【買取価格を比較】ピアノ一括査定サイトを徹底解剖！評判の良いおすすめはどこ？

ピアノを処分する場合、不用品業者に依頼するとどうしても費用がかかってしまう。しかし、ピアノ専門の買取業者ならば思った以上の価格で売ることができる。また、処分費用無料で引き取ってもらうことも可能だ。

訳ありピアノだからといって諦めてしまわずに、ピアノ買取業者に相談してみよう。店舗へ持ち込みが難しいピアノを売却する際は、インターネットから簡単に出張査定の手続きができるピアノ一括査定サイトの活用がおすすめだ。

一括査定サイトを上手く活用すると、簡単に高値でピアノを買い取ってもらえる。ピアノの売却を検討している人は、紹介するピアノ一括査定サイトを利用する際の流れ、メリット、デメリットなど参考にしてほしい。

買取比較サービス「ヒカカク！」で最大20社一括見積もり

おすすめのピアノ一括査定サイト

早速、おすすめのピアノ一括査定サイトを紹介していく。まずは一括査定サイトを活用して自宅のピアノの価値を把握しよう。

引越し侍

引越し侍は引越しの際に、どこの引越し業者が安いのかを調べるのに便利な査定サイトだ。実は引越し業者だけでなく、ピアノの買取価格を複数社間で比較できる。

ピアノの種類やメーカーなどを入力することで、およその査定金額を把握できるのだ。さらに、引越しでピアノを移動する際の費用も調べることができるのが引越し侍ならではだろう。引越し侍のピアノ買取については以下のコラムも参考にしてほしい。

ピアノ一括査定サイト「引越し侍【ピアノ買取】」のクチコミ・評判は？

更新日 : 2021/12/21

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比較jp

比較jpは、さまざまな製品の買取価格を比較できる一括査定サービスで、その中にピアノの一括査定も含まれているのだ。特徴としては買取価格はもちろんのこと、搬出費用や運搬費用など買取にかかる費用といった業者の対応も比較できることが挙げられる。

また、最短3分の作業で一括見積もりや資料請求の依頼が可能。支払い方法や期日など、ほかのサイトにはない部分も比較できるため、細かく比較したい人におすすめだ。

おいくら

おいくらは、全国のリサイクルショップや質屋を1000件以上掲載している。ピアノはもちろん、家電や家具など幅広いカテゴリの査定比較が可能だ。ピアノの型番や状態などを記載するだけでなく、写真を添付して査定してもらえる。

そのほか、業者ごとのクチコミや買取実績も確認できるため、実際に一括査定を依頼する際に参考になるだろう。

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鍵盤楽器買取.com

鍵盤楽器買取.comは査定だけでなく、楽器の買取を専門におこなっている業者だ。査定フォームで型番や製造年、付属品などを入力することで、最大10社との比較が可能。

査定結果は電話、またはメールで伝えられる。2023年2月20日現在、一括査定サービスは電子ピアノのみを対象としていて、アコースティックピアノは一括査定サービスの対象外となっているので注意しよう。

ピアノ高価買取ガイド

ピアノ高価買取ガイドは、ピアノに特化している査定サイトだ。約1分の作業で、多数の参加会社との価格比較が可能。査定依頼件数は200,000件を突破しており、利用者も多い。

サービスはすべて無料となっているので安心して利用ができる。業者によって対応エリアが異なるが、ピアノ高価買取ガイドでは自動で依頼者の地域で買取対応している業者を選択してくれるのも特徴の1つだ。

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ヒカカク！

ヒカカク！は最高価格をチェックできる査定サイトだ。ブランド品から貴金属、スマートフォン、ホビーまで幅広いジャンルの製品における買取価格比較に対応しており、ピアノをはじめとする楽器の一括査定もおこなっている。

1分程度の簡単な作業で最大20社から価格比較ができるのが特徴。

月間利用者数は300万人を突破しており、国内最大級の買取比較サイトだ。クチコミも50,000件以上掲載されているため、業者を探しながら実際に利用した人のリアルな声がわかるのも特徴だ。

