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ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクの買取相場まとめ

読了目安:12分
更新日:2021/06/17
公開日:2019/04/06
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知る人ぞ知る銘柄、ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスク。ウイスキー通を名乗る人たちであれば、1度は耳にしたことのある銘柄であろう。

そこで今回は、ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクについてと買取相場についてご紹介する。

ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクの買取相場まとめ

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ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクとは

ウイスキー通を名乗る人たちの間で、知らない人はいないほど有名なブラックボウモア42年1964シェリーカスク。

ブラックボウモア42年1964シェリーカスクは、ウイスキーの聖地であるスコットランドのアイラ島で醸造された伝説のボトルだ。

ボウモア社からリリース

ブラックボウモア42年1964シェリーカスクは、「アイラモルトの女王」の異名を取るアイラ島最古の蒸留所ボウモア社から2007年にリリースされた。1964年に新しい蒸留釜を導入した老舗のボウモア社だが、ブラックボウモア42年1964シェリーカスクは、新窯導入後に初めて蒸留された記念すべきボトルである。

ブラックボウモアは、1993年にファーストエディションがボトリングされた。その後1994年にセカンドを、さらに1995年にボトリングしたものがサードエディションとしてリリースされた。

かつてはサードエディションのブラックボウモアが、ファイナルエディションと銘打たれていた。しかし、12年ぶりにブラックボウモア42年1964シェリーカスクが4thリリースされたことで、世界中のスコッチファンが幻のモルトの復活に胸を熱くした。

827本ボトリングされたブラックボウモア42年1964シェリーカスクのうち、日本で発売されたのはわずか90本のみ。老舗中の老舗と名高いボウモア社のスコッチの中でも、かなりのレアアイテムとして知られている。

ボウモアの創業の歴史

ボウモア社は、アイラ島の実業家ジョン・シンプソンにより1779年に創業された。アイラ島中心部のボウモア村に建てられたボウモア社は、アイラ島で1番古い蒸留所であり、スコットランド全体では2番目に古い蒸留所である。

農業経営者でもあった創業者のジョン・シンプソンだが、ボウモア社はアイラ島のほかの蒸留所と同じく農場に併設されていた。ボウモアとは、ゲール語でグレートリーフ(大いなる岩礁)を意味しており、ボウモア社はメキシコ湾流のおかげで寒暖差が穏やかな海の潮の香りが広がる場所に建っている。

創業者亡き後はドイツ人家族の手に渡るなど、1837年以降ボウモア蒸留所は幾度となく買収され、第二次世界には製造中止になった。1950年には、グリゴー家の家族経営会社William Grigor & Sonsによって買収される。

しかし、オーナーが急逝したため蒸留所は荒れ果て、1963年にはスタンリー・モリソンに買収された。1980年にはアイラ島で唯一エリザベス女王が訪問した蒸留所となって名声を高め、1994年にサントリー傘下の子会社となった。

ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクの特徴

麦芽にこだわるボウモア社は、使用する麦芽のうちの33.5%を自社農場でまかなっている。製麦工程においても、コンクリートの床の上で大麦を発芽させるフロア・モルティングと呼ばれる伝統的な工程を採択し、発芽にちょうど良い温度を維持するため4時間ごとに大麦をシャベルですき返す労力と手間を惜しまない。

ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクも、手間暇のかかる製麦工程を経て作られたスコッチだ。スタンリー・モリソンが蒸留を再開したのが1964年11月5日だが、その最初の樽がブラックボウモアであり、黒っぽく輝く特徴的な液体の色からブラックボウモアと呼ばれるようになった。

ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクのエレガントなスモーキーさは、麦芽の乾燥のために使用されるアイラ島産のピート(泥炭)と、世界最古であり海抜0mという珍しい環境に建てられた第一貯蔵庫(ナンバーワン・ヴォルト)で熟成されることによるものだ。

海のアロマを吸い込み、オロロソシェリー樽で42年の間熟成されたブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクは、コクのある味わいと複雑な風味が特徴となっている。

また、超長期熟成されたブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクは、冷却ろ過の工程を飛ばしてボトリングされたノンチルの樽出し原酒だ。ウイスキー製造工程で生じる油分がフィルターでろ過されていないため、長期熟成そのままの味をダイレクトに味わうことができる。

ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクのテイスティンング

ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクの味わいは、伝説のボトルの名にふさわしくまさに唯一無二。完熟というよりは超熟という言葉がぴったりで、ピートのスモーク香をほのかに残しながらも、オロロソシェリー樽に由来するトロピカルで黒い葡萄を彷彿とさせるフルーティな甘さが印象的だ。

シェリーの香りの中にも、ジンジャーやシナモンのようなスパイシーさや南国フルーツやドライフルーツのような甘さがあり、口当たりはクリーミーかつドライ。

しかし、舌にまとわりつくほどの重さは感じられず、トゲトゲするほどのドライ感はない。

一般的にシェリー樽の原料であるヨーロピアンオークは、バーボン樽の原料になるアメリカンオークに比べて数倍以上のタンニンを含んでいる。もちろん熟成年数によってタンニンのレベルが上がるわけではないが、ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクのテクスチャーは舌を包み込むようなタンニンの恩恵にあずかっているといえるだろう。

ボウモアらしさやピーティー(スモーキー)が特徴のアイラ島のシングルモルトウイスキーを想像して飲むと少々肩透かしをくらうかもしれないが、バランスは非常に良い。

優れたウイスキーほど味わいや香りが長く残るといわれているが、ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクのアフターテイストは長く、余韻を楽しむことができるウイスキーだ。

ブラックボウモアと他のシェリーカスクウイスキーとの比較

他のシェリーカスクウイスキーと比べてみると、ブラックボウモアがなぜ幻のモルトや伝説のボトルと呼ばれているのかを知ることができるだろう。

ここでは、シェリーカスクとはなにか、そしてさまざまなシェリーカスクウイスキーの特徴について取り上げてみる。

そもそもシェリーカスクとはどういう意味か

ウイスキーの色と香りはカスクによるところが大きく、カスクはウイスキー作りの中でも重要な役割を担っている。一般的にウイスキーの熟成に再使用されるのはバーボン樽とシェリー樽だが、シェリー樽で熟成されたウイスキーは、芳醇かつフルーティーな仕上がりになる。

カスクは一度きりしか使用されるわけではなく、繰り返し使用されるものだ。

初めて熟成に使用されるものをファーストフィルと呼び、ファーストフィルでの熟成完了後カスクが空になる前にさらにニューメイクスピリッツを入れたものをセカンドフィルと呼ぶ。このようにウイスキーのフレーバーは、カスクの使用回数によっても異なる。

シェリーカスクはスパニッシュオークで作られているが、ペドロヒメネスシェリー樽やフィノシェリー樽、そしてブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクの熟成に使用されたオロロソシェリー樽など、熟成されるシェリー樽のタイプによってウイスキーに与える影響も大きく変わってくる。

さまざまなシェリーカスクウイスキー

モルトウイスキーにフルーツの香りのようなリッチなフレーバーを授けるシェリーカスクだが、どのような種類があるのだろうか。

世界的に有名なシェリーカスクウイスキーをいくつかご紹介しよう。

イチローズモルト

埼玉県秩父市にある酒造メーカーが作るのが、イチローズモルトだ。

スコットランドメーカーの蒸留器を使い、発酵槽にはブナ科の落葉高木であるミズナラを使用。

さまざまな種類のカスクを熟成に使用しているが、イチローズモルトのダブルディスティラリーズは、今はなき羽生蒸留所のパンチョンとシェリーカスクで熟成したものに、ミズナラカスクを使った秩父蒸留所のモルト原酒を混ぜた(バッティング)ウイスキーだ。

カナディアンクラブシェリーカスク

世界5大ウイスキーの一つに数えられるカナディアンクラブ

カナディアンクラブのシェリーカスクはホワイトオーク樽で熟成後、シェリーカスクで熟成して仕上げたウイスキーだ。

カナディアンクラブの中でもシェリーカスクで熟成させたものは珍しく、コクのある味わいを持ちながらも、軽やかさとマイルドさが感じられる。

タリスカーポートリー

スコットランドのスカイ島の自然に育まれた、アイランズ・スコッチのタリスカー

強烈な潮の香りが特徴的だが、アモロソシェリーカスクを使用したタリスカーダブルマチュアードは、タリスカーらしい味わいとピーティーさ、そして豊かな甘みのマリアージュが堪能できる。2段熟成させているからこその、まろやかで深みのある味わいが魅力だ。

ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクは希少性が高い

シェリーカスクウイスキーは数あれど、ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクほど希少性の高いウイスキーは他に類を見ない。

