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FUJIFILM Xの型番一覧・調べ方・命名規則まとめ

読了目安:13分
更新日:2023/04/28
公開日:2017/11/08
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FUJIFILM(フジフィルム)の「X」あるいは、「X システム」はフジフィルムにおけるハイスペックなデジタルカメラのモデル群を指す。ラインナップにはレンズ交換可能なミラーレスデジタルカメラと、やはりハイスペックなコンパクトデジタルカメラがある。レンズはオリジナルマウント「Xマウント」を介して、単焦点からズームレンズまで、多様な専用レンズも用意されている。

ここでは、FUJIFILMのデジタルカメラシリーズ「X システム」の型番とその特徴などを説明していこう。なお、シリーズのモデル名や型番などは、全て富士フィルムの公式サイト(http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/x/)を参照した。

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X ミラーレスデジタルカメラのラインナップと型番

まずミラーレスデジタルカメラのランナップとその型番を紹介していこう。

ちなみにミラーレスカメラとは、ミラーがないカメラのこと。一眼レフカメラの場合ミラーによってレンズを通した画像そのままを光学ファインダーで確認できるが、ミラーレスカメラにはそのミラーがないため、軽量・コンパクトな仕様にできる一方で、ミラーレスカメラでファインダーから見る画像はすでに映像化された画像のため、一眼レフに比べると若干機動力で劣る。

それ以外の部分では、一眼レフ同様の大型センサーを小柄なボディに収められ、なおかつ優れた再現性、描写力を持つ交換レンズを使用できる点で、一眼レフカメラと同様のスペックを持つことができるというわけだ。

下記の中でも本格スペックを誇る「X-Pro2」や、4K動画撮影も可能な「X-T20」をはじめ、どのモデルもカメラファンからの評価も高く、人気モデルが多い。

製品名型番略称
FUJIFILM X-Pro2FUJIFILM X-Pro2F FX-X-PRO2
FUJIFILM X-Pro2 Graphite EditionFUJIFILM X-Pro2F X-PRO2LK-23F2-GR
FUJIFILM X-T2FUJIFILM X-T2F X-T2-B
FUJIFILM X-T2 Graphite Silver EditionFUJIFILM X-T2F X-T2-GS
FUJIFILM X-T20(ブラック)FUJIFILM X-T20F X-T20-B
FUJIFILM X-T20(シルバー)FUJIFILM X-T20F X-T20-S
FUJIFILM X-E3(シルバー)FUJIFILM X-E3F X-E3-S
FUJIFILM X-E3(ブラック)FUJIFILM X-E3F X-E3-B
FUJIFILM X-A3(ブラウン)FUJIFILM X-A3F X-A3LK-XC-BW
FUJIFILM X-A3(シルバー)FUJIFILM X-A3F X-A3LK-XC-S
FUJIFILM X-A3(ピンク)FUJIFILM X-A3F X-A3LK-XC-P

メーカーが示す型番とショップで使用される型番の違い

上記が「X」シリーズのミラーレスデジカメのラインナップだ。左がモデル名で、カラーバリエーションがあるモデルは色ごとに記載している。中にメーカーが示す型番を記載。右にはメーカーサイトでは「略称」と表記されているものを表記した。フジフィルムのカメラの場合、コンパクトデジカメのファインピクス(FinePix)のシリーズ同様に、製品名がそのまま型番になっている。

しかし、流通段階で使用されているのは、右の「略称」と表記されているものである。さらに、ショップによっては冒頭の「F」(FUJIFILMのFと思われる)が省略されている場合もある。

メーカーの表記では「型番」は真ん中に書かれているものだが、これでは色の区別がつかないため、右の「略称」を使用する場合が多いと考えられる。そのためここでは、この「略称」を「型番」として使用する。とはいえその構造はシンプル。モデル名にハイフンでつないで、色名をアルファベットで記載しているだけだ。

ボディ型番とレンズキット型番の違いに注意

前項で「略称」を「型番」として使用すると述べたが、ここで注意したいのは右の型番は、基本的にボディーのみの型番であるという点だ。レンズ交換可能なカメラの場合、製品の型番は原則としてボディのみを指している。

