自宅で映画館にいるような臨場感を味わいたくてホームシアターを購入した人も多いだろう。ホームシアターは定期的にモデルチェンジがおこなわれているため、すでに買い替えを検討している人もいるかもしれない。
古くなったホームシアターは、ヤフオクで高値で売れる可能性があるので、試しに一度出品してみるといいだろう。ここでは、ヤフオクで中古ホームシアターを売買するときの落札相場や、高く売るポイントなどについて紹介していく。
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ホームシアターの売却方法
ホームシアターを売る方法はいくつかあるが、売却までにかかる時間や買取価格などはそれぞれ異なるので、よく比較してから慎重に選んだほうがいい。
リサイクルショップに売る
不用品を処分するときに役立つのはリサイクルショップだ。リサイクルショップであればホームシアターの買取も可能だが、高値で売れる保証はない。リサイクルショップにはホームシアターの価値がわかる査定士がいないため、相場より安い値段で買取される可能性が高い。
すぐに処分したいのであればリサイクルショップを利用するのも一つの方法だが、高値で売りたいなら別の売却方法を選んだほうがいいだろう。
出張買取を利用する
ホームシアターを店まで持ち込むのは大変なので、出張買取を利用するといい。出張買取であれば、自宅まで店のスタッフが買取にきてくれるため、自分で持ち出す手間がかからない。査定結果もその場で出してくれるので、急いでいる人も安心だ。
ただし、出張買取をおこなっているリサイクルショップとそうでないリサイクルショップがあるので、事前にホームページなどで詳細情報を確認しておくといいだろう。
ネット買取を利用する
最近はネット上で買取を受け付けている業者も多いので、自宅近くにリサイクルショップがない場合は利用してみるといいだろう。
全国どこからでも24時間利用可能
ネット買取であれば、宅配業者を利用してホームシアターを売ることができるので、全国どこからでも利用しやすいメリットがある。自宅から一歩も出る必要がないので、普段仕事などで忙しい人も気軽に利用しやすいだろう。
ネット買取なら24時間申し込みを受け付けているため、店の営業時間などを気にする必要もない。いつでも好きなときに利用しやすいのがネット買取の魅力だと言える。
事前に複数の業者の比較が必要
ただし、ネット買取を利用する場合は事前に複数の業者をよく比較しておく必要がある。業者によって買取価格が異なる上に、査定結果が出るまでのスピードも異なるので、自分にとって利用しやすい業者を慎重に選ぶ必要がある。
自分で梱包する必要がある
ネット買取を利用するときは、ホームシアターを自分で梱包しなければならない。梱包方法が間違っていると、運搬中に傷がついてしまう可能性もあるので要注意だ。梱包材などを使って丁寧に梱包してから宅配業者に渡そう。
ネットオークションに出品する
ホームシアターを少しでも高値で売りたいなら、ヤフオクなどのネットオークションに出品するのも一つの方法だ。
ネットオークションの場合、入札が増えると落札価格もどんどん上がっていくため、相場より高値で売れる可能性がある。国内最大級のヤフオクならさまざまな買い手がいるため、タイミングよく買い手が見つかれば、予想以上の高値で落札されることもあるだろう。
ただし、ネットオークションは落札者とトラブルが発生する可能性があるので注意が必要だ。基本的にネットオークションは個人間取引となるため、商品の状態が悪いとクレームがくることもある。出品するまで手間もかかるので、ある程度時間に余裕があるときに利用したほうがいい。
ホームシアターの落札相場をチェック
ホームシアターは新品で買うと高いため、安い中古品に人気が集まっている。ヤフオクなら相場以上の高値で落札される可能性があるが、実際にどれくらいの価格で落札されるのか心配になっている人もいるだろう。事前に落札相場を把握しておけば、出品する際の判断材料にできる。
ヤフオクの落札相場
ヤフオクでのホームシアターの落札相場と人気のメーカーを種類ごとにみていこう。
BOSE
ヤフオクで高い人気があるのは、BOSEのホームシアターだ。例えば、BOSELifestyleV35は10万円以上の高値で落札されている。
製造年や商品の状態によって落札価格は異なるが、BOSEのホームシアターは5〜10万円の高い相場を維持しているため、状態のいいものであれば安値で落札される心配はないだろう。
SONY
SONYのホームシアターも人気が高く、5〜8万円の高い相場を維持している。有名メーカーであれば高値での落札が期待できるが、それ以外のメーカーだと相場以下の価格で落札される可能性もあるので注意が必要だ。
5.1chがメーカーに関係なく人気
メーカーに関係なく、高値で落札されやすいのは5.1chのホームシアターだ。現在主流となっている5.1chであれば、相場以上の値段で落札される可能性があるが、2.1chだと落札価格が下がってしまうので注意しなければならない。
定価と落札価格は一致しない
定価が高いホームシアターだからといって、必ずしも高値で落札されるわけではない。例えばMarantzのホームシアターは定価が30万円を超えるものもあるが、ヤフオクでは4〜5万円程度の価格で落札されることも珍しくない。損をすることがないように、事前に落札相場をチェックしておくといいだろう。
最新の落札相場をチェックする
