッチが施されている。しかしCT70の場合、パッチ全体の色は黒く文字が白くなっているのが特徴だ。CT70のヒールパッチにも「ALL STAR」の文字が入っているが、パッチの色でシリーズの判別が可能となっている。また、CT70のヒールパッチに施されている星型マークデザインには、2つのパターンが存在する。

星型が1つプリントされたもの

まずはオールスターシリーズ同様に星型マークが中央に1つプリントされたものだ。これは1970年代のチャックテイラーにならったデザインである。

星型が3つ散りばめられたもの

そしてもう1つは、星型マークがパッチの中に3つ散りばめられたものだ。こちらのデザインは1960年代のチャックテイラーを模倣したものであり、中央の大きな星の右下と左下に、それぞれ小さな星型マークがプリントされている。

つま先のデザイン

CT70はオールスターに比べて、つま先部分がやや上向きに反っているのも特徴的だ。コンバースのシューズはつま先部分に三角形のシルエットがデザインされているが、CT70はオールスターよりもこの三角形の面積が若干小さい。こうしたつま先のデザインによりシャープなシルエットを演出しているのがCT70である。

CT70の本物と偽物を見分けるポイント

現在、復刻版であるCT70を含むチャックテイラーシリーズは高値で取り引きされており、ファンから根強い人気を博している。しかしそれ故に、偽物を出品して利益を得ようとする者も少なくないというのが現実だ。店舗やオークションで偽物をつかまされない為には、正規品のCT70が持つ特徴を正確に把握しておく事が重要だろう。

ヒールパッチのデザイン

正規品と偽物の違いを見極めるポイントとして分かりやすいものに、ヒールパッチのデザインを見比べるという方法がある。偽物のCT70は正規品に比べて、星型マークが一回り小さくなっている事が多いのだ。中央にプリントされている星型マークよりも、サイドにあしらわれた2つの星型マークを見ると分かりやすいだろう。偽者は星型のサイズが小さいので、周辺に余白が多く見られるのが特徴だ。

ヒールの高さが違う

CT70が人気を博しているのはそのデザインや希少性もあるが、クッション性の高い履き心地もその一端を担っている。正規品のCT70はヒール部分に余裕のある高さが設けられており、履いた時に地面との設置感が少ないのだ。しかし偽物はそのクッション性が再現されておらず、正規品のCT70よりもヒール部分が薄く低いデザインとなっている。

インソールの素材感

CT70の履き心地にはインソールの仕様も深く関わっている。本物のインソールはクッション性が確保されており、触ってみるとザラザラとした手触りだ。一方で偽物のCT70に使用されているインソールにはクッション性がなく、手触りはツルツルしている事が多いのである。実物を触れる場合には有効的なチェックポイントとなる。

シュータンの形やロゴデザインの刺繍

シューズを履いた際に足の甲に当たるシュータンを見てみると、正規品のCT70はやや丸みを帯びた形にカットされている事が分かる。さらにシュータンの裏側には、赤い字でロゴデザインが刺繍されているのもポイントだ。偽物の場合シュータンの切り口が直線的だったり、ロゴデザインの刺繍が正規品と異なっているケースもある。

その他の細かいポイント

正規品のCT70とは異なり、偽物は細かい部分で粗が目立つので注視したい。

靴ひも

正規品がコットン100%で目の細かい生地を使用しているのに対して、偽者は手触りの粗い生地が多いのだ。色味も正規品がややベージュに近いオフホワイトであるのに対し、偽物は新品のような真っ白の靴ひもである事が多い。

サイドステッチ

サイドステッチの処理を見ても、正規品と偽物には仕上がりのクオリティに差が見られる。正規品は滑らかな仕上がりでシャープなシルエットを演出しているが、偽物はステッチの継ぎ目が凸凹しているものも珍しくない。

