【保存版】中古ビデオカメラの査定基準を徹底解説

誰でも簡単に動画撮影ができるスマートフォンの普及により、中古ビデオカメラにおける買取店のニーズに変化が生じている。高値査定が難しいイメージのあるビデオカメラであるが、買い方や扱い方にこだわりを持つことで、納得の価格で買取してもらえるのだ。家庭用ビデオカメラの査定額は発売日が新しいほど高く売れるが、古いものは下取りがおすすめである。他方、業務用ビデオカメラやウェアラブルカメラなどは高く売れる傾向にあるだろう。

今回は次なるビデオカメラ購入や現在持っているビデオカメラの処分・買取を検討している人向けに、「どんなビデオカメラが高値で買取してもらえるのか？」という疑問の答えを詳しく解説していく。

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My camera, pt. 2 / Marcin Wichary

買取業者の査定基準は？

ビデオカメラの買取を行うショップでは、下記の3つの軸を中心に査定を行っている。

ビデオカメラの基本情報

買取店では、メーカー、品番、機種名などの基本情報を使って相場の調査を行う。ビデオカメラのほとんどは本体に機種名や型番が書かれているため、保証書などを紛失してしまった人でもインターネットを使って自分で情報収集ができると言えるだろう。どうしても基本情報がわからない場合は、ショップの店頭で買取をしてもらった方が良いかもしれない。

状態

美しい動画を撮影するビデオカメラやカメラは、レンズの状態が大きく査定に影響する。レンズにカビやくもり、バルサム、コバなどが見受けられる場合は、査定額がかなり下がってしまう。

また、ショップでも改善が難しいほどの状態となっているカメラは、買取不可になることも多いため、普段からレンズを含めた手入れを行うことが必要と言えるだろう。

付属品の有無

取扱説明書や保証書、充電ケーブル、USBケーブル、バッテリーなど部品などが一式揃っていることが、相場価格で買取してもらうための基本となる。ビデオカメラの買取に伴い不要になる三脚などがある場合は、付属品として一緒に買い取ってもらうと良いだろう。Velbonなどのしっかりした三脚は、オプションとは思えないほどの高値が期待できる。

高価買取に繋がりやすい買取のとは？

Shepard Road Arrests / Tony Webster

ビデオカメラを高値で買取してもらうためには、タイミング的なものも大事な要素となる。

早めの決断をすべき

ビデオカメラの査定額を下げてしまう最大の原因は、「買取のタイミングを逃してしまうこと」である。使用頻度が年に1回以下の場合は「滅多に使わない」と判断して早めに買取してもらうことで、高値査定に繋がるだろう。

「来年も使う”かも”しれない」という軽い気持ちでビデオカメラを眠らせておくと、日々相場が下がっていってしまうということを理解しておこう。

不要になったら即査定へ

子供の成長やライフスタイルの変化によってビデオカメラを使う機会が激減したら、すぐに買取業者に連絡をして査定だけでも受けてみて欲しい。近年ではメール査定を行う業者が増えてきているため、「自分のビデオカメラがいくらで買取してもらうのか？」という興味本位で査定額を把握できる時代になっているのだ。

全く使わないビデオカメラに高値が付くと知ることで、精神的に手放しやすくなったという人も多く見受けられる。

高値で買取してもらえビデオカメラの特徴とは？

Filming in DC 37297 / tedeytan

将来的にビデオカメラの買取しもらうことを検討しているなら、「どんなビデオカメラが高値で買取してもらえるのか？」という実情も知っておくべきである。

発売から3年以内

ビデオカメラを高値で買取してもらうなら、発売から3年以内に買取されることが絶対条件となる。特に家庭用のデジタルビデオカメラは新商品が生まれるサイクルが非常に早いため、発売から3年を過ぎた場合は、高値査定を諦めて「買い取ってもらえるだけ良い」と思った方が良いかもしれない。

デジタルハイビジョン対応

近年のビデオカメラは「スマホでは撮影できない動画が撮れること」が高値査定に直結する条件となる。特に家庭用のビデオカメラの場合はデジタルハイビジョン対応が基本となるため、どんなに安くても「低画質のカメラを買わない」ということを頭に入れて買い物をしてみて欲しい。

ウェアラブルカメラも大人気

ハンズフリーで迫力満点の動画が撮れるウェアラブルカメラ（スポーツカム）も、スノーボードやサーフィン、ダイビングをする人たちから人気の高いカテゴリとなっている。

特にGoPro（ゴープロ）、HX-A1H（パナソニック）、FDR-X1000V（ソニー）、CUBE（POLAROID）などの人気シリーズはどの専門店でも買取強化をしているため、ウィンターシーズンや海外旅行が終わった後などに買取してもらっても良いだろう。

