ソニーモバイルコミュニケーションズから発売されているXperiaは、大手キャリアだけでなくSIMフリー市場でも大変人気の高いスマホブランドだ。2008年より長きに渡って幅広い製品が世に生み出されているXperiaには、驚くほど多くの型番・品番が存在している。
またXperiaには同機種内に複数の日本向けモデルが存在する実態もあるため、型番・品番に着目した方が自分に適した製品と出逢いやすくなると言えるだろう。
今回は、話題性・人気ともに高いXperiaスマホの特徴と型番・品番の調べ方、命名規則に関する話を皆さんにわかりやすく解説していきたい。
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Xperia(スマホ)とは?
Xperiaは、ソニーのスマホ・タブレット端末のブランド名だ。親会社のソニーでは、商標権を持つソニーモバイルコミュニケーションズからライセンスを受ける形で製品の販売などを行っている。
またXperiaブランドで発売されている製品の中には、Xperia Touchと呼ばれるポータブルスマートプロジェクターや、Xperia Hello!というコミュニケーションロボットもあるようだ。
Xperiaのキャッチコピー
2017年現在、日本国内では「感覚を揺さぶるもの」や「この感覚が、Xperia」というキャッチコピーが使われている。2012年から登場したこれらのコピーに加えて、2015年6月以降は「だから私は、Xperia。」も並行する形でテレビコマーシャルなどでも使われているようだ。こうした形で多彩なコピーを使って訴求するXperiaは、Androidユーザの中でも大変人気の高いブランドとなっている。
初期Xperiaの特徴
2008年10月に最初に登場したXperiaは、欧米諸国向けのXperia X1という機種だった。キーボードが搭載されたスライド式のXperia X1には、オペレーションシステムのWindows Mobile 6.1が搭載されていた。これに対して日本国内モデルが登場したのは2010年のことであり、SO-01Bなどの国内向け製品にはPOBox Touchという日本語入力システムが搭載されていた。
多方面に展開するXperia
2010年以降の8年間で日本のスマホ市場に浸透したXperiaは、ドコモ・ソフトバンク・auという全ての大手キャリア会社で販売されている。また今話題のMVNOが使えるSIMフリースマホの開発にも力を入れているXperiaは、ライフスタイルの変化によって他社乗り換えの多い皆さんでも継続的に使いやすい数少ないブランドのひとつと位置づけて良いだろう。
各国で異なるロゴデザイン
Xperiaスマホのロゴの位置は、各国のキャリア会社によって大きく異なる実態がある。例えば、ボーダフォン版とソフトバンク版のXperiaについては、グローバル版と同等の場所にロゴが配されている。これに対してドコモなどを含めた他のモデルについては、携帯通信会社独自のキャリアロゴが入るなどの形で、大きな改変が施されることもあるようだ。
Xperia(スマホ)における型番・品番の調べ方
Xperiaを中心としたAndroidスマホの型番・品番は、下記3つのいずれかに目を向ける方法が一般的となっている。
本体外側
比較的新しいXperia XZ Premiumなどの場合、本体背面の下方に「SO-04J」というモデル名が小さく記載されている。しかし前述のとおりキャリア会社によってロゴデザインの異なるXperiaの場合、全ての機種の外側に型番・品番に繋がる情報が書かれているわけではない実態があるようだ。
また同じくドコモ製のSO-04Dについては、本体上部の側面にモデル名が書かれているため、端末本体をチェックする際には全体をくまなく見るようにして欲しい。
本体内側から型番・品番は調べられる?
本体外側に傷が付いていたり、最初から書かれてない機種などの理由で型番らしき情報が見当たらない場合は、防水キャップもしくはバッテリーを外してその中にあるアルファベットを見てみよう。スマホ修理専門店の記事によると、Xperiaの場合は防水キャップを外した中に製造番号などの書かれた紙が入っているそうだ。
またバックカバーを外した中にも機器名称という見出しの下に、モデル名に該当する情報があることが多いと言われている。
Androidの設定
完動品のXperiaの場合は、画面上にある設定メニューから型番・品番の調査ができる。その手順は、設定をタップ→端末情報をタップという流れとなる。そこに表示されたモデル番号が、商品検索にも使えるモデル番号と捉えて良いだろう。またこの方法は他のAndroid端末にも使えるため、自宅にある不要なスマホをヤフオク出品する際などにも活用してみて欲しい。
Xperia(スマホ)における型番の命名規則・付けられ方
Xperiaスマホのモデル名や型番は、取扱うキャリア会社によって命名規則が異なる実態がある。また国内大手キャリアの全てが取扱うXperiaは、ラインナップが豊富な分だけ型番・品番に繋がる情報も多く存在していると捉えて良いだろう。
ここでは、大手キャリア3社と近頃人気の高いSIMフリー版、世界的に発売されているグローバル版Xperiaの型番・品番の特徴を少し見ていきたい。
ドコモ版Xperiaの型番
ドコモから発売されたXperiaは、製品名全ての先頭に「SO」の2文字が入る形となる。後に続く連番は、その年の10月にリセットされて「01」から始まる仕組みとなっているようだ。最後のアルファベット1文字は、連番が続いていく10月から翌9月の間であれば同じものは入る仕組みとなっている。
au版Xperiaの型番
