【2022年最新】ヤマハ電子ピアノの買取価格を16社徹底比較

YAMAHA（ヤマハ）は世界的に有名な日本の楽器メーカーだ。ピアノに関しては創業初期から世界中でプロが愛用しており、電子ピアノにおいても例外ではない。自社のピアノをサンプリングした音色の素晴らしさや、生ピアノと変わらない演奏性に優れた鍵盤部分に安定した評価を集めている。

今回は、ヤマハ電子ピアノの買取価格を16社間で徹底的に比較してみたので、買い替えや処分を機に売却しようと思っている人はぜひ参考にしてほしい。電子ピアノの需要が高まっている今、いくらで売れるのかチェックしてみてはいかがだろうか。

尚、本コラムに記載する価格は2016年3月12日のものに2022年8月の情報を追記したものだ。実際の売却時には価格変動が起こる可能性があるので十分注意しよう。

ヤマハ電子ピアノの買取価格徹底調査

ヤマハ電子ピアノがいくらで買い取られているのか、モデルごとに調べてみた。基本的に電子ピアノは製造年代が新しいほど高く買い取られる傾向にあるので、売却前に何年に製造されたものかをチェックしよう。

ヤマハ電子ピアノの製造年代表記は、ステッカーが貼られているか、製品に彫り込まれている。たとえば、「´18製」と書かれていれば2018年製造という意味だ。同じモデルでも、製造年代や業者によって買取金額に違いが出てくる。

今回は、ステージピアノやクラビノーバなど7種類の価格を調査した。2016年3月の調査時のものに、2022年8月の情報を加筆してあるので参考にしてほしい。それでは早速見ていこう。

CP4 STAGEの買取価格

CP4 STAGEは、ヤマハの技術を終結して作られたステージピアノだ。発売当時のステージピアノでは初となる、木製象牙調ウェイテッド鍵盤 NW-GH鍵盤を採用。プロユースクオリティで、演奏に必要な音色も多数搭載されている。

シンプルながら機能性十分なモデルだ。定価はオープン価格となっているが、180,000円前後で販売されている事が多い。

イシバシ楽器

楽器総合買取のイシバシ楽器では、2016年3月に75,000円で買い取られていた。2022年8月の買取価格は60,000円で、年数経過で買取価格が下降している。

買取大臣

幅広い商材を扱う買取大臣では、2016年3月の買取価格が85,050円。調査時点では高額買取されていた。（2022年8月の買取価格は未公表）

Qsic

2016年3月、キュージックでは88,000円で買い取られていた。2022年8月は93,000円で、いずれも調査時における最高買取額だ。

フジヤエービック

音響映像機器のフジヤエービックでは、2016年3月に85,000円で買い取られていた。（2022年8月の買取価格は未公表）

ラクウル

2022年8月のラクウルにおける買取価格は88,000円。高額買取されている。

高く売れるドットコム

高く売れるドットコムでは、2022年8月の買取価格が73,000円となっていた。少々控えめな印象だ。

implant4（インプラントフォー）

2022年8月、インプラントフォーでは85,000円で買い取られていた。高額買取と言えるのではないだろうか。

7社間のCP4 STAGE買取価格を比較したところ

買取業者7社間で買取価格を比較した結果、2016年3月と2022年8月のいずれも最高買取額を提示したのはQsicだ。2016年3月から2022年8月で5,000円の価格上昇となった。定価の半値ほどの買取価格がついている。製造年代や状態にもよるが、高額買取に期待できるだろう。

piaggero NP-11の買取価格

61鍵盤でコンパクトなモデルだ。キーボード用の軽いタッチでありながら、ピアノと同様のボックス鍵盤を使用しており、別売りのスタンドやペダルを使えば本格的に演奏できる。

