トライオードは、埼玉県越谷市に本拠地を置く音響メーカーである。1994年創業で、古い技術ながら本物の音により近い音を発生することができる特性を持ち、根強い人気がある真空管アンプの製造に特化したメーカーだ。
当コラムでは、トライオード製品の高額査定情報をまとめた。トライオード製品を売却する予定の人は、参考にしてほしい。なお、当コラムで記載している価格情報は、2019年12月8日現在のものである。
LM 218ia / hammershaug
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トライオードの製品展開
トライオードは真空管アンプの完成形の製品を販売しているほか、組立取付・配線をおこなうことができるキットの販売もおこなっている。また、真空管アンプの完成系の製品としては、プリメインアンプを主に製造していたが、2014年からプリアンプの製造にも乗り出した。
さらに、PCオーディオの普及に対応するために、96kHz/24ビット対応のUSB DAC機能や、USBメモリ再生機能を有する真空管ヘッドフォンアンプの製造も開始した。
トライオードのオーディオ製品の特徴
トライオードの製品の特徴は、なんといっても社名にもなっている(トライオード(三極管):真空管の一種)真空管をアンプに用いていることであろう。
真空管とは、真空にしたガラス製や金属製の容器を利用して信号の発振、変調、検波、増幅などができる電子管を指す。
オーディオ分野における真空管の需要
真空管は、19世紀に発明王エジソンが特許を取ったことから始まり、20世紀前半に最盛期を迎えたが、真空管より小型で省電力のトランジスタなどの半導体が登場し、電子部品としての真空管は終わりを迎えた。
しかし、オーディオの分野に限って言えば、真空管は、まだまだ現役である。真空管の不快な音を失くし、本来の音に近い音を発生することができるという特性から、真空管を用いた真空管アンプには、熱狂的愛好家が多く、根強い人気を誇っている。
売り上げを伸ばすトライオード製品
MP3プレイヤーやPCオーディオの発達により、従来のオーディオ製品の売り上げは低迷し、オーディオ機器を扱うメーカーの多くは、売り上げ減や事業からの撤退を余儀なくされているが、真空管アンプを扱うトライオードは、逆に売り上げを伸ばしている。良い音を生み出す真空管アンプにこだわったトライオードの製品が、市場に受け入れられたため、と考えられる。
トライオードの人気商品
オシャレなデザインで設計され、オーディオファンのみならず、女性も含めた幅広い人から好評の真空管プリメインアンプ。小型ながら純A級3W+3Wを出力するなど、コストパーフォーマンスに優れ、ヘッドフォン回路も真空管から出力される小型真空管アンプRuby。
女性も含めた幅広い人から好評の、小型真空管アンプRubyに組み合わせる目的で開発された小型CDプレーヤー。Rubyとマッチしたデザインで、アンプと重ねてオシャレにレイアウトすることができるRubt CD。
トライオードのオーディオ製品の売却について
トライオードのオーディオ製品は、真空管を搭載した真空管アンプ製品が多い。ただ、真空管アンプは、オーディオに詳しい人はともかく、オーディオに詳しくない人にとっては、その存在すら知らない人がほとんどであろう。
そのため、なんらかの事情で真空管アンプを入手して売却しようとした場合、適正価格というものが分からず、安く買い叩かれることもあるようである。真空管アンプは、状態が良ければ高額で買取されることもある製品である。そのため、売却する前に、買取価格などを調べ、適正な価格で売却できるようにしよう。
専門の業者に依頼を
売却先であるが、オーディオ機器買取が専門ではない業者は、トライオードの真空管アンプの適正な買取価格を知らず、安く買取することもある。そのため、トライオードの真空管アンプを売却する場合は、真空管アンプの買取に実績がある、オーディオ機器買取専門の業者に売却したほうがいいだろう。
売却時期
売却時期であるが、やや値が張るオーディオ製品は、ボーナスシーズンなどに需要が増す傾向にある。そのため、ボーナスシーズンより少し前に在庫を増やすために買取価格が高くなる場合があるので、そういう時期に売却するのがいいだろう。
その他に、買取価格が高くなる時期としては、商談会やフェスなど、製品を触れるイベントの後などがある。イベントで製品に触れた人が、その製品が欲しくなり中古機器を買う、という具合である。
一式売却が高額査定につながる
売却時には、真空管アンプだけでなく真空管アンプに接続している機器なども一緒に売却したほうが、高い査定となることもある。今後、真空管アンプ以外のオーディオ機器使用しないのであれば、個別に売却するより、一式を売却したほうがいいだろう。
査定基準について
オーディオ製品の査定基準については、製造された年式、需要、製品の状態、付属品の有無などがある。
製造年式
新しいほど高い査定となる。一般的に、年式が古くなるほど、買取価格は下がって行く。
需要
需要については、製品の人気などによるが、人気の製品は、古い年式でも高い査定となることもある。真空管アンプは、型場によって需要が変わってくるので、売却しようとする真空管アンプの型番を把握して、売却前に買取価格を確認したほうがいいだろう。
製品状態
正常に動作するか、製品の汚れがないかなどが査定対象となる。真空管はデリケートな製品ため、真空管が正常かどうかは、買取価格に大きく影響する。この辺りは、ネットなどでチェック方法を確認して、事前に正常かどうか確認しよう。
また、売却前に汚れやホコリなどを丁寧に掃除して綺麗な状態で査定に出したほうが、査定が上がる可能性がある。
付属品の有無
付属品の有無は、買取価格に大きく影響する。説明書から細かい付属品まで、購入時に付いてきた付属品はできる限りそろえておこう。
参考買取価格
ハイファイ堂においてRubyが22,000円で、GLOBAL SOUNDにおいてFuture2005が5,000円で、ソフマップ楽天買取市場店においてTRK-300 WE300Bが57,000円で買取された実績がある。
トライオードのおすすめ買取業者3選
トライオード製品を売却する際の、おすすめの業者を紹介する。売却を考えている人は参考にしてほしい。
オーディオ高く売れるドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
オーディオ高く売れるドットコムは、オーディオ機器専門の買取店。オーディオ機器に熟知した専門スタッフによる査定がポイントだ。高値買取が期待できる業者のひとつである。
買取方法は出張買取・宅配買取・店頭買取の三種類。出張料や送料はかからず、宅配キットも用意してもらえるので初心者でも安心。
オーディオの買取屋さん
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
オーディオの買取屋さんはオーディオ機器専門の買取店だ。即日最短30分を掲げるスピーディな対応が魅力。コストカットを徹底しており、高値買取が期待できる。
買取方法は出張買取・宅配買取の二種類。出張料や送料はかからない。
オーディオユニオン
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
オーディオユニオンはオーディオ機器専門の買取店だ。買取店ではめずらしい下取買取にも対応しているので、オーディオ機器を買い替えるときにもおすすめ。
買取方法は出張買取・宅配買取の三種類。出張料や送料はかからない。宅配買取用の箱は用意してもらえるので、自分で用意する必要はない。
まとめ
トライオードのオーディオ機器は今でも需要のあるものである。そのため、売却方法を間違えなければ、高値買取が十分に期待できる。複数の業者に査定を依頼する、付属品をそろえる、売却時期を調整するなどのコツを踏まえ、できる限り高値で売れるようにしよう。