お酒の空き瓶・空ボトルは1万円以上で売れる？買取相場を徹底調査

お酒好きの方だとすぐに溜まってしまい、莫大な量になることも考えられるビール、ワイン、ウイスキー、一升瓶、ドンペリ等お酒の「空き瓶・空ボトル」。自宅等で飲んだものをどのように処理しているだろうか。もちろん、捨ててしまうという方が多いと思う。また、デザイン性が高ければインテリア・ディプレイとして活用・リメイクするのもいいだろう。

しかし、お酒の中でもワイン、ブランデー、ウイスキーなど種類によっては、驚くほどの高額で売りに出せる場合があるのだ。例えば、バカラ社製のクリスタルボトルが使用されたルイ13世の空ボトルは1万円以上で買取して貰うことができる。モノによっては10万円を超えるケースもある。食器の人気ブランドによってお酒のボトルがそもそも製造されているケースがあるのだ。アルマンドブリニャックの空瓶セットも1,000円で買取して貰えたりと、幅広い空ボトルに値段が付く可能性がある。どうせ捨てるなら、売りに出して現金にするのが賢いといえる。そのため、自宅に空き瓶がある方は査定に出してみるのがオススメだ。

「そうはいっても、どのような空き瓶が買い取ってもらえてるのかわからない」という方がほとんどなのではないだろうか。大手メーカーのビールや焼酎、日本酒の空き瓶・一升瓶も自宅にあり、処分に困っているという人もこの記事を読んでいる可能性がある。そこで、低額だが買取して貰える空き瓶の種類、驚くほど高額買取してもらえる空き瓶の種類や価格相場、買取に出す際の注意点などを解説していく。最後にはお酒の空き瓶の買取査定を実施している買取業者をまとめているので、ぜひ参考にしていただきたい。

空き瓶の処分方法は、資源ゴミとしての酒缶のリサイクルはもちろんのこと、近年は、お酒の紙パックもリサイクル方法が確立されつつあるようだ。

一升瓶やビール瓶、「R」マークが貼付されている、再使用可能な「リターナブル瓶」は、酒販売店等を通じて回収され、瓶の洗浄業者を経て、メーカーで再利用されている。なお、リターナブル瓶以外のその他の瓶は、資源ゴミとして回収され、処理施設で溶かした後に新たにリサイクルされている。

一方、お酒の空き瓶にはコレクション的な価値があるのをご存じだろうか。マニア以外の方からするとにわかには信じがたいかもしれないが、中身の入っていない酒瓶でも高いお金に変わるものがあるのだ。

たとえ空き瓶であっても、高級酒やヴィンテージもの等、お金を払ってでも手に入れたいというコレクターは世界中に存在しており、それに対応するようにこれらの空き瓶を専門に扱う買取業者も存在する。もし、ちょっと良いお酒を飲んだなら、酔いがさめた後に空き瓶が買い取ってもらえないかチェックしてみるといいかもしれない。

当然、買取に関しては未開封のお酒のボトルがメインである。ただ、中にはそのボトル自体にとても価値があるものが存在する。

リサイクルが可能となっており、価格帯は安いが買取して貰うことができる。例えばビール瓶は販売時点からお酒の買取店が5円をびん保証金として上乗せして販売しており、瓶ビールの空き瓶を返却することで5円を返却して貰うことができるのだ。つまり5円での買取となるイメージだ。これをビールびん保証制度という。

愛知県の株式会社 すぎたでは缶ビールやチューハイ等の空き缶も回収しており、アルミ缶、スチール缶などを回収して貰うこともできる。日本酒や焼酎などが入っていた一升瓶も1本5円での買取が可能となっている。このような試みは街の酒買取店では行われており、リサイクル、エコに貢献するという姿勢を貫くことができるだけでなく、少額ながらお金も戻ってくる点が魅力的だ。

簡単に言えば、インテリアとして飾りたくなるようなボトルのことだ。例えば、希少価値の高いお酒の空ボトル、バカラ社製のクリスタルボトル、その他デザイン性の高いボトルである。このようなものであれば、空ボトルであっても価値が高い。また、希少価値は全くないがコンビニで売られているワインやシャンパンのボトルについても素材上リサイクルの価値があるのでお酒買取店に返却することで5円程度のバックを貰える場合がある。