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ズバット

ズバットは引越しや老人ホーム、保険、生活サービス、法人用ポフィスショッピングなど幅広いサービスを提供している企業だ。そして、提供しているサービスの中に、車およびピアノの一括査定サービスがある。

それらの一括査定サービスは、20万人以上の人が利用したという実績を誇るのだ。

ズバットのピアノ買取無料一括査定では32社が登録されている。しかし、査定は業者の対応エリアなどにもよるため、最大20社一括査定してもらうことができる。

ピアノ・買取.jp

ピアノ・買取.jpでは24社の買取業者が登録されていて、ズバット同様その中から最大20社に一括査定してもらえる。

利用者の60%以上が、比較して最高額で売却できてよかったなど、多くの利用者から支持されているサイトだ。これまで利用した人が200,000人を越えることも、信用がおける証だろう。

しかし、ピアノ買取.jpはズバットの運営会社のウェブクルーと業務提携しているため、査定業者はウェブクルーを経由することになる。

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【閉業】ピアット

ピアットは電子ピアノやアップライト、エレクトーンなどの一括査定もおこなっている一括査定サイトである。このサイトでは最大10社から査定額を比較できる。

ピアノ買取.ねっと

ピアノ買取.ねっとは32社の買取企業が登録されていて、その中から依頼者の条件や住むエリアによって最大5社から見積もり比較できる。一括査定の費用は無料で、気軽に依頼できることも特徴だ。

問い合わせ窓口もフリーダイヤルのため、無料で利用できるのもうれしい。エレクトーンや電子ピアノも一部地域では取り扱っているが、場合によって移動費などを請求されることがあるため、事前に確認しておいた方が無難だろう。

かんたんピアノ買取.com

かんたんピアノ買取.comでは、最大5社からピアノ買取の見積もりをもらえる。利用者も多く、顧客満足度も95%と非常に高い。効率よく買取価格を比較できるのでとても便利だ。売りたいピアノの情報を入力するだけで査定を申し込める点も魅力といえる。

カスタマーサービスがあるため、インターネットでの申し込みが不安な人でも利用方法などを確認できるので、安心して利用可能だ。また、申し込みはフリーダイヤルの電話からも依頼できる。

ピアノ買取センター

ピアノ買取センターは、利用実績20万件を超える信頼できる一括査定サイトである。一括査定サービスに参加している買取業者22社の中から最大5社が査定をおこなう。

地域ごとにどの買取業者の見積もりが出せるのかが確認できるため、あらかじめ地域を選択した後、その業者について調べることができる。複数の業者の中から勝手に選ばれるのではなく、自分であらかじめ把握できるので安心だろう。

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ピアノ一括査定サイトの使い方

まず、一括査定サイトの使い方を簡単に紹介しよう。ピアノ一括査定サイトでは、下記の流れで買取手続きがおこなわれている。

ピアノ一括査定サイト利用時の流れ

• 1.サイトの入力フォームから、ピアノの情報（モデル、製造番号など）を送信する
• 2.複数の買取業者から査定額が届く
• 3.比較検討をした後、買取依頼をしたい業者に連絡を入れる
• 4.買取業者から手配された運送会社がピアノを引き取りに来る
• 5.業者が現物を見たタイミングで買取金額が確定する
• 6.ピアノの代金が支払われる

対応が早い業者だと1週間程度で引き取りOK

対応が早い業者であれば1週間程度で引き取りが可能となるため、1日でも早く売却をしたいと考える方でも便利に使えるサービスだ。

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一括査定サービスに参加している業者

一括査定サービスを利用するうえで気になるのは、一括査定サービスで査定をおこなう業者や業者の数だ。そこで、各一括査定サービスが公開している業者数と業者を紹介していく。

• ※1：楽器の一括査定に対応している業者数
• ※2：ピアノ査定が可能な業者数

今回調査した一括査定サービスの中で、参加している業者数が一番多かったのは引越し侍の46社で、次がヒカカク！の34社、そして、ズバット、ピアノ・買取.ねっとが32社となっていた。

