液晶テレビは中古市場でも人気が高いため、高値で売ることが可能だ。リサイクルショップで売るのが一般的だが、少しでも高値で売りたいなら、オークションへの出品を検討してみるといいだろう。ヤフオクで売る場合、うまくいけば相場より高い価格で売れる可能性もあるので、試してみるだけの価値はある。
ここでは、ヤフオクで液晶テレビを売るメリットとデメリットや、落札された場合の配送方法などについて、詳しく解説していく。
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液晶テレビの売却方法
要らなくなった液晶テレビは、家に置いておいても邪魔になるだけだ。処分するにもお金がかかるので、思い切って売ってしまった方がいい。液晶テレビの売却方法はいくつかあるので、自分の都合に合う方法を選んでみるといいだろう。
リサイクルショップに売る
製造から5年以内の液晶テレビであれば、リサイクルショップで高値で買取してもらえる可能性がある。特に人気ブランドの液晶テレビであれば高価買取が期待できるため、試しに一度査定を受けてみるといいだろう。
最近は出張買取に対応可能なリサイクルショップも多いので、わざわざ店に持ち込む手間がかからない。指定した日時にショップのスタッフが自宅までテレビを買い取りに来てくれるため、子育てに忙しい主婦でも気軽に利用できるメリットがある。
なるべく高値で売りたいなら、複数のリサイクルショップから見積もりをもらって、金額を比較検討してから買取を依頼した方がいい。
オークションサイトで売る
ヤフオクなどのオークションサイトを利用すれば、自分で販売することができる。普段ヤフオクを利用することが多い人にしてみれば、この方法が一番便利だろう。
オークションサイトはリサイクルショップの買取価格相場を超えることもあるため、少しでも高値で売りたい人にしてみれば狙い目だと言える。
フリマアプリで売る
メルカリなどのフリマアプリを利用すれば、簡単に液晶テレビを売却することができる。オークションと違ってフリマアプリの場合は売り手が価格を決定できるため、価格に同意してくれる買い手が見つかれば即時取引が可能になる。
液晶テレビをヤフオクで売るメリット・デメリット
液晶テレビはヤフオクで売ることもできる。ただメリットとデメリットがあるため、本当に売るべきかどうか慎重に判断した方がいい。
買い手が多い
ヤフオクは日本最大手のオークションサイトなので、多くの人の目に触れる機会がある。そのため、高値で売れるチャンスも多くなる。
液晶テレビは買取業者に売るより、ヤフオクで売った方が高値がつきやすい。液晶テレビはオークションでも人気の製品なので、最新モデルの液晶テレビであれば、相場の倍以上の価格で落札される可能性もある。
要らなくなった液晶テレビを少しでも高値で売りたいなら、まず最初にヤフオクに出品してみるといいだろう。最新モデルはもちろん、比較的古い液晶テレビやジャンク気味のものでも、オークションであれば売れる可能性がある。
ジャンク気味の液晶テレビは売るのが難しいので、捨ててしまうのが一般的だ。ただヤフオクには、部品調達やコレクションをするために、あえてジャンク品を好んで買う人もいるため、壊れた液晶テレビでもいい値で売ることができてしまう。壊れた液晶テレビでも諦めずに、一度ヤフオクに出品してみるといいだろう。
売れるまで時間がかかる場合がある
ヤフオクに出品しても、入札してくれる人がいなければ、いつまで経っても売ることができない。もちろん、最低落札価格なしで1円でスタートすればすぐに売ることも可能だが、その場合は高値で売ることが難しくなる。
高値で売ろうとすると、しばらく売れない可能性があるため、急いでいる人には不向きだ。即決価格を設定すれば思わぬ早さで売れる可能性もあるが、希望価格以下で落札されてしまうリスクもある。自分の希望する価格で落札されたいなら、最初に最低取引価格を設定しておいた方がいい。
手間がかかる
ヤフオクに液晶テレビを出品する場合、写真撮影や商品の説明書きなど、すべて自分で手続きしなければならない。液晶テレビが売れた後も、落札者と連絡のやり取りをしたり、液晶テレビを梱包して発送しなければならないので、何かと手間がかかる。
手間をかけずに手っ取り早く売ってしまいたいなら、別の売却方法を選んだ方がいいだろう。
必ず売れる保証はない
人気商品であればすぐに落札される可能性もあるが、出品したからといって必ず落札される保証はないため、ある程度時間がかかることを覚悟しておいた方がいい。
ヤフオクは高値で売りたい人に最適
ヤフオクで売る場合も、ショップで買取してもらう場合も、どちらで売る場合もそれぞれメリットとデメリットがある。少しでも高値で売りたい人にはヤフオクが適しているが、すぐに売ってしまいたい人にはショップで買取してもらう方が適していると言える。
液晶テレビはヤフオクで売りやすい商品の一つだが、値段にこだわると売れるまで時間がかかることもある。最後は自分の都合に合わせて、最適な売却方法を選ぶといいだろう。
ヤフオクで売るときの配送方法
ヤフオクで液晶テレビを売る場合、自分で発送の手続きをしなければならない。出品する前に、配送方法を確認しておこう。
ダンボールを用意する