auについても、モデル名の先頭にSONYをあらわす「SO」が入る。その後に続く「V」は、VoLTEモデルをあらわすアルファベットとなっている。ちなみにLTEモデルであれば「L」、LTE CAモデルなら「C」が入るのがauならではとも言える命名ルールのようだ。
最後の連番は、SONY製品のXperiaならずっと続いていく連番となるため、毎年切り替え時期のあるドコモ製Xperiaと比べてauの場合は型番・品番の推測が行いやすいと言えるだろう。
ソフトバンク版Xperiaの型番
ソフトバンクの場合は、モデル名の最後にSONYをあらわす「SO」の文字が入る仕組みだ。それ以前の3桁の数字については、下記のようにXperiaのシリーズによって一桁目が変わる連番となっている。
- Xperia XZ:601SO
- Xperia XZa:602SO
- Xperia Z5:501SO
- Xperia X Performance:502SO
こうした形でソフトバンク版Xperiaのモデル名を並べてみると、シリーズの細かな違いのわからない一般の皆さんには、他の型番から次モデル等の予測をするのは少し難しいと言えそうだ。
グローバル版Xperiaの型番
キャリア契約に縛られずに使えるグローバル版Xperiaの場合は、機種名を使って中古市場への問い合わせや出品が行える形となる。多くの白ロムスマホの集うフリマサイト・ムスビーに並ぶ商品を見てみると、2017年現在では下記モデルの出品が非常に多い実態があるようだ。
- Xperia XZ
- Xperia Z5 Compact
- Xperia Z5
- Xperia Z3 Compact
- Xperia Z3
- Xperia Z1 Compact
- Xperia Z Ultra
グローバル版Xperiaの型番
グローバル版(SIMフリー版)の日本モデルには、アルファベット1文字+4桁の数字によって構成されるモデルナンバーが存在している。先頭の英字には、製造年をあらわす意味がある。これに対して4桁の数字には、先頭の一桁目でミッドスペックモデル(小型モデル)もしくはハイエンドモデル(フラッグシップモデル)の判断ができる仕組みとなっているようだ。それ以降の3桁の数字については、各モデルの識別子だと考えられている。
国内向けXperiaシリーズの特徴と型番
国内スマートフォン市場の2017年10月時点で非常に人気の高い機種は、下記4モデルとなっている。ここでは、Xperiaをより深く皆さんに理解していただくために、製品の特徴や技術仕様などを簡単にご紹介しておきたい。
Xperia XZ Premium
2017年10月27日に新色「Rosso(ロッソ)」が発売されるXperia XZ Premiumは、SO-04Jというモデル名で発売されているドコモ製Xperiaだ。オートフォーカス連射や先読み撮影といったカメラ機能の充実したXperia XZ Premiumでは、新アプリの3Dクリエイターも利用可能となっている。
またソニーモバイルでは2018年1月8日までこの機種の購入者を対象としたキャンペーンも開催しているため、Xperia XZ Premiumは今後も販売台数の伸びが期待できるモデルと位置づけて良いだろう。
Xperia XZs
2017年初夏モデルの時期に登場したXperia XZsは、大手キャリア3社で発売中の人気シリーズだ。それぞれの通信会社では、Xperia XZsに下記のモデル名を付けている。
- ドコモ:SO-03J
- au:SOV35
- ソフトバンク:602SO
ベースモデルが同じこの3機種は、本体外側のロゴやキャリアアプリがプリインストールされていることなどを除けば、ほぼ同じ仕様となっている。話題のHDRディスプレイには、4Kの解像度が継承されつつ明るさや色域がアップしている特徴があるため、DAZNやひかりTV、Youtubeといった動画視聴をする機会の多い皆さんにもおすすめ度の高いシリーズになりそうだ。
Xperia XZ1
auで2017年秋発売予定のXperia XZ1は、現在さまざまなメディアで話題になっている新機種だ。前機種のXperia XZと比べて0.7mmもの薄型化に成功したこのモデルは、スーパースローモーションや4k撮影といったインスタ女子に嬉しいカメラ機能が大変充実している。
また下記のように大手キャリア3社で発売中のモデルとなるため、契約上の理由で乗り換えなどが難しい皆さんでも面倒な手続きなく購入可能な存在と捉えて良さそうだ。
- ドコモ:SO-01K
- au:SOV36
- ソフトバンク:603SO
Xperia XZ1 Compact
Xperia XZ1 Compactは、2017年11月中旬にドコモから「SO-02K」という商品名で発売される冬モデルだ。その名のとおり大変コンパクトなXperia XZ1 Compactは、手の小さな女性でも使いやすいサイズ感となっている。
しかしハイレゾDAC内臓オーディオや4K撮影、スーパーハイスピード撮影可能なカメラといった機能面は大変充実しているため、コンパクトながらも十分に満足できるモデルと位置付けて良いだろう。
まとめ
ここまで紹介したとおり、大手キャリア3社から発売されているXperiaには、同モデルの中に最大3種類の商品が存在している。安くお得に端末が入手できる中古市場で買い物をする際には、自分の契約するキャリアに合った型番のモデルを探さなければならない。
またSO-01KやSOV36といった型番は、不要なXperiaスマートフォンの売却時にも使うキーワードとなるため、ヤフオクやメルカリ、買取業者のオンライン査定などを利用する人は必ず自分の愛用品の型番・品番を調べておくようにして欲しい。
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