また、おいくらは226社と紹介しているが、これは楽器の一括査定サービスに参加している業者の数で、ピアノの査定に参加している業者の数は確認できなかった。「おいくら」の業者一覧は、楽器の一括査定サービスに参加している業者で、ピアノの買取を表明している業者、もしくはピアノの買取実績がある業者の数となる。

一括査定サイトを利用する際のメリット

ピアノ一の括査定サイトは、高値買取を狙うのにメリットが多い。自宅にいながら買取価格を調べられるのでとても便利だ。手軽に価値を知りたい、最高値を知りたい人におすすめ。

幅広い地域の業者から査定してもらえる

このサービスを利用すると、ピアノが置かれている場所の周辺エリアにある業者から買取査定の連絡が届く。買取業者によっては隣市や隣県に対応しているところもある。

そのため、自分が住んでいる市にこだわるのではなく、なるべく多くの業者比較をおこないたい人には特におすすめ度が高い。

無料で査定依頼ができる

ピアノ一括査定サイトの多くは、無料で利用できる仕組みとなっている。査定額に不満がある場合は、依頼しないままサービス利用を終えることもできるため、愛用のピアノ売却に関する相場を知りたいだけという人にも便利だ。

また、ピアノ一括査定サイトは、基本的に買取業者との直接契約となるため、中間的な役割を担うオペレーターなどがいないところも利用のしやすさにつながっている。

高値査定につながりやすい

ピアノ一括査定サイトに登録している買取業者は、互いにライバル同士だ。特にピアノ買取業者の少ないエリアでは、1件の契約が各社の売り上げに大きく影響するため、高値を付けてでも契約につなげたい傾向がある。

このような実情から考えても、ピアノ一括査定サイトに登録している業者のほとんどが、ライバルに負けない企業努力をしているといえるだろう。そのため、高値査定を含めた各種サービスで納得の提案が受けられる。

値段の付かないピアノの処分にも適している

ピアノ一括査定サイトの中には、値段の付かない古いピアノの引き取りをおこなっている業者もたくさん存在している。ピアノの引き取りの場合は、運送料が利用者負担になることが多いようだが、自分自身で処分法を模索するよりも遥かにスピーディーに手続きが進む。

ピアノが買取不可となるケースはどんな場合？処分はどうする？

更新日 : 2021/04/09

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一括査定サイトを利用する際のデメリット

便利なピアノ一括査定サイトにも、若干のデメリットがある。以下に紹介するデメリットを把握した上で一括査定サイトを活用することによって、スムーズに取引できるだろう。

必要情報がないと査定ができない

ピアノの一括査定サイトを利用する際には、メーカー、モデル、製造番号などの詳細な情報が必要不可欠である。10年ぐらい前に祖母からもらったピアノなどという曖昧な情報では、どの業者も明確な返答ができない。

そのため、スムーズに取引をおこなうためにも、入力フォームに書かれている事項を用意しておくと良いだろう。ピアノに関する細かい情報がまったくわからない場合は、備考欄などを活用してその旨をきちんと伝えてほしい。

マイナス査定が付くこともある

まったく調律がされていない上に、ホコリやゴミが溜まっているピアノの場合は、状態の悪さによってマイナス査定が付くことも多い。インターネットを通して各業者が出してくる査定額は、状態が良いピアノに対するものという点が共通している。

そのため、ボロボロになっていることが明らかな場合は、マイナス査定を覚悟した方が良いだろう。

業者から電話が来ることもある

送信内容に不備がある場合は、買取業者から確認の電話やメールが届くこともある。ピアノ一括査定サイトの多くは無理な勧誘がないことで定評があるようだ。

それでも、仕事中などに業者からの連絡を避けたい場合は、電話連絡は17時以降にしてくださいなどのメッセージを備考欄に書いておいた方が良い。

ピアノ買取の体験談がまとまったブログ10選！注意点やトラブルを予習しよう

更新日 : 2022/08/16

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一括査定サイトを利用する際の注意点

ピアノ一括査定サイトを利用する際に気をつけてほしい点を紹介していこう。

トラブルを避けるためにも正しい情報を登録する

特に入力フォームから送信する情報は、買取額だけでなく運送会社の手配にも使われるため、当日のトラブルを回避するためにわかりやすく登録することが重要だ。また、長年使っていない放置状態のピアノはマイナス査定が付くと想定しておいた方が、後々のショックも軽減できる。

