不要品の処分に困る人は多いだろう。一般的に、書籍、DVD、CD、衣類、玩具などは売りに出して現金化する人は多い。だが、処分しにくいモノはどうだろうか。大半の人が、費用をかけて捨てるなどの処分をしていることが多いだろう。
たとえば、家電、生活家電、インテリア、家具などは処分しにくく、なかなか捨てることをちゅうちょしてしまう人も多い。だがそういったモノが費用をかけて捨てるだけでなく、売って現金化ができるのであれば、わざわざお金を払って捨てるよりも買取に出したほうがお得であるのは誰の目から見ても明らかである。
ここでは処分しにくいモノとしても上位に挙げられる剥製(はくせい)に焦点を当て、剥製の買取相場から査定ポイントについてまとめていく。剥製の処分に困っている人はぜひ参考にしてみてほしい。
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剥製の需要とは
まず、この剥製の買取ポイントとなるのが、剥製の需要度ということになるだろう。なぜなら、売れるかどうかの判断をしないといけないからだ。不要品となってしまったからといって、どんな不要品でも売れるわけでもない。
需要がなければ売れないのは当然であり、需要があれば中古でも高く売れるだろう。ここからはまず、剥製の需要や用途について見ていこう。
そもそも、剥製とは何?
この需要を推しはかるためには、そのモノがどういったモノなのか、どういった目的で存在しているモノなのかを知っておくことが大切なのである。そのモノの存在する理由こそが、需要に繋がるのだ。
剥製が作られる理由はいくつかある。それは次の通り、学術研究、展示、鑑賞を目的とした動物標本として、この剥製は製作されている。つまり、学術的な要素と芸術品などの要素を含んでいるのが、この剥製なのである。
剥製の用途とは
上記で、大ざっぱだが剥製が作られる理由を述べた。次に、その剥製の用途についても知っておくほうがいいだろう。剥製においては実はこの用途こそが重要となる。なぜなら、用途が剥製の需要度が測れる点になるからだ。剥製の用途は学術的な要素からの観点で見れば、博物館、資料館、または学校などでの展示が考えられる。
また、芸術品としての観点からであれば、骨董品、芸術品としての価値があり、コレクションやインテリアなどとしての需要がある。
そもそも剥製は、象徴としてのインテリアという価値が高く、力、権力、財力を象徴するインテリアであった。それが後に学術的な要素も加わってきたのである。つまり、剥製の需要は一定数あり、剥製は売れるモノなのである。
剥製を売るにはどうすればいいのか?
剥製が売れることはわかったが、この剥製はどこで売ればいいのだろうか。いくら剥製が売れるからといって、売り方がわからなければ意味がない。ここで、剥製の売り方について具体的に述べていこう。
リサイクルショップに持ち込んで売る
一般的に、不要品の売却を考えたとき、多くの人がリサイクルショップで売ることを考えるだろう。もちろん業者によって異なるが、剥製はリサイクルショップで売ることができ、リサイクルショップに剥製を持ち込んで売る方法が、買取では最もベターな手段であるだろう。
ネットオークションやフリマアプリへ出品して売る
現代では、PCだけでなくスマホやタブレットなどのデバイスから、ネットへ簡単にアクセスできるようになった。そういった時代の変化もあり、ネットオークションの利用者が増えており、またフリマアプリというサービスもリリースされヒットしている。
今後もこのようなサービスの利用者は増えていくと考えられる。そのため、オークションやフリマなどをを利用すれば剥製を売ることもできるだろう。実際、すでに剥製の出品数は多く、売れてもいるのが事実だ。
価値を正しく鑑定してくれる業者に依頼する
剥製を売却するとなると「リサイクルショップに依頼すると価値を見出してもらえるか心配」、「オークションに出品するのは手間に感じる」と思うこともあるのではないだろうか。そんなときは価値を正しく鑑定してくれる業者に出すことが重要だ。
剥製の買取は適当な業者に出せば足元を見られた価格での買取となってしまうことも珍しくはなく、しっかりと価値を見抜くことができる、信頼性の高い業者を選び、なおかついくつかの業者のサービスや価格を比較することが大事になる。
剥製を売るときの買取ポイントとは?