レンズの手入れも重要

ニーズの高いビデオカメラを相場価格で買取してもらうためには、ブロアーやレンズペンなどを使った普段のケアが非常に重要となる。特にレンズ脱着ができるカメラの場合は、塵や埃が入りやすいという難点があるため、メンテナンスグッズを持ち歩く心構えも必要だ。

業務用のビデオカメラは普通の買取店には買取に出さないでおこう

業務用のビデオカメラを買取してもらうなら、放送用・業務用の映像機器を扱う買取業者に問い合わせをしてみて欲しい。このようなショップでは、専門性の高い知識を持つスタッフが買取対応を行っている。

また、ビデオカメラと一緒に買ったレンズや三脚などの買取にも慣れているため、一般の家電やカメラを扱う店と比べて良心的な対応をしてもらえる。

放送用・業務用のビデオカメラ専門の買取業者

では、業務用のカメラはどこで買い取ってもらえばいいのだろうか。いくつか高額買取してくれるであろう買取専門店を紹介したい。

カメラ高く売れるドットコム

店頭買取、出張買取、宅配買取の3つから選べる。宅配買取に関しては、全国どこからでも送ることができるため非常に便利だ。ホームページに大きく、“業務用ビデオカメラ高価買取中”と書かれてあるように、業務用のビデオカメラの査定もしっかり行っている。主に買取対象のビデオカメラは以下のような機種だ。

・業務・放送用カメラヘッド

・AVCHDカメラ

・HDVカメラ

・DVCAMカメラ

・XDCAMカメラ

・HDCAMカメラ

・P2HDカメラ

・DVCPRO

・HDカメラ

・XDCAMEXカメラ

・GFカム

・3Dカメラ

・4Kカメラ

・HDシネマカメラ

この中に該当するカメラがある場合は、買取を検討しよう。宅配で送る場合の送料が無料だったり、買取をキャンセルする場合にキャンセル時に発生する費用もカメラ高く売れるドットコムが負担してくれるというから安心だ。累計の利用者数も100万人を超えるという点でも実績があるので期待できそうだ。

システムファイブ

発送買取の場合、事前にネット上で「買取受付フォーム」へ入力する。以下の情報を漏れなく入力しておくことでより正確な査定が可能になる。

・メーカー名／型番

・年式

・使用期間

・傷の状態

・アワーメーター※見方がわからない場合は遠慮なくお問い合わせを！

・取扱説明書の有無

・付属品／オプション品等の情報

「システムファイブ」の中古買取で、全額ポイントで受け取ると、査定額が10％アップするキャンペーンや、買い取りたい機種を査定に出した場合に、キャッシュバックが受けられるキャンペーンなどを実施している。

「システムファイブ」がほしい機種を持っているのであれば迷わず、買い取りしてもらおう。プロ機材の相談ダイヤルもあるくらいなので、バックアップ体制は万全だ。査定に関する不安がある場合は、すぐに査定に出さずに電話で相談してみるのもいいだろう。

カメラのリサマイ

「カメラのリサマイ」の特徴は、「まとめて買取キャンペーン」。2台以上が買取成立すると、査定額が20％アップするキャンペーンだ。ただし、事前に電話で、「まとめて買取キャンペーン」を見た、と伝えておかないといけないので注意が必要だ。

複数一気に買い取ってもらいたい場合は、持ってこいと言える。買い取る側の専門店も、まとめて買取してもらえるのであれば、品揃えがよくなるため、歓迎しているのだ。

また、買い取ってもらう側も、一気に処分出来て査定額も高くなるのであれば一石二鳥である。古くなってしまったビデオカメラ一式を新調するタイミングで利用するのがいいだろう。

えびす屋本舗

「えびす屋本舗」も業務用カメラの買取を歓迎している専門店の一つだ。レンズ・三脚・ライトなどの撮影周辺機器も高価買取しているため、本体と一緒に買い取ってもらえるものがあれば買い取ってもらうのことをおすすめする。

業務用ビデオカメラの査定お問い合わせをする際に、適正な買い取り金額を提示するために総使用時間を表すアワーズメータの数値を聞いている”とのことで、問い合わせのときにこれらの情報があるとスムーズ。事前に確認しておこう。

・通電時間（OPERATION）

・ドラム回転時間（DRUM RUN）

・テープ走行時間（TAPE RUN）

・スレッディング回数（THREADING）

「えびす屋本舗」も専門の査定員がいるため、画一的に査定されることなく、ものの価値を見極めてくれるだろう。

まとめ

スマートフォンの普及によりニーズが変わってきているビデオカメラも、「人気の高い機種を早めに買取してもらう」と「日々のメンテナンスをしっかり行うこと」に徹すれば、納得の査定額で買取をしてもらえる。

特に、人気機種を手放すことは少ないにしても、買取前にきれいにすることは必須である。レンズなどは、傷や汚れがもろに査定額に影響するので、持っていく前にきれいにしていこう。実際に、ホコリを事前にとっている場合は、買取額がアップしたとの実績があるため、ひと手間かけることは重要と言える。

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