日頃から掃除・メンテナンスをおこなおう

ピアノ一括査定サイトを活用して高値査定につなげるためには、掃除やメンテナンスが重要な要素となる。そのため、地元の調律師さんに相談しながらピアノを良い状態で維持することを心掛けてほしい。

なるべく早く売りに出す

ほかの中古品買取と同様に、買取に出すのであれば早いことに越したことはない。ピアノは維持するのにもお金がかかり、定期的なケアが必要な楽器だ。

まったく弾くことがなく、観賞用に置いておきたいわけでもないのであれば、早めに売りに出したほうがメンテナンス費用も浮き、壊れる前に売りに出せるので高額査定が見込める。迷っているなら早めに行動してほしい。

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ピアノの手入れ方法

ここでは、ピアノの正しい手入れ方法について紹介する。手入れの仕方が悪いとピアノにサビやカビ、害虫がつく原因となる。また、手入れ次第でピアノの長持ちが可能になり、売却時にも高価格になりやすい。

メンテナンスの基本は、ピアノを清潔に保つこと。ときどき、ピアノの屋根や鍵盤のふたを開け、普段使わない音域の音を出すことが大切だ。下記の情報も参考にして、少しでも長く使用できるピアノにしてほしい。

外装面のお手入れ

表面についた埃はピアノ用の毛ばたきか、やわらかい布で軽く拭き取るようにしよう。毛ばたきは羊毛製のものがおすすめである。静電気で埃を取るタイプの毛ばたきは、消音機能付きのピアノに使用すると静電気でショートする恐れがあるので気を付けてほしい。

鏡面ツヤ出し塗装のピアノの光沢を保つには、ピアノユニコン（ヤマハ）などの鏡面ツヤ出し塗装専用ツヤ出し剤でムラなく拭きあげよう。そのほかの塗装仕上げ（サテン・ブラック、木目、半ツヤ塗装など）のピアノは、柔らかい布でカラ拭きしてほしい。

ここで注意してほしいことがある。市販の科学雑巾や家具用などの外装手入れ剤は、ピアノに不向きな成分が入っていることがあるので、使用は避けるようにしてほしい。

鍵盤のお手入れ

素手で触る鍵盤は、最も汚れが付着しやすいところなので、白鍵だけでなく黒鍵の側面も柔らかい布でカラ拭きしよう。汚れが目立つときはピアノの鍵盤専用クリーナー（キークリーナー）を使うと良い。木製鍵盤の表面にはプラスチックのようなツヤのある合成樹脂が貼り付けてある。

アクリル＆フェノールアクリル、フェノール、ファインアイボリー、ファインエボニーなどの合成樹脂鍵盤は、キークリーナーを使うと汚れが簡単に落ち、殺菌や埃による傷を防ぐ効果もある。

象牙鍵盤や人工象牙鍵盤（ニューアイボリーなど）は、キークリーナーは使わずにカラ拭きだけにしてほしい。また、ここでも注意してほしいことがある。

アルコールの使用はひび割れの原因となるので使わず、鍵盤を拭くときは塗装面を拭いたものとは別の綺麗な布を使うようにしよう。何よりもまず、ピアノは綺麗な手で弾いてほしい。

湿度、温度の管理

ピアノに最適な湿度は50％～70％、温度は15度～20度である。一年中適湿・適温を守るためにも、エアコンのある部屋の直射日光のあたらない場所に置こう。冬は低温と乾燥を防ぐために暖房や加湿器などが必要だが、風や蒸気が直接あたらないようにしてほしい。

また、急激に温度が下がるとピアノの金属部分に結露ができることがあり、放っておくとフレームや弦などの金属部品がさび付くので注意しよう。このとき、ピアノの内部を適湿に保つ除湿剤を入れておくと安心だ。

