カメラ業界は常に新しい機能を備えたカメラを開発することに躍起になっており、ほかのメーカーや企業に遅れを取らないために、改良に改良を重ねた新モデルのカメラを常に開発&発売している。だが、カメラの価値は新しいだけで決まるわけではなく、カメラ愛好家の中には古いカメラに価値を置く人も少なからず存在している。
今回のコラム記事ではBRAUN(ブラウン)カメラの買取相場と査定情報についてまとめていく。BRAUN(ブラウン)カメラは現在発売されているカメラとは比べ物にならないほど古いカメラである。しかし、買取業者によっては思わぬ価格がつくこともあるカメラであり、カメラの価値は新モデルだけがすべてではない。
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BRAUN(ブラウン)カメラとは?
BRAUN(ブラウン)カメラは1906年にカール・ブラウンがドイツで産業機器メーカー・光学機器メーカーとして設立したメーカーである。 この時代にはまだカメラは一般向けとして浸透していたわけではなく、現在のようにフォトグラファーなどという仕事は存在していない時代だ。1948年に35mmのボックスカメラを製造し、今でもBRAUNの35mmレンジファインダーカメラであるBRAUN Paxetteはカメラ愛好家の間でも人気があるタイプとなっている。
一般向けカメラとして発売されたBRAUN社のカメラではあるが、売り上げ的には中々厳しく、1954年からはスライドプロジェクターの製造に方向転換している。それとともに、カメラの製造は1960年には中止され、よく知られている一眼レフシリーズは1958年~1962年の間に多く製造された。現在ではリサイクルショップでも見かけることが好くないカメラであるが、オークションなどではたまに見かけることがあるとても古いカメラとなっている。
買取相場はどのくらい?
BRAUN(ブラウン)カメラはとても古いカメラであり、今現在発売されているカメラと比べるとかなり使いづらく重たく機能性も劣っているだろう。だが、カメラというのはなにも機能性や新しさだけで評価されるわけではない。ライカなどの一流ブランドのカメラなども何十年も前のモデルのものが現在でも変わらぬ価値で販売されていることもある。
しかし、BRAUN(ブラウン)カメラの買取相場としてはあまり高くはないのが現実であり、状態がよくても5,000円~10,000円前後が平均的な買取価格だといえるだろう。もちろん古いためにカメラ機能の劣化などもあるため、実際に買取をおこなうときは5,000円を下回るのが一般的となっているようだ。
査定を高めるポイント
BRAUN(ブラウン)カメラを査定に出すときは、いかに綺麗な状態で出せるかがもっとも重要ポイントでもある。古いものはなんでも壊れやすく、現在の商品と比べても非常にデリケートで繊細なものとなっている。保管状態などによってはカビなどが生えていることも少なくはないだろう。
カメラを査定に出すときにはしっかりと気をつけるべきポイントがあり、最低限守っておきたい項目があるのが事実だ。そこでここからは、BRAUN(ブラウン)カメラの査定を高めるポイントについてまとめていく。これから査定に出そうと思っている人はぜひチェックしてみてほしい。
商品の状態
カメラ本体の商品の状態は査定額に大きな影響を及ぼす。カメラはとてもデリケートで繊細な商品であることは見た目からでも簡単に推測することができるだろうが、実際、カメラを査定に出したときに傷やへこみなどによって大幅な減額を受けてしまうことも珍しくはない。カメラを普段から使用する人はわかると思うが、日常的に写真撮影をおこなっていればどれだけ気をつけていたとしても必ず一度はぶつけてしまうことがある。
もしくは、不本意に落下させて破損させてしまうこともあるだろうし、目に見えない部分が破損していて査定の際に気づくというケースも少なくない。そのため、普段から丁寧に保存・管理しておくことは基本として心掛け、使用するときもできるだけ傷やへこみをつけないように気をつけて使用するようにしておこう。
付属品の有無
付属品の有無もカメラの状態と同じく査定においては大きな影響を与える部分である。カメラを査定に一緒に出すべき付属品としては、箱などのケースや、はじめから付属されていたレンズなども査定アップに効果的であり、最低限購入した段階で付属されていたものは確実にそろえてから査定に出すようにしておこう。
また、付属品としてあれば有効なものにはmicroSDカードなども含まれており、最近のカメラはSDカードに保存するのが一般的となっているため、自分で購入したカメラに使用するアイテムやアクセサリーなども査定をアップさせるために効果的であるといえるだろう。新しく購入したカメラなどにそのまま使用するのではない限りは、査定に出すときの付属アイテムはできるだけ多くすることが査定を高めるポイントであるといえる。
早く売る
カメラなどの商品は発売してからどれくらいの時間が経っているかによって査定額が変わってくる。ライカなどのレア度が非常に高いカメラともなれば、時間が経って希少性が増すごとに査定額や買取価格が上昇する稀なケースもあるが、たいていは発売してから時間が経てば査定額はどんどん低くなっていく。
カメラ業界では常に新しい機能を備えた新型カメラが開発されたり発売されたりしているので、基本的には古いカメラは機能の面からいって古臭いカメラとなってしまうことは少なくない。
それに対処する方法としてはできるだけ早く売ることだけであり、早く売ることを心掛けるだけで、その分機能の劣化や傷などをつけることなく査定に出すことができるので、使わない・いらないと思ったときはなるべく早く査定に出すことを頭に入れておこう。
もちろんコレクションとして飾っておくのもいいだろうが、そのうち買取に出そうと思っていたりするのであれば、しっかりと防湿庫で保存することも大事なポイントだといえるだろう。
買取価格をアップさせるコツ
BRAUN(ブラウン)カメラは査定でいかに評価を上げることができるかが高価買取のポイントである。査定額でたくさん減額されている場合ではどうしても高い価格での買取を狙うことは不可能なので、まずは査定からしっかりしておくことが求められるだろう。
