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iPhoneを機種変更する時にiTunesやiCloudでやっておくこと

読了目安:13分
更新日:2021/05/11
公開日:2018/09/11
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古くなったiPhoneの機種変更をおこなう際には、同社のソフトウェアであるiTunes(アイチューンズ)iCloud(アイクラウド)を使って端末を手放す準備をおこなう必要がある。それぞれに多彩な機能の搭載されたiTunesやiCloudは、日々のiPhone生活に安全安心なメリットを与えてくれる。

また大事なスマホに万が一のトラブルが生じるリスクを考えると、こうした便利ツールを使って普段から諸問題に対する適切な備えをしておく心掛けもおすすめとなるだろう。

今回は、iPhoneの機種変更や売却といったシーンでiTunesやiCloudを使ってやっておくことの意味や方法について、ユーザの皆さんと一緒に基本的なポイントを整理していきたい。


Backup iTunes / download.net.pl - mobile

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iPhoneの機種変更時にiTunesやiCloudを使う理由とは?

iPhoneの機種変更でこれらのアプリやソフトウェアを使う理由は、端末を手放す際にユーザが自ら事前準備をおこなう必要があるからだ。その中でも特に重要な位置づけとなるバックアップには、メールや写真、動画といったたくさんのデータを機種変更後にも手元に残す上で欠かせない作業となる。

また多彩な機能を有するiCloudには、端末を手放すユーザが必ず行わなければならない設定変更もあるようだ。

そもそも、iPhoneの機種変更って何なの?

今まで使っていたiPhoneから新しい端末に切り替える手続き全般を、機種変更と呼ぶ。iPhoneの機種変更は最新モデルが登場した時だけでなく、iPhoneの調子が悪かったり、メモリ不足といった症状が出たタイミングでおこなわれることもある。

またiPhone機種変更を終えた後の古い端末には、キャリア会社の店頭で下取りや回収される他に、持ち主が自らヤフオクやメルカリに出品したり、買取業者で高額査定に繋げるといった活用法もある。

データのバックアップをせずにiPhone機種変更するとどうなる?

データのバックアップは、機種変更をおこなうユーザの義務ではない。そのため、iTunesやiCloudを使ったバックアップが行われていなくても、キャリア会社の店頭などでは何の問題もなく機種変更の手続きをしてくれる。

しかし旧端末からSIMカードを抜くことでWi-Fi環境のなしではネット通信ができなくなる状況を考えると、古いiPhoneでバックアップを行わずに機種変更を終えてしまうデメリットは店舗側ではなく自分自身に生じると捉えた方が良いだろう。

店頭で下取りプログラムの利用時には特に注意が必要

機種変更を終えたその場で古いiPhoneの下取り額を新端末の購入費用にあてられる下取りプログラムを利用する際には、iTunesやiCloudを使った事前準備を行わない問題が特に生じやすいと考えられる。下取りプログラムを利用すると、旧端末はその場で回収されてしまう。

そのため、後々になって古いiPhoneに入っていたデータが必要になる可能性を考えると、やはり機種変更をおこなう前にiTunesやiCloudを使ったバックアップなどの事前準備をするのが理想となるだろう。

iPhoneの機種変更後に買取店に売る際にも生じるiTunesやiCloudを使う必要性

ちなみにiTunesやiCloudを使った事前準備は、機種変更の手続きをおこなうキャリア会社だけでなく、中古iPhoneを歓迎する買取業者でも求める作業となる。

買取業者の買取基準は意外と厳しい

中古iPhoneの再販売を目的とする買取業者の中には、iCloudのログアウトや本体の初期化といった作業済みのiPhoneのみを買取対象にしている。そのため、こうした準備作業を行わずにiPhoneを買取業者に持ち込んだ場合、どんなに人気の高い機種であっても買取NGになることもあるようだ。

また中には買取基準に記載された作業をしていない端末をジャンク品扱いにする業者もあるため、機種変更で不要にになった端末を高額査定に狙うには、各専門店の求める準備をしっかりおこなう必要があると言えるだろう。

iPhone機種変更前にiTunesを使っておこなうべきこと

Appleが開発しているメディアプレーヤーのiTunesは、iPhone機種変更前におこなうデータのバックアップに活用できるパソコン用ソフトウェアとなる。このツールを用いてバックアップをするときには、iTunesの入ったパソコンにこれから機種変更をおこなうiPhoneを物理的に繋げる形となる。

