炊飯器は近年目覚ましい発展を遂げており、様々な性能を持っているものが発売されている。ごはんを炊くだけではなく、ケーキを作ったり、ご飯と一緒に他のものを入れておかずを作るなどもできるようになってきた。そのため、新しい炊飯器の購入を検討している人もいるのではないだろうか？
しかし、買い替えを決心してすぐに家電量販店に出向く前に、今使っている炊飯器をどうするか考えておきたい。なかなか炊飯器の処分方法を知らないという人もいることだろう。そこで今回は、炊飯器の処分方法を下記で紹介していく。また、捨てる以外の処分方法についても紹介していくので、参考にしてもらいたい。
Sanyo Ricecooker / Ruocaled
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炊飯器を処分する方法とは？
炊飯器を処分したことがない人にとっては、どのような方法で処分できるのか分からないところ。難しい方法だったら困ると不安に思っている人がいるかもしれないが、いたって一般的な方法で処分ができるので、安心してもらいたい。
では、実際にどのような処分方法があるのか、下記で紹介していく。住んでいる場所やどのような意図で捨てようとしているのかで、処分方法も異なってくるので、自分のケースに合った方法に沿って処分しよう。
不燃ごみや粗大ごみとして出す
炊飯器は、普通にごみとして捨てることができる。しかし、自治体ごとに処分方法が異なっているので、まずはそこを確認しよう。一般の不燃ごみとして回収しているところもあれば、不可としている自治体もある。不燃ごみでは不可となっている場合は、粗大ごみとして有料で回収していたりするので、分別方法が分からない場合は市区町村の役所などに問い合わせてもらいたい。
不用品回収業者に依頼
粗大ごみとして出すには手間がかかるので、違う方法にしたいという人には不用品回収業者に依頼する方法がオススメになってくる。不用品回収業者は、基本的になんでも引き取ってくれる仕組みになっている。そのため、炊飯器以外にも処分したいものがある人にとっては、一回ですべて処分できるようになるので便利だろう。
しかし、不用品回収業者のなかには、悪徳業者も存在している。「無料」で引き取ることをうたい文句にしているにもかかわらず、いざ搬入し終えると料金の請求、しかも高額で請求してくるといった事件が発生している。
また、回収したものを山林などに不法投棄している業者もいる。そうした犯罪に巻き込まれないためにも、信頼できる業者なのかしっかり確かめなければならない。回収してもらう前にいくらくらいかかるのか、複数の業者に問い合わせて相場を把握したり、無料といわれたらそれを書面で出してもらうなどして、対策を練っておくといいだろう。
買い替え時は購入店が引き取ってくれる場合も
炊飯器を処分しなければならない理由が、買い替えにより不要になるということであれば、新しい炊飯器を購入する所で引き取ってくれるかもしれない。しかし、法律で炊飯器の回収が義務付けされているわけではないので、すべての家電量販店が引き取ってくれるわけではない。もし引き取ってくれる場合でも、費用が発生することの方が多いようだ。
購入前に回収してもらえるかどうかも聞いておくと、損もなくスムーズに処分までできるかもしれない。
友人に譲る
炊飯器を処分する際には、方法によっては費用が発生するものもある。処分するのに費用をかけたくない人は、誰かに炊飯器をあげてしまうのもいいかもしれない。友人や知人に譲る方法は、業者に頼むわけではないので、処分費用をかけずに処分できる。一人暮らしを始めた人や、料理をしない人に声をかけてみると、何人か引き取り手が見つかるかもしれないので、試してみてもらいたい。
炊飯器を買い取ってくれる業者も存在している
炊飯器を処分するとなると業者に廃棄を依頼するイメージが強いが、炊飯器を買い取ってくれるところもある。そうしたところで買い取ってもらえれば、換金できるうえに処分もできるので、一石二鳥だ。
しかし、どのようなところで買取が行われているか知らない人も多いことだろう。そこで下記では、炊飯器の買取業者を紹介していく。
業者ごとにサービス内容や買取までの流れが違ったりするので、比較するためにも最低2～3社に査定依頼はするようにしよう。
ハードオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ハードオフでは、生活家電の買取を行っており、そのなかに炊飯器が含まれている。ハードオフの買取方法は3つあり、店頭買取、宅配買取、出張買取のなかから選ぶことができる。ハードオフが近くにあるのであれば、店頭買取がいい。近所にない場合は、宅配買取か出張買取でお願いするといいだろう。
宅配買取は、ネットで申し込みをして、買取依頼書をダウンロードして記入し、身分証明書などのコピーを用意しておく。ダンボールを持っていれば、それに詰めて集荷を待つ。ダンボールが無ければ、ダンボールをハードオフが用意してくれるので、集荷の時に詰め込んで、それをその場で集荷員に渡せば完了する。
商品がハードオフに到着次第、査定に入る。査定額が出るまでに約1週間から10日間かかる。査定額については、電話で結果が伝えられ、査定額に納得すれば、口座に支払われるようになっている。
ジュエルカフェ
ジュエルカフェでも、炊飯器の買取が行われている。ジュエルカフェでも、店頭買取、宅配買取、出張買取の3種類がある。ジュエルカフェは、店舗数も多く全国に200店舗存在している。今まで気づかなかったかもしれないが、家の近くにある可能性もあるので、まずは店舗検索をして、店頭買取を検討してみてはいかがだろうか？
もし家の近くになかったら、宅配買取や出張買取に変更しよう。宅配買取は、ネットや電話に申し込みをする。無料梱包キットが送られてくるので、それに詰めて発送する。その際に、身分証明書と申し込みシートを同梱する。
商品がジュエルカフェに届き次第査定に入り、1営業日以内に査定をしてくれる。査定が終わると連絡がくる。査定額に不満が無ければ、口座振り込みで支払われる。
出張買取では、ネットや電話から申し込みをして、約束の日時に査定スタッフが訪問しにくる。査定額に納得すると、その場で現金で支払ってくれる。
ジュエルカフェは、とにかくスピードが速いので、急いで炊飯器を処分しなければならない人にはおすすめだ。
炊飯器を高く買い取ってもらうには？
炊飯器を売るのであれば、少し工夫してもらう点がある。なぜなら、このひと工夫が査定額に影響を与えるからだ。売るのであれば少しでも高く売れるようにしたいと思うのは当然のこと。そこで下記では、炊飯器を高く売るためのコツを紹介する。
付属品をすべてそろえておく
高額買取に近付けるためには、付属品の有無がかなり重要になってくる。炊飯器を購入した時についてきた取扱説明書、保証書などは絶対に一緒に売るべきだ。また、箱もまだ取っておいている場合には、それに入れておくといいだろう。
人気メーカーのもの
炊飯器にも人気のものとそうでない物に分かれている。人気メーカーの炊飯器であれば、需要も見込めるので、高く買い取ってもらいやすい。今使っている炊飯器が人気メーカーなのかどうか、買取業者のサイトを見ると分かるので、確認してみるといいだろう。
まとめ
炊飯器は、一般のごみとして捨てられる場合もある。しかし、自治体ごとにその決まりは違うので、処分する前に役所などに問い合わせてみよう。
さらに、炊飯器を処分するのであれば、捨てるよりもまずは売る方を先に行ってもらいたい。炊飯器は中古でも需要があるので、買い取ってもらうことができるからだ。特に人気メーカーのものや付属品がすべてそろっているのであれば、売った方が利益が出るだろう。
買取業者に査定をしてもらう場合は、2～3社に依頼して、そのなかで一番高く買い取ってくれるところに依頼するようにするといいだろう。