カラッと晴れた日は部屋の空気を入れ替え、雨の日は室内の湿度が上がらないように気を配ろう。湯気や水蒸気からできるだけ遠ざけることが大切なので、キッチンに近い場所や北向きのじめじめした納戸などにピアノを置くのだけは絶対にやめてほしい。

寿命を伸ばせる？ピアノの調律・メンテナンスの費用相場まとめ

更新日 : 2021/04/09

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ピアノの寿命

長く使ったピアノを所有していて、「もう古いから売りには出せないだろう」と思う人もいるだろう。しかし、ピアノは古くても状態によってはまったく問題なく使用ができ、売ることが可能だ。

また、ピアノは湿度や温度に繊細な楽器のため、調律などのメンテナンスが定期的に必要である。実は、調律など普段から丁寧にメンテナンスをしていれば最長100年くらい保つことができる。そのため、平均寿命は70〜80年くらいと考えられる。

さらに、オーバーホールを交換することで、新品同様に近づけることも可能だ。ピアノは寿命が長いため、処分を考えるよりも先に、買取に出すことを検討しよう。ピアノの修理やオーバーホールの費用について詳しく知りたい人は、下記のコラムも参考にしてほしい。

【保存版】ピアノ修理・オーバーホールの費用相場まとめ

更新日 : 2022/10/06

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ピアノ買取相場の紹介

ピアノの一括査定をおこなう代表的なサービスを紹介してきた。ただ、提示される買取価格が高いかどうか判断するには、実際のピアノ買取相場を知っておく必要がある。

そこで、買取業者が公開している買取価格からピアノ買取相場を調査してみた。ここで紹介する買取相場は2023年2月20日調査時点のもので、時期やピアノの状態で変動するので注意してほしい。

タイプ別

まずは、ピアノのタイプ別に買取相場を調査してみた。

もともとの販売価格が高額なグランドピアノは高価買取になる傾向がある。アップライトピアノは機種によっては高額になることもあるが、グランドピアノに比べるとやや買取価格は安くなった。

電子ピアノは販売価格が安価な物が多いこともあるが、グランドピアノやアップライトピアノに比べると買取価格は安くなる場合が多い。

また、共通していることは新しいピアノほど買取価格は高く、時間が経過するにつれ買取価格は下がっている。そのため、売却する場合は、少しでも早く売却した方がよい。

メーカー別

次にピアノの代表的なメーカー別買取価格を紹介していく。

ヤマハ

国内ピアノ市場で有数の規模を誇るヤマハは、どのピアノの中古市場においても存在感は大きく、取引量はほかのメーカーより多く、取引価格も高い傾向がある。

河合楽器（カワイ）

国内市場では、ヤマハに次ぐ規模のカワイ。ヤマハほど取引量は多くないものの、多くのピアノが中古市場で取引されている。ただ、買取価格はヤマハに比べるとやや安い傾向が見られた。

Roland（ローランド）

日本初の電子ピアノを販売し、性能の高さから日本のみならず、世界で人気があるローランド。初心者向けからプロユースまで幅広い種類の電子ピアノを販売しており、買取価格も種類により大きく差がある。そのため、売却する前に自分の電子ピアノがどのようなものか把握しておくとよいだろう。

買取業者の紹介

一括査定サービスで買取業者が見つかっても、その業者がどのような業者か分からないと不安があるだろう。そこでピアノ買取で実績がある業者を紹介するので、業者選択の際に参考にしてほしい。

ここで紹介している買取価格は2023年2月20日調査時点のものだ。あくまで目安となる価格で、必ず紹介している買取価格で売却できるわけではないので留意しておこう。

出張買取のタケモトピアノ

ピアノ買取と聞いて、タケモトピアノを思い出す人も多いかもしれない。その知名度を生かして、年間33,000台という日本有数のピアノ買取実績を誇る業者だ。

ブランド、機種名、製造年月などピアノの基本的な情報を連絡すれば、事前査定をおこなってくれるので、初めてピアノを売る人でも簡単に利用できる。また、独自の修復技術があるため、多少の汚れや傷があっても対応可能なケースも少なくない。