クリスタルボトルなど高価値の商品も普通の酒販売店でも買い取ってもらえることもあるが、販売力やコネクション等の事情から、やはり買取専門店に売却するのがおススメだ。買取価格も通常の酒販売店よりも圧倒的に高額であることが十分に予想できる。

まず間違いなく買い取られるのが、先ほども名前を挙げたバカラ社製のクリスタルガラスのボトルだ。高級ブランデー等で使用され、世界中でも人気が高い。コニャックのルイ13世、ヘネシーリシャール、カミュ等の最高級品は、バカラ社の瓶が使われている。バカラはグラス等でも有名なだけに、空き瓶であっても高額な値が付くことは間違いないだろう。

ウィスキーの空きボトルも人気だ。スコッチの代表格、シングルモルトのロールスロイスとも呼ばれるザ・マッカランの年代物空きボトルは、高値がつくようだ。また、国産ウィスキーも特に近年価値が上がっている。山崎シングルモルトの古いボトルやイチローズモルトも人気である。

その他、高級ワインも高額買取の対象になるだろう。中でもロマネコンティやシャンパンのドンペリニヨンは知名度も高く、人気である。

特殊なものとしては、陶器製のボトルがある。ブランデーやウィスキー、日本酒などに存在し、有田焼や伊万里焼のボトルというのもある。このような陶器製のボトルは、特殊なデザイン性から買取が高額になる可能性も高い。

希少価値が高い高級酒やワインであれば、箱や替え栓のみを売りに出すこともできる。そのため、「空いたボトルはインテリアとして手元に残しておきたいけれど、箱や替え栓はいらない」「空いたボトルは捨ててしまったけれど、箱や替え栓は持っている」という場合も、買取査定に出してみてはいかがだろうか。

もちろん、空きボトルと付属品が全て揃った状態で査定に出した方が価値が高くなるが、箱や替え栓のみでも売れるなら売りに出したいという方もいるはずだ。

実際の空き瓶の買取相場はどのくらいなのだろうか？ここでリサーチした一例を紹介していこう。

前述の空き瓶の買取相場を幾つか紹介すると、ルイ13世の空ボトルは販売された年代によって箱や付属品の形状が異なり、があるが、最大で1万5千円程度の取引になることもあるようだ。

ヘネシーリシャールであれば、2万円、カミュでも1万2千円、レミーマルタンで1.3万円程度の高額買取に繋がるものがある。

また、ウィスキーでは、ザ・マッカランの30年もので最大5万円、ザ・マッカラン50年で2,5万円以上、山崎の50年もので最大12万円、イチローズモルト、カードシリーズでは最大15万円と、相当な価格になることもあるようだ。

ワイン系では、ドンペリニヨンは流通量が多く、ゴールド小箱つき空ボトルで500円程度だが、ロマネコンティの価値の高いものでは、5万円の相場が付いている。ロマネコンティを製造するDRC（ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ）の空ボトルはいずれも高額で売ることができる。ロマネコンティ以外にも、スクリーミング・イーグルの空ボトルは2,000円程度で買取して貰うことが期待できる。

次に、このようなボトルを査定に出す際のポイントを説明しておこう。

未開封のボトルはボトルの汚れを落としてから査定に出すのが通常だが、空のボトルを査定に出す場合は、なるべく洗わずにそのまま封をし、査定に出す方が良い。ボトルに残る香りを楽しむ方もいるため、場合によっては価値が上がるのだ。実に奥深い世界である。

また、付属するものはなるべく揃える必要がある。ワインやシャンパンの場合、コルクや木箱があることも重要な要素となり、ブランデーの場合は、替え栓が重要だ。なお、ブランデー等にシリアルナンバーがある場合、替え栓のシリアルナンバーが一致していることを確認しておこう。

オールドボトルの場合、箱やラベルはその価値を高め、簡単にその価値を証明するものであると考えて良い。なるべく箱やラベルを綺麗な状態に保ったままで売却したいところだ。

バカラクリスタルのボトルは、傷の有り無しも大きな査定要素であることは頭に入れておきたい。傷は、クリスタルの命である光を殺してしまうからだ。どのような空き瓶にせよ、傷がついているものよりも綺麗な状態のボトルであった方が査定額が高くなることは間違いないだろう。

ルイ13世やロマネコンティ、レミーマルタンなどの人気が高いお酒は、数は少ないが偽物も出回っている。そのため、買取業者による査定は厳しくなっており、偽物であったら残念ながら買い取ってもらうことはできない。