ただし、そうではない型番も書かれている。型番にアルファベット「LK」(レンズキット)が書かれている型番だ。この製品は、指定のレンズとボディを合わせてキットとして売られているということを示している。上記で紹介している以外の他のモデルにもレンズキットの型番があるので、それらも含めてレンズキット型番の構成を記載しておこう。

  • F X-PRO2LK-23F2-GR:X-Pro2 Graphite Edition+XF23mmF2 R WR Graphite Edition
  • F X-T2LK-B:X-T2+XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
  • F X-T20LK-S / F X-T20LK-B:X-T20+XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
  • F X-E3LK-S / F X-E3LK-B:X-E3+XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
  • X-A3LK-XC-S / X-A3LK-XC-BW / X-A3LK-XC-P:X-A3+XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II

「X-Pro2」のグラファイトエディションのみ単焦点レンズの組み合わせ。他はズームレンズと組み合わされる。なお、「X-Pro2」の通常バージョンにレンズキットの型番はない。

型番はどこに書かれているのか

「Xシステム」のミラーレスデジカメのモデル群の型番は、本来はモデル名が即型番である以上、モデル名で確認できよう。実際に使用する際に、メーカー指定の型番であろうと、略称であろうと支障はない。

これらのモデル名は「X-Pro2」がボディ上部、それ以外のモデルはボディ前部のシャッターボタンの反対側の位置に「X-T20」や「X-A3」といったように記してある。このモデル名の前に「FUJIFILM」と書けば即型番ができあがる。あるいは略称なら「F」とだけつければよい。もちろんこれらは添付されているはずの保証書や取り扱い説明書、あるいは箱などにも記されているはずだ。

Xプレミアムコンパクトカメラの型番

次に「Xシステム」のコンパクトデジカメ=コンデジモデルの型番を紹介しよう。当然ながら、こちらはレンズ交換はできない。2017年11月現在、1モデルのみ存在している。

製品名型番略称
FUJIFILM X100F(ブラック)FUJIFILM X100FF X100F-B
FUJIFILM X100F(シルバー)FUJIFILM X100FF X100F-S

型番の構造はミラーレスと同じ

「Xシステム」のコンデジモデルの型番も、ミラーレスモデルと特に変わるところはない。しかもレンズ交換できないので、特にレンズキットの型番など必要なく、そのまま全てが型番である。なお、「X100F」のボディ上部には「FUJIFILM X100F」と美しいロゴで記されており、同時に型番が表記されていると見ることもできよう。

Xマウント交換レンズの型番

ここでは、Xシステムの重要な構成要素の1つである、Xマウントの交換レンズ群の型番を記載する。ボディと同様に、型番と略称を記載する。

単焦点レンズのモデル名と型番

下記を見てすぐにわかるように、型番とはいいつつ製品名がそのまま型番であり、略称も前に「F」の文字が入るのみだ。小文字と大文字の違いに特に意味はなく、公式サイトの表記がバラバラなのをそのまま記している。恐らくはどちらでもよいのであろう。

なお末尾に「S」が付加されているモデルは、シルバーのカラーバリエーションモデル。ないものはブラックということになる。

製品名型番略称
FUJINON XF14mmF2.8 RXF14mmF2.8 RF XF14MMF2.8 R
FUJINON XF16mmF1.4 R WRXF16mmF1.4 R WRF XF16mmF1.4 R WR
FUJINON XF18mmF2 R WRXF16mmF1.4 RF XF18MMF2 R
FUJINON XF23mmF1.4 RXF23mmF1.4 RF XF23mmF1.4 R
FUJINON XF23mmF2 R WRXF23mmF2 R WRF XF23mmF2 R WR / F XF23mmF2 R WR S
FUJINON XF27mmF2.8XF27mmF2.8F XF27mmF2.8 / F XF27mmF2.8 S
FUJINON XF35mmF1.4 RXF35mmF1.4 RF XF35MMF1.4 R
FUJINON XF50mmF2 R WRXF50mmF2 R WRF XF50mmF2 R WR / F XF50mmF2 R WR S
FUJINON XF56mmF1.2 RXF56mmF1.2 RF XF56mmF1.2 R
FUJINON XF60mmF2.4 R MacroXF60mmF2.4 R MacroF XF60MMF2.4 R MACRO
FUJINON XF80mmF2.8 R LM OIS WR MacroXF80mmF2.8 R LM OIS WR MacroF XF80MMF2.8 R LM OIS WR MACRO
FUJINON XF90mmF2 R LM WRXF90mmF2 R LM WRF XF90mmF2 R LM WR