上記では剥製を売る方法を説明した。ただし、もしこの剥製を売るのであればできるだけ、高く売りたいと思う人が多いだろう。そのため、次は剥製の買取ポイントについて詳しくまとめていく。売れるからといって、ただ売ればいいというのは避けたほうがいい。ここで説明していくポイントを押さえて、剥製の売り方を考えてみてほしい。
買取が難しい剥製の特徴を知っておく
以下は、Eclatanteという買取店の査定基準になるが、買取不可となるケースをまとめている。
- 国際希少野生動植物登録票が無い
- 鳥類の剥製
- 著しく状態の悪い剥製
古美術店や骨董品店のネットショップで売るほうがいい
まず、この剥製を売るときに、実店舗だけで経営するリサイクルショップで売るのは避けたほうがいいだろう。実店舗だけで経営しているショップでは、どうしても低い買取金額となりやすいのである。ネット上にあるサイトの方が、剥製を高く買い取ってくれる。
ネットでのショップ経営は、買取金額に費用を当てることがしやすく、買取金額は高くなるのである。また、ショップを選ぶのであれば、リサイクルショップではなく、古美術店や骨董品店のショップサイトで売るほうがより高い金額で売ることができるだろう。
ネットオークションやフリアアプリも売る手段として◎
剥製の売れる金額が平均的に高い市場が、ネットオークションやフリマアプリだろう。基本的にネットオークションやフリマアプリでの売れる相場は高い。それは、間に問屋を挟まずに直接欲しい人へ売ることができるからである。考えてみれば当然のことなのだ。
そういった理由もあり、剥製を高い金額で売りたいならば、ネットオークションやフリマアプリへ出品して売るのも手段のひとつであり、現代においてオークションやフリマアオプリは買取をより円滑にしてくれるだろう。
剥製を売るならヒカカク!で賢く一括査定申込み
ただし、オークションサイトやフリマアプリなどを使うのは面倒、取引の際のトラブルも不安、といった方もいるはずだ。そんな時、「ヒカカク!」は様々な買取業者の買取価格を比較できる相場情報サイトとして役立つ。
買取専門の業者だけをとってみても、数え切れないほどの選択肢がある。しかし、1社ずつ比較していくのも膨大な時間がかかってしまうだろう。そこで活用してほしいのが当サイトの一括査定だ。一度の申し込みで数社の査定額をまとめて比較できるため、手間も時間も節約できる。
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剥製の買取金額の一例を紹介
ここまで、剥製の買取ポイントについて具体的に説明してきたので、ある程度の買取で重要なポイントは押さえることができただろう。次は剥製がどれくらいの金額で売れているのかをリサーチした、その買取金額をここで紹介しておこう。
ここでの買取金額はネットオークションやフリマアプリで売れた金額となる。そのため、あくまで買取金額の一例として参考までに留めておくといいだろう。また、2019年12月時点の金額であることも留意してほしい。
- ・壁掛け剥製 ヒグマ…13,000円
- ・ハンティングトロフィー剥製 鹿…10,800円
- ・イトウ(魚) 剥製…8,100円
- ・バッファロー 剥製…60,000円
- ・アルマジロ 剥製…4,000円
上記が、剥製の買取金額実績となる。金額を見てもわかるように、基本的に剥製は高い金額で売れるようだ。ただし、ここでは割と高い剥製の金額を紹介している。平均的には1,000〜5,000円の剥製が多い印象だ。
また剥製の種類もさまざまで、蝶、鳥、蛙、亀、蜘蛛などが多く、そういった剥製は平均額くらいでの取引が多かった。やはり獣類の剥製が高い金額になるようだ。
高く売れる剥製の一覧
- トラの剥製
- オオカミの剥製
- シカの剥製
- ワニの剥製
- ペンギンの剥製
- 狸の剥製
- シカの剥製
- ワニの剥製
- 白熊の剥製
- ヤマアラシの剥製
- クマの剥製
- 白鳥の剥製
- ヒョウの剥製
- ライオンの剥製
- 亀の剥製
- ナマケモノの剥製
まずは実物を査定して貰おう
ここまで、剥製の買取において重要なポイントや参考にしておきたいデータなどを紹介してきた。まず言えることは、剥製の需要は意外と高く、売れるモノだということは掴んでおくといいだろう。剥製の処分は骨董品店や古美術店の買取へ出して売るか、また、自分自身でネットオークションやフリマアプリへ出品して売るのが良い。
そして、買取をおこなうときに特に重要なのが、どこで売るかという点であるため、しっかりと買取査定の比較や相場のリサーチをしておくことが大切である。また、買取依頼する場合は無料でのWEB査定依頼だけではなく実物を見ての査定が重要となる。
剥製の買取値段をアップするには
剥製の買取値段をアップするには、まず手入れやきちんとした保存方法をおこなっていることが必要となるだろう。汚いものよりきれいなものの方が高く買い取ってもらえるのはどの商品でも同じことである。しかし剥製の手入れ方法に詳しい人は少ないだろう。そこで、ここでは手入れ方法について紹介する。
保存方法
理想的な保存方法としては、アクリルケースやガラスケースに入れて防虫剤を入れて保管する方法がいい。虫害、ほこりから守ることでキレイな状態を保つことができる。ケースに入れて保存することができない場合、風通しのいい部屋に置くことが重要だ。