ただし、電子ピアノは買取対象外となっている。買取は出張で対応しており、査定や運送費用は無料なので、気軽に依頼しやすいだろう。

出張買取のヤマハピアノサービス株式会社

ヤマハピアノサービス株式会社はヤマハ株式会社が運営する業者で、ピアノの調律や修理、中古ピアノの販売、買取をおこなっている。ピアノを作っているヤマハだからできる適切な査定で、利用者が満足する買取が可能だ。

また、事実と異なる申告がない限り事前査定から減額はないので、安心して買取を依頼できるだろう。ただし、買取対象としているのはヤマハ製ピアノのみで、他社ピアノや電子ピアノも買取対象外だ。

買取は出張のみで対応。運送費用は業者が負担してくれるが、古いピアノなど値段が付かない場合は運送費用が発生する場合がある。

出張買取の伸和ピアノ株式会社

伸和ピアノは、ピアノや管楽器の販売や買取をおこなっている業者だ。創業が1970年と、50年以上もピアノの買取に対応してきた実績と信頼がある。査定は現地にいっておこなうため、より正確な査定が可能だ。

また、依頼者から確認してもらった上で買取するため、これまで発生したクレームは0件と謳っている。自社で修理が可能な環境が整っているため、40年前に製造された古いピアノでも買取・査定が可能だ。

メーカー別、種類別に大まかな買取価格を公開しているので安心だろう。買取は出張で対応しており、出張料、査定料、搬出料は無料だ。ただし、特殊作業が発生する場合は別料金がかかるケースもあるので確認しておこう。

買取価格

宅配買取の東洋ピアノ

東洋ピアノはピアノの販売や修理、そして買取をおこなうピアノ専門の業者だ。オリジナルピアノを製作するなど、ピアノに関してあらゆるサービスに対応している。事前に申告があった状態と実際の状態が著しく異なっていない限り、減額はないので安心だ。

また、問い合わせから実際の買取まで安心できる取引をモットーにしているため、約80％が東洋ピアノの買取に満足したと回答するなど、利用者から高く評価されている。

買取は宅配で対応。引取は運送会社が家まで訪問しておこなってくれる。査定料は無料で利用可能だ。国内自社工場で修理再生が可能、古いピアノでも買取ってくれるので、諦めずに依頼してほしい。

大阪の三木楽器

三木楽器は、音楽関連事業をおこなう業者だ。楽器販売、音楽教室、イベント企画・制作のほか楽器の買取にも対応していて、ピアノも買取対象としている。

創業1825年の老舗楽器店である三木楽器だからこそできる満足がいく買取を実現。また、自社でピアノ修理が可能なため、多少状態が悪くても買取は可能だ。

買取は店頭と宅配で対応。宅配は専門の業者が家まで来て搬出までおこなってくれるので、安心して依頼できる。ピアノは買取対象地域が限られているので、事前に確認しておくとよいだろう。

買取価格

出張買取の富士楽器

富士楽器はさまざまなピアノの販売や買取をおこなっている業者だ。買取対象はグランドピアノ、アップライトピアノであるが、電子ピアノについては無料回収に対応している。

買取したピアノは自社で販売するほか海外にも輸出するため、幅広い種類のピアノ買取に対応しているいて、高額での買取も可能だ。

通常生活レベルの傷で査定額を変更されることはないのもうれしい。買取は出張で対応しており、査定料は無料だ。ただし、引取や搬出に費用がかかるか明記されていないので、事前に確認してほしい。

買取実績

まとめ

本コラムでは、ピアノの一括査定サービスやピアノの手入れ方法、買取相場、買取業者を紹介した。ピアノ一括査定サイトは、自宅に居ながらにしてさまざまな業者とコンタクトが取れる、大変便利なサービスである。

とくに、たくさんの業者を比較検討できると高値査定につながる要素が多いため、うまくサービスを利用しながら愛用のピアノを売却してほしい。

ピアノ買取業者一覧で比較し、評判の良い買取業者を探してみるのもおすすめだ。一括査定サイトのメリットとデメリットが気になる人は、下記のコラムにも目を通してみてほしい。

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