だが、査定だけでは高価買取には不十分であり、査定へ進む段階にやるべきことや買取価格をアップさせるコツというものが存在する。ここからは、BRAUN(ブラウン)カメラの買取価格をアップさせるコツについていくつかまとめていく。買取価格は意外な方法でも簡単にアップさせることができるものなので、少しでも高い価格で売りたいという人は要チェックだ。
買取業者を比較する
買取業者を比較することは、商品の買取価格をアップさせるもっとも代表的な方法であるといえるだろう。というのも、モノで溢れた現代では買取業者は非常にたくさん溢れており、いざ買取を考えたときにはどこに出せばいいのかわからなくなってしまうだろう。そして、買取価格というのはそれぞれの業者によって大きく変わるものであり、A店では8,000円で売れたものがB店では10,000円を越える値段で売れることも珍しくはない。
業者の在庫状況や鑑定士の腕によっても価格は上下に変動することになり、もし適当に1社だけに決めて買取に出せば思わぬ損をしてしまうことがあるのだ。そのため、買取を考えているのであれば、最低でも2~3社で買取価格を比較してから決めるのがベストであり、買取方法などと合わせて自分にもっともメリットがある業者で買取をおこなうようにしてみよう。
まとめて売る
カメラの査定においては付属品などとまとめて売ることが効果的であり、カメラケースやらSDカードやらと一緒に売るのは間違いなく効果的だが、もっとも有効なまとめ売りアイテムはレンズである。レンズは元々購入したときについていたレンズ以外でも価値が高く、SIGMAやTAMRONといった社外製のレンズは特に需要が高いために高価買取されることが多い。
もしいらないレンズがあるのであれば、カメラ本体の買取の際に一緒に出すのがいいだろう。そのカメラではつけられないレンズだったとしてもレンズ単品としても買取をおこなってくれるので、結果として買取価格はアップするはずだ。カメラとレンズはセットで買取に出すのが高価買取の大きなコツでもあるのだ。
買取におすすめの買取業者
BRAUN(ブラウン)カメラは古いカメラであるためにどこの業者で買取をおこなうか迷うだろう。適当に近所にあるリサイクルショップなどでも買取をおこなってくれる可能性はあるが、適当な業者であれば適当な鑑定しかおこなわれず、古臭いカメラは無価値であると判断されるケースも少なくない。
そのため、BRAUN(ブラウン)カメラなどの古いカメラはしっかりとした実績を持っている業者に買取をお願いするのがいいだろう。最後にBRAUN(ブラウン)カメラの買取におすすめの買取業者を紹介する。どこの業者を使用するか迷っている人は参考にしていただきたい。
buy王
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
buy王は業界トップクラスのジャンル数を誇る買取業者であり、プロの専門スタッフによる明快な査定は利用者の評判も高くなっている。基本的な宅配買取としてはネットから申し込みをおこなうことで利用することができ、全国送料無料で対応しているため利便性が非常に高い。また、買取の際に使用するダンボールを自分で用意することによって査定額を300円アップさせることができ、買取金額が1,000円以上の場合でも同じく査定額が300円アップするようになっている。
さらに、買取の際には査定基準を明快にした買取明細書が付属されるため、信頼性が高い買取をおこなうことができる。市場価値をベースとした買取査定は満足度が非常に高くなっていて、カメラの買取にもおすすめな業者であるといえるだろう。
マクサス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
マクサスはビデオチャットで査定をおこなうことができる最先端の買取システムを導入している業者である。システムとしてはSEL-LIVEというシステムを導入しており、とにかく素早い査定をリアルタイムで受けることができ、こちらも非常に利便性に優れた買取業者であるといえるだろう。SEL-LIVEによってリアルタイムで買取契約が完了した場合は、平日ならば1時間もあればすぐに自宅まで出張買取にくるようになっている。
最短30分で買取をおこなうことができるスピードは、まさに今すぐ買取をおこないたいと思っている人におすすめであり、カメラなどのデリケートな商品を自宅からのビデオチャットで査定してもらえるのは、破損の心配もなく安心・安全に査定へと出すことができる。
オークションに出品してみる
オークションに出品するという方法は、時間がと手間をかけてもいいという人にとってはおすすめの方法である。買取業者はどうしても市場価値に重きを置いた査定をしなければならないが、オークションであれば自分で値段をつけて出品することができ、それに相手が同意さえすれば希望する金額で買取をおこなうことができる。
もちろんあまりにも相場と乖離した価格で出品しても売れることはないだろうが、それなりに価値と価格を考慮して出品すれば、古いカメラをコレクションとして集めている人から求められる可能性はゼロではない。オークションとしては国内最大級であるヤクオクを利用するのがもっともおすすめなので、興味がある人はぜひチャレンジしてみてほしい。
また、オークションでは落札あとのクレームなどが来る場合もあるので、出品する際にはしっかりと「ノークレーム・ノーリターン」と明記し、古いカメラであることを伝えることが大事となる。
まとめ
今回のコラム記事ではBRAUN(ブラウン)カメラの買取相場と査定情報についてまとめてきた。実際、BRAUN(ブラウン)カメラを所持している人は相当なカメラ愛好家であるか、ずっと物置に放置してあったかのどちらかだろう。ドイツ製で古いということもあり、価値としてはあまり高くはないカメラだがいまだに根強いファンが少なからずいるカメラである。
カメラの買取はなるべく早く売るのがコツだと思われているが、古いカメラであっても価値をわかってくれる人であるならしっかりとした値がつくことも珍しくはない。興味があればオークションなどに出品したり、ぜひ査定を複数の業者で受けてみてほしい。