確かに、ウイスキーの世界最高峰を決定するワールド・ウイスキー・アワード(WWA)の常連であるイチローズモルトにもマニアは存在する。

しかし、やはりウイスキー愛好家にとってアイラスコッチは避けては通れないもの。アイラスコッチの代表的な銘柄で歴史あるボウモアのブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクは、特別な思い入れを抱くにふさわしいといえるだろう。

伝説のモルトと呼ばれており、「いつかは手に入れてみたい」と願う人の数が多いからこそ、さらなる付加価値が生まれる。希少性の高さは価格に反映されるのが一般的だが、ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクもその例に漏れない。

ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクの査定金額は高単価

ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクの査定金額は、極めて高単価だ。

商品のコンディションにもよるが、ほとんどの買取業者で高額査定を期待できる。ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクであれば、実際の買取価格が数十万ほどになるのが普通だ。

注意しなければいけないのが、どの買取業者に買取を依頼するかということ。

どの業者も同じように思えるかもしれないが、査定金額を比べてみると差があることが少なくない。大切なコレクションだからこそ、できるだけ高く買取をして欲しいと思うのは当然のことである。

買取相場を知っておくなら、悪徳業者に買い叩かれる心配もないだろう。

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ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクの買取相場

ブラックボウモアの価格は年々上昇傾向にあるが、現在のブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクの買取相場はどうなっているのだろうか?

新品未開封での買取相場

ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクの中でも、新品未開封のアイテムはもっとも高額査定になる可能性が高い。

ブラックボウモアの購入層には純粋なウイスキー愛好家もいるが、中には、ちょっとしたウイスキー投資のために希少性の高いアイテムを手に入れておきたいと考えている人もいる。

現物物資投資の目的でブラックボウモアを購入する場合には、新品未開封の状態のものを選ぶはずだ。

ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクの新品未開封の一般的な買取相場は、業者によって多少の差はあるが今のところ約50万円となっている。

ネットオークションでは様子を見て出品

個人でいつでも気軽に商品を売ることができると人気のネットオークション。

しかし、ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクほど高額なものを出品するのであれば、慎重を期す必要があるだろう。

誰もが入札できるネットオークションは、強力な販売ツールに思えるかもしれない。

入札者が多いほど価格は上昇する傾向にあるが、ネットオークションではブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクの真の価値を知っている人が入札するとは限らないのである。

高額買取を目指すのであれば、ネットオークションに出品して誰彼問わず入札参加者を募るよりも、ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクの価値を認識している人をターゲットにしたほうがはるかに効率的だ。

付属品欠落などは低価格買取につながる

どんなに希少性の高いウイスキーでも、付属品が欠落していると高額買取は期待できない。ウイスキーのようにアルコール度数の高い蒸留酒は雑味成分がほとんどない。

そのため、長期保管していた場合でも、醸成することはないので保存状態が良ければ中身に影響することはないだろう。

だが、熱烈なコレクターたちにとっては、中身や本体はもちろん、付属品がすべてそろっている状態で手に入れたいと願うのが普通である。

日光の当たらない冷暗所で保管されていたか、栓は未開封であるかなど、高額買取に必要な買取ポイントはいくつかある。しかし、箱などの付属品が付いているなら、ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクの価値はさらに高まるだろう。

一括査定の買取業者で査定がオススメ

ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクの高額買取を希望しているなら、複数の買取業者に査定を依頼し、その中から一番高額な査定金額を提示した業者に買取をお願いするのが良いだろう。

しかし、知っている限りの買取業者のもとを訪ね歩き、それぞれの業者で査定してもらうのは骨の折れる作業である。

その点、一括査定を利用すれば、ひと目で各買取業者の査定金額を比較することが可能だ。一括査定の買取業者で査定すれば、ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクの買取を効率よく、スムーズに行うことができる。

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まとめ

ブラックボウモア42年 1964 シェリーカスクは、ウイスキー愛好家やコレクターたちにとって垂涎もののアイテムだ。

また、特にウイスキー愛好家ではなかったとしても、その評判を聞きかじったことがある人なら「一度は飲んでみたい」と思うシングルモルトでもある。

高額買取を希望するのであれば、買取業者一社だけに絞るのではなく、複数の買取業者に査定してもらう必要がある。複数の買取業者に査定を依頼するときには、家に居ながらにしてできる一括査定を利用しない手はないだろう。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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