しかし、直射日光は大敵なので、日の当たらない場所に置くことを忘れないようにしてほしい。月に1度程度、羽ぼうきでほこりを払っておくといいだろう。さらに料理の油、たばこの煙は状態を悪くする原因だ。色が悪くなったり、劣化の原因となるので剥製のある場所は、台所から遠い場所で禁煙にするべきである。
部屋などに鑑賞できるように保存する場合は以上のことが注意すべき点である。また、物置などの目のつかない場所にしまう場合の保存方法としては、ポリ袋に入れて防虫剤を入れておくとよい。何にも入れずに保管すると痛みの原因となってしまうので要注意だ。年に1度の虫干しをおこない、防虫剤もこまめに入れ替えるようにするといいだろう。
手入れ方法
基本的には保存方法に準じた形で、ほこりを払ったり虫干ししたりしておくことがやっておくことになる。しかし、それだけではどうしようもないほど汚れてしまった場合などは業者に依頼するのがおすすめだ。以下におすすめのクリーニングをしてくれる業者を紹介するので参考にしてほしい。
上野剥製所
剥製の基礎知識の紹介からリース・製作までおこなう、剥製のスペシャリスト。剥製のレンタルはひそかに人気を集めている。飼っていたペットが死んでしまった際に剥製にするという人が増えており、その注文も受けているようだ。ペットの剥製というイメージはなかなか浮かびづらいが、一緒に生きてきたペットと離れがたい気持ちを剥製にすることで癒しているのだろう。
アトリエ杉本
剥製専門店であるアトリエ杉本は創業48年を迎える由緒ある企業だ。剥製の製作、直売、レンタルなどもおこなっている。修理の完成品は写真付きで公開されている。修理前と修理後できれいになっている様子を見ることができるだろう。
料金についてはあまりにも種類があり体系だっていないため、ホームページ上で確認することができなかった。ホームページ上で、見積もりをおこなうと記載があったので、気になる人はメールフォームから問い合わせをしてみてほしい。
修理は必要なのか?
買い取ってもらうために修理をする必要があるかどうかは難しいところである。修理料金が一定でない上におそらく高額になるかもしれない修理をしてまできれいにする必要はないかもしれない。しかし、誰かが大事にしていた剥製である場合、きれいにすることが少しは意味のある行動なのではないかと考える。
しかし、本当に買い取ってもらうためだけの修理は買取額と修理額の見積もりを両方出してから決めるのが1番確実だと思われる。剥製の買取は難しく、安い値段で買いたたかれてしまうこともしばしばある。しかし、本当に価値のある剥製を二束三文で手放してしまうのは非常にもったいないことである。なので、きちんと吟味して買取に出そう。
剥製の買取におすすめの業者
最後に剥製の買取におすすめの業者をいくつか紹介していく。剥製は普段あまり買取に出すことがないため、どこの業者に出せばいいのかで迷ってしまうことが多い。買取に出すときはできるだけ2~3社での業者比較をしてから売るようにしてみてほしい。
また、買取価格については詳しく記述されていなく、剥製の種類や状態によって大きく異なるため、およその査定額について知りたいのであれば、それぞれの業者に査定依頼を出したり問い合わせをおこなってみるのがいいだろう。
おたからや
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
おたからやは名前のとおり、おたから商品を専門的に買取している業者であり、骨董品やアート作品、ブランド品から貴金属まで幅広く買取をおこなっている。送料や振込み手数料なども無料となっており、非常に利便性が高い業者として汎用性がある。
買取マクサス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取マクサスもさまざまな商品を取り扱っている買取業者であり、こちらの業者も送料や振込み手数料が無料となっている。オンライン買取サービスとして人気が高く、ビデオチャットで査定できる利便性が高い業者でもある。
福ちゃん
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
福ちゃんはブランド品や骨董品などのアイテムの買取に強い業者であり、買取実績数も非常に多く信頼性が高い業者となっている。多彩なアイテムを買取対応しているため、多くの人たちから高い人気を得ているおすすめの業者である。送料なども無料だ。
エコリング
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
エコリングは、熟練した鑑定士による丁寧な査定が魅力的である。店頭買取・出張買取・宅配買取に対応しているので、都合に合わせた買取方法を選ぶことができ、当サイト・ヒカカクの口コミ評価も高いため、多くのユーザーが満足しているといえるだろう。
まとめ
ここでは剥製の買取相場・査定ポイントなどについてまとめてきた。剥製を買取に出そうと思う人はあまり多くはなく、実際に買取に出そうと思ったときは、業者を利用するよりもただ処分するだけのほうが多いだろう。しかし、それではお金を払って損をしてしまう。
剥製は買取業者に出すことで高く売れることもあれば、あまり価格がつかないこともある、だが、お金を出して処分するよりも業者を利用するのが効果的であるのは誰からしても一目瞭然である。剥製の処分や買取を考えているときは、しっかりと業者について調べ、買取のポイントなどを押さえておこう。