シューズ内部

また、偽者の処理が粗いポイントはシューズ内部にもある。偽物のCT70は、シューズ内側の横部分に縫い付けられている当て布の縫い代が余っているのだ。正規品の当て布はキッチリと生地の端で縫い付けられており、余分な生地が余っているという事はない。

通信販売を利用する際に気をつけたいポイント

実物を直接手にとって見る事の出来る場合は、じっくりとポイントを観察して正規品と偽者の区別をつける事が出来るだろう。しかし、通信販売の場合はその限りではない。

場合によっては商品画像に関しても、実際に出品されている商品の画像を掲載していないという事も考えられる。実物を手に取れない場合には、その商品がどのような形で販売されているかを見る事である程度偽物を買わされるリスクをおさえられるだろう。

極端な安売り品は避ける

長期在庫品などは通信販売でもセールにかけられる事が多く、ものによっては半額や70%引きになっているものある。しかし正規品のCT70は市場人気の高い商材であり、値段が高くても欲しい人は購入する事が予想される。セールの対象にならないという事はないが、正規品であれば20~30%程度の割引きが限度と言えるだろう。半額前後まで値引きされているCT70は、偽物である疑いが大きいのだ。

発送元を確認しておく

CT70は日本の店頭で取り扱いがない為、通信販売で入手する際は基本的に海外からの取り寄せという形になる。この時、商品がどこから取り寄せられるのか、発送元はどこなのかをよく確認しておきたい。

CT70の偽物に関しては韓国と中国からの流通が多く、発送元がこの2ヶ国から商品を仕入れている場合には注意した方が良いだろう。発送元に関しても、国内の信用が置けるショップから商品が発送される事が望ましい。オークションで個人輸入したものを販売しているケースは要注意だ。

販売元に在庫があるかどうか

基本的に在庫を抱えるという行為には、売れ残りというリスクがつきまとう事になる。商品をさばききれなかった際の事を想定して、個人商店や小規模ネットショップでは在庫を抱えないというケースも珍しくないのだ。

在庫が無いにも関わらず商品としてオークションや通販に出品している場合は、仕入れ元が不明瞭で納期や支払いに関するトラブルに発展する可能性も高い。ある程度信用度のある販売店を選定する際には、在庫の有無を確認する事も重要と言えるだろう。

決済方法の選択肢は用意されているか

通信販売やネットオークションの場合は銀行振り込み・クレジットカード決済・代引きなど、購入者がさまざまな支払い方法を選択出来る場合が多い。しかし中には「銀行振り込みのみ」や「クレジットカード決済のみ」といったケースもある。こうした料金先払いの方法のみで取り引きを進めている販売元には注意しておきたいところだ。

こうしたケースでは仮に届いた商品が偽物だったとしても、料金の払い戻しに応じない事がほとんどなのだ。料金先払いにしか対応していない販売店が全て信用出来ないというわけではないが、購入に踏み切る前に販売元の信用度をしっかりと確認する事が重要である。

2役に立った

まとめ

コンバースのCT70は世界規模で人気のある商品であり、偽物を利用する悪質な業者も決して少なくない。特にCT70のような国内での取り扱いがない商品で正規品を手に入れるには、自分で知識を身に付けて見分ける力をつける事が重要と言えるだろう。

通信販売を利用してCT70を購入する場合には、実物を手に取れないだけ慎重に判断したいところだ。今回紹介した正規品を見分けるポイントを参考に、不明点や疑問点があれば直接販売者に質問してみると良いだろう。ヒール部分やサイドステッチなど、見た目で正規品を見分ける事の出来るポイントを画像で送ってもらうと安心だ。正規品を取り扱っている優良業者であれば、これくらいの対応はしてくれるはずである。

人気と希少価値を備えたコンバースCT70は、シューズとして決して安い買い物とは言えない。偽者をつかまされたと落胆してしまう事のないよう、この記事を参考にしっかりとした知識を身に付けて欲しい。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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