中判カメラとしての評価が高いプラウベルは、今や中古でしか手に入らない。そのため、買取市場でも需要があり、売却すればそれなりの価格がつく。実際にどのくらいの価格がつくのか、気になる人もいるのではないだろうか。
当記事では、プラウベル中判カメラの買取相場をまとめていく。カメラを売却する際のポイントもあわせて紹介していくので、プラウベルのカメラを売却する予定の人は参考にしてほしい。なお、ここで紹介する情報は2020年12月19日現在のものである。
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プラウベル中判カメラとは
プラウベルは、レンズにニッコール（現ニコン）のものが使われており、カメラとしての評価が高い。しかし、1987年に製造中止となってしまったので、現在はプラウベルのカメラは中古でしか手に入らない。
このような事情があるため、古いカメラながらも売却すればそこそこの高値が付く。主に中古市場で取引されているのはドイ・インターナショラル時代のカメラで、プラウベルマキナ67、プラウベルマキナ67W、プラウベルマキナ670、プラウベル69Wプロシフトなどがよく見られる。
プラウベル中判カメラの買取相場は？
それでは、プラウベル中判カメラの買取相場を見ていこう。いくつかの買取業者が公表している買取価格をもとに、ヒカカク！にて調査したものだ。2020年12月時点での相場なので、時期によっては上下する可能性もあることを留意してほしい。
- ・プラウベル マキナ 67：約130,000円～200,000円
- ・プラウベル マキナ W67：約116,000円～220,000円
- ・プラウベル マキナ 670：約120,000円～200,000円
- ・プラウベル 69W プロシフト：約220,000円～240,000円
ここで紹介した価格は、あくまで相場である。商品の状態や売却する業者によっては価格が変わるので注意しよう。実際にどのくらいの価格になるのか気になる人は、査定してもらうとよい。
プラウベル中判カメラを売る際におすすめの業者
続いて、プラウベル中判カメラを売る際のおすすめ業者を紹介しよう。よい取引をするためには、しっかりと業者選びをするのが大切である。カメラを買取している業者は多数あるので、どこに売ればよいのか迷ってしまう人もいるかもしれない。ここでは4社をピックアップしたので、業者選びの参考にしてほしい。それぞれの特徴を比べ、自分に合った業者を見つけよう。
宅配買取のトリオカメラ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トリオカメラはカメラ専門の買取業者だ。カメラやレンズだけでなく、三脚やストロボなどの買取もおこなっている。元箱なしでも高値で買取してくれるのが特徴だ。
型遅れや傷ありなど、他店では減額されるようなカメラでもカメラそのものの価値を評価してもらえる。無店舗経営・在庫期間の短縮などコスト削減を積極的におこなっているので、高値買取が可能だ。
宅配買取にて対応している。送料や振込手数料など手数料がかからないので、気軽に申し込めるだろう。キャンセル料もかからないので、査定額に納得いかなかった場合も安心だ。
東京のナニワグループ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ナニワグループは、1947年創業のカメラ専門の業者。198,000以上の買取をおこなっている、豊富な実績も強みだ。査定スタッフはベテランぞろいなので、安心して査定を依頼できる。
幅広いカメラを取り扱っている。プラウベル以外のカメラも一緒に売りたいときなど、対応してくれる可能性が高いのでぜひ相談してみよう。買取価格アップやクロスプレゼントなどキャンペーンをおこなっていることもあるので、チェックしておきたい。
買取方法は店頭買取と出張買取、宅配買取に対応可能。宅配キットが無料で使えるので、梱包材を準備しなくてもよい。新しいカメラに買換えする場合は、下取りサービスもあるので使ってみよう。
神戸の百獣のカメラ買取王 カメライオン
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
百獣のカメラ買取王 カメライオンはカメラ・レンズ買取専門店だ。年間4000件の取引実績を持っているので、安心して買取依頼できるだろう。専門スタッフが査定してくれるので、適正価格が期待できる。
高値買取の理由は、小規模業者だからこそのコストの少なさと独自の販売ルートにある。カメラアクセサリーなども買取しているので、不要なものをまとめ売りするのにも便利だ。
買取方法は出張買取・店頭買取・宅配買取に対応している。最初から最後まで完全無料で、余計な費用がかからないのが嬉しい。査定結果に同意すれば即日入金してもらえるスピーディな対応も強みだ。
東京のカメラ総合買取ネット
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
カメラ総合買取ネットはカメラ・レンズ買取専門の業者だ。運営歴16年の業者で、顧客からの信頼も厚い。経験豊富なプロが査定してくれるので、高値買取が期待できる。
減額をしないのが特徴なので、実際の買取価格を見てがっかりすることもないだろう。査定はほとんどが当日回答という、スピーディな対応もポイントだ。また、ストラップやクロスがない場合でも減額されない。
買取方法は宅配買取と店頭買取が可能。買取価格が5,000円以上になると送料が無料になる。店舗は兵庫にあり、店頭での買取は予約制だ。
業者を選ぶ際にチェックしたい4つのポイント