購入時に液晶テレビが入っていた箱がまだ残っているなら、それを発送用に使うことができる。ただし、残っていない場合は自分でダンボールを用意しなければならない。
自宅にダンボールがない場合、スーパーやドラッグストアへ行けば、不要になったダンボールを無料でもらうことができる。ただ、大きい液晶テレビを入れようとすると、複数のダンボールを組み合わせなければならないため、強度に不安が残る。万が一輸送中にテレビが壊れてしまったら、落札者からクレームがくることもあるので、十分注意が必要だ。
トラブルを未然に避けるためにも、大きなサイズのダンボールを購入した方がいいだろう。ネット通販では、テレビに適したサイズのダンボールが販売されているため、それを購入すれば手間がかからない。
梱包はプロに任せた方がいい
大きな液晶テレビを一人で梱包するのは難しい。梱包中に画面に傷がついてしまう可能性もあるので、心配な人はプロに任せた方がいいだろう。
宅配業者の中には、梱包から発送までお任せできるサービスを用意しているところもあるので、そのようなサービスを利用すれば面倒な手間がかからない。
「らくらく家財宅急便」が便利
液晶テレビを送る場合は、クロネコヤマトの「らくらく家財宅急便」が便利だ。らくらく家財宅急便は、テレビやソファなど大きなサイズの家具家電を1点から送ることができるサービスだ。
通常の宅配便と同じように、インターネットや電話から申し込めば、指定した場所まで引き取りに来てもらえるため手間がかからない。当日はクロネコヤマトのスタッフが来て、梱包から搬送まですべて対応してくれる。
配送に必要なダンボールもクロネコヤマトが用意してくれるため、ヤフオクで液晶テレビを売るときはこの配送方法が一番便利だといえる。
ただし、配送が便利な分、送料は高くなってしまうので注意が必要だ。例えば東京から大阪まで3辺合計250cm以内の家具家電を送る場合、8千円ほどの送料がかかってしまう。送料を安く抑えたいのであれば、自分で梱包して発送した方がいいが、梱包する自信がない場合はプロに任せた方がいいだろう。
液晶テレビを高値で売る方法
ヤフオクで売る場合もショップで売る場合も、どちらの場合も液晶テレビを高値で売るにはいくつかコツがある。ちょっと工夫するだけで高値で売れるようになるため、多少面倒でもやるだけの価値はある。
なるべく早く売る
液晶テレビは発売から5年が経つと、高値で売るのが難しくなる。ヤフオクであればジャンク品でも売れる可能性があるが、少しでも高値で売りたいなら、やはり最新モデルのテレビを売った方がいい。
新モデルが販売されてしまうと、旧モデルの相場が下がってしまうため注意が必要だ。要らなくなったテレビは自宅に保管しておくのではなく、すぐに売ってしまうべきだ。
付属品を揃える
液晶テレビには、リモコンや説明書など様々な付属品がある。付属品がすべて揃っていれば、出品する際にアピールできるが、付属品が1つ欠けているだけで、価格に大きな影響が出てしまうので要注意だ。
大きなサイズの液晶テレビだと外箱が邪魔になるが、売る場合は外箱の存在が重要になるため、きちんと保管しておいた方がいい。リサイクルショップで売る場合も、外箱があるかないかで査定額が変わってくるため、邪魔でも大切に保存しておくべきだ。
綺麗に掃除しておく
テレビが汚れていたり傷がついていると、ジャンク品扱いされてしまう。ヤフオクに出品する前に、綺麗に掃除してから写真を撮影した方がいい。見た目が綺麗だとユーザーの反応も良くなる。最低でもホコリは取り除いておくべきだ。
複数の店舗に査定してもらう
複数のリサイクルショップから査定価格を出してもらうことで、おおよその相場を知ることができる。事前に相場を知っておくと、ヤフオクやフリマに出品する際に役立つだろう。
B-CASカードの取り扱いに注意
液晶テレビを買うとB-CASカードが付いてくるが、液晶テレビを売るときは、このB-CASカードの取り扱いに注意しなければならない。
B-CASカードは売買できない
B-CASカードは売買することが認められていないため、B-CASカードを外して売る必要がある。ただB-CASカードなしで売ると、買取価格が下がってしまう。買取価格をできるだけ下げたくないのであれば、事前に使用者変更の申請をしておくといいだろう。
変更手続きが必要
液晶テレビを売る前にカスタマーセンターへ連絡して使用者変更の手続きをしておけば、B-CASカードを付けたまま売ることが可能になる。
使用者変更の手続きはいたって簡単だ。カスタマーセンターへ電話すれば、後日自宅へ普通郵便で約款が送られてくるため、その約款をB-CASカードとセットで売ればいい。
まとめ
ヤフオクで液晶テレビを売ることは可能だ。液晶テレビの売却は、リサイクルショップに売る、オークションサイトで売る、フリマアプリで売る方法がある。
中でもオークションサイトのヤフオクは日本最大手なので、利用者も多く高値で売れるチャンスも多くなる。ただし、売れるまでに時間や手間がかかることがある上に、必ず売れる保証はない。
また売れた場合、自分で発送の手続きをしなければならないが、梱包を一人でするのは難しい。そこで、梱包から発送までお任せできるサービスを用意している宅配業者や「らくらく家財宅急便」を利用するのがいいだろう。
ぜひ今回紹介した内容を参考にしてほしい。