定価はオープン価格となっているが、15,000円前後で販売されていることが多くコストパフォーマンスに優れた1台だ。これからピアノを初めたい人にもおすすめできる。

イシバシ楽器

2016年3月、イシバシ楽器では5,000円で買い取られていた。少々控えめだろうか。（2022年8月の買取価格は未公表）

買取大臣

買取大臣では、2016年3月の買取価格は6,525円。まずまずの価格だ。（2022年8月の買取価格は未公表）

Qsic

キュージックにおける2016年3月の買取価格は8,000円。2022年8月は7,300円と、どちらも調査時の最高買取価格だ。

電子ピアノ買取.com

2022年8月、電子ピアノ買取.comでは5,000円で買い取られていた。状態によってはもう少し高く買い取ってもらえるかもしれない。

駿河屋

駿河屋では、2022年8月の買取価格が6,000円。調査時における平均的な価格だ。

リサイクルショップクラウド

2022年8月、リサイクルショップクラウドでは5,000円で買い取られていた。製造年代によっても変わってくるだろう。

6社間のpiaggero NP-11買取価格を比較したところ

6社間でpiaggero NP-11の買取価格を比較した。最高買取額をつけたのは、Qsicの8,000円だ。

NP-11は生産終了しているが、2016年に後継モデルとしてNP-12が発売されている。2022年8月現在も、NP-12がpiaggeroの最新モデルであることから、NP-11は型落ちモデルではあるものの安く電子ピアノを購入したい人には需要があるようだ。そのため、2016年3月調査時と2022年8月調査時で、買取価格に大きな差は生じなかった。

Pシリーズ P-45の買取価格

持ち運びできるコンパクトなボディで、弾く場所を選ばないPシリーズからP-45だ。電子ピアノのベストセラーとも言われているシリーズで、P-45は現行の88鍵盤でお手軽な最ローグレードモデルとなっている。定価はオープン価格だが、45,000円前後で販売されている。

イシバシ楽器

イシバシ楽器では、2022年8月に15,000円で買い取られていた。調査時点での最高買取額だ。

パワーセラー

リサイクルや不要品買取をおこなうパワーセラー。2022年8月は10,000円で買い取られていた。

イーストマウンテン

楽器買取専門のイーストマウンテン。2022年8月の買取価格は10,000円だ。

3社間のP-45買取価格を比較したところ

3社間におけるP-45の買取価格比較結果は、イシバシ楽器の15,000円が最高買取額となった。新品でも45,000円前後と比較的手に取りやすい価格であることから、中古需要はあまり高くないのかもしれない。

平均買取価格は11,700円となった。買取依頼時の目安にしてみてほしい。

P-125の買取価格

P-45と同じPシリーズから、ミドルグレードモデルのP-125だ。2018年発売の現行モデルで、ピアノさながらの音色で高品質ながらもコンパクト。別売の専用スタンドを使えば、アップライトピアノさながらの安定感が得られると人気。

こちらもオープン価格となっているが、55,000円前後で販売されている。コストパフォーマンスの高さに定評がある1台だ。

イシバシ楽器

2022年8月、イシバシ楽器では20,000円で買い取られていた。まずまずの結果ではないだろうか。

パワーセラー

パワーセラーでも、2022年8月の買取価格が20,000円となっていた。販売価格の半分には少し及ばない。

アシスト

まとめ売り対応のアシスト。2022年8月の買取価格は23,000円と、調査時での最高買取額だ。

イーストマウンテン

2022年8月、イーストマウンテンでは20,000円で買い取られていた。平均的な価格だ。

4社間のP-125買取価格を比較したところ

4社間でP-125の買取価格を比較したところ、アシストの23,000円が最高買取額となった。平均買取相場は20,750円なので、定価の半額以下という結果だ。

買取価格を公開している業者が少なかったが、現行モデルのため他社でも買い取ってもらえるだろう。売却を考えている人は、ぜひ気になる業者に査定依頼してみよう。

ARIUSシリーズの買取価格

本格的な音とタッチにこだわって作られたエントリーシリーズのARIUS。2022年4月と5月に新モデルが発売されたが、気軽にピアノを始めたい人からの中古ニーズが高く人気がある。注目されている現在のARIUSシリーズ買取価格を調査した。

電子ピアノ買取.com

2022年8月、電子ピアノ買取.comではYDP-161Bの買取価格が公開されていた。39,800円となっており、新品価格が90,000円程度なので45％ほどの買取還元率だ。

アシスト

2022年8月、アシストではYDP-S31Cが14,000円で買い取られていた。新品価格が50,000円程度で、買取還元率は28％だ。

リサイクルパーク

リサイクルパークでは、2022年8月にYDP-140が買い取られていた。買取価格は20,000円。定価はオープン価格だが、新品価格は60,000円程度であるため、買取還元率は約33％だ。

リサイクルマート

2022年8月、リサイクルマートではYDP-162Rが55,800円で買い取られていた。新品価格は90,000円程度だったため、買取還元率は62％と高額な部類だ。

イーストマウンテン

イーストマウンテンでは、2022年8月にYDP-144が買い取られていた。買取価格は24,000円。新品価格が80,000円程度のため、買取還元率は30％だ。

5社間のARIUSシリーズ買取価格を比較したところ

同じモデルの買取価格を公開している業者がなかったため、今回はARIUSシリーズ全体で調査した。買取還元率が30％前後となっている業者が多く、62％の買取価格を公開していたリサイクルマートが最高額である。最新モデルであれば、もっと高額な買取価格がつくかもしれない。