iTunesでデータバックアップをする前に注意すべきこと

iTunesをバックアップに活用する際には、まずiPhoneのIosとiTunesを最新バージョンにアップデートしておく必要がある。またiPhone内に入ったデータの消失や重複を防ぐために、編集→環境設定→デバイスタブの流れで開いた画面の中で「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない」にチェックを入れてOKボタンを押しておく必要がある。

iTunesを使った機種変前のデータバックアップの流れ

iTunesによるiPhoneバックアップは、下記の流れで作業を進めていく。

    1.パソコンでiTunesを起動する
  1. 2.iPhoneの付属ケーブルを使ってiPhoneとパソコンを接続する
  2. 3.iTunes側でiPhoneをクリックする
  3. 4.「今すぐバックアップ」をクリックする
  4. 5.最新バックアップの下に、バックアップを行なった時間が表示されれば作業完了となる

ちなみに新しいiPhoneに買い替え後の復元はどうやるの?

この方法で取得したバックアップデータは、iPhone端末本体もしくはパソコンから復元をすることができる。iPhone本体よりおこなう復元をする際には、その端末をWi-Fiネットワークに接続しておく必要がある。これに対してパソコンのiTunesよりおこなう復元には、Wi-Fi環境のない場所でも物理的な接続により安定的にデータを戻せるメリットがあるようだ。

iPhoneバックアップにiTunesを使うときの注意点

iTunesを使ったバックアップにおける最大の難点は、このソフトウェアを使うためにMacやWindowsのパソコンを用意しなければならないことだ。そのため、プライベートで使えるパソコンを持たない人には、iTunesを使ったデータ複製は難しいと考えられる。

またパソコンに物理的にiPhoneを繋げる方法から考えると、アプリとWi-Fi環境を使って手軽におこなえる一般的なバックアップ法と比べて少し面倒な作業に感じられることもあるだろう。

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iPhone機種変更前のiCloudを使っておこなう準備

続いてご紹介するiCloudを使った機種変更前の準備には、大きく分けて2つの目的がある。

  • ・iCloudによるバックアップ
  • ・iCloudをログアウト(「iPhoneを探す」のオフ)

iCloudを使ったバックアップの手順

iCloudを用いたiPhoneバックアップは、下記の手順で設定をするだけで予め決まった環境下にiPhoneがあるときに自動バックアップの処理が流れる形だ。

  1. 1.歯車マークの「設定」をタップする
  2. 2.「iCloud」をタップする
  3. 3.AppleIDとパスワード入力後、「サインイン」をタップする(既にサインイン済みの場合は、このステップを飛ばして4へ進んで良い)
  4. 4.「iCloudバックアップ」をタップする
  5. 5.「iCloudバックアップ」がオン(緑色)になっていることを確認する
  6. 6.「今すぐバックアップを作成」をタップすると、自動バックアップを待たずに複製データが作られる

iCloudではどんなデータのバックアップができるの?

iCloudを使ってバックアップをおこなうと、下記のように多彩なデータをオンラインストレージ上に複製できる。

  • ・通話履歴
  • ・デバイスの設定
  • ・Appデータ
  • ・ホーム画面とAppの配置
  • ・iPhone上の写真とビデオ
  • ・着信音
  • ・iMessage、MMS、SMSメッセージ など

iCloudバックアップの場合、iTunesと比べて若干、データ項目の種類が少ない難点がある。しかしそれでもiCloudがApple純正のアプリであることを考えると、他のフリーソフトを使ったバックアップよりはiPhoneの機種変時の設定作業などを軽減してくれる仕様と捉えて良いだろう。

iCloudとiTunesのバックアップの違い

iCloudとiTunesにおける最大の違いは、後者のバックアップにはパソコンが必要不可欠であることだ。これに対してオンラインストレージであるiCloudは、安定したWi-Fi環境さえあれば自分の好きなタイミングでデータ複製をおこなえる。

こうした形で使い勝手の良いiCloudには、データ複製のためにわざわざパソコンを開くのが面倒と感じる方々でも最初の設定をするだけで自動バックアップのできる利点がある。

iCloudでバックアップをするときの注意点

前述の方法でiCloudのバックアップ設定をおこなうと、5GBのストレージが無料で使える形となる。これ以上のデータの入ったiPhoneのバックアップにiCloudを用いる際には、月々130円の50GBや200GB、2TBといった有料プランの契約をしなければならない。

そのため、128GBや256GBなど容量を持つiPhoneの機種変更をする際には、自分の保存している全データのバックアップ可能なツールを選ぶことも大事な準備となるだろう。

iCloudのサインアウト(ログアウト)をする理由

iCloudなどのツールを使ってバックアップを完了させたら、次はiCloudのサインアウトにより「iPhoneを探す」の機能をオフにしなければならない。iOS7以降の搭載されたiPhoneでこの作業をせずに下取りや買取に出した場合、アクティベーションロックがかかっているという理由で買取不可になる可能性が出てくる。

