お酒の買取店を展開するJOYLAB(大阪府大阪市)が6月1日、資産管理アプリ「マイセラー」を立ち上げた。今回はこちらの話題についてみていきたい。
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このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
資産管理アプリ「マイセラー」とは
資産管理アプリ「マイセラー」はお酒をスマホで撮影し登録してもらうだけで、買取予想価格を提示できるサービスだ。そこから宅配や店頭買取も受け付けることも可能で、約3000銘柄に対応しているようだ。 このアプリのデータベースは、JOYLABが運営する7つの店舗での買取価格表を元にしている。月平均で酒を1万本集めるほどの実績があるため。データは豊富だ。うち6割をウイスキーやワインが占めるとのこと。
JOYLABについて
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
JOYLABは、JOYLAB株式会社が運営する酒類全般の買取・販売事業だ。東証一部上場のBEENOSグループで、実店舗は全国に続々と展開している。東京・大阪・愛知・福岡など主要な都市に出店しており、出張買取も可能なのが特徴だ。
アプリ開始の狙い
同社のリサーチによると、お酒は買い取ってもらえるものという認知は世の中で3割しか広がっていないとのこと。店舗での買取、郵送買取、出張買取と、同社の買取サービスは、複数のチャネルを設けて利用者を集めているが、さらに層を拡大していく狙いがある。今は売る気がなくても、まず手元のお酒の資産価値を"見える化"することで、顧客との接点を持ちたいという考えだ。
中国や香港など海外では国産ウイスキーの需要が高まり、原酒不足で休売や終売となり相場が高騰する例もある。アプリは通知力が高いため、マーケット全体におけるトレンドや相場変動等のお知らせをアプリ上にアップをしていくことで、ユーザーに対して自店舗への買取送客を図るとのことだ。
まとめ
ネットオークションなどを眺めていると、高額で取引されているお酒を目にすることがある。自分の所有しているお酒も、もしかすると価値があるかもしれないと思うかもしれない。そうした時にマイセラーで相場が確認できると便利だろう。ユーザーにとって価値ある情報が手に入れられる場所として認知され始めれば、便利なアプリとしてユーザーも増えていくはずだ。
買取サービスを容易に比較できる現代で、差別化を図っていくのは大変なことだろう。しかし、ユーザー目線にたって、今回の相場情報の提供というような、買取の取引にまつわる周辺領域をサービスとして提供することができれば、他に勝る買取サービスとして抜きん出ていく可能性は高まるだろう。
参考: https://www.recycle-tsushin.com/news/detail_4832.php