偽物ではないと証明するためにも、お酒についていた替え栓や空き箱、冊子などの付属品が重要になってくるのだ。そのため、ボトルを開ける際は、買い取ってもらうことも視野に入れながら、付属品は捨てないで取っておいていただきたい。

最後に査定は、なるべく複数の買取専門店へ依頼することが望ましい。専門店の中でも、種類によって強い・弱いがあるからだ。複数の業者に査定を依頼し、売却すべき業者をじっくりと見極めよう。

「お酒の空き瓶を売りに出したいけれど、行く時間がない」という方も多いのではないだろうか。そのような場合には、インターネットのオークションやフリマアプリなどを利用するという手もある。

しかし、オークションやフリマアプリとなると、相場がわかりにくい。その上、値段設定が高すぎると、売れないというデメリットが存在する。その結果、値段が低くなってしまう可能性が高いのだ。そのため、やはり査定のプロがいる買取専門業者に依頼をするのがいいだろう。

買取業者の「ファイブニーズ」では、自宅にいながらも査定をしてもらえる、さまざまな査定方法を取り入れている。

「オンライン査定」では、24時間いつでも受付している指定のフォームに入力していくだけで査定が完了する。「電話査定」は、電話口でそのまま価格査定をしてもらえるので、最もスピーディーに査定が完了する。

「LINE/写メ・画像査定」では、商品を撮影してLINEかメールに画像を添付することで、査定の返信がもらえる。そして「FAX査定」では、ことで査定に出すことができるのだ。

こういったさまざまな査定方法があることで、ライフスタイルに合わせて気軽に査定に出せる。時間が取れない場合や店舗が遠方の場合、出向くのが億劫な場合は、ぜひ活用していただきたい。

最後に、査定依頼の参考に、いくつか買取業者を紹介しよう。

「ファイブニーズ」は幅広いお酒を扱う買取専門店であるため、専門的な知識と査定の妥当性が評判だ。買取実績や買取強化商品などがサイトに掲載されているため、相場を確認するのにも参考になるだろう。

送料無料、宅配キット付きの宅配買取は梱包方法が動画で紹介されており、初心者でも安心だ。また、先述の通り、「オンライン査定」や「電話査定」などがあるため、自宅にいながらも査定をしてもらえる。買取業者の店舗に行く時間がないという忙しい方にもオススメしたい。

「晴れ屋」は、お酒の知識や市場価格を把握した豊富なベテラン査定士による査定が特徴。出張買取と宅配買取は全国地域が対象のため、地方の方でも利用しやすい。送料やキャンセル料含む手数料は一切不要、宅配キットサービスもあり負担なく申し込めるのがポイントだ。

「バイセル」は幅広い空き瓶の取扱いがあり、出張買取までのスピードが速いのが魅力だ。さまざまな買取のスタイルにも対応しており、どれも無料で利用できるので、使い勝手の良い業者と言って良いだろう。

お酒の専門店ということであれば、「ストックラボ」も忘れてはならない。

幅広い販売ルートの確保しているため、買取数や成約率が高いのが特徴だ。また、経験豊富な鑑定士によって査定が行われてるため、信頼性の高い業者としても人気を呼んでいる。買取方法は出張・宅配・店頭持ち込みの3種類がある。

実は、地方の買取業者が高額で買い取りを行っているパターンもある。地方在住者はもちろん、配送での査定も行なっておりその費用は無料の可能性もあるので比較対象とすべきだろう。以下で、当サイトに掲載している地方買取業者の中でおすすめのショップを紹介する。

札幌にあるお酒買取店で、リサイクルショップでありながらお酒の買取に一番力を入れている。国内でもかなり高めの相場で買取をする自信があると同社の社長は語っているため、査定に出す価値がありそうだ。空き瓶の買取相場も、全国的に見てかなり高めの設定出されているようなので比較対象として確実に入れておこう。

自宅にプレゼントとしてもらったお酒の空き瓶などが転がっていないだろうか。自分からお酒を買うことがなくても、誰かから贈り物としてもらう機会は意外と多いものだ。ひょっとしたら、そのボトルは中身が空になっていても高値で売れるかもしれない。ぜひ自宅に酒瓶が眠っていないか、思い返してみてほしい。そして、実際に売却する際は当サイト「ヒカカク！」で業者比較を行い高額査定してもらうといいだろう。