CLP-535の買取価格

ヤマハ電子ピアノの中核ブランド、クラビノーバ。グランドピアノさながらのタッチを表現したCLP-535は、165,000円で2014年に発売されたモデルだ。現在はいくらで買い取られているのだろうか。

パワーセラー

2022年8月、パワーセラーでは60,000円で買い取られていた。約36％の買取還元率で、調査時の最高買取額だ。

売買コムズ

売買コムズでは、2022年8月の買取価格が50,000円となっていた。買取還元率は約30％だ。

アシスト

2022年8月、アシストでは38,000円の買取価格がついていた。少々控えめな価格となっている。

イーストマウンテン

2022年8月、イーストマウンテンにおける買取価格は20,000円だ。状態や製造年代によっては買取価格アップも見込めるだろう。

4社間のCLP-535買取価格を比較したところ

買取業者4社でCLP-535の買取価格を比較したところ、60,000円の買取価格をつけたパワーセラーが最高額となった。業者によって買取価格差が大きいのが印象的だ。実際に買取依頼をおこなう際は、少しでも条件のいい業者を見つけよう。

CLP‐600シリーズの買取価格

ヤマハ電子ピアノの代名詞、クラビノーバから同じくCLPシリーズだ。こちらでは、買取価格が公開されている中で最新の、CLP‐600シリーズを見ていこう。

大幅なリニューアルを経て2017年に発売された、「CLP-685」「CLP-645」「CLP-635」の3モデルだ。買取還元率も記載したので参考にしてほしい。

高く売れるドットコム

2022年8月、高く売れるドットコムではCLP-645が41,000円で買い取られていた。希望小売価格が220,000円なので、買取還元率は約19％だ。

売買コムズ

売買コムズでは、2022年8月にCLP-685が125,000円で買い取られていた。希望小売価格が380,000円なので、買取還元率は約33％となっている。

アシスト

2022年8月、アシストではCLP-635が45,000円で買い取られていた。希望小売価格は168,000円で、買取還元率は約27％だ。

イーストマウンテン

イーストマウンテンでは、2022年8月にCLP-645が65,000円で買い取られていた。買取還元率は約30％だ。

4社間のCLP‐600シリーズ買取価格を比較したところ

CLP‐600シリーズの買取価格を4社間で比較したところ、売買コムズが最高額となった。同じモデルを比較したわけではないが、買取還元率から見た結果だ。

平均すると約27％の買取還元率となっており、買取時の目安になるだろう。人気のクラビノーバだが、最新モデルが発売されると型落ちモデルは少々控えめな買取価格になるようだ。

その他のモデルは以下の記事も参考にしよう。

【モーダス・アリウス】ヤマハ電子ピアノの買取相場まとめ【P・Sシリーズ】

更新日 : 2019/04/17

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ヤマハ電子ピアノを売るならここ！おすすめ買取業者紹介

ヤマハの電子ピアノを買い取ってくれる業者は数多く存在するが、どこに依頼すればいいのか迷ってしまう人も多いだろう。こちらでは、数ある業者の中からおすすめをいくつか紹介する。業者ごとに特徴を記載したので、あわせてチェックしてみよう。

御茶ノ水のイシバシ楽器

イシバシ楽器は老舗の楽器専門店だ。楽器鑑定専門のスタッフが査定してくれるので、信頼のおける結果が得られる。

買取方法は宅配・店頭・出張の3種類だ。御茶ノ水にある本店以外にも、全国の主要エリアに複数店舗展開している。出張買取は関東以内が対象となっているので、運搬しにくいスタンド一体型の電子ピアノを売りたい人は相談してみよう。

出張料は無料なうえ、最短当日の依頼でも対応してくれる。忙しい人にもおすすめだ。

東京の買取大臣

買取大臣は、ブランドから電化製品まであらゆるものを買い取っている業者だ。もちろん、電子ピアノも買取対象。

人件費や、維持費を削減することで、より高い買取価格を実現している。買取市場のリアルタイムデータを活用し、適正価格で買い取ってくれるので安心だ。

買取方法は宅配・店頭・出張の3種類。3辺の合計が160㎝以内であれば、宅配買取が利用できる。スタンドと別になっている電子ピアノであれば、可能なものもあるだろう。

自宅に配送業者が集荷に来てくれるので、梱包して待つだけと手軽。送料無料なのも嬉しいポイントだ。

神戸のQsic（キュージック）

楽器買取専門店のキュージック。全国各地から中古楽器が集まる信頼度の高い業者だ。電子ピアノも豊富な買取実績がある。

多少の不具合は自社でメンテナンスをおこなうため、より高く買い取ることが可能。必要以上に減額されることがないため、高額買取につながっているのだ。

買取方法は宅配・店頭・出張の3種類。スピーディーな対応が自慢のキュージックでは、即日現金化がかなう。店頭買取はもちろんだが、宅配買取でも即日振込対応をおこなっている。手数料や送料はかからない。

