レコーダーといえば、ボイスレコーダーやドライブレコーダーなど、さまざまな種類があるが、やはりDVD・ブルーレイレコーダーを取り扱っている法人の方が多いだろう。パナソニックやソニー、東芝、シャープなど、有名メーカーがこぞって販売しているメジャーな電化製品でありながら、意外と売れないといった状況に悩むことも…。
今回はそんな売れ残ってしまったDVD・ブルーレイレコーダーの在庫を一掃するのを目的に、おすすめの買取方法を紹介するのでぜひ参考にしていただきたい。
引用:https://panasonic.jp/diga/p-db/DMR-SUZ2060.html
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伸び悩むDVD・ブルーレイレコーダーの普及率
VHS時代は一家に一台ビデオレコーダーがあるほどテレビ放送が生活の一部だった。90年代後半から徐々にDVDの時代に移行し、2003年にはブルーレイが登場。現在はどこの家庭でも光ディスクの使用が一般的となった。
しかし、PS4やパソコンなどレコーダー以外の機材でも視聴可能なことから、普及率に関してはビデオレコーダーに未だ及ばずというのが現状である。
JEITA電子情報技術産業協会の統計資料によると、2018年の年計の前年比はDVDビデオが86.4%、BDレコーダーが106.1%との数値が計測されており、どちらかというと、DVDレコーダーの売上げの方が危機的状況にあるようだ。
各メーカーの売れ筋レコーダー
普及率が伸び悩んでいるとはいえ、各メーカーからは多くの優れたレコーダーが発売されている。
【パナソニック】
パナソニックからは「DIGA」というDVD・ブルーレイレコーダーが発売されており、なかでも「おうちクラウドディーガ」は録画番組だけでなく、スマホで撮影した写真や動画、CD楽曲を保存できる優れもの。2018年モデルには国内市販のブルーレイディスクレコーダーとして業界初の「新4K衛星放送」チューナーが内蔵されたようだ。
【シャープ】
シャープからは「AQUOS」という名のレコーダーが発売されている。2019年2月現在の最新機器、4B-C40AT3 / 4B-C20AT3は、新4K衛星放送に対応しているほか、3番組同時録画の機能を兼ね備えている。
【東芝】
東芝の「REGZA」シリーズも優秀だ。DBR-M4008 / M2008のタイムシフトマシン機能なら、録画したい内容を初期に設定しておくだけで、そのあとは録画予約不要の自動録画。古い番組も自動で削除してくれる。そして、何よりも驚きなのが同時録画可能番組数の多さ。なんと7つものチャンネルまでなら、同時に録画できるのだ。
【ソニー】
ソニーのBDZ-FT3000 / BDZ-FT2000 /BDZ-FT1000は、最長1カ月前でも録画予約できる「先録」機能が新しい。これなら連続ドラマやアニメの録画も忘れずに済むはずだ。
上記の機能はほんの一例。これだけ魅力的な最新機能がついていても、VHSほど普及されないのは、なぜだろうか。
動画配信サイトの躍進も影響
DVDレコーダーやブルーレイレコーダーの売り上げが伸び悩む理由の1つとして、近年の動画配信サイトの躍進が大きく影響している。
NetflixやHulu、Amazonプライムなど、ここ2〜3年で動画配信サービスの利用者が大幅に急増。年々ドラマやアニメの配信数が増え、オリジナルコンテンツや海外ドラマまで内容が充実してきたのである。レコーダーなら本体に数万円かかってしまうところ、配信サービスなら月額数百円で済んでしまうのも気軽に利用できる理由なのだろう。
テレビ番組を録画できるDVD・ブルーレイレコーダーの機能と配信では、用途が直接リンクするわけではないが、好きな番組を視聴するという目的は同じ。さらに配信サービスが加速すれば、なおさらレコーダーの売上は失速してしまうだろう。
DVD・ブルーレイレコーダーの在庫を処理したい
DVD・ブルーレイレコーダーが売れ残ってしまう理由がなんとなく分かってきただろう。これらの在庫に困っているのはどこも同じなのだ。しかし、だからといって在庫をこのままにしておくのもどうなのだろうか。
在庫を持ち続けるメリット・デメリット