また買取市場の専門店では、iCloudのサインアウトがされていない端末に対してジャンク品扱いとも言える二束三文の査定しかつけないこともあるようだ。

iPhoneでiCloudのサインアウト時に出てくるメッセージの意味

iPhoneの機種変更に向けてiCloudのサインアウトをするとき、下記のメッセージに不安や戸惑いを感じるユーザが多い実態がある。

「アカウントからサインアウトをすると、iCloudに保存されている全てのiCloud Driveのデータと書類がこのiPhoneから削除されます」

結論から言ってしまえば、このメッセージの意味はiPhoneからiCloudへのアクセス手段がなくなるということだ。そのため、サインアウトをしたからと言ってメッセージどおりにiCloudから全てのデータが消えてしまうことはない。

iPhone機種変更前におけるiPhone・iCloud以外の注意点

ここまでご紹介したとおり、iPhoneの機種変更に向けた準備作業は、Appleで用意するiTunesとiCloudを使うことでスムーズにおこなえるようになりつつある。しかし中古市場でも需要の高く状態の良いiPhoneを手放す際には、これらのアプリを使ったバックアップや「iPhoneを探す」機能のオフだけでなく、下記の作業も行なっておく必要がある。

SIMカードを抜く

下取り、買取、引き取りというどんな方法であれ、今まで自分が使っていたスマートフォンを手放す際には、必ず端末内に入ったカード類を抜く必要がある。MicroSDのカードスロットを持たないiPhoneの場合、SIMカードを抜くだけで良い形となる。

キャリア会社の店頭で機種変更をおこなう場合、ショップの担当者がカードの脱着を全て行なってくれる。しかしネット申し込みなどにより自分でSIMカードの取り外しをする際には、付属品の中にあるSIMピンを使って作業をしなければならない。

本体のリセット(初期化)

個人情報や機密情報の流出などのトラブルを防ぎたいと考える専門店側では、iPhone本体の初期化をユーザ側でおこなうことを推奨している。良心的なサービスをおこなう大手キャリアなどでは、初期化をしていない端末でも下取りや引き取りをする傾向がある。

これに対してお客様のデータを預かることでさまざまなリスクを想定する大手買取業者の場合、初期化をしていないiPhoneを買取対象外とすることもあるようだ。

買取依頼をするならネットワーク利用制限の確認も忘れずに

機種変更によって不要になった端末を買取業者で売る際には、下記いずれかのサイトを使ってネットワーク利用制限の確認をしておく必要もある。

ちなみに各専門店の買取価格は、ネットワーク利用制限の結果によって異なる実態がある。また分割支払中となる▲や、未払いの×となった場合は、買取可能な業者が一気に少なくなる傾向があるためiPhoneの売却予定のある人は注意をして欲しい。

iTunes・iCloud以外にデータバックアップの方法はないの?

iPhoneのバックアップは、Appストアからダウンロードしたアプリや、多才なデータ管理のできる有料ソフトウェアなどを使ってもおこなえる。また前述のiTunesやiCloudと無料アプリによるバックアップを併用すれば、突然の故障や水没といった急なトラブルが生じたときにもパニックにならずに機種変更や修理依頼などの対応がしやすくなるだろう。

大手キャリア会社にはバックアップの専用端末が置かれている場合もある

iTunesやiCloudを使ったバックアップの手順がわからないといった想いがある人には、機種変更をおこなうキャリア会社の店頭で相談をするという選択肢もある。例えばドコモショップの店頭には、iPhoneやAndroidスマホ端末間のデータ移行やCDなどへのバックアップのできるDOCOPY(ドコピー)という専用端末が用意されている。

また「この方法で本当にデータ複製できているのか?」といった違和感がある場合は、機種変更の手続き前にサポート窓口などへの相談をする姿勢も必要となるだろう。

買い替えや買取依頼をする際には端末の充電も忘れずに

iPhoneの機種変更や査定依頼の手続きに臨む際には、必ず端末をフル充電しておこう。この作業を行わずバッテリー切れの状態で店頭にiPhoneを持ち込むと、ある程度の充電が溜まるまで端末の確認作業などをしてもらえない可能性もでてくる。

また端末のフル充電は宅配買取時にも多くの専門店がお願いをする項目となるため、各種手続きを目的に誰かにiPhoneを手渡すときにはフル充電しておくのが売り手のマナーと捉えた方が良いかもしれない。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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