上記の他に、テレコンバーターもラインナップされている。1.4倍が「XF1.4X TC WR」、2倍が「XF2X TC WR」という型番になっている。

Xマウントズームレンズのモデル名と型番

モデル名が長いため、製品名と略称のみの表記とした。単焦点レンズとの型番の構造に変化はない。

製品名略称
FUJINON XF10-24mmF4 R OISF XF10-24mmF4 R OIS
FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WRF XF16-55mmF2.8 R LM WR
FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OISF XF18-55mmF2.8-4 R
FUJINON XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRF XF18-135 F3.5-5.6 OIS WR
FUJINON XF50-140mmF2.8 R LM OIS WRF XF50-140 F2.8 R LM OIS WR
FUJINON XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISF XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS
FUJINON XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WRF XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
FUJINON XC16-50mmF3.5-5.6 OIS IIF XC16-50MMF3.5-5.6OISII / F XC16-50MMF3.5-5.6OISII S
FUJINON XC50-230mmF4.5-6.7 OIS IIF XC50-230MMF4.5-6.7OISII / F XC50-230MMF4.5-6.7OISII S
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生産終了モデルの型番

ここでは、「X」シリーズの生産が終了した型番落ちのモデル名を記載しておこう。型番の考え方は、基本的に同様だ。現状ミラーレスモデルのラインナップにつながる型番のモデルは、レンズ交換が可能だ(「X-M1」も含む)。それ以外の、Xの次にアルファベットが来ないモデルがレンズ一体型だ。2011年3月発売の「X100」が大ヒットモデルとなったことで、Xシリーズの方向性が決定した。

  • FUJIFILM X-Pro1 / FUJIFILM X-T1 / FUJIFILM X-T10 / FUJIFILM X-E2 / FUJIFILM X-E1 / FUJIFILM X-M1 / FUJIFILM X-A2 / FUJIFILM X-A1 / FUJIFILM X100T / FUJIFILM X100S / FUJIFILM X100 / FUJIFILM X70 / FUJIFILM X30 / FUJIFILM X20 / FUJIFILM X10 / FUJIFILM XQ2 / FUJIFILM XQ1 / FUJIFILM XF1 / FUJIFILM X-S1

まとめ

ここまで、FUJIFILMの「Xシステム」のラインナップにおける型番を紹介した。基本的にはモデル名が型番になってしまうので、製品を探したり、買取に出す際にも特段迷ったりする必要もなく、モデル名で製品が特定できるであろう。その意味ではわかりやすい型番になっている。

なお、当シリーズはどのモデルも人気が高いので、高額査定が期待できる。買取に出す際には購入時の付属品や箱などのあるなしで査定額が変わってくるので、しっかりチェックしたうえで業者に依頼しよう。

初の中判ミラーレスデジカメも人気

「X」シリーズとはまた別に、2017年1月に中判サイズのミラーレスカメラ「FUJIFILM GFX 50S」が発表され、大変な話題となった。

このカメラはいわゆる中判フォーマット(43.8×32.9mm)の大型CMOSセンサー(5140万画素)を内蔵するデジタルカメラで、世界最高レベルの「写真画質」が再現できるとうたわれている。描写力は高いものの持ち運びに不便だった中判サイズカメラのデメリットが、デジタルミラーレスとなることである程度は解消されて、さらには写真並みの画質が実現可能となれば、プロも含めて大きな魅力を感じずにはいられないモデルとなっている。専用のレンズ群も用意されており(Gマウント)、その評判も非常に高い。型番は「F GFX 50S」。カメラファンには、ぜひチェックしてほしいモデルだ。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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