在庫がないと商品を販売することはできないが、売り時を過ぎた商品を持ち続けても不良在庫がかさみ、資金繰りを圧迫させてしまう。
メーカー返品できるのであれば早々に対応すべきだが、廃棄せざるを得ない状況になってしまうこともあるだろう。廃棄をするにもお金がかかってしまうので、逆に損をしてしまう。余剰在庫となってしまったら、在庫を持ち続けるメリットは何もないと言えるだろう。
買取業者に依頼してデメリットを回避しよう
いくらプライスダウンを検討しても、型落ちした古いレコーダーを売り切るのは難しい。もう売れる目処がたたないなと感じた時点で「買取業者への売却」を視野に入れていこう。依頼すれば、即日〜1週間ほどで在庫を一掃することもできる。決算前に合わせて、在庫をできるだけ現金化しておくのもよいだろう。
法人向けの買取業者を利用する
全国には多くの買取店が存在するが、今回は「法人買取」に対応しているかどうかで絞っていこう。個人向けの業者は同一商品の買取に個数制限を設けていること多く、在庫を一掃したいときには不便なのだ。
その点、法人買取に対応する買取店なら、同一商品を制限なく買い取ってくれたり、むしろ大量買取大歓迎のところも多い。まとめて売却すれば査定価格を上乗せしてくれる業者も存在するのだ。
DVD・ブルーレイレコーダーの買取が得意な業者を紹介
では、そんな条件をふまえて、法人買取に対応するおすすめの買取店を紹介していこう。なお、DVD・ブルーレイレコーダー以外にも、ボイスレコーダーやICレコーダー、ドライブレコーダーなど、レコーダーと呼ばれる製品全般買取可能なので、ぜひこの機会にまとめて売却してみてはいかがだろうか。
ナビ家電
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
売れ残ったレコーダーをなるべく高く売却したいなら「ナビ家電」がおすすめ。同社はお客様満足度99.6%を誇る買取店であり、なんと利用者の8割は同業の買取業者。在庫に困る他社はこぞって同社を利用しているのだ。
利用者が多い理由は、第一に高く買い取ってもらえること。指定の住所に商品を発送するだけの簡単査定を採用しているが、対応スピードも早く、商品が到着した当日中に検品が終われば、午後8時以降でも入金手続きしてもらうことも可能なようだ。
なお、買取対象は新品・未開封の品に限定しているので、その点だけ注意してただきたい。
タートル
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取実績の豊富さでいったら「タートル」も負けていない。創業32年の経験からレコーダーの相場も熟知しており、買取価格にも自信があるとのことだ。
ブルーレイレコーダーならパナソニックのDMR-BRZ1010、DMR-BRW1010、DMR-BRW510、ソニーのBDZ-ZT1000、BDZ-ZT2000、BDZ-EW1000を特に高価買取しているとのことなので、対象の在庫を持っているならぜひタートルに依頼するとよいだろう。
新品なら店頭買取と送付買取、中古品なら出張買取(東京23区、千葉県、埼玉県、神奈川県の一部の地域限定)にて買取をおこなっている。
NextMarket
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
レコーダー以外にも処分したい在庫があるなら「NextMarket」に依頼しよう。
同社は東京都のあきる野市で営業する総合リユースショップであり、レコーダーなどの家電製品以外はもちろん、ブランド品や貴金属など中古市場で需要がある物なら何でも買取ってもらえる。
東京23区内であれば無料で出張買取してもらえるほか、宅配買取もおこなっているので、倉庫の場所や売りたい内容によって選択するとよいだろう。なお定休日はなく、土日祝日も22:00まで営業しているので、自店の閉店後に利用できるのもうれしいポイントだ。
まとめ
今回はDVD・ブルーレイレコーダーの在庫に悩む法人の方向けに、おすすめの買取方法を紹介した。家電はいつだって流行り廃りがあるもの。「法人だから」「同業者だから」などと気にせず、積極的に買取を利用して在庫管理を円滑にまわしていただきたい。その際は、ぜひ当コラムで紹介した業者を活用してみてはいかがだろうか。