出張買取のアシスト

アシストは総合リサイクルショップだ。楽器以外にも、家具・家電、ブランドアイテム、厨房機器、オフィス用品などが買取対象となっており、買取品目は業界最多水準を誇る。

買取方法は宅配・店頭・出張の3種類だ。スタンド一体型の電子ピアノのように大きなものは出張買取が便利。電子ピアノ以外に不要品があれば、まとめて買い取ってもらえるのも、リサイクルショップの強みだ。

年間7,000件以上の買取実績をもつアシストは、顧客満足度も高い。初めての買取依頼でも安心して任せられるだろう。

横浜のイーストマウンテン

イーストマウンテンは、横浜の楽器買取専門店だ。顧客に寄り添った柔軟な対応をおこなっているため、気持ちの良い取引が期待できる。

専門店ならではの豊富な知識と経験をもとに、丁寧に査定してくれるので安心だ。音楽好きなスタッフが適正価格を提示してくれる。

買取方法は宅配・店頭・出張の3種類。出張買取は横浜の店舗を中心に首都圏が対応エリアだ。急な依頼にも臨機応変に対応してくれるので気軽に相談してみよう。営業時間外でも対応してくれる場合がある。

ヤマハ電子ピアノを高額買取につなげよう！

ヤマハの電子ピアノは中古市場でも一定の需要があるため、多くの買取業者が強化買取をおこなっている。特に人気モデルは高額査定が期待できるのではないだろうか。

とは言え、高額買取となる場合はいくつかの条件を満たす必要があるようだ。今回は、簡単に実施できる高額買取のポイントを紹介しよう。

気になる査定基準は以下の記事をチェックしてみてほしい、

電子ピアノやキーボードを高価買取に導くために知りたい査定の基準

更新日 : 2021/07/31

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早めに売るのが吉

ヤマハの電子ピアノは評価が高いので高額買取が期待できる。ここ数年は特に需要が高まっており業者も積極的に買い取っているが、型落ちすると買取価格は下がる傾向だ。

製造年代が新しいものほど高額買取される。新モデルが発売される前に、不要な電子ピアノは売却を検討するのがおすすめだ。

綺麗にしておく

電子ピアノを売却する際は綺麗に汚れを落としておこう。見た目の印象も査定時には大切なポイントとなる。

チェックしておきたいのは鍵盤部分や液晶画面だ。指紋や手垢などの汚れが付着しやすいため、傷をつけないよう注意しながら柔らかい布や専用クロスで拭き取っておこう

付属品も忘れずに！

高額買取には付属品の有無も関係する。ヤマハ電子ピアノには、譜面台や電源アダプター、楽譜集などがついている。保証書や取扱説明書も忘れずにそろえておこう。椅子やヘッドフォンがついているものもあるので、売りたいモデルの付属品は売却前にチェックしておいてほしい。

また、別売のスタンドやペダルなどがある場合も一緒に査定に出そう。プラスアルファの査定結果となる場合がほとんどだ。

ヒカカク！で賢く業者選びをおこなおう

買取価格比較で明確になったが、同じモデルでも業者によって買取価格が違う。そのため、どの業者に売るのかも重要なポイントとなる。

最低でも3社以上に査定してもらい、結果を比較検討して業者選びをするのがおすすめだ。その場合には、ヒカカク！を使ってみてほしい。

ヒカカク！は一括申込で、最大20社からの査定結果が届く。無料サービスなので、賢く使って手間なく業者を選ぼう。

以下のコラムも参考にしてみてほしい。

テレビ東京「シン・ビジネス」に買取比較サイト「ヒカカク！」が取り上げられました

更新日 : 2022/02/13

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まとめ

今回は、ヤマハ電子ピアノの買取価格を16社間で比較した。ヤマハの電子ピアノは世界中で人気があるため、中古市場でも需要が高い。しかし、同じモデルでも業者ごとに買取価格はことなる。

適正な買取価格を知るためにも、査定結果をもとにした業者選びは欠かせない。手間がかかる業者選びは、ヒカカク！で簡単におこなえるのでぜひ利用しよう。実際の買取依頼時は本コラムで紹介した買取のコツも参考に、満足のいく価格で買い取ってもらってほしい。