上記で紹介した業者以外にも、買取業者はたくさんある。業者によってはサービスがイマイチに感じたり、買取価格に納得できなかったりすることもあるだろう。そのようなことが起きないように、業者選びはしっかりとおこないたい。ここからは、業者選びをするときにチェックしたいポイントを紹介していく。ぜひ参考にしてほしい。
カメラ専門業者がおすすめ
業者ごとに買取している品目が異なる。カメラを売却するのであれば、カメラを専門に扱っている買取業者を選ぶのがおすすめだ。カメラの知識を豊富に持っているので、プラウベルのカメラの価値もしっかりと評価してくれるだろう。高値買取の可能性がアップするのだ。
幅広い品目を扱っている総合買取業者というものもある。そういった業者は不要なものをまとめて売れるので便利だ。カメラ専門業者と比較すると買取価格が安くなる可能性があるが、信頼できる査定士が在籍しているのであれば、査定を依頼してみてもよいだろう。
ただ、高値で売りたいのであれば、リサイクルショップを選ぶのはおすすめできない。リサイクルショップは全体的に買取価格が低くなる傾向にあるためだ。業者によっては高値で買取してくれる場合もあるので一概には言えないが、買取業者を選んだ方が高値買取の可能性が高くなる。
リサイクルショップは、買取価格を気にせず、不要品を一気にまとめて売りたいときなどに便利だ。目的に合わせて業者選びをおこなおう。
実績やクチコミを見ておこう
運営歴や買取件数など、業者の実績もチェックしよう。実績が豊富にあるほどデータベースが充実しているので、スピーディかつ正確な査定が期待できる。査定士の経験値も高いことが多く、安心して査定を依頼できるだろう。
あわせてクチコミも見ておくとよい。クチコミは実際に利用した人の声なので、見ておけば「ホームページの情報と実際に利用したときの印象が違う」といったギャップの発生を防止できる。クチコミはインターネットやSNS、またはヒカカク！で集めよう。特にヒカカク！は買取業者の情報やクチコミが充実しているのでおすすめだ。
手数料の有無もチェック
業者によっては買取の際に手数料を取ることがある。手数料というのは、振込手数料や出張料、送料などだ。手数料がかからない業者もあるので、そういった業者を選んだほうがお得である。
ただ、手数料がかかる業者であっても、「買取価格が○円を超えたら手数料無料」「買取点数○点以上で手数料無料」など、条件付きで手数料が無料になることがある。プラウベルのカメラであれば、買取価格についての条件であればクリアする可能性が高い。各業者の要件を確認しておこう。
買取方法が自分に合っているか
買取方法は大きく分けて3種類ある。店頭買取・出張買取・宅配買取だ。店頭買取はスピーディな換金が可能、出張買取は取引を自宅で完結可能、宅配買取は全国どこに住んでいても取引可能と、それぞれメリットがある。店舗がある場所などもチェックしながら、自分の希望している買取方法に対応しているかを確認しよう。
カメラを高値買取してもらうコツ
ここからは、カメラを高値買取してもらうためのコツを紹介していこう。同じカメラであっても、売り方によって買取価格が異なってくる。ほんの一手間で買取価格がアップする可能性があるのだ。ここで紹介するコツを知っているかいないかで買取価格に差がついてしまうので、ぜひチェックしておいてほしい。売却前に確認しておこう。
まとめ売りをする
売りたいものが複数ある場合は、まとめて売るようにしよう。まとめて売ったほうが手間が省ける上に、業者によっては査定額にボーナスが付く。一定の買取金額または買取点数以上であれば査定額がアップする、サービスがあるケースも少なくない。
カメラの場合、カメラだけでなくレンズや三脚など周辺機材も不要になることがあるだろう。それらも一緒に買取してくれる業者がある。状況に合わせて、業者を選択しよう。
綺麗な状態で売る
状態がよいほうが高値で売れやすい。売却の前に、自分である程度クリーニングしておこう。
クリーニングの手順としては、まず、ブロワーを使ってカメラに付着したホコリを飛ばす。そして、トレシーを使って拭き上げよう。最後に、クリーニングペーパーを使って指紋などの油汚れを落とす。クリーニングペーパーはあらかじめ薬剤がしみこんでいるタイプを使うと便利だ。
特にレンズを磨く際は、ホコリをしっかり落としてから拭くようにしよう。ホコリを落としきらないで拭くと、レンズを傷つけてしまう恐れがある。
できる限り付属品をそろえる
付属品をそろえた状態で売却すると、高値が付きやすくなる。プラウベルのカメラは古いため付属品がないという場合もあるかもしれないが、もしも付属品があれば一緒に売ろう。商品にもよるが、プラウベルのカメラの場合、外箱・フロントキャップ・フィルター・ストラップ・ケース・取扱説明書などが付属品として付いてくる。
複数の買取業者を比較する
業者によって買取価格もサービスも異なる。そのため、複数の業者を比較するのが重要だ。実際に査定を依頼することで、失敗が少なくなる。
しかし、それぞれの業者に査定を依頼していると手間がかかる。そこで、ヒカカク！を使ってみてほしい。ヒカカク！の一括査定フォームを使うと、複数の業者にまとめて査定依頼を送れて便利だ。業者比較の手間を一気に減らせる。
また、サイトには買取に関する情報が多数掲載されている。業者のクチコミも見られるので、情報収集にも役立つだろう。無料で利用できるので、ぜひサイトにアクセスしてみてほしい。
まとめ
プラウベルの中判カメラは現在生産されていないこともあり、中古品の需要も高い。高値で売れる可能性があるので、もしも不要なカメラがあれば売ってみてはいかがだろうか。売却する際には、カメラ専門業者に依頼すると高値買取されやすくなる。
業者を選ぶときには、複数の業者を比較して選ぶようにしよう。業者によって買取価格もサービスも異なるためだ。ヒカカク！を使うと簡単に業者比較ができるので、ぜひ試してみてほしい。ヒカカク！でプラウベル中判カメラを高値買取してもらおう。
参考