事前に落札相場を知っておくことは、出品時に価格設定を行う上で非常に役立つ。ヤフオクの検索結果の上部にある「落札相場を調べる」というリンクをクリックすれば、過去120日間の落札価格をチェックできるので、出品前に確かめておくといいだろう。
価格設定をするときは、適正価格を設定するのではなく、相場より低めの価格を設定したほうがいい。最初から高めの値段を設定してしまうと、入札数が少なくなってしまい、落札価格が上がらないまま終わってしまう可能性がある。
その点、最初に安値を設定しておけば、入札数が増えてオークションが盛り上がりをみせるため、落札価格も上がりやすい。ホームシアターを高値で売りたいと考えているなら、適正価格ではなく安値で出品すべきだ。
ホームシアターを高く売るポイント
同じホームシアターであっても、高く売れるものとそうでないものがある。少しでも高値で売りたいなら、いくつかポイントを抑えておく必要がある。
製造から5年以内に売る
ホームシアターに限らず、電化製品は製造から5年が経過すると価値が著しく下がってしまう。そのため、ホームシアターを少しでも高値で売りたいのであれば、5年以内に売るべきだ。
使わないからといって家に放置しておいても、ホームシアターの価値は下がっていくだけなので、要らないと判断したら1日でも早く売ってしまったほうがいい。
モデルチェンジの前に売る
メーカーによってモデルチェンジのスパンは異なるが、ホームシアターは2〜4年の間にモデルチェンジがおこなわれることが多い。新作が発表されてしまうと、古いモデルの相場が急落してしまうので注意が必要だ。モデルチェンジ前に売ってしまえば、高値での取引が期待できるだろう。
汚れを取り除く
中古品は見た目の良し悪しで価格が異なってくるため、売りに出す前に綺麗に掃除しておいたほうがいい。ブラシなどを使って全体のホコリを取り除き、細かいところは綿棒を使って綺麗にしておこう。
多少古くても、見た目が綺麗であれば高値がつきやすくなる。スピーカーの中の汚れは見落としやすいので注意が必要だ。外観だけでなく、パネルを外して内部まで綺麗に掃除しておこう。
普段から丁寧に扱う
傷があるホームシアターだと、高値で売るのが難しくなってしまうため、普段から丁寧に扱う必要がある。プロジェクターやスピーカーだけでなく、リモコンなども傷がつかないように注意して扱おう。普段からこまめに掃除しておけば、綺麗な状態を保つことができるだろう。
付属品は失くさないようにする
ホームシアターを購入すると、リモコンや説明書、ケーブルなどの付属品がついてくるが、この付属品は失くさないように大切に保管しておいたほうがいい。
ホームシアターを売るときに付属品が欠けていると、価格が大きく下がってしまうこともあるので注意しなければならない。付属品がすべてそろっていれば、高値での売却が期待できるだろう。
人気ブランドは高値で売れやすい
ホームシアターで人気のブランドは、BOSEとヤマハだ。どちらも迫力の重低音と高機能が楽しめる点に高い評価があり、中古市場でも高い需要がある。人気ブランドというだけで評価されやすいので、状態が良ければ高値で売ることができるだろう。
高性能なら高値で売りやすい
チャンネル数が多く、最新機能の備わった高性能のホームシアターであれば、多少状態は悪くても高値で売却することができる。将来売ることを考えて、高性能のホームシアターを購入するのも一つの方法だ。
まとめて売る
ホームシアター以外にも、自宅に音響製品があれば一緒に売りに出したほうがいい。ホームシアター自体の価格は安くても、複数の製品をまとめて出せば高値で売ることが可能になる。売りに出す前に、自宅に要らない音響製品がないかチェックしておくといいだろう。
ホームシアターを売るときの注意点
ホームシアターを売るときは、いくつか気をつけるべきポイントがある。間違った方法で売ってしまうと大きく減額されることもあるので注意しなければならない。
動作確認をする
音や映像の出ないホームシアターは高値で売ることができない。ホームシアターを売る前に、各機器が正常に動くかどうか、必ずチェックしておく必要がある。
ヤフオクならジャンク品でも売ることは可能だが、高値で落札されるのは難しいだろう。ホームシアターは使っていなくても、経年劣化で故障が発生することもあるので、なるべく早めに売ってしまったほうがいい。
欠品に注意
ホームシアターはさまざまな機材がセットになって売られているため、何か一つでも機材が欠けていると、価値が大きく下がってしまう。ホームシアターを売るときは、プロジェクター・ディスプレイ・スピーカー・アンプだけでなく、配線ケーブルなども全部そろえておくことが大事だ。
未開封のまま売りに出す
買ったけれど結局使わなかったホームシアターが家にあるなら、開封せずにそのまま売りに出したほうがいい。同じ新品でも、未開封と開封品では買取価格が大きく異なってくる。ホームシアターは未開封品のほうが高値で売れるため、開封したい気持ちを抑えてそのまま売りに出そう。
改造せずに売る
自分で勝手に改造したものだと、中古市場で売るのが難しくなる。改良のためだったとはいえ、改造品であることに変わりはないので、減額の対象となってしまう。将来ホームシアターを売ることを考えているのであれば、改良せずにそのまま使うべきだ。
まとめ
今回はヤフオクで中古ホームシアターを売買するときの落札相場や、高く売るポイントなどについてご紹介した。ヤフオクでの売買は、相場より高値で売れる可能性があるメリットもあるが、個人間取引となるため、クレーム対応や出品の手間もかかる。
リサイクルショップや宅配買取、ネット買取など他のサービスとヤフオクを比較検討し、ご自身の納得する形でホームシアターを売買してほしい。